南米３週間旅行＊その４　パタゴニア＊パイネとプエルトナタレス、プンタアレーナス

2015/09/05 - 2015/09/26

今年の９月シルバーウィークに合わせて会社の２週間休みをくっつけ、３週間休みになりました。
３週間あれば、南米に行きたい！ということで南米を周遊してきました。
アルゼンチン・ウルグアイ・チリ・コロンビア・エクアドル、の５カ国周遊。

旅程（この日記では☆のところを書いてます）。
9/5　成田ーダラス、ダラスー
9/6　ブエノスアイレス、観光、夜タンゴショー
9/7　ウルグアイ観光
9/8　エルカラファテへ移動
9/9　ペリトモレノ氷河ミニトレッキング
9/10　氷河クルーズ、ウプサラ氷河・スペガッツィーニ氷河
☆9/11　パイネ国立公園ツアー、プエルトナタレス
☆9/12　プエルトナタレス観光
☆9/13　プンタアレーナスへ
☆9/14　プンタアレーナス→サンチアゴ→イースター島
9/15　イースター島午後半日ツアー
9/16　イースター島一日ツアー
9/17　イースター島：カルデラ登り
9/18　イースター島（チリ独立記念日）→サンチアゴ
9/19　サンチアゴ→ボゴタ、夜景
9/20　ボゴタ観光
9/21　ボゴダーグアヤキル、観光
9/22　グアヤキル観光、キトへ移動
9/23　キト移動
9/24　キトーマイアミ >> Cambria Hotel & Suites Miami Airport Blue Lagoon
9/25　マイアミーシカゴ、シカゴー
9/26　成田

航空券（Avianca以外は各航空会社サイトで予約）
・American Airlinesでオープンジョー。成田ーダラスーブエノスアイレス・キトーマイアミーシカゴー成田。シカゴー成田はJALのコードシェア。
・Aerolineas Argentinaでブエノスアイレスーエルカラファテ片道
・LANでプンタアレーナスーサンチアゴ片道
・LANでサンチアゴーイースター島往復
・Aviancaでサンチアゴーボゴタ、ボゴターグアヤキル。Aviancaのサイトはコロンビアのクレジットカードしか受け付けないのでebookersで予約
・Tameでグアヤキルーキトの片道

パイネ、なんか知らないけどいつのころだか憧れがあったのだ。
今回行けたのはラッキーでした。
オフシーズンで行けないところもあったけれど、それでもあまり混んでないパタゴニアはのんびりできて良かったです。

エリア パイネ国立公園周辺(チリ)

• 旅行の満足度: 4.5

ツアー会社Always Glaciersのバスが朝５時半にピックアップ。
真っ暗だったけど晴れていたので星空がきれいだった。ぼーっとしてたら夜明け。朝日がとてもきれい。今日もいい天気かな。

ここのドライブはとても絶景！とどこかに書いてあったけど、確かに超絶に絶景。移動だけでもワクワクする。寝てられない。

ガススタンドでいったん休憩などして４時間半ぐらいでアルゼンチンのイミグレに到着。
ささっとイミグレ通過。

ちなみにこれがツアー会社のバス。快適でした。

またバスに乗ってチリ側のイミグレへ。ここでチリ側のツアーガイド登場。イミグレを通過し、税関も通過（生ものは厳しいよ！）。
アルゼンチンから来てるので当然チリペソなんて持ってないが、パイネ国立公園の入園料はチリペソ払いになる。イミグレ横にあるカフェ兼おみやげ屋で両替ができる。独占してるからかレートが悪いので（笑）入場料分の10,000ペソだけ両替。
ここでチリ側のミニバスに乗り換えてパイネに向かいます。この時点で１０時半ぐらい。
ガイドはスペイン語と英語の両方。とても流暢。

ボーダーから４０分くらいでパイネ国立公園に到着。ここからもう景色が素晴らしい。ちょっと雲に隠れているけど、パイネは大体雲に隠れることが多い山らしい。
view pointで止まって写真を撮りながら進みます。まずはここ。うーん、いいね！

動物いっぱい。ここでも写真タイム。

パイネが近い。

ここから入り口があり、入園料を払ってまた進む。
方向によって景色が全然違う。いいなぁ。
しかし強風。自然ってすごい！って思うぐらいの強風。子供だったら吹き飛ばされてるわ。

またまたView Point。
ガイドが「手前の湖の波が白く霧状に飛んだら風速100km」という。
えー本当かよー。

ちらっと見えた、パイネの有名なやつ。

氷河もあります。

そしてミニトレッキング。と言ってもまあ１時間ぐらいの生ぬるいものです。一応強風の際に歩けなくなったときの座り方について教えてもらう。また〜と思ったがこれは結構真剣に強風らしいので一応練習。

まわりは３年前に起きた山火事の燃えた跡が。イスラエル人のせいらしい。イスラエル人はこんなところにまで。。。だからパイネはトレッキングは歓迎してるがテント泊とかキャンプファイヤー禁止とかはめっちゃ厳しい。

