2015/08/07 - 2015/08/14
154位(同エリア1556件中)
はちゅさん
長いバス移動を終えてたどり着いたグラナダの街。
グラナダはスペインで長きにわたって花咲いたイスラム王朝の最後の都があった場所です。
その栄光の中心であったアルハンブラ宮殿で華やかなイスラム文化の名残を見たい。
スペインに行くなら絶対に外せない、それがアルハンブラ宮殿です。
曇り空にもかかわらず、この日の最高気温は37度。
宮殿内に冷房があるはずもなく、暑い暑い2時間の観光となりました。
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参加ツアー: ルックJTB 『魅力プラス 情熱のスペイン8日間』
□8/7 羽田→フランクフルト乗継→バルセロナ (バルセロナ泊)
□8/8 バルセロナ観光、バレンシアへ移動 (バレンシア泊)
■8/9 アルハンブラ宮殿観光 (グラナダ泊)
□8/10 ミハス観光、セビリア観光、フラメンコショー (セビリア泊)
□8/11 コルドバ観光、ラ・マンチャの風車 (マドリード泊)
□8/12 マドリード観光、トレド観光 (マドリード泊)
□8/13 マドリード→ミュンヘン乗継→(機内泊)
□8/14 →羽田
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
この旅一番の大移動の日です。
バレンシアを出発してグラナダまで、その距離なんと511km。
511kmというと、東京〜京都と同じぐらいの距離。
途中、エルダという町の外れあたりで、山の上にかっこいいお城が見えました。 -
グラナダまで6時間ものバス移動。
途中何度かトイレ休憩があります。
サービスエリアではオレンジの生搾りジュースを売っていました。
バレンシアと言えばオレンジ。
早速購入して飲んでみました。
生搾りジュースは濃厚でめちゃくちゃおいしい! -
長距離移動でしたが、ツアー参加者6人で約40人乗りバスだったため余裕がありました。
右の景色が良ければ右へ、右からの日差しが眩しければ左へ、みんな自由自在に移動していました。
バスは足元ゆったりバスでフットレストも付いていていました。
が、前の座席との幅が広すぎて、フットレストに足が届かない!
足元ゆったりバスでなくても良かったかも。
というか、もう少し足が長ければ・・・・。 -
まだまだグラナダには着きません。
途中でランチとなりました。
広大な丘にポツンとある小さなホテル兼レストラン。
とてもステキな内装でした。 -
前菜はグラナダ名物の「レモホン」という、干し鱈とオレンジとポテトのサラダです。
これがまたおいしくて。
オレンジの甘みと酸味、干し鱈の塩気、オリーブの苦み、これらが相まって爽やかさが口いっぱいに広がり、いくらでも食べられそうです。
メインはラザニアかマス料理かをチョイス。
デザートはティラミスかチーズケーキです。 -
午後やっとグラナダに到着し、アルハンブラ宮殿にやって来ました。
日本人の団体も結構いました。
スペインと言えば、アンダルシアと言えば、やはりアルハンブラ宮殿!
