美しき古都をめぐるポーランド10日間（ワジェンキ公園、旧王宮、ショパン博物館）

2015/10/12 - 2015/10/21

いよいよポーランドの首都、ワルシャワの観光です。やっぱりお天気は雨・・・
今日は午前中ワジェンキ公園、歴史地区など観光して、昼食後自由行動になります。

ワジェンキ公園は丁度紅葉が見頃でしたが、なんせ雨なのであまりゆっくりはしませんでした。
その後、簡単に旧市街広場や歴史地区辺りを散策しました。
昼食後解散して、先ずは明日休館なので、予定の旧王宮とショパン博物館の見学にスタート。
日曜なのでどちらも無料でした。

一人参加の人達と一緒に行動、夕食も一緒にしました。

エリア ワルシャワ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5

ホテルの朝食はどこも食べるものが豊富。特にチーズ、ハム、パンが美味しかったです。
　ほんとパンは種類が多く、ミモザはクロワッサンがお気に入り。体重UPが心配。

残念だったのは、コーヒーがどこもイマイチだったこと。

今日はゆっくりの10時にホテルを出発、その前に添乗員さんが空港の駅で、切符の買い方を教えてくれました。　ミモザも24時間チケットを買いました。

雨の中、先ずはワジエンキ公園にやってきました。

あの有名なショパンの銅像。

この銅像は風に揺れる柳の木の下に座り、故郷マゾフシェの自然に耳を傾けるショパンを表現しています。
ポーランド国民の愛国心と力のシンボルであったために早くも1940年3月31日、ドイツ軍によって破壊されました。これはドイツ軍がポーランドで破壊した初めての像でした。
戦後、残った写真や複製の像によってオリジナルに忠実に復元されたこの像は、1958年にもとの場所に戻りました。

旧市街の王宮広場前、いつもは観光客で賑わっていますが、この日は雨であまり観光客もいませんでした。
近くの建物の地下に無料のトイレがあります。

聖アンナ教会の塔が見えます。

明日はあそこに登る予定です。

旧王宮前の広場には、クラクフからワルシャワに遷都したジグムント3世のヴァーザ像があります。

1644年に建てられた高さ22ｍのジグムントの像はワルシャワで最も古く高い記念碑です。第二次世界大戦で破壊されましたが、現在の円柱台座は1945年以降に作られました。

聖ヨハネ大聖堂。

聖ヨハネ大聖堂の内部。

きれいなステンドグラス。

旧市街広場の中心にある人魚の像の前で記念写真を撮る人。

再建を忘れてしまいそうな旧市街広場。

老舗のレストラン。素敵ですね。

旧市街広場。左側の建物は修復中。

カフェやレストラン、お土産屋さんなど沢山あります。

ガイドさんが第二次世界大戦で破壊された街の様子と復元された今の様子が分かる絵葉書がありますと教えてくれました。

バルバカンにやってきました。

バルバカンは、普通要塞や砦跡のことですが、
　ワルシャワのバルカバンは火薬庫や牢獄としても使われたそうですが、これも第２次世界大戦で破壊され、１９５４年に再生、復元されています。