また進んで行くと湖。氷河の湖ってこうゆう色らしいね。

そこから丘に登ると絶景ポイント。
曇りと晴れが絶妙に交わっていい景色であった。

がここは風がもっとも強いポイントだった。立ってられない。さっきの練習が役に立った。冗談抜きで立てん。
みんなこんな感じ。
しかしふとした時には風が弱まるのでそのときに写真をちょこちょこっと。また強風がぶおーーーって来るのだけども。ガイドは慣れているから余裕綽々で岩に腰掛けていたｗ

景色と強風を楽しんで（？）戻ります。

また景色の良いポイント、滝。きれいだー。

そして虹もきれい。ちなみにここもめっちゃ強風。座りつつ景色を楽しみつつで。

大変だったけどとても良かった。帰り道こんなマークが。強風注意のマーク。かわいいと思ったが強風は冗談抜きできつかった。

終わってみたら１４時過ぎ。お腹空いたー。ミニバスはちょっと進んでまたポイント。湖。そしてホテルがある。高そうだなー。

キャンプ場みたいなところでいったん休憩。ランチ（サンドイッチとスナック）をいただいてちょっと散歩。

カラカラという鳥。これはもう飼われてるので野生じゃない。人慣れしてた。
ツアーはこれで終了。
そしてボーダーに戻ります。

ボーダー到着。ここでアルゼンチンに戻る人はバンを乗り換えてエルカラファテまで帰ります。また５時間ドライブ。。。２２時ぐらいに着くのかぁ。
費用的には損かもしれんがこの日はプエルトナタレス移動にしてよかったとちょっと思った。
私は別途バンでガイドたちと一緒にプエルトナタレスへ。１時間ぐらいです。宿まで送ってもらう。

今日の宿はTin Guesthouse。
Booking.comで急遽取りました。ドミ１泊11,000ペソ。２泊しました。
ここは小さいおうちですが４ベッドドミと個室２つしかないので要はゲストが最大８人のみ。それでもあまり人がいなかったけど。快適なリビングルームにキッチン、バスルーム２つ。ガスストーブが消えるとちょっと寒いけど快適で素敵な宿でした。宿に手伝いに来ているアメリカ人女性がとてもフレンドリー。

翌日は特にプランがなく、何かやることあるかなーと思って聞いたらhorse ridingを勧められた。田舎に行って馬に乗るというものだが、パタゴニアで大自然で馬乗り！っていうのもちょっと面白そうなので申し込む。20,000ペソ。送迎はないので自分でタクシーで行く。

プエルトナタレスはエルカラファテよりはちょっと大きめの街だけどやっぱり小さい街。歩いて色々行ける。チリペソがなかったのでATMで降ろし（ここでもSantanderはある）残ったアルゼンチンペソをチリペソにしたりして、あっという間に夕食時間。まぁ肉だろうな、と思って適当にレストランに入る。適当に肉にしたが。。。ボリューミーなのが出て来ちゃいました。ちなみにこれ、２枚あります（笑
どうしよう。。と思ったが結構美味しくて案外食べれた。これで8000ペソ（ビール2000ペソ）。安くはないがアルゼンチンよりはちょっとマシな値段設定。エルカラファテが観光地プライスすぎたんだな。

朝は朝食込み。パンがおいしくて後から聞いたら手作りパンとのこと。卵もあって自分で調理して食べれるというのもポイント高い。
タクシー乗り場は宿から２分ぐらいにあり、Bus Surの横にある。MILODON TAXIといってMILODONてのがここの街の名物の大昔にいた恐竜（？）らしい。
タクシーで5000ペソ、１５分ぐらい郊外に行った所へ。田舎の牧場みたいなところについた。
入って行くとおじさんがいてごあいさつ。馬の牧場オーナーさんかな。現地語でガウチョ。今日本でガウチョパンツ流行ってるがおじさん普通にジーンズ履いてた。
そして馬。膝宛とヘルメットを借りて乗る。案外乗るのが難しい。。。日本とか他の観光地だと乗り台みたいのがあるけどここではリアルに頑張って自力で乗る。そして進め方・曲がり方・などをちょっと教えてもらって出発。自分で操作するんですか。。。それも緊張するけど面白そう。

おじさんも馬に乗ってるので、基本一人操作である。大丈夫なのかなぁ。。。と思ったけど案外頑張った。が、途中で馬がやる気なくしておじさんがロープ引っ張ってたけど。ああ馬になめられた。。。

しかし景色は最高で、ああパタゴニア来たーー！って感じになります。パタゴニアで馬、いいですね。
途中強風ポイントがあって大変だったりしたけど。

途中休憩。ここも風が強い。
見ての通り木がもう変な方向向いてます。

プエルトナタレスが遠くに見える。

戻りまーす。
やっぱりなめられた。なかなか進んでくれん。やっぱりおじさんが引っ張ってなんとか動く馬。

一人で操作（実際最後ひっぱってもらったが）なんてあまり経験ないし景色も最高だったのでこれはやってよかった。しかも20,000ペソと悪くない値段。でもお尻がボンボンと浮きまくったので翌日からお尻痛に悩んだけどね（笑
おうちに入ってお茶をいただき、タクシー呼んでもらってまた街に戻りました。

