2015/08/29 - 2015/08/29
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ぱくにくさん
根室・知床弾丸ツアーの2日目。
朝から知床峠をドライブした後、念願の知床岬への遊覧船に乗船。
夕方には、オホーツク海に沈む夕陽を見ることができました。
さて、肝心の船はどうだったでしょう・・・
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 レンタカー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝6時。
起きると外は見事な晴天。
昨日霧に曇って見えなかった知床峠に行くしかない!ウトロ温泉 ホテル知床 宿・ホテル
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釧路空港から396km。知床ホテルからは約20km。
誰もいない国道をぶっ飛ばした先の知床峠は見事に霧に包まれたままでしたw知床峠 自然・景勝地
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せっかく来たのに何も見えません。
冷たい海の根室海峡を湿気を含む南風が渡ってくると、知床半島の東側にキリを作ります。湿った空気は山で水分を全部吐き出し、あとは乾いた空気がウトロ方面に降りてくるので晴れるのだとか。
知床豆知識。 -
朝の知床横断道路は動物の宝庫。
鹿さんは5匹以上は見ましたね。
動物を見るために朝ドライブする価値はありです。 -
キツネも見かけました。
鹿は車を避けてくれるのですが、
キツネはその場で立ち止まってしまうので注意しましょう。 -
それにしても、ウトロ側は恨めしい晴天。
一番右が羅臼岳、その右手が知床峠。
中腹にかかる霧の中にいたわけですよ。 -
プユニ岬から朝のウトロ温泉街です。
プユニ岬 自然・景勝地
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ホテルに戻って朝ごはん。
朝一番が混雑すると聞いていたので、ドライブを優先したわけです。
結果、少し空いてから行くことができました。
この日は遊覧船に乗り、午後2時過ぎの昼食となる予定。
ですので、たんまりと食べました。
どんなに揺れても船酔いしない自信があるので。 -
ゆっくり温泉に入り、9時頃にフェリー乗り場に向かいました。
フェリー乗り場の周りは奇岩の宝庫。
松井選手、ではなくゴジラ岩。
この角度から見ると、ホントゴジラにしか見えない。ゴジラ岩 (ウトロ) 自然・景勝地
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オロロン岩。
フェリーに乗る場合、駐車場はこの岩をくりぬいたトンネルの先です。オロンコ岩 自然・景勝地
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知床観光船おーろらのチケット売り場。
予め予約しておきました。
知床岬コース6500円のところ、JAFの割引が効いて650円引きなり。 -
この船に乗ります。
大型船なので揺れません、がセールスポイントなのですが、
この日は波が高く、途中で引き返す可能性があるとのことです。
先ほど、根室海峡側は霧で、山に当たった後乾いた風が太平洋側に流れてくるということを書きました。
ところが、知床岬に向かう途中には、ルシャ湾という、知床半島でも高さが一番低い場所(硫黄岳と知床岳の間)があり、その場所については山で風が遮られることもなく、根室海峡側からオホーツク海側へ激しく風が吹きつけてくるのです。
つまり、波が高くなる。
知床豆知識2。
果たして、知床岬まで行くことはできるでしょうか。知床観光船 おーろら 乗り物
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プユニ岬です。
朝10時頃はまだ、思いっきり逆光ですが、知床岬行の大型船はこの時間しか出ていないので、仕方ありません。プユニ岬 自然・景勝地
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フレペの滝(乙女の涙)。
しとしとと流れ落ちる様子から別名乙女の涙とも呼ばれています。
遊歩道を歩いて滝の上に行かれるのですが、自然災害で通行止めでした。
水量の少ない滝が海に直接落ちています。
逆光だとやや見づらいです。フレペの滝(乙女の涙) 自然・景勝地
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岩尾別の平地が見えます。
ここには鮭のふ化施設があるのだとか。
知床五湖に行く途中でも、この場所は見ることができます。
一旦岩尾別のユースホステルの所まで道が降りるので。 -
