2015/09/19 - 2015/09/19
29位(同エリア208件中)
こぼちゃさん
シルバーウィークの始まりです。連休前に1日の有給を付けて定時後に空港にダッシュすることで7日間確保してお出かけしてきました。未だにスタンが付く国には訪問したことが無く初スタンの旅となりました。今回は未開拓の旧ソ連の何とかスタンのうちの4スタンを訪問しました。カザフスタンとキルギスタンからスタートとなり定番のアルマティからビシュケクへマルシュルートカにて国境越えするルートでキルギスを日帰りしてきましたが行きは5時間、帰りは6時間もかかりましたので日帰りはあまり現実的でないと思いました。旧ソ連っぽい感じの洗礼を沢山受けることになり、訪問した4スタン全ての国でトラブルに見舞われ4trouble略して4トラな4スタン旅行となりました。
今回の旅のここまでの行程は以下のとおり
1日目 ANAファーストクラスのシートでソウルへ
弘大のチムジルバンに宿泊
2日目 韓国の江華島を観光
☆今回☆
アシアナ航空のビジネスクラスでカザフスタンへ到着後アルマティの空港で野宿
3日目 カザフスタンからキルギスへマルシュルートカで日帰り訪問
http://4travel.jp/travelogue/11056916
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ソウルからはアシアナ航空A330のビジネスクラスです。
ビジネスに乗れるような身分では無いのに文句を言って申し訳ないけれどこのシートあまり好きではない。。。そして、あたりまえなことだけど昨日乗ったファーストクラスのシートとのギャップが激し過ぎる。
驚いたことにビジネスクラスの半数かそれ以上が日本人でしたので日本路線でないにもかかわらず片言の日本語でのサービスを提供して頂くことができました。 -
メニューが登場しました。韓国発なので韓国料理が美味しいだろうから韓国料理にしようと楽しみにしていたのですが、なんと韓国料理は昨年乗った羽田−金浦便と同じ葉っぱが出てくるやつでした。長距離便だとエコノミーでもこれと同じ料理が提供されるようなので、ここはビジネスでしか食べられないものを食べさせて頂きたいという貧乏精神によりウエスタン料理を頂きました。
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ワインのことは何も知らないし興味も無いけれど、きっとここでしか飲めないワインも有るはずなのでひととおり見てみると何とアイスワインがあるではないですか!迷わず注文。
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前菜が2品出てきましたがサラダとサラダというのがいまいちです。
献立ミスでしょうか。レタスのようなものを見て頂くと分かりますが両方とも同じレタスが使われていました。味はマシッソヨ〜でした。 -
続いて魚料理です。
イカスミリゾットが付いていて濃厚なチーズも絡めてあってとても美味しかったです。 -
もうお腹いっぱいで結構辛いのですがフルーツとチーズが出てきました。
飲み物無しでこれを食べるのは口の中がねちょねちょしてしまい大変でした。 -
最後はアイスです。
以降、機内食は無く定刻より少々早めにアルマティに到着。 -
入国審査は至って普通に通過できました。
時間が早いので街に出てホテルに入ろうかと思いバス停に行きましたが既に最終バスの運行は終了していましたので空港に戻りました。 -
バス停の売店で購入したノンアルコールカクテルを飲みベンチに横になりました。
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ベンチでうとうとしていると突然、足が奥に押しやられものすごい圧力が加わりました。何事かと思い顔を上げると、私の3倍くらい大きさの象さんのようなお尻が私の脚の上に圧し掛かっているのです。。。今、退くから待ってくれというジェスチャーにも動じずそのまま圧力をかけるソ連系のおばちゃん。。。
周囲を見ると他にも空いているベンチがたくさんあるのになぜ私の上に座ってくるのか全く理解できない。旅の初日から危うく下半身不随になるところでした。
安住の地を求め他のベンチへ。。。 -
5時半頃になればバスが有るだろうと思いバス停に向かい10分くらい待つと79番バスが来ました。
発券機が故障していたようで運転手にお金を渡すと真っ白なレシートをちぎって渡してきました。写真の下に写っている白い紙が何も刻印されていないちぎられたレシートです。。80テンゲです。 -
出来る限りバスターミナル近くまで乗りたいと思い道を外れるギリギリまで乗りました。
降りたところは地下鉄の駅前だったのでバスターミナルの最寄り駅まで地下鉄で行って2キロくらい歩くか、ここから2キロくらい歩いて路面電車でバスターミナルに行くかの2択がありましたが、雨が降っていたので街路樹で雨避けしながら歩ける路面電車の経路に決めました。 -
大きなレストランです。
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ケーキ屋さん。
どの景気もド派手です。 -
4番の路面電車に乗ります。
路面電車の停留所が不明確できちんとした乗り場になっていません。
車道を3車線越えた道路のド真ん中から乗車しなければならないのでかなり大きな危険を伴います。 -
不思議な券売機で右下の箱にお金を入れるとレシートが出てきて、おつりは左上の箱から出てきます。運賃は一律80テンゲです。wifiと書かれていますが無料では使えなさそうです。
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バスターミナル前に到着
何となくホームのようになっていますが、ここに立っていると、もれなく電車か車にブチあたる可能性があります。 -
ターミナルの建物は大きいですが中はしょぼいです。
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マルシュはすぐに見つかり待ち時間10分程度で7時半くらいには出発できました。一番後ろのシートに座りましたが4人掛けになるので窮屈です。ターミナルにきちんと運賃表があり1300テンゲです。
