2015/07/31 - 2015/07/31
16位(同エリア383件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
今回は3編に分けてご紹介しています。
前編では出発から友部駅を経由して真岡鐵道の乗換駅「下館駅」までの車窓と上野駅出で購入した北海道・根室本線厚岸駅の「かきめし」をご紹介しました。
中編では真岡鐵道のSL旅をご紹介いたします。
出発進行!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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真岡鐵道「SLもうか号」に乗るため再び改札口を通ります。(ルンルン気分です)
下館駅は、JR・真岡鐵道・関東鉄道3社の共同使用駅です。
■共同使用駅
同一地点に複数事業者の駅が設けられた場合、事業者側から見れば各駅で業務が重複して無駄が発生すること、乗客からみれば両事業者の路線を乗り継ぐ場合にそれぞれの改札を一度ずつ通らなければならないなど、不都合が発生する。そのため、一つの駅の管理を協定で複数の事業者が分担する、ないしは特定の一事業者にその他の事業者が委託する事例が生まれる。これが共同使用駅である。(ウィキペディアより)下館駅 駅
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下館駅のホームは、真岡鐵道が1番線、JRが2〜4番線、関東鉄道が5.6番線です。
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真岡鐵道1番線車止め付近にある乗り場案内板です。
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ホーム上には、乗車券・SL整理券を発売する机が置かれています。
JRと真岡鐵道を区切る柵が設置されていますが、これは一部だけです。(ここだけの話し…ホームの先端には柵はありません) -
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今日は7月31日(金)、子供たちは夏休みですが、大人は仕事ですので今日は空いていると思い下館まで来ました。
案の定、今日のSLもうか号の乗客は少ないようです。
ホームでは数名の方が乗車券やSL整理券を購入しています。
SLは指定席ではないので好きな席に座ることができます。 -
小生も乗車券とSL整理券を買いました。
・乗車券 下館 ⇒ 茂木 1030円(片道)
・SL整理券 500円 ※合計1530円
※下車駅で駅員に申告すれば記念にいただくことができます。 -
9:56 SLもうか号が回送で到着しました。
下館駅には、蒸気機関車の向きを変えるための「転車台」がないためディーゼル機関車が客車3両と向きを変えた蒸気機関車を牽引してきました。 -
マニアにはたまらないサボ(行き先表示板)です。
この車両は50系客車で国鉄時代に製造された車両で九州・北陸・東北・北海道で走っていました。車両は赤1色で「レッドトレイン」と呼ばれていました。(次の参考画像をご覧ください) -
※参考画像(ウィキペディアより)
国鉄時代の50系客車(レッドトレイン)です。 -
暫くすると、SLは動き出しました。
あれ?
何で動き出すのかな?と思いながら眺めていました。 -
すると…
さきほど牽引してきたディーゼル機関車が踏切に差し掛かったところで停止しました。(ポイントの向きが変わりました)
そして駅員または車掌2名が旗を使って合図(入換合図)を機関士に送ってていました。 -
入換合図「合図者の方へ来たれ〜」(定められた速度以下で進入する)
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SLもうか号は留置線(ホームの無い線路)に移動しました。
ここで一つ疑問が…
真岡駅から回送で来たのだから直接留置線に進入すれば面倒な作業をしなくても良いのにと思うのですが… -
10:07 茂木駅発の列車(折返し10:19発茂木行)が到着しました。
なるほど!
