2015/09/21 - 2015/09/21
34位(同エリア190件中)
れいろんさん
ローマ時代の神殿跡(ディアナ神殿)、特にそのライトアップの姿が見たくて訪れた街エボラ。
しかし、この町の大聖堂(カテドラル)の方が、日本人には感慨深い存在だ。
天正遣欧少年使節の4人(伊藤マンショ、千々石ミゲル、中浦ジュリアン、原マルティーノ)が1584年9月に、8日間エボラに滞在し、大聖堂のパイプオルガンを演奏したと伝えられている。
天正遣欧少年使節の足跡はスペイン、ポルトガル、イタリアには多く残されているが、彼らが引いたオルガンそのものが、未だに現役で残っているというのは、なんとなく嬉しいものだ。
今日は、その大聖堂を見学してから、次の町に移動しよう。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大聖堂の見学は9時からなので、その前に少しお散歩しましょう。
ホテルの東側にあるロータリー。 -
大聖堂の塔が見えます。
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大学へ向かう学生かな?エボラは学都でもあります。
エボラ大学も一見の価値があるとのこと。今回は行きそこなってしましました。残念です。 -
噴水(水盤)がありました。
グーグル先生によると「Fonte da Porta de Moura」。16世紀に作られたもののようですね。 -
この辺りも古い建物がありますね。
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手前にFonte da Porta de Moura、奥に大聖堂。
休憩の噴水が面白いです。 -
プーブリコ・デ エボラ庭園に行ったり、市場に寄ったりしながら、街の南側をふらふら歩いて、ジラルド広場に着きました。
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朝のジラルド広場。
バス(ミニバス)が入って来るのにはちょっとびっくりしました。 -
さて、そろそろ、カテドラルの見学ができる時間ですね。(見学は9時から?時と14時から16時半。)
10月5日通りを通って行きます。お土産屋さんも開店し始めたところですね。 -
この地域はコルクの生産が盛んで、いろいろなコルク製品がつくられています。
一般的なお財布や鞄のほか、エプロン、帽子など。 -
このキャップはちょっと欲しかったなぁ。
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カテドラルの見学は有料で、聖堂内だけなら1.50ユーロ。
回廊をプラスすると2.50ユーロでした。 -
まず、ゴシック様式の回廊から見学するようにと言われました。
大聖堂の南側にくっついて建っているのですが、ビルの半階分くらい降りた場所にあります。 -
中庭を取り巻く正方形の回廊は14世紀に建てられたものだそうです。
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途中でこんな階段を見つけました。・・・ちょっと登ってみようかな。
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回廊の屋根(?)に出ました。
屋根と言ってもテラスのように平坦で、歩いて回れます。 -
階段の出口はこんな風になっていました。
円筒形の中をくるくる登る感じですね。 -
上から見る中庭の様子。
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回廊の屋根から仰ぐ大聖堂の側壁。
ずいぶん高いですね。左がファサード側。 -
こちらは交差廊側。交差部に塔が乗っています。
薔薇窓が大きいです。 -
回廊の屋根も一周できたので、町の眺めも見ながら歩いてみました。
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遠い側からだと、大聖堂の全形が写せます。
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大聖堂と回廊の段差が判るかな。
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あれっ、大聖堂の屋根に人影が見える・・・。
あちらも登れるのかもしれません。 -
回廊の屋根の散策、お勧めですよ。
さて、ここから下に降ります。 -
回廊を見学した後は、ゆっくり礼拝堂を見せていただきます。
正面が主祭壇。 -
十字架を形作っている交差廊部分。
横木にあたる部分には、外から見ていて「大きなぁ」と言っていた薔薇窓があります。 -
主祭壇には上部の塔を通じて自然光がたっぷり降り注いでいました。
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右側の中断にあるこげ茶色のものが16世紀に作られたパイプオルガンで、伊藤マンショたち天正遣欧少年使節の4人が、1584年9月に、エボラに8日間滞在した際に演奏したと伝えられているものです。
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チケット売り場に戻って、大聖堂の屋根に登れるのか尋ねたところ、「塔に登るのには、もう1ユーロ払ってね」と。
登り始めは広い階段、だんだん塔の中を登るような感じになって・・・、ぽいっと外に出ました。 -
塔のてっぺんに登るわけではなく、なんと大聖堂の屋根に出ました。
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こちらは本当に屋根なんです。
聖堂内に明かりを取り込んでいる窓が並んでいます。 -
屋根の様子も楽しいですが、ここからの景色も素晴らしいです。
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十字架の長い部分(身廊の上の屋根)を歩いて・・・
(歩いてきた所を振り返ってファサード側を写しています。) -
交差廊部の上にある塔の所へやってきました。
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こちらからはディアナ神殿が見えます。
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身廊の屋根の先にファサードの塔です。
(この写真は後ろから見ていることになりますね。) -
左右非対称の塔は両方とも16世紀に完成したものだとか。
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ふり仰いで、交差廊の上の塔を撮影。
塔には6つの飾りの小塔が付けられていて、その小塔にも6つの小塔の装飾がつけられていました。 -
この屋根の上からの眺めは素晴らしかったです。
1ユーロを追加で支払って、登るのがお勧めです。(お天気が良ければ・・・ですね。)
簡単に見学するつもりだった大聖堂、じっくり堪能しちゃいました。 -
ホテルに戻って先ほど市場で購入した3種の桃でブランチにします。
3つで0.95ユーロ。南欧は果物が安くていいなぁ。
エボラの街は、リスボンから近いし、見どころもまとまっているので、リスボンから日帰りでも十分楽しめると思いますが、やはり泊まって良かったです。 -
今日はエボラからリスボン経由でアルガルヴェへ移動します。
ホテルでタクシーを呼んでもらってエボラのバスターミナルへ。 -
バスの到着にあわせてかなりの数のタクシーが待機しているようです。
昨日の到着時も利用すれば良かったな。 -
エボラのバスターミナルはこじんまりとしていますが・・・
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お迎えに来ている人も多いようで、バスの到着時はこんな感じです。
(トイレは有料0.30ユーロです。) -
リスボン行のバスはとても空いていました。
いつものように、後部にゆっくり座ります。 -
ポルトガル最大手のバス会社Rede Expresosの、WIFIサービスはとても充実していて、一般的な通信のほか、このようなプログラムから見たいものを選んで視聴することもできます。
当然、無料のサービスです。 -
でも、やはり車窓の風景の方が面白いですよね。
日本では目にすることのないコルク樫の林(プランテーション)が続きます。 -
コルク樫の林(プランテーション)が続きます。
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コルクの樹皮を剥いだ痕跡がわかりますか。
(上手に撮れていませんが・・。) -
こんな水田みたいな景色が見えてくると、すぐそこにテージョ川があり、
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リスボンのセッテ・リオス・バスターミナルに戻って来ました。
ここから、アルガルヴェのラゴス(Lagos ラゴシュと発音されるみたい)へ移動するのですが、 少し時間があるので、ビファナ(ポルトガルのカツサンド)とビールで昼食にしちゃいます。
次はどんなバス旅になるかな。
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