リトアニアのクリスマス（カウナスの夜散歩）

2011/12/07 - 2011/12/07

リトアニアの首都ヴィリニュスからトゥラカイ城を経て、カウナスに到着しました。
カウナスの観光は明日ですが、なにしろホテル到着時間がまだ１６時半。夕食までの時間がだいぶあります。
ガイドブックに載っていたショッピングセンターに行くことにしました。
夜のカウナスの街を散歩しながら、巨大ショッピングセンターを堪能しました。
こんなに大きなセンターがあるとは夢にも思いませんでしたが、お陰で存分に楽しめました。
街中ではあまりクリスマスデコレーションを見かけないリトアニアですが、ストアの中はクリスマスグッズ満載でした。
普段の観光では見られない、現代のリトアニアをご覧ください。

エリア カウナス(リトアニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

今夜の宿は、パークイン（ＰＡＲＫ　ＩＮＮ）カウナスです。
独立広場に近い新市街に建っています。
ロビーには、ちょこんとクリスマスツリーが座っていました。
リトアニアのクリスマスは本当に控えめです。

Radisson Hotel Kaunas ホテル

夕食までの時間に、ガイドブックの地図に載っていた店に行ってみようと思っていたら、添乗員がその店に皆を案内しますと言い出しました。
１６時半、思わぬ大所帯でホテルから１ｋｍほど離れた場所まで歩くことになりました。

Radisson Hotel Kaunas ホテル

独立広場にある聖ミカエル教会です。ライトアップされていました。

ミカエル教会 寺院・教会

聖ミカエル教会の正面です。新しいのかと思いましたが、意外と傷んでいました。

聖ミカエル教会のすぐ先にあるジリンスカス美術館です。
前庭には、彫像が一人腕を広げて立っていました。

ジリンスカス美術館 博物館・美術館・ギャラリー

独立広場からストアまでの道は、２階建ての店舗兼住宅の建物が続きます。

道すがら「ようこそ寿司レストランへ」という看板を見掛けました。
そろそろ１７時です。これから夕食の営業が始まるのでしょう。
それにしても、ずっかり真っ暗なので、真夜中に怪しい団体が歩いているように見えます。

見えて来ました。目的のストアです。暗い静かな道の先に突如、大きなショッピングビルが現れました。
確かに地図で見ると、かなり大きい建物であることは予測できるのですが、如何せん、周りがごく普通の住宅地なので、大層意外だったのです。

アクロポリス ショッピングセンター

「ＡＫＲＯＰＯＬＩＳ（アクロポリス）」です。
これだけ近代的な施設に随分と古風な名前を付けたものです。
この建物は、反対側はネムナス川に面しています。

アクロポリス ショッピングセンター

ビルの真中は吹き抜けになっていて、左右に店が並んでいます。
時間の制約があるので、目的のスーパーを目指して一直線に歩きます。

ドラッグストアです。

広場に出ました。ここのエスカレータは、随分傾斜が緩やかです。

いきなりスーパーの中です。店頭にはクリスマスグッズが並んでいます。

ヨーロッパでよく見かけるチョコレート「ｍｅｒｃｉ」です。
クリスマス用に、星型やツリー型の箱に入っています。ハート型もあります。

クリスマスの飾りが棚の端から端まで並んでいます。

ツリーの鉢カバーかな？

ラッピング用紙なども豊富にあります。天井の星も売り物かな？

ミトンの下に大きな赤い靴下があります。これってクリスマスプレゼント用？

中に入っていくと、大量のサラミを売るコーナーがありました。
サラミは、日本に持ち帰れませんが、旅行中に食べることは出来ます。
こんなにバラエティ豊かなサラミは初めて見ました。

燻製肉。こんな風に並んでいるのも、初めて見ました。生肉なら見るけどねえ。
ｋｇ単位で売っています。すごいなあ。

フルーツは籠盛り。こちらもｇ売りです。手前の大きな柑橘類はポメロです。
普段緑色で見掛けますが、リトアニアでは黄色ですね。
日本では品種改良されて、ザボンや文旦になっています。

