仕事を辞めて、３週間ヨーロッパ5カ国周遊① クラクフ・アウシュビッツ

2015/10/12 - 2015/11/06

ワンワールドビジネスクラスで行く、ヨーロッパ5カ国周遊
26日間でポーランド・オランダ・ドイツ・オーストリア・チェコに行ってきました。
今回は日本出発からクラクフまでです。

ワンワールドマイレージ利用です。
東京→ヨーロッパが満席だったので、セントレア発で計画しました。
羽田→セントレアもマイルにて切込みしました。

日本から予約していった利用交通機関
10/12　JL209　HND→NGO
10/13　AY080　NGO→HEL
10/14　AY831　HEL→LHR
　　　 　 BA872　LHR→KRK
10/17　LO3906 KRK→WAW
　　　　　LO267　WAW→AMS
10/20　CityNightLine419　AmsterdamCS→MunchenHbf
10/23　Railjet65　MunchenHbf→SalzburgHbf
10/25　Railjet161　SalzburgHbf→WienWest
10/29　Railjet74　WienHbf→Praha hl.n
11/02　AY716　PRG→HEL
　　　　　JL414　HEL→NRT


《　日　程　》
10/12 羽田空港→中部国際空港 セントレアホテル泊

10/13 中部国際空港→ヘルシンキ・ヴァンター空港 ヒルトン・ヘルシンキ泊

10/14 ヘルシンキ・ヴァンター空港→ロンドン・ヒースロー空港乗継→クラクフ・ヨハネパウロ二世空港 アパートホテルスパッツ泊

10/15・16 クラクフ・アウシュビッツ観光

10/17 クラクフ・ヨハネパウロ二世空港→ワルシャワ・フレデリックショパン空港乗継→アムステルダム・スキポール空港 ホテルカサ400泊

10/18・19・20 アムステルダム・ユトレヒト・ザーンセスカンス観光

10/20夜 アムステルダム中央駅→ミュンヘン中央駅 シティナイトライン車中泊

10/21・22 ミュンヘン観光 アートホテルミュンヘン泊

10/23 ミュンヘン中央駅→ザルツブルク中央駅

10/23・24 ザルツブルク観光 クラウンプラザ ザ・ピッター泊

10/25 ザルツブルク中央駅→ウィーン西駅 オーストリアクラシックホテル泊

10/26・27・28 ウィーン観光

10/29 ウィーン中央駅→プラハ中央駅 グランドマジェスティックホテル泊

10/30 チェスキークルムロフ観光

10/31・11/1・2 プラハ観光

11/3 プラハ・ヴァーツラフハヴェル空港→ヘルシンキ・ヴァンター空港乗継→成田空港

11/4 朝成田着→上毛高原駅 水上温泉松乃井泊

11/6 上毛高原駅→東京駅

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 ブリティッシュエアウェイズ JAL LOTポーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

東京からヨーロッパまでの便がとれなかったので、名古屋→ヘルシンキ便でヨーロッパINすることにしました。
羽田→セントレア便も特典航空券に組み込めました。
10/13の羽田早朝便→フィンエアーへの乗り継ぎも可能でしたが、朝早いのは面倒だったので前日10/12の夜便で名古屋へ行き、セントレアホテルに前泊。
ふるさと割を活用して、エアポートビュールーム2名朝食付きで合計11,400円

中部国際空港セントレアホテル 宿・ホテル

朝食はまあまあでした。
種類はそんなに多くない印象です。

中部国際空港セントレアホテル 宿・ホテル

AY080　中部国際空港10:40→ヘルシンキ・ヴァンター空港14:40
フィンエアーは初めてですが、ここ数年で日本路線へフルフラット機材を投入したようです。
シートは1-2-1、2-2-1配列です。
私たちはＢコン最後尾の真ん中２名がけをあらかじめ指定

足元も広く、靴をいれるくぼみもあります。

こちらは右窓側
こちらはすべて１人用です

こちらは左窓側
２列・１列と交互になっています。

ウェルカムドリンクはいつもオレンジジュース

メニューです

アミューズ
イッタラのグラスがおしゃれ

前菜チョイス①
マッシュルームスープ

前菜チョイス②
魚のムース

メイン①
パスタ
私が頼んだサーモンは写真撮り忘れました・・・

到着前の２食目は牛丼
おんたまもついていておいしかった

アメニティはマリメッコです。
グラスはイッタラでアメニティや陶器はマリメッコ
フィンランドを前面に出してきますがおしゃれですね。

ヘルシンキ到着後はヒルトンヘルシンキに１泊しました。

10/14　朝8：00発便に搭乗のため、ホテルで朝食はつけずラウンジで済ませました。
ヘルシンキ空港のフィンエアーラウンジは朝６時オープン。
保安検査・出国審査がガラガラだったので、ラウンジオープン前に到着。
オープン後すぐに入室したのでガラガラです。

