
2015/08/31 - 2015/09/07
57位(同エリア1875件中)
na1430さん
- na1430さんTOP
- 旅行記102冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 175,404アクセス
- フォロワー7人
スイス観光3日目は今回旅行の、メイン観光である。
前日マッターホルンの街ツエルマットに到着し、町中からマッターホルンの姿が見えるかと思い、日が暮れるまでじっと眺めたが、マッターホルンにかかった雲は消えなかった。
当日朝になっても天候は回復しない。合流する予定の日本人女性ガイドに当日の天候を調べてもらい、その結果では次第に回復に向かうとのことであった。日本人ガイドは学生時代からアルプスに魅せられ、登山するうちにスイス人登山家と結ばれ、幼い子供が2人いるとかで、アルプス登山歴は長いらしい。
ツエルマット駅からゴルナーグラート鉄道登山列車に乗って、ゴルナーグラート展望台に向かった。乗車時間は35分弱。急坂を上る、アブト式電車で、ギリギリ歯車を噛む音が聞こえる。
余談であるが、信州育ちの私はこのアブト式軌道が懐かしい。かつての信越線は群馬県の横川から軽井沢まで碓氷峠を26個のトンネルで結ばれていた。このトンネルは線路の真ん中にギアーのレールが敷設され、機関車2両増設し、先頭2両と最後尾1両の3両の蒸気機関車で運行されていた時代があった。信越線が電化され、バイパスが新設するまでの話であるが。
乗車したことはないが、箱根で運行されている電車は部分的にこの方式であると聞いたがどうだろうか。
ゴルナーグラート駅に到着するとそこはゴルナーグラート展望台である。標高は3089m。展望台にはホテル、記念館、その他施設が存在するが、360度アルプスの山々を見渡すことができる。
お目当ては右にマッターホルン(4478m),左にアルプス第2の高峰モンテローザ(4634m)、その間にLiskam(4527m),Castor(4228m),Polluk(4092m),Breithorn(4164m)などの山脈(やまなみ)であろう。
しかしツエルマットのホテルを出る頃は山脈(やまなみ)は雲の中であったが、展望台に到着したころのマッターホルンはまだ雲海から峰が顔を出し始めた頃であった。次第にマッターホルンの姿が現れ始め、すべてが現れることはなかったが、その姿には満足でき堪能した。
アルプスには3大北壁と呼ばれる名峰がある。その1つはマッターホルンであることは間違いないが、マッターホルンには北壁と東壁があるという。 写真で見るかぎりでは右側の壁かと思うが、何かの機会に確認することにする。ちなみに3大北壁とは、明日観光予定のグランドジョラスと翌々日観光するアイガーである。
展望台には1時間ほど周囲のアルプスの山脈を眺め観賞し、登山列車の駅に向かった。途中リッフェルアルプ駅で下車し、「カラマツ香るグルン湖往復コース」第一のハイキングである。
歩行距離は往復5kmぐらいであるが、最高地点との高低差は89mある。
最初は初級コースで、抵抗感はなかったが、歩き始め最高地点近くまで歩いたが、道はガレ場の坂道で、かなり消耗してしまい、今後の旅行日程に支障をきたす恐れを感じ、残念ながら山小屋がある地点で、リタイアし、本隊が戻るまで休憩した。再びリッフェルアルプ駅から登山列車でツェルマットに戻り、この日の観光を終えた。
PR
-
登山電車終点駅ゴルナーグラートの表示板
-
雲海に突き出したマッターホルン先端
時間を追うに従い、姿を見せ始めたマッターホルン -
アルプス第2の高峰モンテローザ標高4634m
-
マッターホルン雲間から姿がちょっぴり。
-
イチオシ
高峰モンテローザの右に聳えるLiskam 4527m
-
-
モンテローザ 4634m
-
マッターホルン 次第に姿が見え始める。
-
中央左からかストール4228m ポルックス4092m ブライトンホルン 4164m
-
周囲に聳えるアルプスの峰々
-
周囲に聳えるアルプスの山々
-
Liskam(リースカム)4527m
-
-
周囲に聳える高山 名称は確認できない。
-
Liskam 4527m
-
マッターホルン 4478m
-
マッターホルン 4478m
-
マッターホルン 4478m
-
展望台からとらえた大きな氷河
-
リースカム 4527m
-
モンテローザ 4634m
-
マッターホルン 見納めの姿
-
下山途中の風景 中央にマッターホルンの峰が見える
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
23