イベリアの大地の上を飛んで、イスタンブール経由で帰国

2015/05/09 - 2015/05/10

長かったような、短かったような２０１５ＧＷ旅行も最終日。

今日、絶対やっておきたいのは、サンタ・ジュスタのエレベータに乗ること！
「起きた→着替えた→宿を出た」と、いうような素早い行動で、サンタ・ジュスタのエレベータへ。

その後、リスボンの街を散策し、昨日、目を付けていたカフェ・スイッサで、コーヒーとパステル・デ・ナタを頼み朝食にした。
（どうしてもパン・デ・ローを食べたかったので、テイクアウトしてみた。）

お土産を調達のために、スーパーに立ち寄って、 缶ビールやパック入りの南蛮菓子《トルタ・デ・ケソ（チーズタルト）と トルタ・デ・フェイジョン（白インゲンの餡のタルト）》を購入。

宿に戻って、シャワーを浴び、スーパーで買った飲み物とパン・デ・ローを食べつつ、荷造りをする。
チェックアウトが１２時なので、朝の散歩や荷造りがゆっくりできるのはありがたいなぁ。

地下鉄ロッシオ駅からメトロで空港へ向かった。
どの駅でもよく探せば、エレベータがあり、エスカレーターも部分的にあったりしたが、荷物を転がしていると少し面倒くさい。
（でも、購入済みの、Viva viagem２４時間券で乗れるのは、お得な感じ！）

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

「始発が７時」とガイドブックに書いてあったので、その時間に合わせて来たが、気が抜けるくらい誰もいなかった。

「ボン・ディア〜」と運転手さんに挨拶して乗り込む。
時刻表が張ってあったので、満員になったら動くというのではないようだ。
そうなら、昨日の不動の行列も納得。

木製の内部が素敵だなぁ！
結局、乗車客は私１人で出発。なんとも贅沢だ！
上で乗り込む人もいないようで、本当に貸し切り運転だった。オブリガーダ！！

エレベータの上の駅の、その上には展望カフェがあるとの話だが、当然、まだオープンしていない。
周囲をぐるりと回って、町の眺めを楽しむ。

アルファマ地区。まだ、日が丘の後ろにあるようだ。

ロッシオ広場の白いテントたち。
広場に面してマリア2世国立劇場が建っている。

優雅な姿のエレベーター。

この通路でバイロ・アルトの地面と連結されている。
さて、バイロ・アルトを散策してみよう。

バイロ・アルトからエレベーターと通路を撮影。

トラムの走る通り。正面にはタイル張りの建物があった。

可愛い看板が出ていたのは文具屋さんだった。

ふらふらと歩いていたら、急な坂道に停車中のケーブルカーを発見。

リスボンらしい風景。

その横には、アルカンタラ展望台。
ここから見る夕景が美しいらしい。

アルファマ地区に灯がともるころ、来てみたかったな。
テージョ川の水面も見えるのね。

グロリア線のケーブルカーに沿って、降りることにしよう。
しかし、このケーブルカーの落書き、どうにかならないのか？

車内をのぞき込んで写真を撮った。
昔の日本の「市電」のようだ。

急坂をどんどん降りて、下りきった所がレスタウラドーレス広場。

広場に建つオベリスク。

オベリスクには、勝利の女神が。

両側に車道があり、中央部が広場なのね？
モザイク模様がお洒落。
あの右側の建物の所に・・・

Metroのレスタウラドーレス駅の入口がある。
私は、昨日、あそこから出てきたんだよ。

朝のロッシオ広場。

バイロ・アルト地区のカルモ教会を仰ぎ見る。
１７５５年のリスボン大地震で崩れた姿をそのまま残し、内部は博物館になっているそうだ。

フィゲイラ広場からトラムに乗ってアルファマ地区に行こうと思っていたが、１５番のトラムが来たので、予定変更。

カイス・ド・ソドレ駅まで乗って、リベイラ市場を見てみることにした。
リベイラ市場、朝早すぎたのか、あまりお店がオープンしていなかった。

せっかくなので、サクランボを購入。
スーパーで濡れ物（豆腐など）を入れるような小さい透明のビニールにぽいっと入れて渡されたので、ちょっと面食らう。エコバックが必要だったのね。