だんだん海が荒れてきました。
大型船と言えども、こういう時は揺れますよ♪
楽しそうに言うなって? -
知床で最も有名な観光地の一つ、カムイワッカ湯の滝。
硫黄分を多く含む温泉でできた川が海に落ち込んでいるので、海が硫黄の色で少し変色しています。
私の硫黄センサーは反応しませんでしたが。カムイワッカ湯の滝 自然・景勝地
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ルシャ湾沿いの陸地には大型観光船は近づけず、かなり遠くから見ることになりました。
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ルシャ湾は風が通り抜けていく場所。
左下は水しぶき。
だいぶ波が高い様子が分かりますか? -
タコ岩。
その名の通りタコに似ている岩です。 -
カシュニの滝。
海に直接落下する、高さ30mの滝です。 -
このあたり、海面の写真だけで波が分かりますね。
波が知床岬方向から押し寄せたこともあり、波にぶつかっては船は上下に激しく揺れ・・・
横に座ってて、乗船後からずっとダメそうだった高校生ぐらいの子はついに海に大量の栄養素をばらまいて・・・
(2階からばらまいちゃったので、下の人はびっくりしたでしょうね。そして、通報されたのか船員さんが来ました)
それが原因ではなく、波の高さが原因で、残念ながら引き返すのでした。
個人的には、せっかくなので行って欲しかったけど。 -
引き返した直後。
知床岬が写真の真ん中あたりです。
もう少しだったんだけどねぇ。 -
帰りは波に逆らうことなく(波と同じ方向に)進んでいたので、「なんで引き返したの」と言いたいぐらい静かに船は進みました。
-
カムイワッカの滝再び。
午後になり逆光ではなくなったので、海の変色も良く見えます。 -
知床の断崖。後ろには知床連山。
だいぶ雲も晴れてきて、山もはっきり見えるようになってきました。 -
この日の朝霧の中で見えなかった羅臼岳。
もう少し中腹の雲が取れてくれば、きれいに見えるのでは!
期待します! -
クンネポール。
流氷の浸食によって開けられた洞穴で、アイヌ語で「黒い穴」という意味だそうです。 -
もう少しで船の旅も終わりです。
空気と水のきれいさがすごく伝わる1枚。 -
プユニ岬です。
もうすぐ船着き場。
結局、途中で戻ったことにより一部返金がありました。
5850円支払って2070円戻ってきました。
あと15分で知床岬だったと思うので、チョット払い戻し過ぎでは?と思ったのですが、知床岬を見たい人はもう一度船に乗らねばならない、そこが考慮されたのかもしれません。
次はですね、知床の街中に宿泊し、遊覧船で地ビールを飲みます!
さすがに降りてクルマを運転するのに、飲めませんでした。 -
船が引き返したので、予定よりやや早い昼食。
評判の良かったお店、荒磯料理くまのやで食事しました。荒磯料理 くまのや グルメ・レストラン
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海鮮どっさりの「荒磯丼(2850円)」が名物なのですが、羅臼産のウニが品切れで、羅臼産以外のウニは使わないとのことで注文できず。
代わりにお刺身定食を注文。魚より貝類が多かったです。
海鮮も美味しかったのですが、実はお米がとても美味でした。
北海道産なのだろうか? -
次の目的は、だいたい18時に迎える夕暮れ。
それまでは時間を計算しつつドライブすることに。
荒磯料理 くまのやから南に少し行くと、三段の滝があります。
名前の通り、滝が三段に流れ下っています。
釧路空港から421kmです。知床 三段の滝 自然・景勝地
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三段の滝からもう少し南。
こちらは超有名なオシンコシンの滝。
知床の滝にしては珍しく、海に対して正対する方向ではなく、北側の崖から滝が落ちています。
崖の上から流れてくる豊富な水量の滝。
これだけの水はどこにあるのでしょう?オシンコシンの滝 自然・景勝地
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オシンコシンの滝には、お土産と軽食のお店が併設されています。
オシンコシン館。
お土産は知床で普通に見つかるレベルのものなので、ここはソフトクリームやコーヒーで少し休憩、が正しい利用方法かなと思いますね。オシンコシン館 グルメ・レストラン
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オホーツク海に沈む夕陽を見るつもりでしたが、少し時間に余裕ができたので羅臼まで行って国後島を見ようと思いたちました。
かくして、この旅3回目の知床横断道路。
釧路空港から450km。オシンコシンから25km。
朝6時以来の知床峠アゲイン!