ラウンジは２５０席あるそうですが、あまり広くは感じません。
朝は簡単な軽食しかありませんでしたが、帰国時１６時ごろ利用したらカレーなどもありました。

フィンエアーラウンジ 空港ラウンジ

AY831　ヘルシンキ・ヴァンター空港8：00→ロンドン・ヒースロー空港9：10

機内食に備えて、ラウンジでは軽くしか食べませんでした。
フィンエアーの機内食おいしい

BA872 ロンドン・ヒースロー空港13：50→クラクフ・ヨハネパウロ２世空港17：20

ヘルシンキ→クラクフ便は曜日運航なのでヒースロー乗り継ぎにしました。

ヒースローターミナル３到着、ターミナル５出発でしたのでターミナル移動が必要でした。
ターミナル間はバス移動でした。ターミナル間はけっこう距離がありますが、トランジットエリア内だけををぐるぐるするので、一度入国などはしなくても大丈夫でした。
ヒースローは乗り継ぎでも保安検査が必要です。また利用客も多いので移動にかなり時間がかかります。
ビジネスクラス利用者は保安検査でファストトラックがありました。

クラクフ空港から市内へは２０１５年９月にできたばかりの鉄道を使いました。
切符はホームの自販機で買えます。クレジットカードが使えたので、手持ちのポーランドズロチがなくても大丈夫です。
ヴァリデーションする機械は無いようでしたのでとりあえず乗り込みましたが、車内検札があるので大丈夫そうでした。

両替所は空港内の荷物の出るターンテーブル周辺にありましたが、制限エリアをでてしまうと無いようです。
クラクフ本駅にはいくつか両替所がありますが、日本円→ズロチのレートがとてつもなく悪いお店もありますので何件か見たほうがいいです。
レートのよい店は日本で両替するより少し安いくらいでした。

ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港

クラクフ本駅からホテルのあるカジミエシュ地区まではトラムを利用しました。
チケットは停留所の券売機で買います。紙幣も一部入りますし、カードも使えます。
乗車したら車内の打刻機で打刻します。停車しても自動でドアは開かないので、ドア横のボタンをおしてドアを開けます。

ガイドブック等では路線や停留所がわからなかったので、あらかじめココをみていました。
http://kmkrakow.atlaskolejowy.pl/schematy.php
左上の赤いのがトラムの路線図です。駅名近くの四角い青のマーク(□の中にＫＫＭとあるマーク）がある駅はチケットマシンが置いてあります。
同じ名前の停留所でも進行方向によって場所が離れている場合が多く、チケットマシンもどちらかにしかない場合がほとんどですので、あらかじめ使う分を先買いしておくほうがいいです。

路線図右下に路線番号一覧がありますが、車いすマークのある路線は低床車両で運行しています。
本駅からホテルまではマークのない１０番トラムでStradomまで行きましたが、乗降車の段差がきつく狭いので、スーツケースの上げ下げがかなりキツかったです。
帰りは少しあるいて３番トラムのMiodowaまで出ました。段差がなかったのですごく楽です。

クラクフ本駅は「KRAKOW GLOWNY」とあるところで、
トラムは本駅南側の「DWORZEC GLOWNY」か西側の「DWORZEC GL ZACHOD」から乗れます。
このうち「DWORZEC GLOWNY」は路線と進行方向によって乗り場が交差点を真ん中にして東西南北４か所にわかれているので注意が必要です。
路線図の停留所マーク横に進行方向が書いてあるので、それを確認して停留所を探します。
茶色の３番線は交差点の北と南の停留所を経由している図になっていますが、南に行きたい場合は矢印が南方向をさしている北側の停留所から乗ります。
（※２０１５年１０月の情報です）

クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅

クラクフはホテルが安いので、ランクの高いホテルにしたい気持ちもありましたが、長期旅行で出費も多いので安くおさえました。
宿泊先はアパートホテルスパッツ。
安いながらもアクセスもよく、満足です。

