カザフスタン、キルギスを観光して陸路でタジキスタンからウズベキスタンへ入国しました。サマルカンドの所の国境が空いていれば効率よく観光地を回れたのですが残念です。本当はウズベキスタンだけに絞りこんでじっくり滞在したかったのですが、ついでに隣国も行ってみようと計画しているうちに現地４泊５日でカザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、ウズベキスタンを回るといった出発前から計画破綻したスケジュールとなってしまい、どこもきちんと観光することができずといった結果になりました。ウズベキスタンは１泊２日の滞在なので遠出はできずタシケントのみ観光だったため見どころがネタ切れになりました。<br /><br />このシルバーウィークは連休前に１日の有給を付けて定時後に空港にダッシュすることで７日間確保してお出かけしてきました。未だにスタンが付く国には訪問したことが無く初スタンの旅となりました。今回は未開拓の旧ソ連の何とかスタンのうちの４スタンを訪問しました。旧ソ連っぽい感じの洗礼を沢山受けることになり、訪問した４スタン全ての国でトラブルに見舞われ4trouble略して４トラな４スタン旅行となりました。４スタンの中で一番楽しかったのはタジキスタンでした。<br /><br /><br /><br />今回の旅のここまでの行程は以下のとおり<br /><br />１日目　ＡＮＡファーストクラスのシートでソウルへ<br />　　　　弘大のチムジルバンに宿泊<br /><br />２日目　韓国の江華島を観光<br />　　　　http://4travel.jp/travelogue/11056916<br />　　　　アシアナ航空のビジネスクラスでカザフスタンへ到着後アルマティの空港で野宿<br /><br />３日目　カザフスタンからキルギスへマルシュルートカで日帰り訪問<br />　　　　http://4travel.jp/travelogue/11058694<br />　　　　アルマティ宿泊<br /><br />４日目　アルマティ観光　エアアスタナでドゥシャンベ　へ移動<br /> 　　　　http://4travel.jp/travelogue/11059926<br />　　　　ドゥシャンベ観光　シェアタクシーでホジャンドへ　ホジャンド宿泊<br /><br />５日目　ホジャンド観光　タジキスタンからウズベキスタンへ陸路で国境越え<br />　　　　http://4travel.jp/travelogue/11061650<br /><br />☆　今回　☆<br /><br />　　　　タシケント宿泊<br /><br />６日目　タシケント散策　アシアナ航空でソウルへ<br /><br /><br />

見どころ求め歩きまくったタシケント（４スタン周遊旅行）

31いいね！

2015/09/21 - 2015/09/22

88位(同エリア471件中)

#街歩き

エリア

タシケント(ウズベキスタン)

旅行の満足度: 3.5

観光: 2.0

ホテル: 4.0

グルメ: 3.5

ショッピング: 3.0

交通: 3.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩飛行機

航空会社: アシアナ航空

旅行の手配内容: 個別手配

タジキスタンから陸路でウズベキスタンに入国
入国審査官は２人居て２人とも日本人のフットボールの選手を話題に持ちかけてきて親日でとても好印象。表情も笑顔でとても柔らかくソ連の匂いは一切感じられず。手荷物検査も中身をひととおり見せたものの現金は見ようとも触ろうともせず、しまいなさいと言ってくるくらいでした。

