2015/09/11 - 2015/09/11
5194位(同エリア14948件中)
naoさん
奈良盆地の中西部に位置する奈良県北葛城郡広陵町は、大阪のベッドタウンとして大規模なニュータウン開発が進む一方、数々の古墳群、中世の環濠集落、豪農や豪商の屋敷が点在する町並みなどが残る、豊かな歴史に彩られた町でもあります。
広陵町の名前の由来となっている馬見丘陵の東麓一帯は、稲作を中心とした農村地帯でしたが、農業水利を溜池に依存せざるを得なかったことから用水不足が深刻で、江戸時代には綿花や蕪などの栽培が盛んに行われるようになりました。
こんな農村地帯だった馬見丘陵東麓一帯ですが、明治22年に広陵町が発足し、疋相地区に当初の町役場が置かれると、行政や商業の中心地として発展を遂げます。
大正時代になって靴下製造が始まると、靴下製造に従事する農家の戸数は次第に増加し、現在では全国シェアの4割を占める産業に成長しています。
広陵町平尾地区は、町役場が置かれていた疋相地区の南側に隣接し、今も広大な屋敷を構える町家が多数点在する、重厚な町並みを見ることができます。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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広陵町の中程を東西に貫く、県道112号線の南側の平尾地区へやって来ました。
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では、北側の平尾地区から安部地区に向かって町並みを歩きます。
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この町家は妻側のユニークな木組みが特徴です。
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虫籠窓にナマコ壁の、在郷町の典型的な様式を備えた町家です。
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広陵町の汚水桝の蓋。
町の花、ひまわりがモチーフになっています。 -
平尾地区の町並みです。
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間口が広い町家なので、雨戸の戸袋も三つに分割されています。
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道路が狭くなっているこの辺りから、かつての風情ある町並みがそのまま残っているように思われます。
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町並みと交差する路地にも、風情のある光景が続いています。
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このお屋敷の中に茅葺屋根が見えています。
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何だろうと思って、よく見える所に廻ってみると茶室のようです。
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狭くなった道路に入ると、道路を挟んで向かい合うように・・・
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白漆喰塗の重厚な町家が軒を連ねています。
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煙出しの越屋根が載った町家は、道路側に大きな妻面を見せています。
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こうしてカメラを片手に町並みを歩いていると、たまたま通りかかった奥様が声を掛けてくださって、「この辺りのお屋敷には、築300年を超える家もあるんですよ」と、親切に教えていただきました。
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このお宅など、言われてみれば「なるほど!」と納得させられる威厳を感じます。
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こちらのお屋敷も立派な建物なんですが、まだまだ新しい部類に入るんでしょうね・・・。
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こちらのお屋敷も重厚な入母屋造りで・・・
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破風に懸魚が取り付けられていれば、さしずめ天守閣や寺院と云ったところです。
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ここまでの町並みを振り返ってみました。
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その町並みと交差する少し広めの路地には・・・
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土蔵と思われる建物が続いています。
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土蔵にしては凄く奥行きのある建物ですが・・・
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この窓を見る限り、土蔵に間違いありません。
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そのお屋敷の東側に広がる水田では、そろそろ稲穂が頭を垂れる時期を迎えようとしています。
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水路際に銅板葺の板塀を回した町家。
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同じお屋敷内に建っているのに、漆喰壁を白と黒に塗り分けています。
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そのお屋敷に沿って、風情ある路地が続いています。
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広陵町の汚水桝の蓋、第2弾です。
広陵町は「竹取物語」に登場する竹取翁とかぐや姫の住んでいた町と云われることから、かぐや姫がモチーフになっています。 -
この辺りから安部地区に入ります。
安部地区にも風情ある町並みが続いています。 -
安部地区にも、煙出しの越屋根を持つ町家があります。
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頑丈な格子のある町家です。
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町角にある小さなお堂。
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この辺りも至る所に路地が延びています。
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広大な敷地のお屋敷に、立派な塀を巡らせた豪邸です。
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ここまで立派なお屋敷だと、圧倒されそうです・・・。
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こんなお屋敷ですから、もちろん納屋も大きな建物で・・・
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出入口には、瓜型の虫籠窓風のしつらえがなされています。
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玄関の紙障子が、この町家の永い時の流れを教えています。
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2階の大屋根は、持ち送りを設けて大きな軒の出を確保しています。
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安部地区の町並みです。
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平尾や安部地区を含む、この辺り一帯の5ケ村の氏神として鎮座する穂雷神社の参道です。
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穂雷神社参道わきの町家は、土蔵をガレージに改造しているようです。
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大きな納屋のあるこの町家は・・・
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玄関先に石のオブジェが置かれています。
魔除けなんでしょうか・・・。 -
三叉路の一角を占める、重厚な町家は・・・
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白と黒のコントラストが際立っています。
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心惹かれる、魅力的な路地がありました。
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角を曲がった先の光景も、何とも云えませんね。
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瓜型の虫籠窓が特徴的な町家です。
この虫籠窓は、良い目印になりそうです。 -
玄関先の梅の木は、花時には辺り一面に良い香りを振り撒くんでしょうね・・。
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晒し葺の銅板の緑青が良い味を出しています。
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この辺りから、道路が幾分狭くなってきました。
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この町家には袖卯建が見られます。
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標識に書いてあるように、この先の道路は車が通り抜けできないほど狭いようです。
なお、安部地区をぐるっと廻って平尾地区に戻ってきたようですね。 -
確かに、これでは車は通れませんね・・・。
でも、狭い道路に良い町並みが続いています。 -
幾重にも屋根を重ねた町家です。
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この町家は、陶芸家さんのお宅のようです。
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道路はますます狭くなってきました。
これでは道路と云うより、路地と云った趣ですね。 -
名栗仕上げの板を使った塀を見て、目が点になりました。
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こちらの町家の金木犀も、花時には良い香りを振り撒きます。
金木犀の香りは特に強いですからね。 -
狭い道路が三叉路を構成しています。
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三叉路を出た町並みに見覚えがあるな〜、と思ったら・・・
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通りかかりの奥様に教えていただいた、築300年を超えるお屋敷が連なる町並みに戻っていたようです。
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風情ある町並みを抜けて、南北に延びる県道132号線に出ると、平尾のバス停がありました。
では、次にすぐ北側に広がる三吉と疋相の町並みに向かいます。
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