日本の原風景の中を走る"秋田内陸縦貫鉄道"に乗ろう！、そして藤田記念庭園と青森県立美術館へ

2009/09/11 - 2009/09/12

JR東日本の大人の休日パスで出かけよう、何線に乗ろうかと一生懸命地図を見ていると秋田内陸縦貫鉄道に気がつきました。JRではありません、今も存続に向けて頑張っている路線です。

2015年現在、JR東日本ホテルズの秋田内陸縦貫鉄道の旅の案内に次のように書いてありました。
みちのくの小京都、角館駅からマタギの里の阿仁合駅を抜け、世界一の大太鼓の里にある鷹巣駅までを結ぶ、秋田県の内陸部を南北に縦貫するローカル鉄道です。 沿線に広がる美しい自然は、四季折々に変化し、豊かな表情で人々を出迎えてくれます。車窓には、のどかな田園風景や渓谷美、そして、地域の人々の生活を感じさせる「日本の原風景」と称される景色が広がり、忘れかけていた「ふるさと」を実感させてくれます。

旅のめあて(尚美さんの真似)
秋田内陸縦貫鉄道に乗る！
青森県立美術館で大好きな絵とガラス工芸を見る！l


子供にデジカメのsdカードをパソコンに入れてもらったら、海外一人旅以前の国内一人旅(1〜2泊ですが)が幾つか出てきました。写真の現像もしていなかったもの、懐かしくてアップしました。自己満足の備忘録ですので、すみません。

エリア 秋田

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝早く東京駅から秋田新幹線に乗り角館へ。いったん駅を出ると横に秋田内陸縦貫鉄道の始発駅 角館駅があります。小さな駅です。

角館から終点の鷹巣行きの切符。2015年の時刻表では急行もりよし2号、12時2分発14時着でした、同じだったかな？

こんな風に秋田県の内陸を走っていきます。途中で降りてみたかったけれど本数が少なく一泊二日の旅なので諦めました。2時間の旅を楽しみました。

角館駅で買った駅弁。リゾート白神のお弁当もあったのですね。

美味しくいただきました。

この頃は観光客の方もまばらでした。

今はあちこちで見かける田んぼアート。停車してくれます。

トンネル、ありました。

景色の良い所では、徐行や停車してくれます。

本当に、存続して欲しいです。

終点の鷹巣駅に到着。心癒される2時間でした。

駅から出てすぐにJRの鷹ノ巣駅があります。特急で54分で弘前に着きます。

弘前の藤田記念庭園を訪れます。駅から歩いてホテルに荷物を置き出かけます。

藤田記念庭園。大正時代の実業家の別邸だそうです。弘前城の横にあります。

藤田記念庭園、洋館。大正8年に建てられました。

洋館のステンドグラス。

大正浪漫喫茶室でお茶とアップルパイ。庭園を眺めながら夕方の静かなひと時でした。、

庭園をひと回り。

岩木山が目の前に見えます。

帰ります。

市役所の垂れ幕。さすが、リンゴの弘前です。

ホテルからの眺め。

翌朝、青森へ。

青森駅からバスで20分くらいで青森県立美術館に着きます。大好きな美術館。青森出身の方の作品がたくさん見られます。棟方志功、奈良美智など。広くて作家ごとに部屋があるので落ち着きます。

入口入ってすぐにシャガールの大きな部屋。第二次大戦でアメリカに亡命中に描かれたバレエ「アレコ」の舞台の背景画。１，２，４幕の３点です。縦９m横１５m。部屋の壁三面に飾られていて、椅子が無造作にたくさん置かれています。

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しばらく椅子に座ってひんやりした空間の中でシャガールの世界に浸りました。

以前ここに来た時に初めて出会った石井康治（1946〜1996)ガラス工芸作家。千葉の方ですが工房が青森にあり、急逝されて、ご遺族が作品を数十点？青森県立美術館に寄贈されたものです。

大きな作品がここで見られます。

奥のほうに歩いて行くとミュージアムショップとカフェがあります。遠いためかいつも空いています。たまたまだったのか、石井康治のお皿でアイスクリームが食べられました。

夕方、帰途につきます。まだ新幹線が青森まで来ていませんでした。

楽しかったー(*^^*)。

＊おまけ＊
箱根の成川美術館で石井康治に会うことができます。

この旅行記へのコメント （2）

• 尚美さん 2015/10/12 21:25:21

  ひなこさんの旅行記は、素敵な旅番組を見ているようです

  ひなこ様
  
  こんばんは。
  「めあて」を真似して下さりうれしくて、調子に乗って広めてみたくなりました。
  
  秋田内陸縦貫鉄道、車両がトラムみたいでかわいいし、見どころに差し掛かると徐行運転してくれるサービスもうれしいですね。
  
  お見通しだと思いますが、藤田記念庭園の洋館好きです。
  ステンドグラスにカフェもいい雰囲気でした。
  
  青森県立美術館と成川美術館の石井康治さんのコレクションが凄く素敵で、カフェの器とアイスクリームとの色彩がマッチしていて感動。
  ひなこさんのご紹介が自然なので、ゆったりとしたBGMが流れる映像を見ているかのようです。
  
  また、ひなこさんの一人旅を見せてください。
  
  尚美より
  

  ひなこさん からの返信 2015/10/13 18:55:24

  RE: ひなこさんの旅行記は、素敵な旅番組を見ているようです

  尚美さま、
  
  こんばんは、
  
  わ、わ、わ、それは褒めすぎですね！
  
  > 「めあて」を真似して下さりうれしくて、調子に乗って広めてみたくなりました。
  (^o^)そうしてくださいね。
  
  > お見通しだと思いますが、藤田記念庭園の洋館好きです。
  > ステンドグラスにカフェもいい雰囲気でした。
  だと思いました。喫茶室の写真が無かったのでごめんなさい。
  
  > 青森県立美術館と成川美術館の石井康治さんのコレクションが凄く素敵で、カフェの器とアイスクリームとの色彩がマッチしていて感動。
  初めて石井泰治さんの作品の部屋に入った時、大きな作品は思いがこもって迫力満点、ものすごく感動して！！！と長い時間部屋から出られませんでした。食器も素敵です。成川美術館は箱根にいつかいらした折には是非いらしてくださいね。石井泰治さんのガラスに出会ってから調べまくり、成川美術館にも作品があり、またその食器がカフェで使われていることを知って、日帰りで成川美術館を訪ねました。芦ノ湖を一望できるカフェです。
  
  > また、ひなこさんの一人旅を見せてください。
  有難うございます(^o^)/
  
  ひなこ