シベリア鉄道、その４（シベリアの大平原、ノボシビルスクからウラル山脈を越えてヨーロッパへ）

2014/08/08 - 2014/08/15

ウラジオストックからモスクワまで９３０１ｋｍ、７泊８日の列車も後半、東シベリアのからロシアの穀倉地帯と言われる西シベリアへと入ってきた

エリア シベリア(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

列車は６日の朝を迎えた、深夜のうちに時間帯も変わった

朝７：００、ハバロフスクから乗ってる向かいの人たちが下車準備

ノボシビルスク駅７：０８到着

多くの乗客たちが下車する

西シベリアでの大都市だ

停車時間が５７分もあるので駅前に出てみる

ロシアらしく広々殺風景な駅前広場と立派な駅舎

駅舎内には長距離急行列車利用客用の立派な待合室もある

久しぶりに駅舎内のトイレでゆっくり洗顔とトイレを済ませてホームに戻る

先頭の機関車がまた変わってるではないか

昨夜深夜にマリンスク駅で交換したのでしょう、夢の中でした

ノボシビルスク駅８：０５、出発時刻になっても出ません

後方の車両が付け替えられたみたいです

１３；０５、予定より３５分遅れて出発、おや古い機関車が展示されてる

駅を出てまたすぐに発見

オビ川を渡る

北極海に流れ込むシベリアを代表する大きな河川だ

大きな建物もありシベリアの大都市をうかがわせる

コンパートメントの乗客はハバロフスクから乗車しているイワン君を残して入れ替わり、同じ名前のイワンさんは仕事でモスクワへ、向いの上段ベットの彼女はレナ、モスクワを経由して北極に近いムルマンスクの実家へ帰省なのだとか

長大な貨物列車が何度もすれ違っていく

車内では行商のセーター売りが乗り込んできたみたい

都市部を離れてまたのどかな風景の中へ、遅れを取り戻すかのように高速で走る

小さな町や村を走る

西シベリアの大平原の中を走る

地平線が見えます

バラビンスク駅１２：０２到着、近代的な駅舎だ

こちらでは３０分の停車

ホームには花壇が作られていた、天気が良くて日差しがまぶしい

コスモスが咲いていた

広場には保存ＳＬ、駅前は大きな町はなく青空の下のんびり日光浴、３０分後列車は静かに再出発

１６；５０オムスク駅に到着、すっかりおくれは取り戻していた

こちらでも３０分の停車、売店を物色

構内にまたもや保存ＳＬ発見

ソビエト時代のプレートが付いています

写真を撮るのに親切にマドを開けてくれたり、空いていたコンパートメントを使わせていただいたりととってもお世話になった７号車の車掌さん、スパシーバ

仕事を忠実にこなす４号車の車掌さん

売店で買ったピロシキ

オムスクを出て２時間ほどナジヴァエフスカヤ駅１９：１７着に停車

古い立派な駅舎がありましたがそれより

ホームにある保存ＳＬには登れるように階段と手すりがつけられていて、乗客の束の間のお楽しみでした

どの駅も古いながらもきれいに手入れされています、

乗客は外に出て一休み、この後は５回目の時間帯を越えて深夜まで車内で過ごします

７日目を迎えた早朝４：４７、エカテリンブルグに停車、外はかなり冷え込んでる

ウラル地方の中心都市、連結している貨物室から多くの荷物が出されていた
５：３０出発

列車はウラル山脈に入りアジア・ヨーロッパの境目を示すオベリスクを通過、１７７８ｋｍ表示の後でした

いよいよヨーロッパに入り朝もやの中を走る、残り１７７８ｋｍとなった

ウラル山脈の山間部を抜けて行く

村の家並みも少し変わってきたかな

ハバロフスクから乗り込んだイワン君は夏休みで実家に帰省中、次で下車です

車内では各自いつもの朝食をとってその後はおしゃべり

ペルミ２駅１０：５８到着。郊外への支線もある大きな駅、イワン君とお別れです。英語が喋れる彼のおかげでいろいろ助かりました、スパシーバ

支線も出ている大きな駅と町です、

イワン君はここで乗り換えさらに４時間かかるのだと、お元気で

ペルミ２駅を１１：１８出発、すぐに大きな川を渡る

モスクワまで１４３１ｋｍの表示・・・続く・・・