過積載の乗用車が通過していきました。
国境を越えた時に白タクに囲まれ金額を聞くとタシケントまで４０ドルだというので無視して先に進む。続いて闇両替に囲まれレートを確認すると公定レートの２倍くらいあり、桁数も多いことから頭の計算が追い付かなくなった為、両替を断りました。その際、札束を返そうとしたら両替商が受け取らす、花吹雪のように札が地面に舞い落ちる映画のような光景を目の当たりにしてしまいました。
半ヒッチハイクで３０分近く粘ったかもしれません。稀に車は停まるのですが行き先が違うようで乗れず。こんなに苦戦するとは思ってもいませんでした。５ドル×２人でようやく車に乗ることができました。運転手さんがチーズをくれました。これが美味しくてハマりました。
ドライバーにホテルの住所を見せるとホテルに電話をかけて場所を確認してくれてＯＫが出たのですが、一緒に国境を越えてきた方が私はここら辺に連れて行ってほしいと地図を見せてあいまいな地点を指示したところ、ドライバーは道端で停車して怒ってしまい、ここから先はさらに１０ドルだというようなことを言ってきましたが分からないふりをしてゴリ押しでとりあえず駅まで行ってくれと頼んで何とか駅に到着。ここからが面倒くさかった。１０ドルのはずが２０ドルを要求してくるドライバー。自分一人ならさっさと車を降りて逃げるのですが一緒に居た方がスーツケースをトランクに預けているので見捨てて逃げるわけにもいかず、しばらく揉めているとやがてドライバーが折れて１０ドルで解決。ここで一緒に国境を越えた方とお別れしていつもどおりの旅へ。

写真はタシケント駅。
タシケント駅で両替できるだろうと思い入ろうとしたのですが入口で手荷物検査のようなものをやっていて並んでいて面倒なのでスムの入手は諦めました。諦めたということは交通機関を利用できないのでホテルまで６キロくらい歩くことになります。
観光しながらホテルに向かうことにしましたが暗くなる前に何とかホテルに到着したいので少し早歩きです
広場に出ました
しばらく何も無い道を歩き北上しました
ティムール広場です
ウズベキスタンホテルはとても巨大でした
民族帽子のような形の建物
バザールを通り抜けました
暗くなる寸前です。
住宅街を抜けてひたすらホテルへ向かいます。
最近、オンラインサイトで表示されているホテルの所在が異なっていることが多く不安を抱きながらホテルに向かいましたがドンピシャで地図の場所に所在していて助かりました。

綺麗なホテルで木のにおいがして落ち着く部屋です。
４０ドルでした。
ホテルで両替をお願いしたところ裏の部屋に案内され１ドル４０００スムで札束が来ました。あまりレートが良くないと思いましたが２０ドルしか両替しないのでこれでいいです。
メトロでお出かけしてみました。撮影禁止なので記念に持ち帰ったトークンを載せます。運賃１０００スム均一で運行間隔は１０分程度。改札通過前にパスポートを見せ手荷物検査はチャックを開けるだけの簡単検査です。
ロシアほどではありませんがホームは美術館のように美しく車両はソ連の定番のタイプのものでした。時々、上半分が黄緑色に塗られたウズベキスタン国旗カラーの車両もありました。
チョルスーで下車して散策です。
左のドームはバザール。右の建物の中はシャシリク屋が５店舗くらい並んでいました。食べずにパスしてしまったのですが飲食店はここくらいしか見当たらなかったので食べておくべきでした。
ライトアップされた噴水
このモスクの下は大きなスーパーになっていました。
スーパーで市場価格を調査していて驚いたのですが赤ん坊くらいの大きさのある巨大スイカが４０００スム（１ドル）で買えます。
近くの公園の中を歩きました。
公園の出口で警備員が柵を半開きにしていて私が外に出た直後に閉門されました。
あぶなく閉じ込めになるところでした
多分サヴォィ大通りです
何軒か飲食店が有りましたが既に客はいませんでした。
バーガーキングが有り繁盛していたのですが、ここにきてバーガーキングも微妙で。。。
いつもこうやって迷っているうちに食いっ逸れる。。。
交差点を越えると賑やかな一画がありました。
屋台が並んでいてようやく食べ物に巡り合えました。
丸ごとのじゃがいもを頂きました。
ホテルに戻りました。
周辺道路は街灯が無く真っ暗で足元が見えません。
翌朝です。
朝食が意外に満足できるもので嬉しかったです。
ここに日本人は居ないはずなのに朝食中に綺麗な日本語で声をかけられ焦りました。サマルカンド在住の方で研修のためタシケントに１週間滞在しているとのことです。４年間日本語を勉強するために向島に住んでいたとのことで、その理由を聞いたところプログラマーの仕事をしていて日本語の資料が優れていてスキルアップになるため日本語を勉強しているのだとか。日本語を話す機会が無くて忘れてしまうからウズベキスタンで日本語学校に通っているとのことで、あまりにまじめなのでビックリ仰天してしまいました。
会社のおやつとして食べようとしていた甘栗を会社に置いてくるのを忘れリュックに入りっぱなしだったのでプレゼントしました。そうしたら、そのお友達が私が焼いたパンだと言ってサマルカンドパンをプレゼントしてくれました。
今日の２２時の飛行機でタシケントを去るため充分すぐるくらい時間があるので、歩いて時間を消費することに決めました。
なんやら立派な門がありました
奥には大きな銅像が。