いきなりですが、帰国便の機内の写真。
帰りはターキッシュ・エアラインを利用する。（イスタンブール経由）
機材はB３７３−８００。

そういえば、沖止めだったなぁ。

座席は２−２、立て列の配置で、どの席も１−１の乗客。
（２人一緒の旅程の人たちは除く。）
ウエルカム・レモネードをいただいて・・・。

さて、出発〜。

さようならポルトガル。

機体が動き出した。

飛び立ってすぐ、眼下にリスボンの景色が広がった。

素晴らしい眺め。
広い広いテージョ川。

エドゥアルド VII公園と、その南に続くリベルターデ大通り。
リスボンは中心部に緑が多い都市だったのか。

テージョ河畔に大型客船が寄港していた。

4月25日橋がクッキリ見える。
次回はあの橋を渡って・・、または船で、向こう側へも行ってみたい。

機体がぐるりと旋回して・・・

「リスボン」の名前の由来が、良くわかるなぁ。
思いがけず、素晴らしい眺めが楽しめて大満足。

夢中で景色を見ていたら、食事が始まった。
前菜はスモークした鰊と鶏肉。

モスクを模した塩・胡椒入れが可愛い。

飛行機は、今回、私がたどったイベリアの大地の上を飛んでいく。
サラマンカ、アヴィラ・・・

メインは茄子のムサカ。
ご飯がたっぷり添えられていた。（・・・要らないのに。）
デザートは最初から配膳されていた、アップル・クランブル。

食事をしながらも、下の景色が気になって仕方ない。
あれっ、眼下に広がるこの街は・・・

2014年の年末に行ったクエンカの街だな。
（スペインの地図はなんとなく頭に入っている。）

地中海が見えてきた。

ならば、この港はバレンシアに違いない。

ほら、やっぱりね〜。
日中のフライト、天気が良いので遊覧飛行のように楽しめた。

でも、もうすぐ、日が落ちる。
夜のイスタンブールに到着だ。

今回、トルコ航空を選んだのは、ISTのアタチュルク空港のトルコ航空ラウンジに来てみたかったから・・・と、いうのも理由の一つ。
でもね、この時間帯は・・・ものすごく混んでいた。1階は座る所もないよ？
地下に行ってみよう。

夜遅かったので、焼きたてのピデがいただけるというコーナーは閉まっていたのも残念。
ケーキは沢山飾られている。

もう少し、小さくカットしてあれば良いのになぁ。
結局、味見もしなかった。

飲食はせず、シャワーを借りて、楽しみにしていたトルコ航空ラウンジ体験終了！

大理石に蘭の花、この美しい場所はトイレの手洗い場所だ。
やりすぎじゃないの？って感じが素敵だったな。

成田行きは、乗り継ぎ便を待って、出発が大幅に遅れた。
定刻に飛ばないのなら、定刻に搭乗させなくても良いじゃん？
どうせなら、もう少しラウンジをゆっくり探検したかった。

お夜食。
突き出しは白チーズのパイなど。

前菜はスモークサーモンとスモーク鰊（先のフライトと同じ〜）。

塩・胡椒入れはこちらの方が、より可愛い。
うしろの紙袋の中は蝋燭が入っていた。

スープもいただいて、メインは要りませんと。
最近、いつもこのパターンだな。お腹が年をとってしまった。

デザートは果物とアイスクリーム。

マダム、食後のお飲み物はいかがいたしましょうか？
出たな！！フライング・シェフ！

本格的なチャイセットがワゴンに乗っているので、チャイを注文。

チャイグラスでの提供。小菓子も付いてきました。
ご馳走さまでした。

さ〜て、フルフラットにして（マットレスも敷いて）、ゆっくり寝ることにしよう。

この旅行記へのコメント （2）

• お黙り！さん 2015/09/13 12:50:31

  リスボン素敵ですね！

  れいろんさん
  お久しぶりです。お元気でいらっしゃいましたか？
  
  上で乗り込む人もいないようで、本当に貸し切り運転だった。オブリガーダ！！
  
  良かったですね。早起きは三文の得でしょうか。だいたい外国の方は朝が遅いですよね？
  
  しかし、このケーブルカーの落書き、どうにかならないのか？
  
  そうですよね。こう言うのって興醒めですよね。絶対やめてほしい。
  
  お帰りも、ゆっくりビジネスシートを楽しまれていたご様子。れいろんさんは、お酒駄目でしたか？私なら爆呑みしてたでしょうね（笑）
  マリー

  れいろんさん からの返信 2015/09/13 21:34:06

  飲んでますよ〜〜！

  マリーさん、こんばんは！
  
  いつのんさん達の掲示板でお見かけしているので、ご無沙汰してる気がしないです〜。
  
  リスボンは哀愁のある綺麗な街並みなんですが、このケーブルカーの落書きで台なしですよね。
  誰が描くのか、本当に不思議。
  
  トルコ航空で飲んでますよ〜。決まってるじゃん？
  シャンパンを飲んでいるのですが、なぜかシャンパングラスでも、足つきのグラスでもなく、写真の隅に写っている「コップ」での提供なのでした。
  残念な感じですよね。
  かつてインチョン〜イスタンブール線では、足つきのグラスだったのに。
  
  で、以前にコメントいただきましたが、快適シートで目覚めたら、隣に見知らぬ（日本人）親父が寝ていて、不愉快だったのでした。
  （しかも、カップルで乗って来たのに！）
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　れいろん