2014/12/06 - 2014/12/06
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RAINDANCEさん
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石川県中央部、県庁所在地の市である金沢を訪れました。江戸時代には100万石を領した加賀藩の町で、江戸・大坂・京都の三都に次ぐ人口を有した町でした。
★日本三名園の一つである兼六園、雪が積もる風情もなかなか。
★江戸時代の遊郭に由来する茶屋街のうちのひとつ、ひがし茶屋街を散策。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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快晴の羽田空港から空路小松空港ヘ。
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空港では福井の恐竜がお出迎え。
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東京はあんなに晴れていたのに小松はこんな雪模様。
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安宅の関、弁慶の像が空港前にも。
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さて、現地の足はレンタカーです。日産レンタカーの空港店にてご覧のテイーダをレンタル。12月以降はスタッドレスタイヤを標準で装着しますので雪道でも大丈夫です。
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空港から金沢市街まではおよそ25km、北陸自動車道を北上します。
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金沢市街に到着。道路では融雪用の噴水装置が活躍。
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金沢の繁華街である香林坊エリアをスルーして金沢城跡、そして兼六園を目指します。
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車は市役所前の地下駐車場へ。
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そこから歩いて「しいのき迎賓館」の前を通り...
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「金沢城公園」を横目に...
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真弓坂口より「兼六園」に入場します。ここから桂坂門方面へ。
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瓢池(ひさごいけ)。
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この辺りが兼六園の発祥の地だそうです。瓢箪の形ゆえに瓢池という名になったとか。昔は「蓮池庭」と呼ばれていたそうです。左奥の翠(みどり)滝は1774年に造られたとのこと。
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噴水。霞ヶ池を水源にその落差で吹き上がる噴水です。19世紀中ごろに造られ、日本庭園では極めて珍しいものなのだとか。
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桂坂門。ここからしばらく進むと...
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...霞ヶ池に至ります。
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兼六園のシンボル「徽軫灯籠(ことじとうろう)」と霞ヶ池。
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徽軫灯籠は足が二股で、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたそうです。この灯籠は水面を照らすための雪見灯籠だったとされていますが、片足が壊れているという構造の珍しさと、図らずも周囲の風景との調和が兼六園を代表する景観となったのだとか。
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雪に備えて行われる雪吊。
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冬の風物詩ですね。こちらは唐崎松。
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眺望台。兼六園の名の由来である六勝...「宏大(こうだい)」「幽邃(ゆうすい)」「人力(じんりょく)」「蒼古(そうこ)」「水泉(すいせん)」「眺望(ちょうぼう)」のうちの一つはここの景色。
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霞ヶ池。
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「七福神山」。1822年に建てられた竹沢御殿から眺めた築山。
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「日本武尊の像」。1877年の西南の役での地元の犠牲者を祀った碑。
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「根上松」。13代目藩主である前田斉泰(なりやす)が手植えした松。
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鶺鴒島(せきれいじま)。
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「山崎山」の「御室の塔」。
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辰已用水。1632年に金沢城の堀の水や防火用水として11km離れた犀川から引かれた用水路。
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成巽閣(せいそんかく)。
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前田斉泰が、母である真龍院(12代斉広夫人)の隠居所として建てたもの。
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「梅林」の「舟の御亭」。
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大体一周してきたところで、「時雨亭」へ。
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17世紀に「蓮池庭」の中心的な建物だった時雨亭は、かつて噴水の前にありましたが、明治に取り壊された後、2000年にこの地に再建され現在は休み処となっています。
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ここで呈茶をいただきました。
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生和菓子と共に。
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雪を見ながらのお茶休憩で、体が温まります。
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お茶の後は、時雨亭内を少し探索。
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縁側。
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庭園の池。
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充分温まったところで、そろそろ兼六園を後にしましょう。
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また雪が強くなってきました。
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ノーマルタイヤでスリップし、立ち往生するFR車。(画像奥の白い車)
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次は兼六園から北へ約1kmの「ひがし茶屋街」へ。
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浅野川の畔にある東山河畔観光駐車場に車を駐めます。茶屋街まではここから歩いて数分。
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「ひがし茶屋街」。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
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茶屋街の形成は、1820年に12代藩主の前田斉広(なりなが)の時代になされたそうです。
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中でもこのひがし茶屋街は藩公認で、格式と伝統ある風雅な佇まいだったらしい。
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そんな茶屋街も、今でこそ有名な観光地ですが、15年ほど前にはあまり知られていないマイナー地域だったそうです。
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観光地化というと聞こえは悪いですが、風雅な佇まいを再現維持し、金沢の伝統文化として残そうとする試みは良いと思います。
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茶屋街だけに、やはりここはお茶していかないと...
「茶房 素心」にて。 -
1Fのカウンター。
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2Fのテーブル席。
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熱いコーヒーと...
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小腹が空いたので、ホットサンドでもいただきましょう。
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茶房を出る頃には雪が少し弱まっていました。
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雪に覆われた兼六園に茶屋街...日本海側の古都を訪れるには、冬の方が風情があったりするのではないでしょうか。
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さてさて、雪が弱まっているうちに今夜の宿がある山中温泉へ向かいます。
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