2015/08/08 - 2015/08/08
33位(同エリア374件中)
たびたびさん
- たびたびさんTOP
- 旅行記848冊
- クチコミ41258件
- Q&A回答432件
- 6,925,534アクセス
- フォロワー687人
今回の旅のメインは赤穂なんですが、今回の旅は珍しくスケジュールに余裕があるので、赤穂の前に姫路のB級グルメ、アーモンドトーストとぐじゃ焼をチェックします。
そして、その後は、またもう一つ刻んで、坂越へ。坂越は赤穂の塩をここから積みだしていたという瀬戸内への玄関口。赤穂市内の観光をする前に、最寄の坂越駅で途中下車して訪ねてみることにしました。
海に向かって延びるちょっとした街並みがあって、話を聞くと京都ではお馴染みの渡来人の秦氏や南北朝時代に関係する史跡などもある。歴史の古さは、忠臣蔵で持っている赤穂とは比べ物にならないくらいに古くて、これはちょっと予想外でしたね。内容的にも、ここは赤穂観光の付け足しにはとどまらないものがあるように思いました。
宿泊は赤穂市内。これだけ回り道しても、まだ明るいうちに到着です。
-
姫路にアーモンドトーストのムッシュという有名店があるのですが、歩いてはとても行けそうにない。諦めかけていたんですが、観光レンタサイクルがあることを知って、それを利用することにしました。姫路駅の観光案内所で申し込みをするのはよかったのですが、
-
実際に借りるのは、姫路城まで半分くらい行った駐輪場。
-
これがちょっと難点だと思います。でも、これしかないなら、仕方ありませんよね。
-
カフェドムッシュは、秘密のケンミンショーで紹介されたアーモンドトーストが評判の喫茶店。姫路駅からは遠いのです。やっぱり自転車じゃないと無理ですね。
-
広い駐車場は車でいっぱい。しかし、待つことなく何んとか店内に滑り込みました。
-
で、目当てのアーモンドトーストは?結論から言えば、まあ普通。甘さも微かだし、逆に、アーモンドの粒々が気になってしまうくらい。
-
イチオシ
アーモンドトーストは、主役を張るというまでのものではないように思いました。そういう意味ではシンプルなセットではなくて、ワンランク上のセットが魅力的なのかもしれません。
それにしても、このシンプルなセットに付いたオムレツでさえ、うまさは今一つ。この賑わいからすると、人気は人気なんでしょうが、期待が高かった分、私にとっては少し残念な評価となりました。 -
カフェドムッシュの帰りに立ち寄った九所御霊天神社。
国道2号線沿いに立派な鳥居があったので、気が付いた次第です。 -
門前に古びた神社の説明板があって、石造の大鳥居は、御国産江戸積仲間の寄進であること。「市別府」の文字がが刻まれていて、東北地方の商人との関係や幕末の姫路の木綿流通などを知る史料となっているのだそうです。
-
姫路の賑わいを伝えている神社ということでしょう。
-
中心部に帰って、もうレンタサイクルは不要です。返した後に、ぶらぶらと。。
姫路にはポツポツ蒲鉾屋さんがあって、ハトヤ蒲鉾もその一つ。駅前の姫路城に向かう大通り沿いです。 -
かき揚げ蒲鉾という変わり種をいただきましたが、これがけっこういける。
-
意外に淡白な味わいが面白いし、かき揚げの多様な味わいが一つになって。これは新食感かもしれません。
-
さて、アーモンドトーストの後は。。
姫路にはぐじゃ焼きという名物があるそうで、時間がまだけっこうあるので寄ってみました。 -
夏の暑い時期でも、火力は練炭。一時間前から火起こしをして、準備します。
-
その火起こし中のがらんとしたお店で待っていると、おばちゃんが勢いよく帰ってきて、今開けるからねえー。
結局、1時間近く待っていましたが、定時の開店は守っているので、悪いのはこっちですよね。 -
いただいたのは、基本のもつのぐじゃ焼き。もつは生のを入れるんですが、
-
柔らかいもつなので、ほどよい歯ごたえになるんだそうです。
-
最初はもんじゃ焼きみたいだったのですが、
-
イチオシ
突然それをひっくり返すと、焦げ目の入った薄い皮が表に出て、これはお好み焼きに早変わりですかあ。
と思ったら、そこにいきなりソースをドバドバッと掛けて、これは豪快。おばちゃん、なかなか見せますねえ。 -
そして食べる段になると、その薄皮が破れて、またどろどろのもんじゃに還るんです。
