2015/09/29 - 2015/10/04
2481位(同エリア4429件中)
涼丸さん
ディズニーリゾートに行き、その帰りに静岡の大井川鐡道でトーマス列車に乗るという計画を立て、アクセスは夜行列車のサンライズ出雲を選びました。
すず丸は、今年2月にトワイライトエクスプレスで大阪から北海道まで行ったので、2度目の夜行列車となります。
往路は、当日飛行機で行くよりも早く東京につける/前日東京入りすると宿泊費がかかる/シングルツインを大人2人だと寝台料金がお得/おまけに添い寝のすず丸は無料(飛行機だと当然ながらすず丸も有料)ということで、夜行列車のシングルツインを利用することにしました。
復路は、すず父はいないので、すず母とすず丸でシングルを利用しました。
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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〜往路編・上り〜
仕事が終わった火曜日の夜、サンライズ出雲の上りで東京へ向かいます。
19時56分、米子駅を出発。
すず母は、サンライズ出雲は何度も使っていますが、すず丸とすず父は、初めての利用です。
米子駅を通る列車の中では、ひとつ格上の雰囲気の車体。
この正面部分は、開閉して、岡山でサンライズ瀬戸と連結します。米子駅 駅
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今回、使用するのはシングルツイン。
シングルツインは、すず母も初めて利用します。
ツインが取れなかったので利用しましたが、意外に快適。
2階は補助ベッドで、はしご部分がもの入れにもなっています。
備品は、シングルと同じく、シーツ・毛布・まくら・寝間着。
2人でシングルツインを使うときには、補助ベッド使用料がかかります。
添い寝のすず丸は無料。 -
下段のベッドの真ん中クッションを外すと、2人で向かい合いの座席になります。
すず丸とすず母なら、片側にぎゅうぎゅうで座ることができました。
テーブルを出して、軽食タイム。 -
乗っていた6号車から、5号車のミニ自販機へ、すず丸とお水を買いに行きました。
途中、5号車ののびのび座席を通ります。
のびのび座席は、2段のカーペットで、通路側にはカーテンがあります。
寝台料金がいらず、乗車券と指定料金だけで東京に行けるのに、夜行バスと違ってしっかり横になれるので、人気があります。 -
個別のスペースはこんな感じです。
備品は毛布のみです。
この日は火曜の夜なので、埋まっていたのは3割程度でしょうか。
すず丸が一人で寝られるほど大きくなったら、すず丸だけのびのび座席を使うというのもありかも…。 -
5号車(4号車より)にミニ自販機があります。
売っていたのは、水、お茶、コーラのみ。
3号車には、ミニラウンジがあり、そちらにはもう少し大きな自販機があります。
どちらも、アルコールは売っていません。 -
すず丸は、あがったり、下りたりして、遊んでいました。
あまり小さい子だと危ないと思いますので、ご注意。 -
シングルツイン上段ベッドの様子。
2階のシングルと同様、寝転がって空が見える展望窓タイプです。
室内が歪んで映っていますが、ハンガーは2つです。 -
全然きれいに映りませんでしたが、満月を少し過ぎた丸い月を、寝そべって見ることができます。
外を見るときは、室内の灯りは消して。
個室なので、好きなようにできます。 -
テレビの設備はありませんので、タブレットにアニメを入れて、持ち込み。
ちなみにシャワー(有料)がありますが、家で風呂に入ってから出発したので使いませんでした。 -
伯備線の夜は、沿線は暗く、駅も暗く、たまに下り列車とすれ違う程度です。
夏至のころなら、出雲〜松江間で宍道湖と夕日を見ることができそうですが、それ以外は、乗車日には景色は期待できません。
22時14分、倉敷駅。
倉敷駅のホーム下は、倉敷のナマコ壁仕上げです。倉敷駅 駅
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22時30分岡山駅着。
岡山では、サンライズ出雲と、四国から先に到着しているサンライズ瀬戸の、連結作業があります。
連結して22時34分岡山駅を出発。
夜間なので、車内アナウンスはここまでです。
岡山過ぎあたりまで、上段でお月見をしていましたが、明日に備えて寝ることにしました。
上段のすず父はすぐ寝てしまいましたが、すず丸はごそごそタブレットを見たりしています。
上下段の独立性が高く、寝る時間が違う場合にはシングルツインはツインよりいいですね。岡山駅 駅
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岡山の後は、姫路、三ノ宮に停車し、大阪駅の東京行き最終でもあります(24時34分発)。
すず丸の寝相が悪く、横臥でしか寝られないすず母は、しょっちゅう目が覚めますが、すず丸は熟睡。
夜行列車に適性があるようです。
朝は、静岡(4時38分)、富士(5時9分)と停車します。
写真は沼津、5時26分。空が白んできました。沼津駅 駅
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熱海5時43分。
かなり明るくなりました。
熱海までは車内アナウンスがないので、自分で起きなければなりません。
個室にはデジタル時計にアラームがついています。熱海駅 駅
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朝日の様子や、海が見えてきました。
すず丸も早起きをして、海を眺めています。 -
トンネルが多かったり、電線が多かったりして、なかなか写真には撮れませんが、朝日に照らされる海の景色はなかなかきれいです。
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だんだん日が高くなりました。