SLもうか号が留置線に移動する理由が何となく分かりました。
①真岡鐵道は全線単線で、しかも下館駅のホームが1面しかないためダイヤ上(列車運行)の制約があるので留置線への転線(入換)作業が必要であること。
②復路で分かったことですが、下館二高前駅(下館駅一つ手前の駅)を発車し下館駅に進入するための信号機(場内信号機)がホームのある線路にしか対応していないので直接留置線に進入できない。 -
※参考画像(ウィキペディアより)
場内信号機です。
(例)ホーム進入の際に2本の線路がある場合は信号機を2機または1つの信号機に到着番線(進路)を表示する進路表示機を設置します。 -
復路に撮影した下館駅の場内信号機です。(画像奥が下館駅)
上記の参考画像と比較していただければ分かり易いと思いますが…
下館駅は「SLもうか号」を除けば到着する列車は到着番線(進路)は固定されているため、1進路に対する場内信号機のみの設置になっています。(コストの問題もあることでしょう)
少し難しいマニアックな話しでした… -
ホームにはSLもうか号の乗車位置目標が表記されています。
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SLもうか号を撮影するために先回りする人が数名乗車しました。
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10:17 茂木行が発車しました。
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留置線から本線への転線作業が始まります。
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ホームで転線作業をリアルに見れるのは鉄道ファンにとって魅力です。
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停止位置が近くなり合図が変わりました。
入換合図「僅少の進退(前進)」(ただちに停止できる速度) -
ここで簡単に真岡鐵道についてご紹介いたします。
■真岡鐵道
真岡鐵道株式会社(もおかてつどう)は、JR下館駅を起点とし茂木駅(41.9km・17駅)を結ぶ第三セクターの鉄道会社である。
・ホームページ
http://www.moka-railway.co.jp/
■SL C12形・C11形
沿線自治体で組織する芳賀地区広域行政組合と筑西市(当時の下館市)の委託を受け、1994年(平成6年)3月27日から蒸気機関車牽引列車(SL列車)として「SLもおか」の運転を行っており、2両の蒸気機関車 (C12 66, C11 325) を保有している。
蒸気機関車は、自社線内での運行に供されるほか、各地に貸し出され、JR線内でイベント臨時列車として運転されることがある。(ウィキペディアより) -
SLもうか号は下館駅(始発駅)から茂木駅(終点)まで約1時間30分を要します。
SL整理券は、真岡鐵道(当日発売)以外にJR東日本「みどりの窓口」や「びゅープラザ」(いずれも乗車日の1ヶ月前から)で発売しています。 -
車内は4人用ボックス席とロングシートです。
残念ながらクーラーは搭載されてなく扇風機のみです。
既に車内はメチャ暑いで〜す! -
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大井川鐵道以来のSL旅!(25年ぶりです)
SLはオジさんになってもトキメキますね〜(笑) -
車内は1両あたり10名前後の乗客です。
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沿線案内の看板です。
■コットン・ウェイ
真岡鐵道が運行する鉄道路線「真岡鐵道真岡線」の愛称。茨城県筑西市(ちくせいし)の下館駅から栃木県芳賀郡茂木町の茂木駅を結ぶ。土日祝日などに蒸気機関車が運転される。名称は機関車の走る音が「コットン、コットン」と聞こえることと、同地域が江戸時代から木綿の産地として有名であることにちなむ。 (コトバンクより) -
10:35 SLもうか号は下館駅を発車しました。
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風は入ってきますが、温かい風です。ヒィ〜(汗)
この日の気温は32℃(気象庁データー) -
窓全開です。
時たま石炭の煤が腕に付着します。 -
最初の停車駅「折本駅」に着きました。
上り列車とのすれ違いです。
■折本駅
「折」も「本」「降り、下り」の意味。傾斜地を降りたところに開けた集落の由来する地名です。(真岡鐵道より)折本駅 駅
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あまりの暑さに我慢できず車内販売で缶ビールを買ってしまいました。(暑さに耐える修行が足らないですね〜)
でも…キンキン冷えたビールは実に旨い!
もっと飲みたいのですが…この先のこともあるので1本で我慢しました。(あんたはエライ!) -
車掌が車内検札に来ました。
検札後には「乗車記念証」をいただきました。 -
久下田駅(くけた)に到着しました。
茨城県を越え栃木県に入り最初の停車駅です。
■久下田駅
「クゲ」とは、鵠、つまり白鳥のこと。白鳥が水田に棲みついたことを嘉祥とする記念地名である。(真岡鐵道より)久下田駅 駅
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久下田駅でのすれ違いはなく、直ぐに発車しました。
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水田とトウモロコシ畑です。
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下館駅ホームで乗車券を買う際に女性駅員に眺めの良い席はと尋ねたところ、どちらも(左右)変わらないとの返答でした。
個人的には茂木行に乗った際は進行方向『右側』が良さそうです。(あくまでも個人の意見です) -
11:03 真岡駅(もおか)に着きます。(下館駅から28分)
機関車の形をした建物が2棟見えます。