で、結局、何なんだということなんですが、敢えて言えばもんじゃに近い味。しかし、東京のもんじゃは出汁の味が濃くて、その出汁のうまさで勝負するんですが、ここは小麦粉の純粋なとろみのうまさで勝負します。物足りないと思う人もいるかもしれませんが、私としてはその淡白なところこそが命のような気もしました。そして、最後に触れたいのはおばちゃんの気さくなトーク。これも立派な味付けの一つでしょう。 -
ここから赤穂に向かいますが、姫路のお土産でどうしても買いたいのは姫路かりんとう。
-
地元の人は工場で大量買いをするそうですが、そういうわけにもいかず、ピオレ姫路のおみやげ館をうろうろ。見つけたのがここのかりんとうです。黒々した太いかりんとう。前回は別のところで買ったのですが、基本は同じ。存在感のあるかりんとうは、お土産に最適です。
-
同じおみやげ館で。
五層もなかは姫路城を模したものかどうかは不明ですが、立派な天守閣を写したものですから、たぶんそういうことなんでしょうね。 -
以前、岸和田で同じような最中を食べたことがありますが、形だけからすると区別はつきません。まあ、それはそれとして、最中の餡子はぼてっとした感じ。ボリューム感のある最中です。
-
赤穂の前に坂越駅で下車。
-
ここから、坂越の街並みに向かいます。
-
坂越の街は、千種川のほとり。坂越駅からだと、この川を越えて行くことになります。
-
河口に近いせいかゆったりとした流れが印象的。水運に活用されたとかの具体的な情報はありませんでしたが、それにも十分に耐えるような流れだと思いました。
-
川を越えてから、
-
なんか遠いですね。
-
石畳のような道に出てきて、さすがにもう近いような。。
-
木戸門跡広場は、坂越駅側から坂越の街並みに入る入口といった場所。
暑い中20分くらいかかって歩いたので、街並みの入口にあるこの木戸門跡広場を見たら、ほっとしました。小さな広場ですが、トイレもあって何人かの人が木陰で休憩したりしていました。 -
ここから、街並みに入ります。
なるほど。それらしい雰囲気ですよ〜 -
まず目に付いたのは、坂利太です。暑かったので、ソフトクリームを食べようと寄ってみました。
-
店内に入るとショーケースにはパイ生地のお菓子が並んで、とってもきれい。これはアラゴスタというお菓子のようですが、どきんとするような美しさですね。
-
イチオシ
そして、予定通りソフトクリームの方をいただきましたが、これもアラゴスタに盛ったもの。シナモン風味がとっても大人の味わいですね。一方、ソフトクリームの後ろにはカスタードクリームも仕込んであって、これも芸が細かい。見た目も味わいも、いろいろと楽しませてくれるお店です。
-
坂越まち並み館は坂越のまち並みの真ん中あたり。
-
こちらはかつては銀行だった建物なんだそうで、入ってすぐの部屋には作り付けの金庫が今でもそのまま残っていました。
-
常駐しているスタッフが街歩きの説明を詳しくしてくれたり、麦茶のサービスもあって快適な施設です。
-
イチオシ
坂越の基本的な情報もゲットしたし、落ち着いて街歩きのスタートです。
-
坂越は、赤穂の塩の積出港。その坂越にあるこの奥藤家は、桃山時代に始まるという旧家で、かつてはこの辺りの庄屋・船手庄屋といいます。
-
現在は、酒蔵を営んでいます。
-
敷地内の一角に郷土資料館があって、
-
二階に上がってみると、
-
屋根裏部屋みたいなところ。
-
江戸時代の酒造道具や廻船に関する道具など。
-
ちょっと古びてしまっているのは残念ですが、
-
往時を偲ぶには十分な品々だと思いました。
-
これは酒の販売所ですね。
-
誰もいませんけど、商品が並んでいました。
-
さらに、海の方へ向かって進みます。
-
ほどなく、海にぶつかりました。その先が海です。
-
イチオシ
海を目の前に臨む場所に建つのは旧坂越浦会所。
一見、普通の建物に見えるのですが、赤穂藩主の茶屋でもあったという由緒ある施設です。 -
江戸時代後期に建築された建物は、
-
玄関からして、開放的で洒脱な雰囲気。
-
さりげないところに細やかな意匠が配されて、
-
これはしびれます。
-
大きさもさほどでもないし、金をかけた豪華な作りではないんですが、
-
とにかくいいものはちゃんとわかっている目の肥えた人物が建てた感じです。
-
これは鍋島でもある緞通ですが、たぶん、これだけの大きさだと百万円単位の値段でしょう。
-
赤い土壁も
-
キリリと場の空気を締めています。
-
イチオシ
殿さまが昼寝をしたという小さな日本間も屋根裏のような場所ではあるんですが、とっても気持ちがよさそうな空間。とっても、実用本位です。