カメラをぶら下げて歩いていたら警察に撮るなと言われましたので片づけました。
ひたすら同じ形状のビルが１キロくらい続く単調な景観の大通りを歩きました
イベント会場でしょうか
こちらもイベント会場っぽい建物です
遠くに見えるのは昨晩訪問したスーパーです。
西洋風のデザインが融合したモスク
寂れた住宅街を通過
モスクの頭が見えます
比較的新しそうです
チョルスーのバザールに到着しました。
メトロ５駅で８キロくらい歩破したようです。
チョルスーバザールの所にあるモスク
綺麗なドームが並びます
左はマーケットです
バザールのドームの中
バザールの手洗い場
ホテルに戻りチェックアウトしました
旅行ガイドに載っていたプロフのお店に行こうと思い鉄塔の最寄り駅を目分量で測って地下鉄に乗りましたが意外に距離があったようで失敗して１駅手前で降りてしまいました。

偶然、日本庭園がありましたが入園料が高いので写真だけ撮って去りました。
この写真を撮ったら警官に注意されました。
日本庭園を撮影して警官に注意される日本人。私です。
遊園地が有り道路沿いにリフトがありました。本日休園っぽかったです。
やっと到着しました。
プロフです。
大きな釜でやっているとは知りませんでしたので驚きました。
大勢で作っています。
これは美味しいこと間違いなし！
メニューは現地語しか無く、大勢店員が居るのに誰も案内してくれないため、何人かに声をかけたところ、ようやくおばちゃんが対応してくれました。
何を言っているのかさっぱり分からないので適当にダー、ダーと言っていたらいろんなものが出てきました。
ついにメイン登場！
ほんのり甘くて程よい塩加減。
衝撃の美味しさでした！
これも立派ですごいけれど、写真撮ったらまた注意されそうなのでこの１枚だけでやめておきました。
これは某ネズミーランドのキャラクターでしょうか？
メトロでタシケント駅に行き鉄道博物館に行ってみました。
日本の車両とはスケールが違います。
入館料４０００スム
短距離ですが園内のミニ鉄道もあるようです。
旧ソ連の車両がたくさん並んでいて見ごたえのある博物館でした。
またチョルスーに行き今度は道路を北上
土壁が特徴の旧市街のようなところを通過しました。
見どころに到着
やっとウズベキスタンっぽい光景に巡り合えました。
バラクハーンメドレセの内側
近くに小さめのやつもありました
こんな感じで広場に数塔のモスクがあります
バラクハーンメドレセの外観
こちらはまだ建設中のようでした
再び旧市街を歩いて戻りました。
ネタ切れです。
あとはチョルスーでお店を見ながらのんびり時間をつぶします。
この一画には飲食店が並んでいました。
路上マーケットや闇両替屋がいる広場
パンが売られている一画。
さすがに見飽きたので他を散策してみることにしました。
住宅街をふらふら歩きました
人民友好宮殿らしき所に出ました。
歩いてチョルスーに戻るのは面倒なので遠回りですがメトロで戻りました。
最後にお肉を食べましたが、このお肉は酸っぱくて匂いが変でしたので腐りかけていたと思われます。
空港行きのバスがなかなかこなくて２０分以上待ちました。ガイドブックにターミナル２と書かれているので国際線ターミナルにバスが到着した際、運転手と車掌にここはターミナル２かと確認したところ終点まで乗るよう指示されたので乗ったところ、終点は国内線ターミナルでドボン。国際線ターミナルが見えた時に下車しておくべきでした。再びバスに乗り国際線ターミナルへ。
空港での手荷物検査は無く余裕の出国でした。残念ながらラウンジは使えずベンチには偶然同じ便で先着のmondoさんの他に２名の方がいらっしゃって４人で旅の話をしながら搭乗開始を待ちました。ここでトラベラーのjaikochanさんと初対面となりました。

