2015/09/09 - 2015/09/16
33位(同エリア140件中)
jiuさん
ツアーに含まれている午前中のプラハ観光をパスして、クトナーホラを訪れました。きっかけは皆さんの旅行記を見て納骨礼拝堂を見たくなったからですが、中世に銀鉱山で繁栄したクトナーホラはほかにも見どころが多く、特に圧倒されたのが聖バルバラ大聖堂です。
インフォメーションセンターのHP(英語)を紹介します。事前に計画を立てる際に参考になると思います。
クトナーホラ市
http://www.kutnahora.cz/index.php?lns=en
セドレツ地区
http://www.ossuary.eu/index.php/en/
〈日程〉
□9月9日(水)成田(OS052)→ウィーン(OS709)→プラハ
□9月10日(木)プラハ→プンクヴァ洞窟→ブルノ
□9月11日(金)オロモウツ、レドニツェ観光
□9月12日(土)ブルノ→テルチ→チェスキークルムロフ
□9月13日(日)チェスキークルムロフ→プルゼニュ→プラハ
■9月14日(月)クトナーホラ観光
□9月15日(火)プラハ(OS706)→ウィーン(OS051)→
□9月16日(水)→成田
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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プラハ本駅
7時59分発ブルノ行きの電車に乗ります。クトナーホラ本駅まで乗り換え無しで行けるのとコリーン駅で乗り換えが必要なのがあるので事前にチェックしておきましょう。これは乗り換え無しで行ける方です。 -
クトナーホラ・ムニェスト駅までの運賃は往復で209コルナでした。
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クトナーホラ本駅でローカル線に乗り換え、二つ目のクトナーホラ・ムニェスト駅に予定どおり9時10分到着。プラハでは雲の切れ間もありましたが、べた曇りになってしまいました。
クトナ ホラームニェスト駅 駅
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ムニェスト駅から聖バルバラ大聖堂までは1.5kmなので徒歩で問題ありません。本駅からだと3.7kmあるので、徒歩では時間が掛かります。
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いつもなのか月曜の朝のせいか旧市街の人通りは少なかったです。
インフォメーションセンターのHPに散策にちょうどいいタウンマップ(pdf)が載っています。
http://www.kutnahora.cz/index.php?sec=3&cid=187&scs=3 -
パラツキー広場にインフォメーションセンターがあります。
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ヴラシュスキー宮
13世紀後半に銀鉱脈が発見され、クトナーホラはシルバーラッシュで賑わいます。14世紀初頭にはボヘミア国王ヴァーツラフ2世が銀貨の鋳造を開始。ここがその王立造幣局となった場所です。鋳造技術者をフィレンツェから呼び寄せたことににちなんで、イタリア宮とも呼ばれます。
クトナーホラの銀のおかげもあって14世紀後半にボヘミアは繁栄期を迎えます。 -
上の写真のベンチにいた猫。寝てるように見えますが、しきりに前足を舐めていました。
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中庭です。建物内を見学するガイドツアーがありますが入りませんでした。
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何でしょうね?
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聖ヤコブ教会
塔が修復中で教会の中は覗かず。 -
聖ヤコブ教会の裏手にビューポイントがありました。
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横長の白っぽい建物はイエズス会の神学校だった所。今は現代アートギャラリーになっています。隣のとんがり屋根の建物が聖バルバラ大聖堂。あんなに大きいとは予想外でした。
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適当に歩いていても、要所に標識があって迷わずに済みました。
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店はやっと開き始めた感じ。
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フラーデク鉱山博物館
旧坑道のガイドツアーもあるそうですが、月曜は休館日。残念。
[博物館のHP]
http://cms-kh.cz/eng/hradek-exposition -
旧神学校の前の道に沿って聖人の像がずらり並んでいます。
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これは台の部分に骸骨が彫られていたので特に気になりました。聖人の名前は、、、分かりません。
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聖バルバラ大聖堂
後期ゴシック様式の建物で、銀鉱山の盛衰に呼応して1388年に建設が始まり、1558年に財政難でいったん終わります。長期の中断をはさんで最終的に完成したのが1905年というのですから、500年以上も掛かったことになります。聖バルバラ教会 寺院・教会
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入口の上方にある2つの像のうち、こちらは鉱夫の守護聖女の聖バルバラ。
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こちらはボヘミアの獅子とハプスブルク家の鷲が向かい合っているクトナーホラ市の紋章。
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フライング・バットレスと呼ばれる外壁を支える構造物の多さが重厚感を出しています。
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入口で3か所(聖バルバラ大聖堂、聖母マリア大聖堂、納骨礼拝堂)のコンビネーションチケット(185コルナ)を購入しました。
内部は一見シンプルですが、実はユニークなものがいっぱいあります。 -
イチオシ
上の写真で上の方にいる像に気づいたでしょうか?キリスト教の美徳を象徴する木像が4体あり、秤を持つこの像は公正を表しています。
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ステンドグラスは1898〜1923年の作品。アールヌーボー調で数も多く見ごたえがあります。どれも甲乙つけがたいのですが、大聖堂が描かれているのを3枚選びました。
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これはちょっと分かりにくいですが・・・
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背景にとんがり屋根の大聖堂が描かれています。
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ボヘミアは17世紀にスウェーデンに攻め込まれたことがあります。民衆が暗い表情をしているので、その時のことを描いているのかな?右下にクトナーホラの紋章があり、左下にはスウェーデン国旗を思わせる紋章があります。
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大聖堂を差し出しているように見えます。
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キリストの磔を描いたフレスコ画
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イチオシ
鉱夫の像があるのも銀鉱山の町だったから。
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天井にはいろいろな紋章が描かれています。こういうのも珍しい気がします。
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この聖歌隊席は1490年頃に作られたものだそうです。
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パイプオルガンの装飾は新しそうです。かわいい天使たちがいろんな楽器を演奏しています。
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主祭壇が最後の晩餐の彫刻というのも珍しい。晩餐の右側、左上の像が聖バルバラ。
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ファサード側は意外にすっきりしています。
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観光客が増えてきました。と言っても、プラハに比べたら全然少ないですが。
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パラツキー広場に面したピザレストランPiazza Navonaでランチ。
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ランチのあと、鉄道の時間調整を兼ねて旧市街を少し散策しました。この写真は1495年に造られた石の泉。当時はこの辺りが市の中心部だったようです。
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石の家
15世紀末に建てられた商家。現在は17〜19世紀の暮らしを展示した博物館になっています。 -
クトナーホラにもペストの記念柱がありました。
次はセドレツ地区へ。
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