南米 ペルーの旅 2 : インカの都 クスコの夜 編

2015/09/08 - 2015/09/17

リマから 約一時間のフライトで クスコに到着。 アンデス山脈、3400mの高地にある街。飛行機の窓から見える景色は 赤レンガの 古都、といった感じ。 インカ帝国の首都だった街ですが、 16世紀に スペインからの侵略者たちによって インカの建造物や 文化は破壊され、インカの人々は 追いやられてしまいました。 インカ帝国の 名残、そして スペイン帝国時代の街並みが 融合し、大変味のある街です。 インカが作った 基礎の上に立つ スペイン方式の建物など 文化的価値があるとして 街全体が ユネスコの 世界遺産に 登録されています。

空港に到着。 ホテルを予約しておらず、 宿泊地を探さないといけません。タクシーに乗って とりあえず アルマス広場に向かうことにしました。

空港内にいる タクシー会社の客引きは 一旦無視。 どうにか安く タクシーに乗る方法はないか 探そうと ストリートに出かかったのですが 高山で、 しかも 荷物を引っ張って ストリートに出て タクシーと交渉し、ホテルを探すことを考えると、 体力、気力を 温存するべきと判断。 35soles が マーケットプライス と言われましたが その前に 同じ会社で 25 soles でいいという人がいたので そのことを伝えると 25 soles で交渉成立。 それでも 後で調べると 空港内の タクシーは 15 soles だと書いてあったので 払い過ぎていたようです。

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

アルマス広場近くの通りに到着 (広場には 車が入れないそうです)。 そこから 歩いて 値段が手頃そうな ホテルを探しました。下調べをしておらず とりあえず 記憶にあったのは ネットで 何度か見かけた Casa del Inka と Hostel El Puma。 ですが 位置を確認してこなかったので 高山の 坂道を ラゲージを引っ張りながら 歩きます。 空気が薄い！ 心臓バクバク、 息は切れ なんども休憩しながら Don Bosco という通りまで登りました。結果的に 前記のホテルより 高い場所にまで登っていたようです。

もうこれ以上歩きたくない！ どこでもいい！と飛び込んだホテルが Don Bosco Hotel でした。 満点の 星3つランクのホテルのようです。

ホテルの入り口。 ベルを押して ドアを開けてもらう システムです。 目の周りを 落書きされたワンコが座っていました。 万国共通のいたずらですね。

一泊 オフシーズンということで 定価より安くなって ＄50。 この坂の上で $50はきついと思いましたが これ以上 ラゲージを引っ張って ホテルを探すのは嫌だったので チェックインをすることにしました。

帰国して知ったのですが 目指していた Casa del Inka は かなり近いところにあったようです。

ロビーを上がって こちらがダイニングルーム。 コンピューターがあります。 こちらからの景色がとても綺麗です。 24時間、 高山病予防にいい 無料の コカティーが置いてあります。

3階部分より上が 客室です。 階段を登るのも ゼイゼイと息が切れます。

廊下の横を見ると 学校があり 子供達がゲームをしていました。

ホテルの部屋です。 天井がとても高く かわいい部屋でした。 エレベーターがないので 荷物を持って 階段を登るのは かなり辛かったです。 高山で しかも、 アルマス広場からの 長い坂を 登ってきた後なら なおさらです。

幸いなことに 3階に上がって 一番手前の客室がもらえました。 Wifi の調子も良く、 ヒーターも付いており、寒がりの私には 嬉しい部屋でした。

ホテルの窓を開けると…

高台を苦労して登った甲斐あって きれいな景色を見ることができました。

もっと低いところにも ホテルはいっぱいあっただろうに… まあ、 いいっか。

山の上にも沢山人が住んでいるので　電気が点ると　キラキラしてきれいです。

アルマス広場が見えます。

さて、街歩きと 夕食に出かけます。

こちらが アルマス広場です。

カテドラルや、沢山の店が並び、 とても楽しい場所でした。

カテドラル

広場の中心にある噴水

夜10時頃にも 人通りはあり 危険な雰囲気はありませんでした。 レストランなどが閉まる 11時以降は 気をつけたほうがいいようです。

コカの葉キャンディー、 コカの葉 チョコレート、クッキー、 コカの葉っぱそのものまで いろいろ置いてある コカのお店。 本当にこれがコカインの原料？ ホテルで飲んだ コカティーや キャンディーには 覚醒効果はないそうです。 お店の人によると 葉っぱを 持って 自国に帰ると 捕まるけど 加工品は 問題ない と言っていました。 本当かなー？ お土産にすると面白そうですが リスクは取りたくないので 購入せず。

アンティクーチョの 屋台。 美味しそうです！

でも、今夜の ディナーはこちらで！

クスコに来て 6時間はたっていました。 心配していた 高山病、 意外に大丈夫かも！？ テンション上がり、 お腹が空いていたこともあって 沢山オーダーしてしまいました。 赤身の肉は 高山病に良くないということも忘れ、アルパカステーキを オーダーしました。

アルパカの肉は 少しだけクセはありましたが 大変美味しかったです。

こちらのサラダ(？) もオーダー。 量が多すぎた。

アルコールはさすがに 良くないと思い、 バージン ピナコラーダ。

ライブの演奏もあり、 おいしく食事ができました。 ですが、初日は 軽い食事にするべきだったと 翌朝後悔する事に。 高山の影響は しっかり ありました。

ホテルへ戻るために登る スエシア通り。 人気のないところはやっぱり怖いです。食べ過ぎてお腹は苦しい、空気が薄くて 息はできない、日頃の運動不足。 強盗にあったとしても 走ることはできないでしょう。

少し歩いて 休憩、 を何回か繰り返しながら ホテルに到着しました。 次の日の朝 マチュピチュ行きの電車に乗るための タクシーを手配しました。

遅くまで 運動しています。学校の近くなので 治安は悪くないのかもしれません。 ホテルの人も 夜一人で歩いても 安全だと言っていました。

ペルーレイルの 荷物持ち込みのサイズには制限があるので ラゲージは ホテルに置いていきます。 荷物をまとめて ベッドに入りました。

この旅行記へのコメント （2）

• norisaさん 2015/09/30 17:46:42

  なかなか大変ですね！

  motroskinさん
  
  こんばんわ。
  
  いつもの冒険旅行楽しみにしております！
  
  それにしても南米！
  そしてクスコーー。
  治安も不安で高山病も恐ろしい。
  たいしたものだと感心し、疑似体験旅行しております。
  
  赤身の肉は 高山病に良くないという新知識もありがたいですね。
  
  我々は臆病なのでたぶん南米とアフリカには行かないと思いますので興味がつきません。
  頑張ってください（笑）
  
  norisa

  motroskinさん からの返信 2015/10/04 03:36:58

  RE: なかなか大変ですね！

  
  Norisa さん
  
  いつも 訪問ありがとうございます。
  
  私も初めは 1人で南米を訪れるなんて とんでもない事だと思っていましたが いろんな方の旅行記、 特にバックパッカーの方のサイトなどを見ていると 意外に大丈夫なんじゃないか…と思いました。
  
  まあ、それぞれ好みがありますね。特に トイレについては カルチャーショックを受けますし、 何度訪れても きれいなトイレが恋しくなります。
  
  ただ、広大な 自然や 現地の珍しいカルチャーに触れているとそんな事は吹き飛んでしまいます。
  
  ホラーを見る感覚で もう少し、 お付き合いくださいね~。
  
  Motroskin