2015/05/23 - 2015/06/06
553位(同エリア1011件中)
さいたまさん
JICAプノンペン事務所で、カンボジアから始まった地雷・不発弾の処理を支援する活動について、状況を教えて貰いました。
カンボジアは、主として内戦の間に埋設された地雷や不発弾による被害に苦しんできました。
今でも、多くの人々が傷ついています。
これらの地雷や不発弾を処理する機関は、カンボジア政府のCMAC(Cambodian Mine Action Center)です。
しかしながら、CMACの活動予算の90%以上が、外国政府やNGOの予算に依存しているとのことです。
また処理用資・機材も外国からの援助によるものです。
地雷等に悩む住民は、自らの土地の処理が優先されることを望み、隣接する他の土地で、早期の地雷等の処理を希求する住民と、内輪の争いに発展してしまいます。
このためCMACが国内の調整機関として期待されているようです。
関連する各種処理の現業業務は、CMACと関係外国機関等との間で、直接の個別契約となり、長期的な計画性に欠け、各国の関係機関の横の連携が図られていないような感じです。
写真は、JICAカンボジア事務所に掲げられていた地雷・不発弾による危険地域を示す地図です。
左上には、米国の国旗が描かれていて、米国によって作られたものと思われます。
地図のやや中央の北側で、タイと国境を接するプレアヴィヒア寺院の周辺は、ポルポトの勢力が盤踞した地域であり、多くの地雷が埋設されていることが判ります。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
日本の地雷・不発弾処理を支援するNGOの活動を紹介する朝日新聞の論説がありました。
カンボジアの地雷処理から始まった活動が、各国においても広がっているとのことです。
これらの活動により、現地の人達の安全安心が確保され、生活が豊かになることは、とても心強いものと思われます。
残念ながら、日本政府からの予算が漸減しているため、逐年、活動基盤が縮小されていく傾向にあるそうです。 -
カンボジアにおける地雷や不発弾を処理する政府機関としては、カンボジア政府のCMAC(Cambodian Mine Action Center)があります。
日本のNGOとして活躍している組織の中に、日本地雷処理を支援する会JMAS(Japan Mine Action Service)があります。
JMASは、敬虔な仏教の国カンボジアにおいて、日本の仏教の精神をもって、地雷処理の分野で活動する目的で設立された組織であり、「合掌」の気持ちがJMASのロゴマークの中に強調されています。 -
写真の右側の僧衣を纏っているのが、初代JMAS理事長の土井和尚です。
永平寺における厳しい修行を通じて、仏教のお教えに接した理事長です。
仏教の共通認識を通じて、仏教国カンボジアにおいて活動の基盤を確立したとのことです。
その後、アンゴラに赴き、アンゴラの地雷等処理活動支援を担当していました。 -
JICAのカンボジア事務所です。
日本のNGOの活動の予算的基盤の一つともなっています。 -
米国製の地図ではなく、日本としての地図になっているものです。
注釈、凡例等が日本語になっています。
地雷や不発弾等による危険地域等の記載内容は、変わっていないようです。 -
CMACとJMASの要員が地雷や不発弾の処理に関する標識を設置している状況です。
青い制服を着用しているのが、CMACの要員、薄黄土色の制服を着用しているのがJMASの要員です。
間に立っている無帽の人は、現地自治体の代表者とのことです。 -
カンボジア国旗と日本国旗が掲げられています。
CMACとJMASのロゴマークも描かれています。
処理された地域が表示されていますが、それぞれの形が異なっています。
当然、処理された地積も異なっているものと推察致します。 -
標識が設置されている場所は、地図に危険地域として表示されている国道57号線沿いの路側です。
カンボジア国旗と日本国旗が掲げられています。
CMACとJMASのロゴマークも描かれています。
処理された地域表示がそれぞれ異なっています。 -
処理された地域が、それぞれの標識で異なった形状となっています。
それぞれ、該当地域ごと処理地域が別々なのでしょう。 -
プレアヴィヒア寺院の周辺に建てられている処理済みの標識です。
CMACにより処理・安全化された地雷原との記述があります。
フランスの資金により事業がすすめられたとのことですが、CMACの標識のみが描かれています。 -
同じく、プレアヴィヒア寺院の周辺に建てられている処理済みの標識です。
処理・安全化された地雷原の区域が別の形状になっています。
フランスの資金により事業がすすめられ、CMACの標識が描かれています。 -
地雷による危険区域と表示されています。
青色の標識が処理された地域を示し、危険区域は、赤色になっています。 -
写真の向かいの丘陵は、タイの領域です。
カンボジアとタイとの国境とされる地域には、処理が進んでいない地域があるようです。
調査もされていないようであり、標識も設置されておらず、危険と考えて置くのが適当のようです。
タイとカンボジアの紛争が激化していなかった時期は、相互の行き来もあったものと推察しますが、危険区域が確定していないようです。 -
タイとの間に設置されている鉄条網です。
写真の奥には、従前の出入口であった鉄製の格子門が見えます。
人の行き来が無いので、地雷の危険性を示す標識は不要との考えもあるかもしれませんが、将来の友好関係樹立時には、処理の対象になるのでしょうから、調査は必要と思われます。
通常、地雷や鉄条網等の障害は、隠密裏の障害処理を阻害するため、火器の照準下に置かれるのが通例ですが、鉄条網は、小樹木に覆われ、通視できない状態になっています。
一般的な軍隊では、考えられないことです。 -
プレアヴィヒア寺院の最南端にある南向きの陣地跡です。
タイ軍が、視界が開けた南向きに陣地を造った後と見られます。
2011年、国際司法裁判所から、プレアヴィヒア寺院の周辺地域の両国軍隊の撤退指示が、発せられたため、両国軍隊は同地域から撤退しました。
以来、プレアヴィヒア寺院周辺には、カンボジアの森林保護レンジャー隊と警察官しかいないこととなっています。
現在、この陣地は、カンボジアの森林保護レンジャー隊員の休憩場所になっているものと推察されます。
写真の森林保護レンジャー隊員の襟には、国連のシンボルカラーのブルー色のマークが付けられています。
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