お天気ならここにいろいろお店も出ているとか。

バルバカンを抜けると新市街になります。

キュウーリ夫人の生家の建物は、博物館になっていますが、今は工事中で向かいの建物に移動。

今はここにキューリー夫人博物館があります。

最近日本でも人気のあるポーランドの陶器ボレスワヴィエツのお店。

ワルシャワ蜂起記念碑。

近くのレストランで昼食です、ボルシチ（ビーツのスープ）

ミートボール

フルーツカクテル

昼食後解散で自由行動です。

ミモザは予定通り、明日月曜が休館なので旧王宮に入ります。
日曜は無料の日、一応チケット売り場で入場券をもらいます。すんなり入れました。

古くて大きなタペストリー

豪華な天井画も必見。

豪華な部屋ばかりです。

マーブルの部屋。

偉人の部屋。

王宮の調度品などは、戦争の時はちゃんと国の外に持ち出されていたようです。

1784年の王の椅子、背景の装飾が素晴らしい！

日曜日だから家族連れも多かったです。
それでも比較的観光客も少なかったのでゆっくり鑑賞できました。

王の寝室。

王宮のコレクションのひとつに１８世紀の画家ベルナルド・ベロツト（カナレット）の絵があります。

かれは当時の様子を忠実に描写していて、それが戦後のワルシャワの復元工事の際に貴重な資料となりました。

ジグムント三世の像の広場からクラクフ通りを望む絵です。

礼拝堂かな？

2階から１階に降ります。

歴代の王の家族の肖像画。

暗いけど素敵な部屋。

陶器のヒーター。

これってオルガンとか、素敵ですね。

ベルギーのタペストリー。

いろいろな部屋があり見ごたえがあります。

最後の特別室には
レンブラントの「額縁の中の少女」1641年

だまし絵になっている、「レンブラントのモナリザ」「ワルシャワのモナリザ」とも呼ばれているほど有名な絵。

こここでこんな素敵な作品が見られたなんてラッキーでした(^^♪

「机の前の学者」1641年

1994年、カロル・ランツコロンスカ伯爵夫人（1898−2002）より、貴重なヨーロッパ絵画35点がワルシャワ王宮に寄贈された。そのうち16点はポーランド最後の国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ（1732-1798）のコレクションに収められていたもので、この肖像画もその一部である。

これは聖アンナ教会の内部。

大統領官邸。

ショパンがオルガン奏者を務めたヴィジトキ教会。

マルチメディア・ベンチ。

触るとショパンの音楽が流れてきます。ショパンにゆかりのある場所に設置されています。

ちょっと疲れたのでカフェに入り小休止です。

ここは老舗のチョコレート屋さんが経営するカフェ、ミモザはまたホットチコレートを注文。これもとても濃いチョコでした。小で良かったかな。体が温まりました。

ショパンの心臓が安置されている聖十字架教会。

イタリア人建築家ベロッティが設計した、バロック様式の荘厳な教会。

午前中はミサが行われていますが、今は静かです。

ショパンの希望で、ここに彼の心臓が安置されているとか。

ここにもヨハネ・パウロ二世の浮き上がるような彫刻。

ポーランド科学アカデミー前のコペルニクスの像。

ショパン博物館。

ショパン博物館は2010年のショパン生誕200周年に合わせ、約2年間の改装工事を経て、リニューアル・オープンしたばかりだからきれいです。

17世紀初頭に建てられた宮殿だったようです。

博物館に３時半頃に行ったら、順番待ちで4時半に来てくださいと言われました。
人数制限があるし、今日は無料で入れますので仕方ありません。

すぐ前の博物館のショップを少し見てから、戻って時間まで観光することにしました。

ワルシャワ大学のキャンパスにショパンが少し住んでいたところがあるというので探してみました。

あ、ありました！ショパンの顔の彫刻があります。

キャンパスのベンチになんか面白い銅像が・・・

仲間の一人がここに座って写真を撮りました。

大学のなかにちょっと入ってみました。

ワルシャワ大学創建２００周年とか。

ショパン博物館

チケット売り場で、電子カードをもらいます。

地上３階、地下２階の建物です。

ショパンの家族の写真でしょうか？

ショパンの自筆の楽譜。

リスニングルームもあり、電子カードをかざすとショパンの音楽が聴けます。

空いていたんで、ミモザも結構いろいろ聴きました。

女性のような華奢なショパンの手。

小さいころから体が弱く、39歳で亡くなりました。波乱万丈の人生だったことでしょう。

いろいろハイテクな技術がなされています。

こういうのがあるので、人数制限があるのですね。

2階にはショパンが関わった女性たちについて、パリでのサロン、ショパンの生活用品が飾られています。

ショパンが最後に使ったピアノ。

引き出しを引くと音楽が流れます。

ショパンが家族にあてた手紙や自筆の絵などいろいろ展示されています。

3階の展示。
じっくり見てると凄く時間がかかります。

ショパンの好きな人にはたまらないですね。

外に出るともう暗くなっていました。

夕食は新世界通りを歩いていて、たまたま見っけたレストランに入りました。

一人参加の女性4人で夕食です。
ポーランドのビールで乾杯しました。

ポーランドで最も人気のあるスープ、ジュレックを頼みました。


ジュレックはポーランドの伝統料理で、ライ麦を発酵させたものから作るちょっと酸味のあるスープです。ソーセージや野菜など入っています、美味しかったけどちょっと塩が効いてました。

サラダは4人でシェアしました。スープでお腹が一杯なので丁度良かったです。

それでも一人55PLNだから安いです。

メインのお肉も4人でシェアしました。

とっても美味しくご馳走さまでした

ワルシャワ中央駅から電車で20分ほどでワルシャワ・ショパン空港です。

ミモザが泊まったコートヤードマリオットホテルは、空港すぐ前です。

ほんとは市内の中心のホテルかと想定していましたが、日程表をみてがっかりしましたが、電車もバスもトラムも乗れたので由とします。

ワルシャワ・フレデリック・ショパン国際空港。
空港は中心街まで約10kmほど離れています。

明日は丸1日自由行動の日です。　さ〜てどこに行きましょうか？