帰りはＢ７６７で真ん中の１人掛けのシートです。
ソウル経由で帰国ですが４時間の乗り継ぎの中国国際航空のチケットが発券されず。。。

次へ続きます

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#街歩き

この旅行記へのコメント（5）

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Kazz3622さん 2019/01/05 21:10:19

ハラハラドキドキします

こぼちゃさん

初めまして。以前から何度かお邪魔させて頂いております。
こぼちゃさんの旅行記は刺激的で、読むたびに毎回旅に出たくなります！

今年のGWは◯◯タンの国々を訪問しようと計画しているので、
またじっくりと旅行記を読ませて頂きます。本当に読んでいて楽しいです。

これからも刺激的で、ワクワクする旅行記を楽しみにしております。
もちろんご無事で。
いつか、どこかの旅先などでお会いできたら嬉しい限りです。

Kazz

こぼちゃさんからの返信 2019/01/06 21:14:16

Re: ハラハラドキドキします

kazzさん

いつも私の旅行記を読んでくださいましてありがとうございます。無難な旅で終わらせたいのですが足を踏み外しかけることが時々ありハラハラするような旅になってしまうことがあります。
○○タン系の国は独特で刺激的で面白いと思いますので、よい旅になるといいですね。
旅先で偶然4トラの方と遭遇することも稀にありますので、どこかでお会いできたら面白いですね。

こぼちゃ＠帰国中でブリスベンから

Kazz3622さんからの返信 2019/01/07 19:11:08

Re: ハラハラドキドキします

こぼちゃさん

旅先からのコメントありがとうございます。

独特の雰囲気、楽しみです！

ブリスベンの旅行記も楽しみにしております。

引き続きよろしくお願い致します。

Kazz

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dorothyさん 2015/10/29 00:00:45

ファンです！

初めまして。
ご挨拶もせずに突然フォローしてすみません。

初めてこぼちゃさんの旅行記に出会ったのはキュラソー島だったかと思います。
フットワークの軽さにたちまちファンになりまして、
少しずつ読ませていただいております。

シルバーウィークでは、どうやらタシケント〜仁川で同じ飛行機に乗っていたようで
もしかしたらどこかですれ違っていたかも…とドキドキしながら旅行記を拝見しました。
4trouble略して4トラ面白いです(笑)
これからも素敵な旅を続けてくださいませ！今後ともよろしくお願いします。

こぼちゃさんからの返信 2015/10/29 21:17:33

RE: ファンです！

dorothyさん
はじめまして！

ファンだなんて嬉しいお言葉ありがとうございます。
確かにシルバーウィークは同じ便でしたし、私は優先搭乗でビジネスの中央に座っていましたので機内ではお互いすれ違っている可能性があると思われます。dorothyさんの旅行記の次回あたりで帰国の便が出そうだったので掲示板に突撃しようとしていた矢先、dorothyさんに先手を打たれてしまいました（汗）

dorothyさんの旅行記を読ませていただくと、全身で旅を楽しまれていることが良く伝わってきて読んでいる側もとても楽しいです。今後のご旅行予定も多いようで、この先もどのような旅をされるのか楽しみです。

生きててよかったと思いつつ、ここで死んでもいいかなには爆笑しました。
例え心臓が止まりそうなほど感激しても決して死なないように旅を続けてください（笑）

今後ともよろしくお願いします。

こぼちゃ

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