2012/10/24 - 2012/10/27
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Dwind_999さん
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かつてのカトマンズとその他の町や村に思いを馳せた、写真と動画で綴る追憶のネパール旅日記です。
【旅行時期:2012年10月4日から10月31日】
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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10月24日(水)。
パナウティには2泊するつもりでしたが、あまりのゴミの散乱に辟易して早々に退散。8時半に宿をチェックアウトして、バスパークからカトマンズ行きのバスに乗りこみました。料金Rs55。
運転席横のマニュアルシフトノブのところまで座席にするとは、さすがネパールのローカルバス。 -
車内はすぐ満員になり、バスは8時50分にパナウティを出発しました。
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途中、バスの停車中の車窓から撮った超満員のバス。
<パナウティからカトマンズへのバス>
https://www.youtube.com/watch?v=wvuqvs4vuPU -
パナウティからカトマンズへ向けて走るバス。
目の前には、額にティカをつけ、目のふちにはカジャルと呼ばれる黒いアイラインを引いた幼い女の子。 -
こちらの少女も、ダサイン祭のオシャレをして、お母さんとお出かけのようです。
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10時15分、パナウティからのバスはカトマンズのシティ・バスパークに到着。
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埃とゴミと喧噪の街カトマンズに戻ってきました。
<カトマンズ シティ・バスパーク>
https://www.youtube.com/watch?v=M_Yy12yVHDE -
シティ・バスパークから歩いてタメル地区に来ました。
この前は満室だった「チェリー・ゲストハウス」に行ってみます。 -
チェリー・ゲストハウスの中に入ると、宿のスタッフの代わりに世界一周途中の日本人の若者(日本を出て1年数カ月、ネパールに5カ月近く長逗留)が受付をしていて、「ちょうど1室だけ空いていますよ」というので、一応部屋を見てから最後のカトマンズ6泊は、1泊Rs300(約300円)のこの安宿に泊まることにしました。
タメル地区の日本人宿として有名らしいですが、何もないかなりくたびれた部屋で、ベッドの中央は凹んでいて一枚きりの薄い毛布は所々破れていました。
もちろんトイレ・シャワーは共同。一応お湯は出ました。
10月下旬のカトマンズの朝夕は肌寒くて、この宿ではズボンを履いて長袖シャツと薄手のジャンパーを着て、持参してきたシルクシーツにくるまって寝ました。
タメルの中心にありながら夜は案外静かだったのは良かった。 -
日焼けして長い髪を束ね独特のオーラを発している、最初ネパール人かと思った受付の日本人男性としばらく話した後、宿の屋上に上がってみました。
フリースペースのこの場所が、ゲストハウスのたまり場で旅人の交流の場でもあります。
ここには、日常の生活とは違ったフリーダムで無為徒食な時間が流れ、放浪の旅人にとっては心地良いアバウトな空気に満たされているようです。 -
お昼は、「ふる里」で野菜炒め定食をいただきました。
たまには野菜補給しないとね。 -
昼食のあとはまた宿の屋上で暇つぶし。
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ゲストハウスの屋上ではノートPCやスマホをアンプにつないだスピーカーからオリエンタル風なBGMが流れ、暇を持て余しては適当に屋上にやってきて他の人とだべったり、PCやスマホに見入ったり、みなさん思い思いにゆるやかな時間の流れに身をゆだねています。
日本人も数人いましたがみな英語ができるようで、他の欧米人などとも普通に会話していました。
私は、ちょっと場違いな所に紛れ込んだオッサンの感もありましたが、次第にその自由気ままな気風に馴染んできて案外居心地の良い日々を過ごすことができました。
<カトマンズ ゲストハウスでのひと時>
https://www.youtube.com/watch?v=JOb9dj4Sebk -
屋上の洗い場で洗濯したりして、洗濯ものがロープにかけて干されています。
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屋上では沈没組(長逗留)の男性や女性がランチ代わりにお好み焼きを作っていました。
豚肉入りのお好み焼きを一切れご賞味に預かりましたが、なかなか美味しかったです。 -
夕食はタメルの中心にあるイタリア料理店「La Dolce Vita」の3階の窓際に座って、好物のカルボナーラ(Rs340=340円)を食べましたが、これはなかなかの美味しさでした。
ツボルグビールはRs300。そして税+サービス料が24.3%かかるので、私のネパールの旅ではちょっと贅沢な部類の食事。