-
余計なことはしないというか、必要なことがちゃんと分かっているというか。財力だけじゃなくて、心にも余裕がないと出来ない建築物だと思います。
ここなら、現代人の我々が住んでもストレスはたまらない。快適な住み心地があるような気がします。 -
旧坂越浦会所を出て、改めて海の方へ。
-
とうろん台とは変わった名前ですが、これは灯籠台がなまったもの。坂越の海に面した広場に建っているのは復元されたモニュメントですが、当時は、これに布製の吹き抜きを掲げ、それによって坂越沖を航行する船舶に海洋気象を知らせたのだそうです。たぶん、それも最先端の技術で、坂越の自慢の一つだったのではないかと思います。
-
赤穂の塩を積みだしていた坂越の港のそのすぐ前に浮かぶのが、坂越のシンボルの一つ生島です。
-
坂越の歴史の古さは大避神社に祭られている秦河勝に象徴されますが、秦河勝の墓は生島にあるそうです。
-
ところで、生島は立ち入りが禁止されているので、生島樹林という手付かずの原始の森があって国の天然記念物ともなっています。生島の対岸であるこちらには、天然記念物であることを示す杭も立っていました。 -
海に沿っても少し街並みが続きます。
-
大避神社の入口には、秦河勝についての説明板。
-
これが大避神社の鳥居。
-
坂越の街を見下ろす高台にあって、坂越の古い歴史を象徴するような存在です。
-
秦河勝は、聖徳太子の時代に活躍した渡来人。大化の改新で蘇我氏を滅ぼしたのはいいのですが、身の危険を感じてこちらに逃れてきたのだとか。
-
ちょっとリアルな史実もあって実際にここに暮らしたその人を祀ったのが始まりということですから、とんでもない古い歴史と言えるでしょう。
-
イチオシ
奉納された絵馬の数々。
-
こうした絵馬は、
-
それ自体の面白さもありますが、
-
街の財力というか、豊かさを反映していると思います。
-
イチオシ
神社を出た辺りからは、秦河勝の墓がある生島を見下ろすことできて、その眺めもいい感じです。
-
ここからさらに山の方へ向かって、妙見寺を目指します。
-
これが妙見寺。通称は妙見寺観音堂です。真言宗の寺で、行基を開山とする古刹。
大避神社の脇からどんどん登って行った宝珠山の中腹です。 -
イチオシ
小ぶりなお堂ですが、
-
上がらせてもらうと
-
こんな感じ。坂越浦を望んでいい眺めです。
-
観音堂の軒下には十二支の彫り物があって。
馬 -
申
-
犬
-
猪。
これもお見逃しなくという見どころです。 -
境内を下って行くと
-
後醍醐天皇に忠勤を励んだという児島高徳の墓。この人物は太平記にも登場するのだそうですが、ちょっとマニアックかもしれません。
-
以上で、坂越は終了。再び、千種川を渡って坂越駅に戻ります。
-
回り道をしましたが、いよいよ赤穂駅に到着。
赤穂観光情報センターは、赤穂駅の改札を出てすぐにある大きな観光案内所です。
街歩きの地図をここでいただいて、これからの市内散策に備えます。 -
赤穂駅を出ると
-
さっそくに大石内蔵助の銅像。
-
かん川本舗の本店は、赤穂駅から大通りを赤穂城へと向かうとすぐにありました。
-
看板商品は「志ほ万」。赤穂名物の塩味饅頭のことですけど、餡子の甘さをはっきりした赤穂の塩味で引き立てているのは、そこまで特徴とは言えないかも。塩味で餡子の甘さを引きたてるのはむしろ一つのセオリーといった面もありますので。
むしろ、餅米を蒸してついた餅を焼き色が付かないように焼き、それを微粒子に製粉したという寒梅粉固まった皮の方が珍しいかもしれません。それにしても、総じては、いかにも田舎の和菓子といった地味な味わいの饅頭でしょう。 -
衣笠もその並びのそば屋さん。
-
早めにここで晩飯を食べておきましょう。
-
イチオシ
アナゴにしようか迷いましたが、ハモの天ぷらのそばにしてみました。肉厚のハモはふっくらして、予想外にとても高級感がありました。そばに乗せるのがもったいないくらい。ごちそうさまでした。
-
まだ、日は高い。もう少し散策できますね。
-
義士あんどんは、息継ぎ広場にできたからくり時計。市制施行60周年を記念するものだそうです。からくりが動くシーンは見ていませんが、忠臣蔵名場面である松の廊下、はやかご、勝どきなどを再現しているということです
-
同じ敷地にあるのが息継ぎ井戸。浅野内匠頭の刃傷事件を国元に知らせた使者が、この井戸の水を飲んで一息ついたという井戸です。
-
