カンボジア　アンコール遺跡めぐり　　　③その１　日の出、バンテアイ・スレイ、タ・プローム

2015/08/03 - 2015/08/08

カンボジア旅行3日目
アンコールワットの日の出鑑賞から
東洋のモナリザ、バンテアイ・スレイ
巨木が遺跡を飲み込んだタ・プローム

3日目は観光場所が多いので２回に分けます。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝５:００にホテルを出発。
昨日観光したアンコールワットの入口付近の池のそばで日の出を待ちます。
アンコールワット観光の定番なので池の周りにはたくさんの観光客が詰めかけていました。

猫も来ていました。

フラッシュが眩しかったようです。

この日は雲が多く、朝日は見えそうもありませんでした。

日の出を待つのに飽きたのでさっきの猫を撮影。
とても人懐こいネコでした。

もう完全に飽きてしまったので猫写真ばかり撮っていました。

たまにアンコールワットも撮りました。
結局朝日を見ることはできずに帰ることになりました・

入口の西参道の敷石には丸い穴がたくさん空いています。
石を運ぶ時に付けた穴だそうです。
ムンク的な穴。

ホテルに帰って朝食です。
メニューは昨日とほぼ同じですが、麺の種類が変わっていたり、ホットケーキがフレンチトーストになっていたり、ちょっとずつ変化があります。
またしても食べ過ぎました。

９:００にホテルを再出発。
バンテアイ・スレイを目指します。車で約１時間くらい、
途中で田舎の農村を車窓から眺めます。
高床式の家でした。
床下にハンモックをつるして寝ている人が結構いました。
暑い国の知恵ですね。

田んぼと青空。
ちょうど雨季で田植えのシーズンでした。
この辺りは苗を手で植えるようで、家族総出で植えていました。
日本とは違うのですが、なんだか懐かしい感じがします。
子供のころの夏休みの空がこんな風だったような気がするのですが、
単なる思い込みかもしれません。

バンテアイ・スレイに到着。
小さな寺院なので観光客でごった返しています。
細かい彫刻がきれいな寺です。

細かい彫刻がきれい。こういうのが大好きです。
ヒンドゥー教の建築物は躍動感あふれる彫刻が魅力ですね。

長方形の梁の部分をリンテルというそうです。その上の三角部分を破風といいます。
古い建物を見て回るようになってから覚えた用語です。

この写真の両側にあるレリーフは良くガイドブックなどに載っている有名な像ですね。

中央の祠堂は立ち入り禁止なので、双眼鏡などを持っていると有名なレリーフの細部まで見ることができます。

市街に戻ってお昼です。
お昼はガイドさんの会社　ＪＨＣが経営する「ラッキーレストラン」で食べました。
料理はクメール鍋。
アツアツの鍋をハフハフしながら食べました。
まさかカンボジアで鍋を食べるとは。
トマトやカボチャが入っていてとてもヘルシーな感じの鍋でした。
暑かったけど、最後は雑炊にして完食しました。
すごくおいしい鍋でした。

同じ建物内にラッキーショップというお土産屋さんもあります。食事の前にそこでばらまき土産用に赤胡椒を買いました。

ＪＨＣは他にも学校寄贈や井戸寄贈の仲介をしたり、観光用の車会社もやっています。ガイドさんの学んだ山本日本語学校も同じグループで、通りを挟んだ反対側にありました。この語学学校は学費が無料で、卒業した学生たちがJHCでガイドをしたり、レストランや土産屋で働いているそうです。
みんな流暢な日本語を話していました。

ホテルで休憩してから１４:４０分に再出発。
車で３０分くらいでタ・プロームに到着しました。
巨大な木の根っこが遺跡を飲み込んでいます。

圧倒的な存在感の巨木たちです。
遺跡の朽ち果て具合もいい感じ。
他ではちょっと見られない光景ですね。

アナコンダみたいな根っこ。

根っこの間からデヴァターの顔が見えます。
まったくの偶然で最高の観光スポットができているのが不思議です。

これはもう、エイリアンの巣です。

中央祠堂。
壁に無数の穴があいていて、昔は宝石が埋め込まれていたそうです。
全部盗まれてしまったそうです。
全部盗まれるまで誰も何もしなかったのでしょうか？
取りあえず全部外してどこかに保管しておくとか・・

かわいらしい動物の彫刻などもあります。
一番下のはガルーダのメスだそうです。
一番上はステゴザウルスでしょうか？