新幹線で行かずあえて飛行機で！金沢・富山２泊3日の旅☆

2015/07/07 - 2015/07/09

北陸新幹線開通によって今話題のスポット、金沢。
本当は新幹線で行ってみたかったのですが、
名鉄観光にて激安の金沢旅行（ただし小松空港着の空の旅…）を発見！

というのもこのプラン、
北陸新幹線開通に伴い利用者が大きく減った小松空港を応援する為に
石川県が助成金（一人当たり5,000円！）を出し実現したものだそう。
それにしてもビジホ2泊分＆往復航空券＆レンタカー代も込で一人2万は超激安！！
安さに惹かれて、思わず即申込みしてしまいました。
金沢を拠点に、レンタカーを駆使して富山・岐阜まで足を延ばし
関東から近くて遠かった北陸を満喫するぞー！

〜概要〜


2泊3日・往復航空券＆ホテル2泊分＆レンタカーセットプラン
旅行会社：名鉄観光
ツアー代金　１人：20,200円
航空会社:JAL
5月5日　7:55羽田空港発〜8:5空港着
5月8日 14:45小松空港発〜15:45羽田空港着
ホテル：アパホテル金沢野町（ツイン）

〜主な旅行予定〜
1日目：小松空港着後、レンタカーにて金沢市内へ。
　　　21世紀美術館・兼六園・ひがし茶屋街等散策
　　　
2日目：千里浜なぎさドライブウェイを通過後、富山県の氷見へ。
　　　その後合掌造りで有名な世界遺産の五箇山へ向かう。
　　　さらに白川郷まで足を延ばした後、ふたたび金沢市内へ。

3日目：忍者寺（妙立寺）拝観後、近江町市場へ。
　　　金沢駅へ足を延ばした後、小松空港にて帰宅。
　　　　

エリア 金沢(石川)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス レンタカー JALグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

7時台のフライトということもあり、6時前には自宅を出発。
眠い目をこすりつつ羽田空港まで向かいます。

心待ちにしていた今回の金沢旅行。
しかしあいにくの雨模様…

羽田空港(東京国際空港) 空港

毎度の激安ツアーですが、今回はＪＡＬ機！
機内も黒のシートで統一されていて、きれいです。
たった一時間のフライトですが、バッチリ熟睡した私たち。

小松空港到着〜っ！
てなぜか恐竜王国福井の看板に出迎えられました（笑）

すぐにレンタカーを借りて、金沢市内へ向かいます。

小松空港 (小松飛行場) 空港

ホテルに到着〜
今回はアパホテル金沢野町に二泊お世話になります。
ちょっと繁華街からは外れていますが、
忍者寺＆にし茶屋街が近くにあって観光便利でした。

金沢市は車があると不便なので、ここにレンタカーを置いて
徒歩で金沢散策をするとします。

アパホテル＜金沢野町＞ 宿・ホテル

てくてく歩いて片町方面へ。
ちなみにこの水色の鉄橋は、犀川大橋というそう。

犀川大橋 名所・史跡

片町のスクランブル交差点。
平日なので、人もまばら。

片町 (片町商店街) 名所・史跡

汗だくになりながら到着した先は…

21世紀美術館です！

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

こちらの美術館うれしいところは、
屋外に置いてある作品等が一部無料ゾーンとなっていて、
自由に観覧できる点。
この日も子供たちが作品近くで無邪気に遊んでいました。

こちらの作品は
オラファー・エリアソン作：「カラー・アクティヴィティ・ハウス」

謎のオブジェから抜け出そうとしている夫。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

同じく無料観覧ゾーンにある作品。
レアンドロ・エルリッヒ作：「スイミング・プール」

まるで水面の中に人が入っているような錯覚に陥る、面白い作品です。
実は、透明なガラスが置かれていて、その上に数センチの水が溜まっています。

水中？内部はどうなっているんだろう…？

実は有料観覧ゾーンから、水中部分に入ることができます。
手を挙げて映っている私、水面の歪みも手伝って
大変面白い顔をしています（笑）

ちなみに水中内部は撮影待ちの方で溢れていました。

21世紀美術館を後にし、そのまま更に歩きます。

途中金沢城の鯉喉櫓台を発見！
これは明治時代に撤去されたものを最近になって復元したものだそう。
上ってみましたが、見晴らしがよかった〜

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

金沢城に到着〜
兼六園からほど近いのでセットで観光できます。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

天守閣は残念ながら無いのですが、中の広場の部分まで散策。

兼六園近くのお蕎麦屋さんで、
天ざるうどんをいただくきました。
この時点でかなり歩いていたので、本当疲れました〜

一服した後、いざ兼六園へ。

兼六園へ到着〜。
多数のお茶屋さんや土産物屋が軒を連ねています。

兼六園は、水戸偕楽園、岡山後楽園とならぶ日本三名園の一つで
加賀百万石の象徴とも称される庭園です。

兼六園 公園・植物園

兼六園は「廻遊式」を取り入れた庭園。
廻遊式とは、広大な敷地を利用して、庭の中にいくつか池を作り、
途中休憩をとれるスペースを作って、
ゆっくりと周回できるタイプの庭園を指すそう。