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草原が続きました。
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途中、昼食タイムとなりました。
同乗の方が話しかけてきてコニカミノルタで働いていたと言っていました。 -
このトラックの連結器は地面に付いているように見えますが辛うじて宙に浮いていました。
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イランのトラックです
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3時間ほどで国境に到着
カザフスタン側の入国審査がめちゃくちゃ混んでいて誰も並ぶこと無く押し合うため首都圏の通勤時間帯の電車みたいな状況になっていました。私も負けないように必死に前へ進みました。 -
キルギスに入国しました。
入国審査の方がコンニチハとあいさつしてくれ好印象です。
外国人は入国審査カウンターの手前にある左側のドアの事務所で対応します。
あまりに人々の秩序が無くめちゃくちゃな状態だったのでどうなることかと思いましたが双方の審査を30分でクリアしました。 -
先ほどまで乗っていたマルシュが居たので乗り込みました。
満席だったのにたったの4名で出発 -
車の様子がおかしいです。
アクセルを踏むとノッキングしながら加速するのです。
やがてマルシュは停車し全員降ろされました。言葉は全く理解できませんでしたが、車はここまでだから、ここからは自己責任で勝手に街まで行けとのことです。キルギスの金が無いからマルシュに乗れないので両替してくれとドライバーに頼んだのですがニエートとのことで、、、非人道的な発言と対応でしたが、やっぱそうなのねと受け入れざるを得ませんでした。 -
通りかかったマルシュに同乗の人たちが乗りこんでしまったので私も乗りこみました。支払いの際に1ドル紙幣を出したら、ここまで同乗してきた方が現地通貨で私の分を支払ってくれました。カザフのお金を渡そうとしましたが、要らないとのことで、人の優しさに救われました。ありがとうございました。
よく分からない道端で降りるぞとのジェスチャーを受けたので一緒に降りてGPSで現在地を確認したところ、バスターミナル500メートル手前くらいに位置した場所でしたので一旦バスターミナル確認のためターミナルへ向かいました。 -
生憎の雨で傘をさしての行動です。
バスターミナルです。ここまでちょうど5時間くらいです。
バスターミナル周辺の両替所は看板で10ドル=680ソムとのことでしたが10ドルを両替したところ600ソムしか来ませんでした。 -
あらかじめ予約していたホテルを今朝、キャンセルしてしまった為、ホテル探しをしなければならないので、できれば日没前にアルマティに戻りたい。14時に切り上げることを目標に最悪でも15時にはビシュケクを出発できるように賞味2時間で観光します。
住宅街を進みます。 -
ショッピングセンターのような建物を見つけたので入ってみましたが金属のアクセサリーのようなものが売られていて面白みがありません。
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個性的な建築のパン屋さん
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こちらの方にバザールがありそうなので行ってみます。
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いろいろな物が売られています
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こちらは乳製品のエリア
奥のレストランで何か食べようと思い外にある料理の看板の写真を見せて注文するとニェートとのことで退散。 -
あらかじめメニューが並んでいて選ぶタイプのレストランを見つけたのでこちらに落ち着きました。右側はベッドの上にテーブルが置かれて高床式になっている不思議な座席でした。
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旧ソ連系のスープ大好きです。
とても美味しかったです。100ソムでした。 -
再びバザーを歩きます。
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ここが正面玄関のようです
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どちら様かわかりませんがソ連系の国でよく見かける感じの並べ方の顔の銅像が並んでいました。
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重厚感あるアパート
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旅行会社のようですが見たことの無い航空会社だらけです。
実はビシュケクから次の国に飛ぼうとしたのですが、webサイトがロシア語しか表示されないため買うことが出来ず、国内の代理店にお願いしてみたのですがプロでも買うことが出来ず断念。そのためアルマティから日帰り往復といった面倒な行程になってしまったわけです。 -
特に物珍しい物が無いため銅像が有ると写真に収めます
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壁の模様が面白いアパート
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古そうな建物です
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遠くに山が見え綺麗でした
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路地