とても当時のままではないのでしょうが、その場所を示す遺構です。江戸から走りに走って辿り着いたのでしょうが、いずれにしても、その報を聞いた人々の驚愕ぶりは想像に余りあるものだったと思います。
-
そこから通りを挟んだ向かい側にあるのは、旧上水道モニュメント。これは、江戸時代の遺構で日本三大上水道の一つともいわれるもの。
-
池田家の代官、垂水半左衛門が、江戸時代の初期に整備したものということで、歴史はかなり古いです。江戸の水道を見たことがありますが、木製でも密封されていて、少々の上がり下がりは越えて行くけっこうな技術力。ここもたぶん水道というくらいですから、同じじゃないかと思います。水路のようなものとは違いますね。
-
ここから、お菓子屋さんを二軒。
岩佐屋では、赤穂の塩を使ったという麩饅頭をいただきました。 -
もともと、餡子は塩を加えると甘さが増す性格のものなんですが、さすが赤穂というか、さすが岩佐屋というのか、その加減が絶妙。こんなに技が違うものかと思い知るような鮮やかな仕上がり。とってもいいと思います。
-
もう一軒は福井堂。和菓子、洋菓子の両方を扱うお店です。
-
お勧めはなんですかと訪ねると即答で「包(つつみもの)」。それをいただくと、求肥だと思いますがもっちり感がじんわり伝わるいい仕上がり。鷹取醤油を使っているのだそうですが、香りのよさも印象深いです。
品数が多くても、こうしてちゃんと看板商品がはっきりしているのはとても良いこと。帰りにこれは試作品ですというお菓子ももらいましたが、商品開発も積極的だし、意外に面白いお店だと思います。 -
今日の宿は、ニューウラシマ。遠くからでも大きな建物がよく見えて、これなら迷う心配はありません。
-
ビジネスホテルとしてはまずまずでしょう。と思ったら、ここは空調がうるさい。これにはちょっと参りました。安宿だとこうしたリスクがあるので、まあ、仕方ないでしょう。
やや細切れでしたが、一日目はこれで終了。坂越がよかったので、けっこう満足かな。
そして、赤穂の観光は明日が勝負です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ひなちゃんさん 2024/09/17 09:42:51
- ぐしゃ焼き
- ぐしゃ焼き 行かれたのですね
美味しかったよね
あ そうだ
赤穂の塩味饅頭
はりまや の方が美味しいよ
生地かま薄いし
但し お店がわかりにくい
場所にある
- たびたびさん からの返信 2024/09/20 17:37:17
- RE: ぐしゃ焼き
- はりまやですか。ちょっと気になりますね。
赤穂は、次回行くのであれば、坂越の祭りかなと思っているところです。
たびたび
-
- たらよろさん 2015/12/27 17:09:45
- B級グルメはB級グルメってことで(笑)
- こんばんは、たびたび様
今度は姫路のB級グルメ、楽しく拝見させていただきました。
姫路でアーモンドトーストが有名って全然知らなくて、
結構好きなので興味津々。。。。
あ〜、なるほど、こんな感じなんですね。
私がいわゆる、アメリカなどの市販されているアーモンドディップをトーストにつけて頂いている甘いのとは違うんですね。
これが本当のアーモンドトーストなのかもしれないけれど、
やっぱり、甘さは欲しいなぁ〜
それに粒粒は控えめのほうが良いな。
ザラメ程度の粒粒ならOKだけれど、、
食べてみたいけれど、このビジュアルとたびたび様のコメントで
食べる必要ないなって判断です(笑)
いつも的確な寸評をありがとうございます〜
とても参考になります。
あっという間に年の瀬ですね〜
今年はお付き合いいただき、ありがとうございます。
少し早いですが、良いお年をお迎えくださいね♪
来年もよろしくお願い致します。
たらよろ
- たびたびさん からの返信 2015/12/28 10:21:06
- RE: B級グルメはB級グルメってことで(笑)
- 来年も引き続きB級グルメで行きたいと思いますで、こちらこそよろしくお願いします。
この土日は、東京の餃子をチェックしていたのですが、銀座天龍も、泰興楼もイマイチ。というか全然ダメ。浜松の「むつぎく」や黒崎餃子の「いづみ」、久留米餃子の「満一」のおいしさに比べたら、話にならないように思いました。
年明けは手始めに香川で讃岐うどんを少し回ってみようかなと思っています。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
113