ついに快晴。羅臼岳きれいすぎる!
知床峠からムネオハウス、いや、国後島は見えるはずなのですが、その方角は霧にけむっていました。(この写真より45度ぐらい右手です)
関西大学かな、のツーリストチームが丁度来ていました。
自転車で登ってくると、爽快感をさらに感じるんでしょうね。知床峠 自然・景勝地
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釧路空港から470km、知床峠から20km。
時間があるので、羅臼側に降りて、知床峠では見えなかったムネオハウスを見ることにしました。
羅臼国後展望塔。
知床横断道路を羅臼まで出て、国道を右折して少し走ると、標識があります。そこからは「対向車来ないで!」とひたすら祈る道です。
離合できる場所は少しはありますけどね。
そんな道なので、さすがに20kmに25分を要しました。羅臼国後展望塔 名所・史跡
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望郷台公園とも呼ばれるこの場所。
ここから見える北方領土の景色が解説されていました。 -
展望台から見た、羅臼の街です。
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海の向こうに見えるのが国後島。
国後島の山の向こうから見ると、国後の山の奥に知床の山が見え、その間にある根室海峡は分からないのだそうです。
近くて遠い北方領土。 -
羅臼の灯台に行こうと思ったのですが、灯台への道が完全1車線のとんでもない傾斜の道だったので断念。
(車のわだちの跡がついてたけど、徒歩で登れだったのかなぁ)
ウトロ側に戻り、知床世界遺産センターに立ち寄りました。知床世界遺産センター 美術館・博物館
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ここでは、知床の世界遺産や気候を詳しく解説しています。
初日羅臼はどんより曇り、ウトロが晴れ。
なんだこれ?
この原因は、写真の通り解明されました。 -
世界遺産地域の観光情報も充実しています。
知床五湖の遊歩道はクマが出ると閉鎖されますので、行く前に立ち寄っておくと無駄足になる確率が少しだけ減ります。
知床五湖までは20kmぐらいあるので、移動中に状況が変わる可能性はありますが。 -
そんなこんなで5時を過ぎたので、いよいよオホーツク海の夕陽がきれいに見える、名前もそのまま「夕陽台」に行きました。
5時半少し前に到着。
夕陽台のキャンプ場に車を停めて、展望台まで歩きました。
その時はまだ数人でしたが、日没頃には100人ぐらいいたと思います。
いい場所を取りたければ、余裕を持っていきましょう。夕陽台 自然・景勝地
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徐々に暗くなってきました。
日没は18:03。その20分ぐらい前です。 -
幻想的な風景。もうすぐ水平線の向こうに日が沈みます。
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日が沈みました。知床は日が落ちると見る所がなくなるので、ホテルに戻ります。(食事処は別だけど、クルマだとお酒飲めないし)
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釧路空港から559km。羅臼から90km(少し回り道したけど)
2日目の宿泊先は、ルートイングランティア知床斜里駅前を選びました。
知床斜里駅近辺で一番高い建物なので、迷いません。
ホテルには十勝川温泉のような泉質の温泉がかけ流しで提供されています。
ビジネスホテル系には思えない良いお湯でした。知床天然温泉ルートイングランティア知床斜里駅前 宿・ホテル
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夜ご飯は、知床斜里駅近くにあった「熊湖」で食べました。
駅の周りには、隠れ家的なものや欧風のおしゃれなお店などあり、意外に選択肢が豊富でした。
混雑していたので、入れるところに決めてしまったのですが。熊湖 グルメ・レストラン
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運転してると飲めないからね!
わかさぎの佃煮と一緒に食べさせていただきました。 -
お刺身系は食べたので、夕食のメインはほっけにしました。
評判はそれ程でもなかったのですが、普通に美味しかったですよ。
ビールはせっかくのサッポロクラシック、おかわりしました。
最終日は知床五湖を散策する予定です。残りは流れで決めるつもりでした。
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