緑が眩しい〜

兼六園内にある、重要文化財・成巽閣（せんそんかく）
前田家の１３代当主が奥方の為に造成した御殿だそう。

一通り兼六園を一周したあと、次なる目的地へ！

成巽閣(歴史的建造物) 名所・史跡

そのまま更に徒歩で、ひがし茶屋街に向かいます。
噂に聞いた通り、江戸時代に
タイムスリップしたような街並みが広がっています。

ひがし茶屋街 名所・史跡

平日昼間だからか、人通りもまばら。
カメラ片手にパシャパシャ撮りまくります〜

この通りはよく雑誌等で紹介されていますね。

年季の入った、かわいいパーマ屋さん。

しかしこれまですべて徒歩で観光したため、非常に疲れました…
疲れを癒すため、お茶屋さんでぜんざいを食べて休憩〜

その後は金沢市内を走っていてる周遊バスにて、片町へ戻ります。

長町武家屋敷へ。
代々奉行職を歴任してきた加賀藩士・野村伝兵衛信貞の屋敷跡へ足を延ばします。
こちらのお屋敷、とにかく庭園が素晴らしいとのこと。
もうすでに16時を回ってしまったのですが、観覧させてもらいました。

武家屋敷跡野村家 名所・史跡

ちなみに北陸新幹線のＣＭで女優の杏が撮影したロケ地が野村邸のここの場所！
外国人の女の子と杏が縁側に座り、語らっている場面です。
思わず真似しちゃいました（笑）

庭園自体の面積は邸宅内というのもあり、そう広くないのですが、
植栽等が立体的に設計されていて、奥行きを感じさせる作りとなっています。
風光明媚な趣ですね〜

２階部分へ。
ここから庭園を覗いてみると…

錦鯉が優雅に泳いでます。

こちらは片町の繁華街からほど近いのですが、
都会の喧騒を忘れさせてくれる別世界のようなスポットでした。

紫陽花。見事に咲いています。

九谷焼のお店でディスプレイされていたマグカップと湯呑。
鮮やかな色が素敵。

その後九谷焼の窯元　鏑木商舗へ伺いました。
お皿集めがひそかな旅の楽しみとなっている、私。
今回は九谷焼をゲットするべく、店内をぐるぐる。

九谷焼は5枚セットのものが多く、
二人家族の私たちは購入に躊躇してしまうのですが、
バラ売りで売られている小皿を発見！
粋な柄に一目ぼれして、2枚購入しました。

その後、夜は片町のもりもり寿司へ。
廻る寿司ですがさすが金沢、寿司のネタのレベルが高い！
おなか一杯いただきました。
明日は富山県まで行くぞ〜

九谷焼窯元 鏑木商舗 専門店

〜2日目〜
昨日と変わらず、さえない天気です。
金沢からレンタカーに乗って、
約一時間ほどで千里浜なぎさドライブウエイへ。
ここは砂浜が公道（！）という、日本唯一のスポット。
世界的にも珍しいようです。

噂には聞いていましたが、
砂浜を、堂々車が走り抜ける様子はとても壮観です。

この広大な砂浜を利用して、ゴルフの練習を行う男性を見つめる夫…

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

砂の粒子が細かいので、タイヤが沈みにくいそう。
さらっさらのきれいな砂です。

千里浜の砂を使用したらしき、立派な砂の城。
これはTVチャンピオンのサンドアート王選手権で優勝経験のある方が制作したものとのこと。

均等で粒子の細かい砂だから、
程よく水分を含んでサンドアートが崩れないんだそう。

雨がひどくなったので、車の中からパチリ。

千里浜を堪能した後は、富山県の氷見まで向かいます！

氷見の道の駅へ。
どんどん雨が本降りに…
空、暗いなあ。

道の駅 氷見 道の駅

道の駅の中にあった廻るお寿司屋さん。
なんと平日限定光り物の寿司10貫・味噌汁付きで880円！
大人気のようで、12時過ぎにはすぐに売り切れてました。

またお寿司（笑）

すでに満腹の私を尻目に、氷見牛の寿司を食べ歩きする夫。

その後、道の駅の離れに併設されている足湯スポットで、
しばしの休憩。

その後次なる目的地へと向かいます。

道の駅 氷見 海鮮市場 レストラン グルメ・レストラン

氷見から車を走らせること2時間弱。
五箇山（ごかやま）に到着しました〜。

五箇山には世界遺産に登録された、相倉合掌造り集落があります。
今でも実際に数十名位の方がこちらの住居にお住まいとの事。
世界遺産を目前にしてあいにくの雨ですが、空が明るいので、
思ったよりもキレイに写真が撮れました。