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モスクを見つけましたが道の構造が良く分からず近づけませんでした。
興味も無いので遠くから写真に収め満足 -
バスターミナルに戻ります。
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14時にターミナルに戻りました。
殺風景なターミナルです。 -
帰りのマルシュは350ソムくらいだろうと思ったのですが400ソムを渡したところお釣りをくれませんでした。ボラれた感が否めません。私が乗車した時点で半分以上乗っていたのですが客が集まらず予想外の40分待ちとなりました。
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キルギス側の国境に到着。
大きな荷車を牽引する多くの人が居て前を遮って先に進めないのですが強引にぶち抜いて先に進みました。ここの審査官もアリガトウとか言ってくれて好印象でしたが、パスポートをきちんと持ってくれないので事務所に運ぶ途中で地面に落とされ角が折れてしまいました。
この写真の白線は国境ラインです。 -
カザフスタン側も混雑は全く無くスムーズに入国しました。
この際、一番最後に並んでいる人が自分の事を指さして次の人に自分が最後だとアピールする合図のような習慣のようなものがあることが分かりました。
入国用紙にスタンプが1個しか捺されていなかったのでその場でもう一つ捺すようにジェスチャーしたら捺してくれました。
ここで問題発生。なんだか分からないのですがおばちゃん2人を90分も待って大きく時間をロスしました。 -
雪山が綺麗です。
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途中、大渋滞にはまったりしてアルマティに到着したのは20時過ぎのことでした。
これからホテル探しです。
無事に見つかりますように。
次へ続く
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この旅行記へのコメント (8)
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- wakabunさん 2015/10/07 11:03:43
- お約束通り
- こぼちゃさん、
さすが旧ソ連圏、何を言ってもニェート、お約束ですね!そらきた、とむかつきながらもうれしくなってしまうのは私だけでしょうか。メイヨウ同様。最近中国はメイヨウ聞く機会減ってきたように思いますが。
プロでも買えない航空会社のチケットってwどんな航空会社なのか非常に気になります。
Wakabun
- こぼちゃさん からの返信 2015/10/07 21:29:32
- RE: お約束通り
- wakabunさん
何でもニェート、メイヨウって人間らしいといえば人間らしいですね。
自分の管轄外や面倒な事には関与しないといったお国柄の表れなのかもしれません。国によっては目も合わせてくれず完全に無視というケースもありますのでニェートと言って頂けるだけでも少しはましな気もしますが、やはりあまり気分のいい言葉ではありませんね。
買えなかったのはAvia Traffic Companyという航空会社のFRU→DYUです。
英語サイトが有るけれど、ENGのボタンを押してもロシア語のままの変わらない恐ロシアなサイトです。これが買えていれば今回の旅の結果もずいぶんと違っていたと思うのですが。
こぼちゃ
-
- たぬき2号さん 2015/09/28 01:13:12
- 日帰りキルギス
- ビシュケク滞在2時間って(笑)
たぶんこういう旅行者ってこぼちゃさんだけでは(爆)
さすがでございますぅ〜
空港のベンチでのおばはんのケツ★
なんか前にもケツ関連の似たようなことがあった気が・・・
- こぼちゃさん からの返信 2015/09/28 20:19:00
- RE: 日帰りキルギス
- なにをおっしゃいますか
たぬき2号さんが先行で日帰りされていたので行けるんだと思って私も挑戦したわけなのですぅ〜
私の場合、乗った車が失敗でしたね。
おばはんのケツ事件よく覚えていてくださいました。
この最後の方でおばはんの肉に吸収されそうになった事象がありました。
http://4travel.jp/travelogue/10974361
- たぬき2号さん からの返信 2015/09/28 23:32:20
- RE: RE: 日帰りキルギス
- 2009年の旅行記なので、あまり詳しくは書いてないのですが
私ビシュケクに1泊してます(笑)
行程表にはそうなってます★
やはりこぼちゃさん「師匠!!!」でございますね(爆)
- こぼちゃさん からの返信 2015/09/29 07:02:00
- RE: RE: RE: 日帰りキルギス
- えっ!
ビシュケクはひそかに宿泊されていたのですね。
知らぬ間にたぬき先輩越えしてしまっていました。
これじゃただの変態ですね。私は。。。(爆)
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- jaikochanさん 2015/09/27 21:40:36
- 旧ロシア系のおばちゃん・・・
- こぼちゃさん、こんにちは〜。
旅行記面白いですね。なんか常に闘ってる感がすごいです。
国境で、空港で、マルシュで・・・ベンチのおばちゃんもキャラがいいですね。
次の旅行記どんなトラブルだったのか楽しみです。
待ってます〜。
じゃいこちゃんより
- こぼちゃさん からの返信 2015/09/27 22:24:40
- RE: 旧ロシア系のおばちゃん・・・
- jaikochanさん
こんにちは
一筋縄では行かないソ連系の旅
これがソ連系を旅する時の醍醐味でもあり楽しみでもあるのかもしれませんがとにかく理解不能な事が多いですね。。。
マルシュのドライバーの無責任さにはさすがに呆れましたが。。。
次回のトラブルは絶対に勝ち目が無くハンパじゃないです。
こぼちゃより
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