すず丸が上段のすず父を起こしに行きますが、なかなか起きません。 -
横浜駅到着前に車内アナウンスが再開します。
アナウンスでようやく上段のすず父も起き出しました。
横浜駅6時44分。
このあたりになると、通勤客がたくさんです。横浜駅 駅
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朝7時3分。東京に到着です。
米子からだと11時間ちょっとの旅。
18時55分発の始発駅出雲からだと12時間ちょっとですね。
ちなみにサンライズ瀬戸だと、始発駅高松は21時26分発なので、9時間半くらいです。東京駅 駅
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東京駅にて。
バックは、シングルの上段、下段の窓です。
すず家族は、これからディズニーランドに向かいます。
東京で早朝から活動するには、ぴったりのサンライズです。 -
〜復路編・下り〜
土曜の夜、帰りもサンライズ出雲を使います。
土曜夕方は静岡にいたので、静岡からサンライズ出雲に乗ることもできたのですが、そうすると乗車時間が夜中の12時を過ぎます。
大人だけなら静岡から乗車しますが、すず丸を夜中まで待たせるわけにも行かないので、いったん東京に戻って夜10時に乗車することにしました。
すず父は別行動で先に帰っているので、今回はすず丸とすず母の二人。
そのため、いつものシングルです。
この機会にA個室のデラックスシングルを使ってみようと思いましたが、取れませんでした。 -
乗車前に外から。
これは、サンライズ出雲とサンライズ瀬戸の連結部分です。
連結部分は開閉してつなげられるので、瀬戸と出雲を行き来できます。 -
下りは、1〜7号車が瀬戸、8〜16号車が出雲です。
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ホームから見た、1階のシングルです。
窓がちょうどホーム当たりで、ホームに立っている人からはのぞきこまれるような位置になります。 -
ホームから見たツインです。
B寝台個室なので、シングルとの違いはベッド数だけで、デラックス感はありません。
シングルツインとどちらが使い勝手がよいのだろう?
ベッドの独立性ならシングルツイン、一体性ならツインという区別で選ぶのがよさそうです。
※ツインは、シングルデラックスの下の1階部分となります。 -
今回は13号車の2階シングルに乗車。
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シングルの足下側は、靴脱ぎスペースのため、少しベッド幅が狭くなっています。
使い捨てカップやゴミ袋も備え付けあり(シングルツインも同様)。 -
シングルの頭部分です。
マット以外に荷物置きスペースが10?ほどあります。
このスペースが、空間を広くしていて、快適性のために意外に重要です。
この室内は2階のシングルで、窓が展望仕様になっています。 -
こちらは、平場(シングルツインの横)にあるシングルの室内。
1階のシングルは、もう少し窓が小さいです。
ちなみに、シングルより1000円安いソロという個室もありますが、頭上空間が非常に狭く、圧迫感があるし、荷物を置くスペースもほとんどありません。
シングルが快適でお勧めです。 -
東京駅のグランスタで調達した夜食をさっそく並べます。
餃子と天むす。 -
夜10時ちょうどに東京駅を出発。
乗った車両はホームの端だったため、人はまばらでしたが…。 -
列車が動き出し、ホーム中央にさしかかると大勢の人。
東京駅では、10時はまだ宵の口です。
この日は土曜ですが、平日だともっと人がいます。
沿線の灯りもにぎやか。すれ違う列車も多いですね。
いつのまにかすず丸もすず母も寝て、どのあたりだったか不明です。
熱海(アナウンスはここまで)、沼津、富士、静岡のほか浜松1時12分にも停車します。 -
朝はアナウンスなしの姫路5時27分から停車。
6時ころ、岡山駅到着前にアナウンスが再開します。
瀬戸と出雲を切り離す作業のため、到着20分ほど前から行き来ができなくなるという注意があります。
岡山駅6時27分到着(写真)。
岡山駅で、切り離し作業があり、瀬戸が先に出発。それから出雲が出発です。 -
サンライズ出雲は、伯備線に入り、備中高松を過ぎたあたりから、農村風景が見られます。
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伯備線は単線部分が多いため、列車すれ違いのための停車も多いです。
このあたりですず丸も起きました。
この日もすず丸は熟睡。やはり夜行適性ありです。 -
分水嶺を超えると、川の向きが日本海側に向かいます。
中国山地から日本海に向かって流れる日野川です。 -
伯備線は日野川に沿って走っているところが多いですね。
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国道も日野川沿いを走っていましたが、今では車は自動車道を走り、景色を楽しめなくなりました。
鉄道は、川の近くを走り、旅情を誘います。
景色のことを考えると、サンライズ出雲を片道利用するのなら、上りよりも下りが圧倒的にいいですね。 -
だんだんと下流に近づき。
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山も下ってきて。
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9時3分、米子駅に到着しました。
写真の上下の窓は、のびのび座席です。
この日は土曜なのでわりと埋まっていましたね。
手前は平場のシングルかな。
日本の残された夜行列車、ずっと運行してほしいものです。
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