この一食でRs795(795円)と宿泊代2日分以上の食事でしたが、生クリームとチーズのあの濃厚な味を堪能できて大いに満足。 -
17時前、クマリの館の前に来ると行列が出来ていました。
クマリの顔見世でもあるのかな。 -
バサンタプル広場からフリークストリートに入りました。
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バサンタプル広場に戻ってきました。
バサンタプル広場 広場・公園
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バサンタプル広場で凧をあげる少年。
そして私は、この右手にあるチャーを飲ませる小さな店で1杯Rs10(10円)の熱いミルクティーを味わいます。 -
夕方17時半頃の、ダルバール広場にあるシヴァ寺院の上からの眺め。
ここに来るとシヴァ寺院の階段を上がって基壇のヘリに座り、本を読んだり広場を眺めたりします。マジュ デガ 寺院・教会
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18時半になると夕闇が訪れ、あたりもだいぶ暗くなってきました。
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シヴァ寺院を下りて、ジャガナート寺院前を歩いて宿へと戻っていきます。
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カーラ・バイラヴの前。
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10月25日(木)。朝のチェリー・ゲストハウス屋上。
この宿もかなり古くなっていて、設備はもちろんかなりチープですが、多くの旅人に重宝がられる安宿として味わいのある趣を見せています。
このゲストハウス、最初の日に日本人の若者に部屋を案内されてから、それっきり宿の記帳も催促されないし、何日泊まるのかも聞いてこない。そのアバウトさもなかなか面白いですが、後で会った宿のオーナーは日本語もできて、気さくな人柄がにじみ出た優しそうな人でした。 -
ゲストハウスの屋上から見た朝の通り。
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朝日を受けながら、ギターを爪弾く男。
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この日の朝食は、ベーカリーショップを兼ねたガーデンレストランで。
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昼過ぎ、近くの商店で買ってきたRs155(155円)のビールを飲みながらしばしの間読書。アルコールが入るとすぐウトウトしてしまいますが。
別に観光するわけでもなく、何となく1日がゆるやかに過ぎていきます。 -
10月26日(金)、朝7時過ぎのタメル。
朝夕、日増しに肌寒くなってくるカトマンズ。
朝のうちは薄手のダウンジャケットを着て歩きました。 -
朝はまだシャッターが閉まっている店が多い。
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タメル・チョークではポリスたちが警備に当たっていました。
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タメル・チョーク付近。
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この日の朝食は、路地脇に入った所にある「TIBET CAFE」でチベタンセットのブレックファストをいただきました。
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タメルの路地。
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タメル・チョークから来ると突き当りにあるベーカリー「Hot Breads」。
このパン屋さんでもときどき買って食べました。 -
昼食は、歩いていて見つけた感じが良さそうなオープンエアのレストランで、「TAI RED CURRY」をいただきました。
ココナッツミルク味のタイカレーが好きな私ですが、このチキン入りのカレーはRs320で、味の方はちょっと物足りなかったような。 -
この日の昼もゲストハウスの屋上で、近くの「エベレスト・マート」でNepal Iceのストロング(これが1番安くてRs155)を買ってきて午後のビールタイムを楽しみました。
そして読書。
このゲストハウスには古い本ばかりですが100冊くらいの日本語の小説も置いていて、そのうちの2冊を読み終えましたが、ビールを飲んでの読書は毎度、いつの間にかウトウトと舟をこぐ始末。
異国での、しあわせな午後のひと時です。 -
夕ごはん前、小腹がすいたのでレストラン併設のベーカリーショップでパン2つを買って持ち帰り、宿の屋上で食べました。
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夕方のタメル地区の路地。
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18時過ぎのアサンチョーク、アンナプルナ寺院前。
音楽が流れたくさんの人が座り込んでいましたが、ダサイン祭関連の何かの宗教的な行事なのだろうか。
