サラエヴォ冬季五輪夢の跡

2014/08/18 - 2014/08/18

1984年に開催された冬季五輪サラエヴォ大会。そのスタジアムに行ってみました。スタジアムは今も使われているようですが（内部を見ることは出来ませんでした）、補助グラウンドが墓地となっており、五輪開催から７年後に起きた旧ユーゴ内戦のすさまじさを見ることが出来ました。オリンピック施設がどうか墓地や負の遺産になりませんように。

エリア サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バシチャルシァ広場から少し出た場所にきました。

狙いはタクシー。サラエヴォ冬季五輪の会場に連れて行ってくれるかな？

値段交渉も成立。タクシーで出発です。

オリンピックスタジアムに到着です。

入場無料のオリンピック博物館がありました。

オリンピックのポスターなどが展示されていました。

五輪マークの付いた塔もありました。共産圏で初めて開催された冬季五輪だったようですが、今は何だか寂しそうに建っています。

オリンピック施設のそばにあった広大な墓地。

ここは冬季五輪の補助グラウンドだったところだそうです。

旧ユーゴ内戦の時、犠牲者を墓地に運ぶことが出来ず、やむなく補助グラウンドを墓地にしたそうです。

五輪の歓声が嘘のようです。観客の誰が、７年後の内戦を予想できたでしょうか。平和の尊さが身に染みます。

よく見ると、墓地の奥に小さな教会もありました。

落書きだらけのフェンスの向こうには立派なスタジアム。

立派なスタジアムはどれくらい使われているのかな？

金網とフェンスの向こうは競技場かな？

スタジアムから歩いて旧市街方面に戻ると、露店がありました。

かなり賑わっている青空市のようでした。

街の中心部なのに、又墓地を見かけました。

ユーゴ内戦の爪痕の大きさが解ります。

もちろん普通の緑豊かな公園もありました。