10/15
朝食はつけなかったので、ちかくのノビ広場でザピエカンカ
このボリュームで５ズロチ
２人で１つで十分です。

ノビ広場 広場・公園

朝食後はヴァヴェル城まで向かいました。
クラクフの街はコンパクトなので、徒歩で観光できます。

ヴァヴェル城 城・宮殿

ヴァヴェル大聖堂はツアーの観光客が多く、説明のたびに固まって止まるのでなかなかスムーズに観光できませんでした。

地下にはポーランドの英雄の墓地があり、ピウスツキの墓もありました。
カチンスキ元大統領のお墓もあるそうですが、どこかわかりませんでした。

ヴァヴェル大聖堂 寺院・教会

徒歩で中央広場まできました。
雨なので閑散としています。

中央広場 広場・公園

織物会館の中はお土産物屋でいっぱいです。

織物会館 (織物取引所) 市場

聖マリア教会
正面から入れば無料ゾーンがありそうでした。
有料ゾーンへは建物の右側(南東)から入ります。チケットは入口の向かいのオフィスで買います。

聖マリア教会 寺院・教会

ヤギェウォ大学です。
工事中なので入口がわかりにくいですが、シフィエンティ・アンニ通り側から入ります。

コレギウム マイウス 建造物

旧市庁舎の塔が見えます。

せっかくなので登ってみました。
広場の中にある塔なので、広場全体が見渡せるわけではなく眺望は期待したほどではないです。

旧市庁舎の塔 建造物

食事はガイドブックに載っていたお店で。
このズーレックという少し酸味のあるスープがおいしいです。

フォプスキ ヤドウォ 地元の料理

中欧ではカツレツが有名です。
大きいですがお肉を薄くしてあるので食べきれます。

10/16
この日はアウシュビッツへ向かいます。
本駅東側にMDAターミナルがあり、そこからバスで向かいました。
チケットは念のため前日にターミナルに買いにいきました。
席は自由席で、運転手にお金を払って乗ってもOKなようです。
チケットは時間指定になっていましたが、途中駅からも乗ってきていたので、定員制なのかどうか不明です。

MDA バスターミナル (クラクフ) バス系

約１時間３０分でアウシュビッツにつきました。
シーズンによっては１０時以降の入場はガイドツアーでしか入れないとのことですが、日本語ツアーはほぼありません。
９：４５入場までは個人入場ができるので、ネットで個人入場を予約して行きました。
アウシュビッツ博物館ホームページから日時指定で予約ができ、予約登録後メールでチケットが送られてきます。それをプリントして入場口で見せれば入れます。チケット料金はなんと無料
もちろんガイドツアーの予約もそこからできます。

チケットを見せた後はセキュリティチェックがあります。
その先、写真の有名な門が出てくる手前にブックショップがあり、日本語版の解説冊子も売っています。
値段は覚えていませんが、かなり良心的な値段でした。

オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物

ビルケナウへはバスで移動します。
アウシュビッツのエントランスを背にして敷地内をまっすぐ行くと左右に伸びる道路があります。
左に行くと敷地の出口ですが、右側に行くとクラクフ行きのバス停があります。そこからビルケナウ行きの黒いバスも出ていて、５分くらいです。

ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡

昼食はアウシュビッツエントランス横のレストランにて。
敷地内のレストランはおそらくここだけ。敷地外には少しだけレストランがありました。

クラクフに戻ってきました。

アウシュビッツ→クラクフへのバスは、ビルケナウ行きバスの乗り場と同じところから出ます。乗車券はドライバーから買いました。

中央広場の北側にWedelのカフェがあります。
ケーキは人気なようで、５時くらいの訪問でしたが２種類くらいしか残っていませんでした。

イー ウェーデル 専門店

ホットチョコ飲み比べセットです。
チョコを飲んでチョコケーキを食べたので、のどが死にそうになりました。
でもとてもおいしい

晴れていると夜でも人の多い広場です。
あちらこちらでパフォーマーも

再びノビ広場に戻ってきました。
午前中は開いていないお店が多いようで、夜になるとたくさんの飲食店が営業しています。
グリルの屋台もあり、焼き鳥みたいなものもありました

夕食はノビ広場の屋台で
奥に見えるズーレックは絶品です