2011/12/07 - 2012/12/07
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ミズ旅撮る人さん
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2011年のクリスマスに、バルト3国(リトアニア・ラトヴィア・エストニア)
に行きました。
南から北上する道順で、リトアニアの首都ヴィリニュスを訪れた後、すぐ近くにあるトゥラカイに寄りました。かつてヴィリニュスに首都が移される前に首都だった場所です。
30以上もの湖があるという、風光明媚な場所です。ガルヴェ湖にある島にトゥラカイ城はあります。
中世の要塞としてのトゥラカイ城は、頑丈な造りの土台と、レンガの屋根や壁が特徴で、湖に浮かぶ様子がステキです。
城の敷地の中には、6階建ての天守閣部分と、その外側に連なる住居や倉庫などの建物があります。
後者には、古い印章やパイプのコレクションがありました。
たいへん繊細かつ精巧な作りで、とても興味深かったです。城内の写真を撮るには別料金が必要ですが、しっかり支払っていっぱい撮ってきました。
特にパイプコレクションが素晴らしいので、是非見てください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
リトアニアの首都ヴィリニュスをお昼に出て、30kmほど離れたトゥラカイへ向かいます。バスの所要時間は40分ほどです。寝ている暇はありません。
車窓を小さな町や村が通り過ぎて行きます。リトアニアもキリスト教圏なので、それぞれ教会があります。
リトアニアの教会は、なんだか優しい感じがします。 -
こちらの教会は、「〜大聖堂」といった風情です。
周りは普通の民家が建ち並ぶ中、立派な佇まいに驚きました。 -
ガルヴェ湖の島に建つトゥラカイ城です。
風があるので、「逆さトゥラカイ城」にはなりませんでした。トラカイ城 城・宮殿
-
トゥラカイ城は、「小さなマルボルク城」と呼ばれます。
マルボルク城はポーランドのマルボルク(ドイツ名マリーエンブルク)にある巨大な城で、石造りの土台の上にれんが造りの建物という外観が良く似ています。
1385年にポーランドの女王ヤドヴィガとリトアニア大公国のヨガイラ大公が結婚して、ポーランド・リトアニア連合が成立しました。ヤドヴィガ12歳、ヨガイラ38歳でした。
1399年ヤドヴィガは長女出産の際に、母子ともに亡くなりました。ヤドヴィガはカトリックの聖人と認定され、女性君主などの守護聖人とされています。
トゥラカイ城は14世紀後半の施工ですから、まさにこの時代の産物です。 -
トゥラカイ城へは、右端の木橋を渡って行きます。
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城のある島へ渡る手前にトーテムポールのような木彫が立っていました。
台座には、ヴィタウタスと読めます。彼は、前述のポーランド王となったヨガイラの次にリトアニア大公となった人物で、1430年にトゥラカイ城で亡くなっています。
台座には1994年とも書かれているので、修復工事が終わった1987年以降に立てられたものと思われます。 -
周りは冬枯れの寂しい風景ですが、それはそれで、ああ北の国に来たんだなと、気持ちが引き締まるような感じがします。
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いよいよ橋を渡って、トゥラカイ城に入ります。
添乗員が「15時になると暗くなるので、観光はそれまでに終えなくてはならないので、バスが着くまで心配だった。」と話していました。
この時は14時。天気が悪いので、空はどんより暗いです。これで日暮れを迎えたら、さすがに観光どころではないでしょう。順調に辿り着けてよかったです。 -
写真を撮る人は、入場料とは別にカメラ代が必要です。
左端に「Kaina4Lt」と、右端に「FOTO」と書かれています。
22名のツアー参加者のうち、カメラ代を支払ったのは、3名だけでした。
要塞然とした城の概観から、写真を撮るほどのこともないと思われたのでしょう。
それが良かったのか、否かは人に寄って異なると思います。
(1Ltリタスが約30円ですから、130円程度です) -
城門を入ると広場に出ます。その向こうに、城の本丸がありました。左端に見える木の階段を上って堀を渡ります。
昔、湖の水面は数m高かったそうです。
なので、湖の水によって、こちら側と本丸側とは隔てられていたのです。 -
本丸は右側で、左側にはまた立派な建物が続いています。
現在、トゥラカイ城は博物館として保存、利用されていますが、入場者にパンフレットなどは何も無く、説明板や見取り図の類もないので、どこに何があるのかわかりません。
ガイドについて、広場を突っ切ります。 -
今入って来た城門の上部です。左の尖がり屋根は、城に3つある防御塔です。
この辺りは15世紀になってから行われた拡張工事で造られました。壁の厚さは2.5mもあるそうです。 -
堀を渡る階段まで来て、広場を振り返ります。
南の塔は16世紀には牢獄として使われていました。 -
こちらは北の塔です。土台は左右の建物と繋がっていましたが、入口は階段の上の扉だけのようです。
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広場側と、本丸側とを隔てる堀です。
南の、橋を渡って来た方角を見ています。 -
堀の北側です。堀の中には小道が出来ています。
当時は、ちゃんとお堀らしく水が通っていて、小船が行き来していたのです。 -
お堀を渡ると本丸に入る門をくぐります。
門は、跳ね上げ式になっていました。 -
暗い通路を抜けると、城の中庭に出ます。正面の天守閣が高いです。
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天守閣と反対方向です。ぐるっと回廊が巡っています。
手すりに電飾が付いているのは、クリスマスだからでしょうか。 -
階段を上がって2階の部屋に入ります。
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古い教会のような天井の部屋に、おそらくこの城唯一のクリスマスツリーがありました。
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部屋は「教会のような」ではなく、「教会」でした。城の中にもちゃんとあるんですね。
壁には、独特の画風のタペストリーが架けられていました。 -
なめし皮にリトアニアの地図が描かれています。
右下に大きめの丸が二つ並んでいます。右がヴィリニュスで左がトゥラカイです。
左に抜けていく道筋は、バルト海に通じるネムナス川と思われます。 -
壁に大公の肖像画がありました。残念ながら、どなたかわかりません。
この城を造ったヴィタウタス大公かと思われますが、名前がないので・・・ -
別の部屋には、修復の際に見つかったタイル壁の一部が展示されています。
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綺麗な色彩が良く残っています。
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笛を吹く天使でしょうか。羽根がないから少年かな?