およそ800年もの間、スペインを支配したイスラム勢力は北からキリスト教勢力に追いやられていき、イスラム最後の砦として残ったのがこのグラナダ王国でした。
1492年ついにグラナダが陥落し、その年のうちにコロンブスがスペインから新大陸を目指すという、スペインの歴史が大きく様変わりする舞台となりました。
この国の歴史を知れば、もうここを外すとスペイン旅行は成り立ちません。 -
サンタ・マリア・デ・ラ・アルハンブラ教会。
もともとはイスラム教のモスクでした。 -
こちらはカルロス5世宮殿。
アルハンブラ宮殿はイスラム時代の建築ですが、レコンキスタによってキリスト教徒に奪還された後に造られたキリスト教建築です。
アルハンブラ宮殿と一言で言っても、イスラム時代ものだけではないんですね。 -
カルロル5世宮殿の円形の中庭です。
ルネサンス様式のこの中庭は音響効果がとても良いのだとか。
ここも悪くないんです。
でも我々の求めているアルハンブラ宮殿の神髄はここではなく、この後のイスラム時代の部分なのです。 -
頑丈そうな要塞が見えます。
アルカサバと言って、ローマ時代の9世紀に造られた、アルハンブラ宮殿で一番古い部分です。 -
ではアルハンブラ宮殿観光のメイン、ナスル宮殿に入っていきます。
スペインのあるイベリア半島では、8世紀から15世紀にかけていくつものイスラム王朝が台頭・衰退を繰り返しましたが、その最後の王朝であったナスル朝の時代に築かれた宮殿です。
最初に足を踏み入れたのはメスアールの間。
行政や裁判が執り行われていた場所です。 -
細かい装飾やタイルに目を奪われます。
天井の木組みの装飾もまた細かく美しいです。 -
メスアールの中庭。
その昔は左右の扉が閉じてあり、来訪者は進むべき扉を自分で選ばなければなりませんでした。
宮殿内部へ続くのは左の扉。
右の扉を進むと入り口に戻ってしまいます。
砂漠に由来するイスラムの民族にとって最も重要とされる方向感覚をここで試されたそうです。 -
大使の間です。
王に会いに来た大使たちがここに通されました。
壁一面に細密な装飾が施してあります。 -
所々に置いてある洗面器のようなもの。
ツアーの一人があれなに?と尋ねると、現地人ガイドさん「ゴミ箱かな〜ははは」だそうです。
ガイドさんも知らないことありますよね。 -
そこかしこにアラビア文字のレリーフがあります。
コーランの言葉が刻まれているのだとか。
アラビア文字も装飾の一部のようになっていますね。 -
イスラム教は偶像崇拝が禁止されているため、このような幾何学模様が発達しました。
アルハンブラ宮殿のその質素な外観からは想像できないほどの、細かく見事な内装です。 -
出窓のようになった部分。
外からの光を取り込んで、さらに神秘的な空間になっています。 -
アラヤネスの中庭。
長ーい池の周りには回廊があり、歩くことができます。
アラヤネスというのは、池の両脇に植えられている植物の名前です。 -
池の反対側にやってきました。
ここから見える池とそこに映り込むコマレスの塔の写真は、ガイドブックやパンフレットでよく見かけるアングルです。
晴れていたらきれいに池に映り込むのですが、このような曇り空ではパッとしませんね。 -
細密な装飾が施されたアーチたちの向こうに見えるのはライオンの中庭。
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アベンセラヘスの間です。
天井の装飾がまるで巨大な蜂の巣のようです。
有力な豪族アベンセラヘス一族が惨殺された場所なのだとか。 -
ライオンの中庭です。
12頭のライオンの真ん中に噴水があります。
昔は水圧を利用した仕組みにより、水が吹き出していたそうです。
アンダルシアの乾いた大地で大変貴重だったであろう水を思い通りに利用できる、ここにナスル王朝の権威の大きさをはかり知ることができます。 -
ライオンに近づいてみました。
周りの建物の装飾と比較するとかなりシンプルな作りのお顔立ちですが、愛嬌があります。
東京ディズニーシーのアラビアンコーストにも同じようなライオンの噴水がありますね。 -
リンダラハの中庭に張り出す形の望楼。
ここの装飾もすごいです。
もうこのあたりに来ると細かな装飾にお腹いっぱい。 -
同じくリンダラハの望楼。
ここの天井にはステンドグラスがはめ込まれています。
シックな色合いのアルハンブラ宮殿内でここだけカラフルですが、なぜかまわりと調和している、不思議な空間です。 -
このドアの向こうはワシントン・アーヴィングの部屋です、と説明する現地人ガイドさん。
ワシントン・アーヴィングは19世紀のアメリカの作家。