<夜のアンナプルナ寺院前>
https://www.youtube.com/watch?v=ZX1A6pTj2nE -
10月27日(土)朝の7時前から開いている揚げ物屋。
タヒティ・チョークからアサン・チョークへ行く途中のこの店で、何度かジェリやリングドーナツを買って食べましたが、この日はピンポン玉くらいの揚げたボールをRs10(10円)分買いました。15個位あったけど、何の味もしなかった。 -
何か食べ物はないだろうかと、活気のある朝の露天市場の路地をのっそりと歩く牛。
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タヒティ・チョークからアサン・チョークへと続く路地には、朝早くから路上に野菜などを並べて商う人たちがたくさんいて、地元の客を集めて賑わっています。
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これも同じくアサン・チョークへ行く道に並ぶ露店。
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ポリバケツの中に無造作に積み重ねられた豆腐を売る露店。
お味の方はどうか知りませんが、豆腐というだけでなんだか懐かしの光景に出合ったような気がします。 -
アサン・チョークにはアンナプルナ寺院があるので、お供え用の花や果物を売る露店が多く、他に野菜や衣類雑貨などを商う露天商がたくさんいて、朝早くから活気に満ちた庶民の日常風景が見られます。
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お参りする人が絶えないアンナプルナ寺院で灯明を捧げる人たち。
アンナプルナ寺院 寺院・教会
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アサン・チョークからインドラ・チョークを経てダルバール広場の手前にやってきました。
マヘンドレスワル寺院前にはいつも物乞いの人たちが座り込んでいます。 -
ダルバール広場入口、ジャガナート寺院前にはいつも鳩の群れが。
<ジャガナート寺院前 鳩の群れ>
https://www.youtube.com/watch?v=lQu20uKMD6wジャガナート寺院 寺院・教会
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鳩の群れと牛。
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ハヌマン・ドカ(旧王宮)の入り口。
入り口の獅子の像の左横に赤い布を被せられたハヌマン像があり、ヒンドゥー教における猿の神ハヌマンと門を意味するドカから、ハヌマン・ドカと呼ばれるようになったとのこと。ハヌマンドカ (旧王宮) 史跡・遺跡
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クマリの館の横にあるバサンタプル広場のいつもの店で一杯のチャーを飲んだあと、シヴァ寺院に上がって、広場を眺めなたりしながらの読書タイム。
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ダルバール広場からアサン・チョークを経てタヒティ・チョークへ戻る途中、「ルンビニ・タンドリー・レストラン」という店の入り口で「タンドール(つぼ型の釜)」でナンを焼いていたので食欲をそそられ、ちょっと入ってみました。
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チキンカリー(Rs110=110円)とバターナン(Rs30)で昼食をとることに。
釜で焼いたばかりのナンに大きな石鹸のような形のバターを塗って持ってきてくれました。焼き立てのナンはやっぱり美味しい。カレーの方はそれほどでもなかったけど。 -
宿に戻ってくると、ゲストハウスの屋上でビールと読書で午後のひと時を過ごします。
街をぶらついたり食べたり飲んだりだけの毎日が無為に心地よく過ぎていきます。 -
午後3時、ガイドブックに載っていた「Fire and Ice」というイタリアンレストランに入りました。
好物のカルボナーラを食べましたが、税24.3%を加えてRs522という宿代1泊分よりも高い値段の割には、薄味過ぎてぜんぜん物足りない食事となりました。 -
日暮れ時のタメル。
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タメルのあちこちにあるTシャツを売る店。
客の要望に応じ、ミシンを使って器用に刺しゅうをほどこしていきます。
ここでお土産用に2枚のTシャツを買いました。
小さなデザインワッペンをつけ、ネームの刺しゅう入れてもらい、Tシャツを含めて1枚Rs700。 -
19時頃のアサン・チョーク。
野菜や果物を売る露店のそばには、獲物にありつこうとする牛がノッシノッシとうろついていました。 -
時々品物に顔を突っ込んでは叩かれたりしていますが、ヒンドゥー教のインドやネパールでは、牛たちと共存する人々の日常があります。
<夜のアサン・チョーク>
https://www.youtube.com/watch?v=FeIurPGunio -
食べ損ねたかとガッカリな、少女に追い払われた牛。
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