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立派なコインが展示されています。ちょっと斜めっているのが残念。
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この胸像は、名前付きなのでヴィタウタス大公とわかります。
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壺の中から大量のコインが出て来ました。
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様々な金貨が流れ落ちます。
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2階の教会から階下の展示室を見学して、本丸から広場に戻って来ました。
広場の隅には、当時使われていたものがいくつか置いてあります。
ギロチンもそのひとつで、ガイドが実演してくれました。
ドイツのローテンブルクにある中世犯罪博物館の玄関先にもありました。象徴的なんでしょうね。 -
囚人をさらし者にしながら、連行した檻です。ガイドさんご苦労様。
この後、30分ほどのフリータイムとなりました。
私は、広場の、本丸と反対側にある大きな建物が気になっていました。
誰かが2階の回廊を歩いているのを見掛けたのです。何かあるのかな?
早速行ってみる事にしました。北の塔の前にある階段を上ります。 -
2階の回廊から一番手前の部屋に入ってみました。
中は展示室になっていて、ここは城の中の部屋を再現しています。 -
みごとな調度品がきれいに展示されています。しかし、室内は人気がありません。
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狩りの部屋です。こういう動物が身近にいたのでしょうね。
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剥製ばかりの部屋って、気味が悪くて・・・足早に通り過ぎます。
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これってパイプですよね?座っていても吸えないようなパイプ?
中東やトルコの水パイプのように使うのかな? -
すごく面白い形ですが、ちょっと趣味が悪い・・
おじさんの頭に煙草を詰めて吸うの?? -
こちらは、もっとごついパイプです。吸っている姿を見てみたい。
ひょっとして、煙草ではなくて飲み物を入れているのかな???
でも、飲むのがたいへんそう。想像が付きません。 -
螺鈿細工の物入れ。筒状になっていて、何を入れるのかな?
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いったいどういう仕組みになっているのでしょうか?
こういうものは見たことがないです。興味津々。 -
ここからは、印章のコーナーです。
印章は権威を示す道具ですから、様々な形で飾り立てられています。その中で、宝石を組み込んであるものがここに展示されています。 -
これは、琥珀で作られた印章、と思ったけれど、瑪瑙ですね。
リトアニアは琥珀が有名なので、つい琥珀と思ってしまいます。
でも、世界の琥珀の85%は隣のポーランドとロシアのカリーニングラード州で産出します。
カリーニングラードはリトアニアとポーランドの間に挟まれたロシアの飛び地です。
ポーランドのグダンスク市には世界の琥珀産業の80%が集中しています。
琥珀の英語読みであるアンバーは、その色合いからウイスキーの色を表す時に用いられます。深い味わいのある茶色の雰囲気があります。一部では信号の黄色を意味することもあるそうです。
琥珀は2万年前の遺跡からも出土していて、人類が最初に使用した宝石とも言われています。 -
このような現代風のものもあります。
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封書などの封緘にも使われたのでしょうか。
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金属になると小さな彫像となります。
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とても印章とは思えません。一番手前くらいのがいいな・・・
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二つとも似たような意匠ですが、右の印章はハートを射抜いています。
ハートマークの起源っていつなんでしょうか? -
役所仕事の印章なら左で、個人的な印章なら右なのかな?
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ずばり、家紋!に違いないと思うんですが。みごとなものですねえ。
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ラブレターの封緘には左だったりして。
ハートマークってポピュラーだったのかな? -
ここからは、小さなパイプコレクションです。
手のひらサイズなのに、とても精巧です。 -
このパイプで吸っている時って、天使と目を合わせながら吸うんですかね。
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保存状態は良くありませんが、馬の表情がすごいです。
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酒場の姐さんが酒瓶を片手に唄ってる?
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彼女の腰から下を辿ってみると、人魚なんですね。
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ここのコレクションの中で最高の出来映え。
目線がこっちでなくて良かった。怖い。 -
持ち主の肖像なのかしら?
これなら落としてもすぐに持ち主がわかりますね。 -
バイキングのおじさん?
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鹿が描かれているこのパイプ、ひょっとして鹿の角で出来てる?
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そろそろ集合時間なので引き返します。
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この建物の2階部分が展示室になっています。
少しでも時間があれば、是非入ってみてください。別料金は掛かりません。 -
午後3時。門の上に明かりが灯りました。写真では明るく見えますが、そろそろ暗くなって来ました。今夜の宿、カウナスへ向かいます。
次回は、ミニコーナーで、カウナスの夜のお散歩を掲載します。
カウナスのホテルにチェックインした後、添乗員に連れられて巨大なスーパーに行きました。
あまりに巨大でクリスマスグッズあふれる売り場を紹介します。
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