スペインでイスラム勢力が一掃されてから300年以上たち、アルハンブラ宮殿がすっかり廃墟と化していたころ、アーヴィングは外交官としてここに滞在し、その間に見聞きした伝説などを「アルハンブラ物語」として出版しました。
旅行前に読んでみたかった一冊。
結局読んでないけど。 -
変な動物。
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回廊からリンダラハの中庭を見下ろします。
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回廊からはアルバイシン地区が一望できます。
夕方の自由時間にアルバイシン地区のサン・ニコラス展望台に行ってみる予定です。 -
ナスル宮殿を出ました。
暑いです。
天気はどんよりなのに、気温は37度もあったようです。
前の週は天気が良くて40度を軽く超えていたそうですが、暑くてもいいから私はお天気の良いアルハンブラ宮殿が良かったなあ。 -
ナスル宮殿を出てすぐのところにあるバルタル庭園。
緑に囲まれた水辺の風景は気持ちが落ち着きます。 -
アルハンブラ宮殿を観光した後は、宮殿北側の丘の上に見えるヘネラリフェへと向かいます。
ヘネラリフェはナスル朝時代の夏の離宮です。 -
アルハンブラ宮殿からヘネラリフェへは徒歩20分ぐらい歩きます。
途中ザクロの実がなっていました。
まだ時期的に熟していないですね。
グラナダという地名はザクロを意味するそうで、この地のシンボルとなっています。 -
きれいに刈り込まれた緑のトンネルを抜けていきます。
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ヘネラリフェは夏の離宮とはいえ、アルハンブラ宮殿から徒歩20分ほどの距離ですので、果たして避暑の意味があるのかと疑問ではあります。
でもこのような緑と水がたくさんあることで、涼しさが演出されているようにも思えます。 -
ブドウの木。
これもまたスペインらしい植物です。 -
ヘネラリフェあたりにやっと来ました。
アルハンブラ宮殿が一望できる眺望のいい場所です。 -
ヘネラリフェ最大の見どころ、アセキアの中庭です。
アセキアとは水路という意味だそうで、長い水路の周りには植え込みや回廊があります。 -
噴水がピューっと水を噴き出しています。
暑い一日でしたが涼やかな気分になれました。 -
壁にはブーゲンビリアの花が咲き乱れていて、南国なんだなあと実感します。
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本日のお泊まりは「セルコテル・グラン・ホテル・ルナ・デ・グラナダ」。
お部屋はジュニアスイート。
寝室とリビングが別になっていて、とても広いです。
悲しいかな、貧乏性の私たちには使い切れないほどの広さでした。 -
コーヒーや紅茶用にポットなども用意してあります。
また大きなウォークインクローゼットがあったり、バルコニーもあったりと空間が贅沢に使われています。
バスタブ、洗面、トイレなどの水回りも清潔で快適。
1泊だけで去るのはもったいないホテルでした。 -
夕食までの2時間少々自由時間ができたので、事前に行きたいと計画していたサン・ニコラス展望台に行ってみることにしました。
サン・ニコラス展望台のあるアルバイシン地区は細く曲がりくねった路地が多く、また治安が少々良くないとの情報もあり、ホテルでタクシーを呼んでもらって行きました。
展望台の周辺は狭くてタクシーもあまりいそうにないため、行きのタクシーにそのまま待ってもらって、散策後同じタクシーにホテルまで連れて帰ってもらいました。
往復で約8km、現地で15分ほど待機してもらって、タクシー代金18ユーロぐらいでした。 -
サン・ニコラス展望台はアルハンブラ宮殿が真正面に見える絶景スポットです。
本当は夜景を見たかったのですが、夜に行くのが不安だったので18時ぐらいで我慢。 -
グラナダの町も見えます。
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展望台の広場には観光客がたくさんいて賑わっていました。
ギター弾きの切ないメロディが、アルハンブラ宮の栄華と衰退を想起させて、なんだか郷愁を感じてしまいました。 -
展望台の周辺は細い路地ばかり。
迷路のような道なので、もし歩いて来ていたら道に迷ってしまったに違いありません。 -
この日の夕食はホテルのレストランでビュッフェ。
たくさんの温かいメニューが並び、生ハム、パエリア、ガスパチョなどのスペイン名物も多くありました。
宿泊ホテルでの夕食はすぐに部屋に帰って休めるのがいいです。
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