浜名湖へ！井伊直虎ゆかりの地を訪ねて。その5 方広寺へ。

2017/04/07 - 2017/04/09

山奥の方広寺を尋ねました。

方広寺は、井伊家の一族であった奥山朝藤が開創した禅宗臨済宗のお寺です。
NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で奥山家は、でんでんが演じていた奥山朝利、そして貫地谷しほりが演じていた娘のしの（井伊直政の実母）が奥山家の人々です。

幼き直虎（おとわ）もこの寺によく訪れていたようです。

エリア 浜北・引佐(静岡)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

池があって橋があって桜が咲いて。

雨でなかったらすごく綺麗なんだろうなー

先ほどの池から車で暫く急坂を登り、駐車場に車を停めます。

三重の塔が駐車場の脇にあります。
大正12年に建立されました。

駐車場にある受付でチケット購入。

大人一人400円

私たちは車で上がって来ましたが、先ほどの池のところから山門をくぐって山登りで上がって来るのが正式な入り方。

その道はここに繋がっているようです。

すっごい雨です。

山の奥深くにこの勇姿。

デカイです。

方広寺は、井伊家の一族であった奥山朝藤が開創した禅宗臨済宗のお寺です。

この赤い橋を渡ります。

橋の下は渓谷です。

景色に赤が映えます。

亀背橋という橋です。
意外と長い橋です。

渡ります。

赤い橋を渡り終えると左側に鳥居。

鳥居をくぐって階段を登ります。
すごい雨です。

建物の中に建物。

七尊菩薩堂（重要文化財）

古い建物であるから建物の下にあります。

七尊菩薩を合祀した鎮守堂で、応永8年（1401年）建立、間口90cm、奥行150cmの柿葺流造（こけらぶきながれづくり）で県下最古の建物です。

お参りします。

そこから本堂方面を見るとこんな感じ。

亀背橋が見えます。

天皇家専用の出入り口です。

めったに開かないもんですね。
お寺の上に宮内庁が管理している施設があります。

威厳のある入り口ですね。

本堂です。
明治38年から大正7年にかけて造られました。
間口32m奥行27mの大きな建物です。

本堂と鐘楼が並んでます。

山奥なのにスケールがデカイです。

深奥山

なるほどねー

入口はどこ？

鐘楼

ありました！
拝観の入口。

しかしすごい雨！！！

書道家の金澤翔子による「生きる」
ダウン症であることが最初に想起されてしまう彼女ですが、そんなことを抜きに素晴らしい「書」だと思います。

広い本堂を進みます。

本当に広い。
こんな山奥にこんな広い本堂。。。

境内からの景色。

国重要文化財釈迦三尊像です。
真ん中に釈迦如来。
左に普賢菩薩。
右に文殊菩薩。

説明書きを夫婦で熟読。

大きな本堂です。

亀背橋が見えます。

素敵な境内です。

先ほど外から見た 中央の大額
「深奥山」は山岡鉄舟居士の書によるものです。

広いーーー

NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」では、
ここで大勢のお坊様が声明を唱えるシーンの撮影が行われたようです。

さらに奥へ。

境内には「五百羅漢」と呼ばれる石像が点在しています。

釈迦入滅後、教典編纂の第一結集（けつじゅう）、第四結集に500名の仏弟子達が集まったことに由来します。

いいお顔です。

方広寺の五百羅漢像を見て回ると、必ず自分に似た像が見つかると言われています。

素敵な境内。

半僧坊真殿へ。

鎮守半僧坊大権現をお祀りしています。
明治14年の大火直後に三河の工匠によって建てられた権現造りです。

半僧坊真殿からの景色。

お坊様の説明がありました。

岩五郎作
昇龍降龍

見事な彫刻の昇龍降龍。

五百羅漢が並んでいます。

雨に濡れてしっとりしている五百羅漢。

目の前の大きな建物は報道の屋根です。

山々が雨でかすんでます。

駐車場の隣にあった三重塔。

急な渡り廊下を通って降ります。

最後に入口の桜を見て方広寺に別れを告げます。