2015/10/09 - 2015/10/10
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Samansa1126さん
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福岡から雲仙・島原を観光し、
翌日フェリーで天草に渡って世界遺産になるであろう教会を観光し、
天草五橋を渡って熊本に抜け福岡に帰るというルートで旅行してきました。
紅葉シーズン一歩前なのかそれほど混雑することなくゆっくりと観光できました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
-
島原市街の後にはがまだすドーム(雲仙岳災害記念館)へ
行ってきました。
雲仙岳がよく見えるその地に、
火山を見る・体験する・遊ぶ・学ぶ、火山に関する情報が
ギッシリ詰まった施設です。
1990年11月に始まった雲仙・普賢岳の噴火活動から
1996年5月の噴火活動終息宣言までに
何が起き、何が残ったのかを展示しています。 -
エントランス広場には復興への願いを込めた
溶岩と水によるモニュメントがありました。
この地の人たちを脅かす溶岩に
心のよりどころである十字架を刻むなんて
この土地を表すのにこれ以上ないですよね。
この災害では報道関係者が何十人と亡くなっています。
生前の映像や、彼らが死ぬまで使っていた、
溶けてボロボロになったカメラなど、実物が展示されています。
あの映像は、このボロボロになったカメラで撮影されたのだと、
改めて認識しました。
火砕流や土石流を疑似体験できる「平成大噴火シアター」などがあり、
実際の火砕流のスピードを体験できたりします。
焼け焦げた電柱や電話ボックスがそのまま展示されていて
普段の生活では想像することもできなかった
火山の恐ろしさを改めて実感できました。 -
次は道の駅みずなし本陣ふかへの側の
土石流被災家屋保存公園へ移動。
1991年の雲仙普賢岳噴火で特に大きな被害を被った場所にあります。 -
雲仙普賢岳噴火による土石流災害で被災した家屋を
そのままの姿で保存し、公園化した施設です。
土石流災害の遺構を保存・整備するのは全国でも初だそうです。 -
谷や川底に積もった石や土砂が長雨や集中豪雨によって一気に
下流に押し流される現象が土石流です。 -
島原では火砕流によって火山岩や火山灰が厚く堆積した
山の斜面や川を中心にして何回も土石流が発生し、
民家や橋、道路、鉄道を押し流し、市街地や耕地を土砂で埋め尽くしました。 -
まだ建ててまだそれほど立っていなかったであろう家の中も
土石流で埋まってしまっているのを見ると
とても胸が詰まる思いでした。
自然のパワーを目の前にしたら人間なんて小さいもの。
実際に災害に会ったことのない私にとっては
こういう展示はすごく貴重な経験になりました。
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