五箇山合掌の里 名所・史跡

周辺を散策します。

まるで昭和の昔にタイムスリップしたみたい！

雨の上、平日午後とあって、
観光客はツアーの方と私たち、あと外国人観光客くらいしかおらず、
写真撮り放題でした。

こんな交通不便なところにも（失礼）外国の方は来るんですね。
さすが世界遺産！

合掌造りの内部が見学できるとの事だったので、
さっそく行ってみることにしました。

そのまま２階へ。
ここは昔の相倉の生活様式が、
展示物と共に窺い知ることができます。
こちらのお宅では養蚕業を営んでいたそうで、
昔ながらの蚕の展示物が多数ありました。

三階屋根裏部分。
茅葺き屋根の裏側がよく観察できます。

１階に戻ると、係員の方がお茶を出してくださり、
ほかの観光客の方と囲炉裏の周りを囲んで、つかの間の休憩。

犬小屋も合掌造り。

最初は奥に引っ込んでいたのですが、私たちの声に反応したのか、
ヒョッコリ顔を出してくれました。
プロ意識あるな〜（笑）

畑に実った茄子をパチリ。

そのまま岐阜県の白川郷まで向かったのですが、
すでに五時を回っていたので、
殆どのお店や観光施設が閉店していました。
もっと早くいけばよかったな。

近くのお土産屋さんで、きんつばを購入。
これが甘すぎず、絶妙なお味で車内で何個も食べてしまいました。

そのまま高速で金沢方面まで戻ります。

世界遺産白川郷合掌造り集落 名所・史跡

二時間弱で金沢近くの松任へ到着。
わざわざ遠回りしてまで、ここを訪れた理由は…
「キッチン・ユキ」に行ってみたかったから！

ここは「ハントンライス」が有名な昔ながらの洋食屋さん。
ハンがハンガリー、トンはフランス語でマグロを指すそう。
金沢はハントンライスを提供する、数多くのお店があるそうです。

さっそく店内へ。

キッチンユキ 本店 グルメ・レストラン

注文して程なく、夫が注文したハントンライスが出てきました〜
見た目はオムライスっぽいです。

チャーハンっぽいライスの上に薄皮の卵がふわっと乗っていて
フライが添えられています。
タルタルソースが美味しい！

ちなみに私が頼んだのは、カツカレー。
金沢カレー独特の、黒っぽいルーが特徴的です。

なんか見たことあるなーと思ったら…
街でよく見かけるゴーゴーカレー！
ゴーゴーカレーって金沢発祥なんですね。

今日もいろいろ廻って疲れました〜
明日も朝から動くので、早めにホテルに帰宅して明日に備えます。

〜三日目〜
ホテル近くにある、「忍者寺」こと妙立寺へ向かいました。
知人から、金沢に行くなら絶対に訪れるべきスポットと
オススメされたのもあり、ぜひ行きたかった場所です。

妙立寺(通称 忍者寺) 寺・神社・教会

平日朝の９時半前後というのに、
多数の拝観希望のお客さんで溢れかえってました。
拝観は時間制をとっていて、
私たちは１０時スタートとなりました。

江戸時代、１００万石の前田家を快く思わない幕府に、
万が一攻められる事を想定し、
こちらのお寺からお殿様を脱出させるために、
数々の仕掛けが作られたそう。
仕掛けの多さから、「忍者寺」と称されていますが、
実際は忍者は全く関係無いそうです。

ちなみに内部は撮影禁止の為、写真がないのが残念なのですが、
数多くの隠し扉や仕掛けを見学する事が出来ましたよ。
気が付いたら、見学から小一時間くらい経っていました。

妙立寺近くにあったお寺。
とても良い門構えです。

そのまま歩くこと数分、妙立寺の近所に位置するにし茶屋街へ。

にし茶屋街 名所・史跡

元タバコ屋さん？
レトロですね〜

しばらく散策した後、レンタカーに乗りこみました。

次は車で金沢駅方面まで向かい、レンタカーを泊めて
次の目的地へ。

近江町市場に到着です！

近江町市場 名所・史跡

平日なのに活気があります。

この赤い傘のライト、いいですね〜

この日は中学の社会科実習があったのか、
体操服姿の中学生たちが店番をしていました。

焼き焼きコーナー。
朝から何も食べていないので、そそられますね〜

ちょっと迷った末に、ノドグロのフライを頂きました。

そろそろ昼ごはん〜ってことで、悩んだ挙句
金沢おでんが食べられるこちらのお店にお邪魔しました。

金沢おでんの定食セット。
夫はぜいたくに懐石セットを頼んでいました。
御馳走様〜

羽田行のフライトまで後２時間。
大急ぎで私たちが向かったのが…今話題の金沢駅！

金沢駅 駅

このモニュメント、いつか撮影したかったんだよな〜
無我夢中でシャッターを切る私。

なんだか近未来風の立派な駅ですね。

金沢のゆるキャラ、ひゃくまんさんを駅にて発見。
かわいい〜

ってウロウロしている間にタイムアップ。
小松空港まで大急ぎで向かいます。
今回は2泊3日の旅とは思えないほど、貧乏…じゃなく
リーズナブルに済ますことが出来ました。
それもこれも今回小松空港を利用したおかげ！

利用者減にも負けずに小松空港！！

おわり