そこからはまたのーんびりと宿で過ごしたり、ちょっと出かけて遅めのランチ。とうもろこしのマッシュポテトみたいのに肉が下にひいてある。うまいがボリューミーすぎた。

ミロドン発見！

通りの標識もミロドン。これかわいいな。

翌日はプンタアレーナスに移動するのでBus Surでチケットを買う。プンタアレーナスまで6010ペソ。

そしてまたビールを色々買ってみました。全部飲みました（笑
ウダウダとして早めに寝る。


翌朝起きて朝食食べてチェックアウト。のんびりしてたら時間がなくなり、バスターミナルが微妙に遠いのでタクシー使っちゃう。1500ペソ。

プンタアレーナスへ移動です。

町中にあるCohen StreetのBus Surのオフィスに到着。
プンタアレーナスは都会だ。しかしやっぱりチリ最南端の大都市なので寒い。

宿はhostel worldで取ったHostal al Fin del Mundo.
場所がいいから取ったものの、オフシーズンだからかあまりメンテされてなかった。。。。サイトのreviewはいいのにな。オンシーズンは常に満室と言ってたのでオンシーズンはきれいなのかもしれない。まぁ寝れなくはない。１泊10,000ペソ。やる気がなくて写真撮るの忘れた。

この街でやること自体あまりない。明日のフライトが朝１０時なのでここに着いといた、ぐらいの感覚。ペンギンのツアーで有名だけど、オフシーズンなのでやってない。
でもせっかくなので町歩き。結構大きい街。風も強くて雨も霧雨っぽく降っている。

歩いてたらなんと自転車レース。え、ここでですか？今ですか？

そしてスタート！なんか盛り上がってるし。見ていて寒い。

町中のコースをグルグルっとまわるレース。頑張れー。

でも寒いから私はカフェに避難。寒くて入ったのに珍しい地ビールがあるからとビールを飲んでさらに冷えるというね。。。

翌日はイースター島に行くのでちょっと食料を買って宿に戻り、ネットしたり本読んだり。

夕飯は出かけてみる。羊焼いてたので入ってみる。
丸焼きー。これは結構高かったがせっかくなので。
時間がかかります。

そして出てきた、にく。皮は塩が塗ってあるのでしょっぱいけど肉は程よく塩味が染みてて、しかも柔らかくてうまーい。ちなみにおかわり自由。３枚ぐらいでギブアップしたけどｗ

外は大雪になってた。客が一部外に出てはしゃいでた。
いやー、大変な時期に来たなぁ（笑

宿に戻り、タクシーに朝来てもらうようお願いして、就寝。

次の日は大移動。タクシー6000ペソ。20分くらいで空港に着く。

ここから長い一日の始まり。
この日はプンタアレーナスからサンチアゴ、そこからイースター島までの大移動。すべてLAN。
しかし２日前にイースター島出発時間が２時間早まったとの連絡。

後から聞いた話ですが、
LANの労働組合ストライキの影響。この日のイースター島のフライトはイースター島経由パペーテ（タヒチ）。翌日０時から２４時間だけどイースター島は「チリでみんな一斉に！」となると時差があるので２２時から。しかしこれはあくまでもチリ国内の問題なので、国際線フライトはその時間前にチリから出てしまえばOK。
てことはイースター島を２２時前に出ればセーフ。本来イースター島発は２３時ぐらいだったのかな？だからイースター島行きは２時間早めて早く着いて早く出ちゃおう。
というロジックだったらしい。

個人的影響、まぁそもそも乗り継ぎは余裕で３時間取ってたので間に合うかと思ってたら１時間になってしまった。
大丈夫なのかなぁ。。と思ってプンタアレーナス空港へ。

が、しかしこの写真を見ての通り、嫌な予感。
サンチアゴに行く飛行機は定刻に到着したが時刻通りに搭乗するも出発しない。
隣に座ってたおじさんが英語しゃべれて説明してくれた。アイスバーン除去で４０分ディレイだと。。。なんだとーー！そういえば昨日の夜雪降ってたな。
どうしよう。。。と思ってもどうしようもないな。と思って出発。

この便はプエルトモン経由だったのでそこで給油中にクルーに聞いてみたら「多分平気、ここからそんなに時間かからないから」と言う。要はスケジュールは時間を多めに取ってるから、予想よりは前に着くとのことだった。ほ。
そしてプエルトモンを出てサンチアゴに着いたのは本当に１時間前だった。ああ助かった。。。
走って出口を出て、Domestic入り口に走り、なんとかイースター島行きに間に合ったのでした。そしてイースター島行きはディレイした。走ったのに。。。まぁ仕方ないか。

さぁ、イースター島へ出発ーー。


続く。