トマトは自分でビニールに取って、重さを量ります。
キュウリや白菜は一つ一つラップ掛けです。

お菓子売り場も、クリスマスです。
私の大好きな「Ｔｏｆｆｉｆｅｅ」もクリスマスバージョンになっていました。

クリスマスデコレーションはお菓子に特化しているのでしょうか。
これほどのクリスマスラッピングのお菓子は、そうそうありません。

「Ｌｉｎｄｔ（リンツ）」のチョコレートがオーナメントになっています。
本場スイスでも見掛けなかったです。

ドイツのクリスマス限定菓子シュトーレンも売っていました。

お菓子からの落差がすごいですが、魚売り場は、こうした魚で窒息しそうな水槽がいくつもあります。

まさかと思うけれど、この水槽の中から、気に入った魚をすくい上げて買うのかしら？
それにしても、魚、入れ過ぎじゃない？

みごとなサーモン！バルト海沿岸はサーモンが美味しいです。
毎朝のバイキングに必ず供されるので、毎日幸せ！

生々しい魚売り場。日本ではスーパーでラッピングされた魚を見ることが多いので、なんとなく恐る恐る見てしまいます。

キャビアがいっぱい売られています。

ここで感動したのがケーキ売り場です。ケーキのガラスケースがずうっと続きます。
これから、しばらくはケーキの写真です。

北国のリトアニアでもこれだけイチゴが使われているんですね。

どのケーキも欠けていないということは、ホールで売っているんですね。
これだけ大量のホールケーキを買う需要があるということですね。
結構、リトアニアの人は甘いもの好きなんですね。

右側２段目の赤いケーキは、買う人いるの？なかなかすごい代物だけど・・・

チョコレートが美味しそう。この値段、２４．９９Ｌｔって７５０円？あれ？ｋｇ単位なんだ。
１ホールって何ｇあるのかな？

今まで見てきたショーケースが、ホール売りのケースで、ここからがピース売りなんだ。
ちょっとほっとしたけど、ケーキ売り場はまだ続くってことね。

最初は、こんなに美味しそうなケーキが見られて幸せと思ったけれど、段々胸焼けがしてきちゃった。
ここで売り子をしたらダイエットができるかも？

こんなに大量にあったら、売れ残ってたいへんなんじゃない？
変な心配までしてしまいます。

見てください。ショーケースは、はるか向こうまで続いています。いや〜すごい！

こちらは、お惣菜売り場。これなら、不慣れでも食料調達が出来ます。

お惣菜の種類も半端じゃありません。

パンも選り取り見取りです。

コーヒー豆売り場です。右の棚は紅茶。

ワインだって、この通り。

ここで再び、お菓子売り場です。

クリスマスラッピングのお菓子を集めました。

「ＨＥＩＤＥＬ（ハイデル）」もサンタさんに。ドイツで売ってるのかなあ。

こんなパッケージのチョコレートなら、欲しくなるよね。
でも、一つに決められそうもないなあ。

こちらも「ＨＥＩＤＥＬ」の、ちょっとクラシックなパッケージ。
真中の女の子、「マッチ売りの少女」かと思いました。
でも、手に持っているのは、ろうそく。幸せになってね。

チーズの種類も豊富。後ろの棚の四角い固まりもチーズだよね。

食べ物だけでなく、こんなものまで売っています。
さあ、そろそろホテルへ帰りましょう。

アクロポリスの吹き抜けの下には、ところどころこうした出店があります。

富士フィルムが、こんな所でも頑張っていました。

車がいっぱい駐車しています。もう夕食の時間なのでしょう。
我々もホテルで夕食が待っています。

１８時半。パークイン・カウナスでの夕食です。
外国でツナが出るのは珍しいです。

粒マスタードソースが食欲をそそります。散歩の後は、食事が美味しい。

ケーキじゃなくて良かった・・・かな？
さあ、明日に備えて休みましょう。ホテルの食事だと楽ですね。

次回は、夜が明ける前からホテルの周りを散策します。
その後、旧市街の観光と杉原千畝記念館を訪れます。