左側の建物が真岡駅舎で右側の建物がSLキューロク館です。
■SLキューロク館(入場無料)
施設の名称は、館内に展示している9600形蒸気機関車が大正時代の代表的な蒸気機関車の一つであり、太いボイラー、短い化粧煙突、低い二つのドームにかたどられた雄姿で、「キューロク」の愛称で多くの人々に親しまれたことから「SLキューロク館」と名付けました。
・SLキューロク館公式サイト
http://sl-96kan.com/ -
真岡駅に着きました。
10分間停車します。
■真岡駅
駅舎は、SLを形取った複合施設で、真岡市情報センター、真岡駅前交番、真岡鐵道(本社)が併設され、関東の駅100選にも選ばれている。
■真岡市
芳賀郡広域圏の中心都市である真岡市は、都市整備が推進さ れ、安心度、便利度、快適度、富裕度、住居水準充実度など16個 の指標で評価する「住み良さランキング」で常に上位にランキングされている。(真岡鐵道より)真岡駅 駅
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下館駅に比べギャラリー(撮り鉄)が少ないので撮影が簡単にできます。
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ここで車両形式についてご紹介いたします。
電車に乗ると車両の側面や車内に「モハ」「クハ」などの表記を見たことがあるかと思います。この形式番号を見れば一目でその車両のことが分かります。
蒸気機関車にも形式番号があり、小生が乗っている『C11型325号機』を例えると…
・『C』は「動軸数」で、3軸の動輪が付いてます。(4軸の動輪は「D」が表記されます)
・『11』は「タンク機関車(10〜49で表記)」で、水や石炭を機関車本体に積載する形態の機関車。また、D51型の51は「テンダー機関車(50〜99で表記)」で機関車の後ろに炭水車が連結されています。
・『325』は製造番号で「325番目に製造された機関車」。 -
蒸気機関車を運転するには、運転免許の他に「ボイラー技士」の資格を持っていなければなりません。(おじさんの頭では無理そうです)
■蒸気機関車運転免許
蒸気機関車の機関士になるためには、動力車操縦者免許(甲種蒸気機関車運転免許)のほかにボイラー技士の資格が必要となる。また、蒸気機関車を操縦する際には、機関士・機関助士の両方が二級以上または機関士のみが一級以上のボイラー技士資格を持つ必要がある。(ウィキペディアより) -
一度は蒸気機関車の汽笛を鳴らしてみたいですね〜(画面右上のT字型のレバー)
計器類が数多く撮り付けられています。
真夏の操縦席はさぞ暑いことでしょう。 -
「♪えきべ〜ん、えきべん」と聞こえて来そうな感じです。
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真岡駅から下館駅まで牽引役を務めたディーゼル機関車が真岡駅で切放されました。
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先ほど切放されたディーゼル機関車は車庫へ戻ります。(お疲れさまでした〜)
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SLキューロク館では、蒸気機関車の他に客車や貨車などが展示されておりホームからも一部見ることができます。
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10分間の停車も終わり、まもなく発車します。
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西田井駅に着きました。
上り列車とのすれ違いのため停車時分があるのでホームに降りました。
駅舎は1998年(平成10年)に改築されました。(レトロな駅舎です)
何となく、ホッとするような駅です。
■西田井駅
本村の西へ出た支村の意。井は湧き水があったり水量が豊かな村であったことを示している。(真岡鐵道より)西田井駅 駅
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線路に沿って桜の木が植えてあります。(桜が咲く季節は眺めが良いことでしょう)
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上り列車が到着しました。
まもなく発車します。 -
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益子駅に着きました。
■益子駅
駅は、観光客の玄関口として、整備され観光協会、保健セ ンター、福祉センターデイサービス施設と併設、機能が充実し 地域住民の利用も盛んである。関東の駅100選の1つとして 選ばれている。(真岡鐵道より) -
益子町は、「瀬戸」「有田」と並ぶわが国屈折の焼物の町 であり、春と秋に開催する「益子陶器市」には全国から観光客が訪ねて来ます。
■益子焼
益子焼は江戸時代末期、笠間で修行した大塚啓三郎が窯を築いたことに始まると言われます。以来、優れた陶土を産出すること、大市場東京に近いことから、鉢、水がめ、土瓶など日用の道具の産地として発展をとげます。
現在、窯元は約260、陶器店は50。若手からベテランまでここに窯を構える陶芸家も多く、その作風は多種多様です。(益子町観光協会より) -
益子駅をまもなく発車します。
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沿線には色々な植物が植えられており乗客の目を楽しませてくれます。
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七井駅に着きました。
■七井駅
益子町に位置し、七は「たくさん」の意。この付近一帯が湧き水 豊富な、農耕に適した土地であったことを示している。(真岡鐵道より)七井駅 駅
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すれ違いがないため直ぐに発車しました。
