2015/02/09 - 2015/02/09
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ソフィさん
2015年2月9日 3 伝統文化再興の意気溢れるアプサラ・ダンス
3月4日以来、しばらく筆が止まってしまった。
その間私は一つの目標を失ったことに苦しみ、悩んだ。
しかし、毎日のビジター数は100人前後が続いており、勇気を奮ってブログ書き込みを再開したい。
私のレポートを喜んでくださる方が、一人でもおられるならば、続けても良いではないか、と考えて・・・。
筆が止まった大きな原因として、現地に来てクメール文明の偉大さに接し、私の理解不足を感じ始めたことがある。
不消化の記事を書いては、読まれる方に誤解を招く可能性がある。
また、第二次世界大戦後、ベトナム戦争を経て現在の平和に至る、想像に絶する歴史の歩みについても、理解不足が間々ある。
深い悩みを経ながらも、貧しくとも、出会う人からはやさしさや明るさが溢れている。
そして、急速な復興。
何故だろう。
夜近くのホテルまで、バスに乗り、伝統の「アプサラ・ダンス」を見に行った。
ホテルの中庭に露天の舞台がしつらえてあり、舞台と直角に食卓が並んでいる。
カンボジアの伝統料理を味わいながら、ダンスを楽しむという趣向だ。
民族音楽の奏者たちが、舞台脇の小屋で演奏。
南国の風が、涼やかに吹き渡る。
「アプサラ・ダンス」は、かつてクメール王国の宮廷芸術だった。
時とともに栄枯を繰り返しながら、優雅な動きを今に伝えている。
とくに最近のポルポト時代は、ダンサーの数が10%にまで減ったという。
現在は伝統芸術の、蘇生しつつある段階とのことだ。
カンボジアの音楽は、和楽や洋楽に比べて、すごく自然を感じさせる。
緑濃い自然林を、スゥーッと吹き抜ける風のように、心を静かに癒してくれる。
アプサラ・ダンスの、指先まで心のこもった雅やかな優美さと、全身の緊張感。
舞台を見とれている内に、いつの間にかクメールの深い森に引き込まれていた。
2015.8.23 片瀬貴文記
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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