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多田羅駅(たたら)に着きました。
■多田羅駅
駅周辺には、スイセンで有名な多田羅沼や伊許山キャンプ場があります。
駅名のタタラは、全国に多い地名で鍛治用具の一つ「フイゴ」のことです。(真岡鐵道より)多田羅駅 駅
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高原の駅のような感じです。
日陰で車内も少し涼しくなりました〜気もちが良いですね。 -
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市塙駅(いちはな)に着きました。
上り列車とのすれ違いのため停車時分があるのでホームへ降ります。
■市塙駅
緑豊かな田園地帯で昔からの農業を主産業とした純農村の町である。
現在では、工業団地も誘致し、生産高が伸び、農・商・工が調和のとれた町づくりを進めている。(真岡鐵道より)市塙駅 駅
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上り列車が到着しました。
これから先は緩やかな上り坂が続くようで、多くの石炭を釜の中に入れているようです。小生が見た限りでは煙の量が最大ではないでしょうか。 -
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Tシャツの袖には、大きめな「煤」が付着しました。
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もう少しで終点の茂木駅です。
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「道の駅もてぎ(画面左)」が見えます。
■道の駅もてぎ
http://www.motegiplaza.com/ -
♪ご乗車ありがとうございました。次は終点茂木です。
12:06 茂木駅に着きました。(下館駅から1時間31分、横浜駅から6時間13分)茂木駅 駅
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真岡駅とは反対の車体側面を撮りSLの旅を終えます。
しばらく眺めていると…SLが動物のように感じます。 -
SL旅は良いですね〜現代という時間を忘れさせてくれます。
発車する時の汽笛の音、動き出す時の連結器の音、レールのつなぎ目を通過する音、上り坂を走るときの機関車の音には感動しました。 -
機関士と機関士補助のお二人方、暑い中での安全運行お疲れさまでした。
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「真岡」…区名札です。(所属を表記してあります)
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昼食のため改札口を出ました。
お腹が空きました〜
■茂木駅
茂木町は、年間240万人を越える観客を中心市街地に誘導するため、ホール、郷土資料館、図書館等多機能交流センター施設を建設し、市街地の再生を進めている。また、モータースポーツを見る楽しみと体験する楽しみが味わえる「ツインリンクもてぎ」がある。(真岡鐵道より)
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続きは『下編』でご紹介いたします。
ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 毛利慎太朗さん 2020/02/13 20:18:39
- 50系客車、サボ付きの車両も味わい深し。
- 続けてコメダコーヒー!?(なんちゃって)
写真に写っているC11-325、09年にSL只見号で乗った思い出深い車両です。
JRにもしばしば駆り出され、只見線ほか陸羽東線、水郡線などレールがあまり頑丈じゃないところにまで使える9600や8620、C12などとならび、ローカル線では汎用性の高い釜(機関車)ですね。
でも案外製造プレートはDE10や高崎のSLに比べシンプルなのは以外でした。
さて、このC11なんですが、来年以降は真岡鐵道のコスト削減策により東武鉄道「大樹」の釜になるんだとか。
東武の客車は14系なので窓が空かない、急行はまなすの懐かしさは味わえても、このもおか号のように窓を全開にして楽しむことはできないのが難点ですね。
(冷房はあったに越したことはないが、熱さは、まえの職場(農業)も今の職場(夏場も冬場も非エアコンの倉庫)もある程度慣れっこだったので体験してみたいなあ。)
ps.そういえば高崎の旧型客車も非冷房でしたね。
- BTSさん からの返信 2020/02/18 16:49:21
- RE: 50系客車、サボ付きの車両も味わい深し。
毛利慎太朗さまへ
C11-325は只見線も走ったんですね〜只見線ファンの私にとって毛利慎太朗さんが羨ましいです。真岡鉄道は急こう配がないので煙が少なく物足らなさがありました。
C11-325は、東武鉄道へ移籍するんですね〜初めて知りました。SL運行は維持費が掛かるので致し方ないですね。50系客車(レッドトレイン)は初めて乗りました。旧型客車に比べ近代的ではありますが、冷房が付いていないので、どこか懐かしさを感じました。そうそう、高崎線の旧型客車も非冷房でした。
最近、仕事が忙しく中々乗り鉄ができなくてストレスが溜まっています。どこか行きたいところですが、休みの日は寝ていることが多いでしょうか、最近は旅番組を観ながら家飲みをしています。
>続けてコメダコーヒー!?(なんちゃって)
山田く〜ん、毛利慎太朗さんの座布団を1枚取り上げて!(笑)
これから銭湯で疲れを癒して行きつけの店で飲んできます。
それでは〜
BTS
- 毛利慎太朗さん からの返信 2020/02/22 17:23:37
- RE: 50系客車、サボ付きの車両も味わい深し。
- 情報訂正いたします。
C11-325ですが、昨年の12月に引退し順次東武鉄道に移籍とのこと。
慌てて書いてすみませんでした。
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