2007/04/08 - 2007/04/23
12位(同エリア56件中)
元カニ族さん
2007年4月13日、アメリカ大陸横断第6日目、早朝早朝テキサス州ペコスを出発して、一路同州のサンアントニオに向かいました。走行距離は583km。
サンアントニオは映画にもなった「アラモ砦」(表紙の写真)があります。
その昔、テキサスがメキシコから独立しようとした時、メキシコはそれを制圧しようとして、正規軍がサンアントニオ市に進軍してきました。テキサス側は百数十人の市民と義勇兵がアラモ伝道所を砦としてたてこもり、メキシコの大軍の前に一歩も譲らず、大激戦を行いました。戦闘は1836年2月23日に始まり、13日間の攻防の末、3月6日アラモ砦を守る最後の兵が倒れ、戦闘は終結し、この町はメキシコ軍の手に落ちました。しかし、46日後の4月21日、サンジャシントの戦いでは独立軍がメキシコ軍を撃破しました。
この二つの戦闘によりテキサスは独立して、テキサス共和国が成立しました。テキサス共和国はその後1845年にアメリカ合衆国に「加盟」しました。
甘く切ないこの映画の主題歌は心に響きます。
https://www.youtube.com/watch?v=V5ji2Bv-Hkc
英語の歌詞は次の通りです。
The Brothers Four ? The Green Leaves Of Summer
(Paul Francis Webster / Dimitri Tiomkin)
A time to be reaping
A time to be sowing
The green leaves of summer
Are calling me home
Was so good to be young then
In the season of plenty
When the catfish were jumping
As high as the sky
A time just for planting
And the time just for ploughing
A time to be courting
a girl of your own
Was so good to be young then
To be close to the earth
And to stand by your wife
At the moment of birth
It was so good to be young then
To be close to the earth
Now the green leaves of summer
Are calling me home
It was so good to be young then
To be close to the earth
Now the green leaves of summer
Are calling me home
(意訳)
刈り取りの時
種撒く時
夏の緑の葉が
私を故郷へ誘う
若くあることはとても良かった
豊かな季節の中で
あの時ナマズが跳ねていた
空ほどに高く
ちょうど植えるための時
そしてちょうど耕す時
求愛する時
あなたの女の子に
若くあることはとても良かった
大地に寄り添うようにあって
そして、あなたの妻の傍らに立った
あの誕生の瞬間
若くあることはとても良かった
大地に寄り添うようにあって
今、夏の緑の葉が
私を故郷へ誘う
若くあることはとても良かった
大地に寄り添うようにあって
今、夏の緑の葉が
私を故郷へ誘う
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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今回は、ペコスからサンアントニオまでの道中を省略して、いきなりサンアントニオの町にある、見てみたかった、そして早く旅行記を書きたい「アラモ砦」に急ぎます。
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バスはサンアントニオの市街に入って行きました。まだ4月ですが、真夏のように暑くなってきました。
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アラモ砦は街の中心にありました。写真は「アラモ砦」を取り巻く石垣と周囲の高層ビルです。
アラモ砦 史跡・遺跡
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アラモ砦を取り囲む石塀です。
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このトンネルのような入口から中に入ります。
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写真はアラモ砦の正面です。アラモの砦とはもともとは「アラモ伝道所」として、18世紀にスペインによって建設されたもので、正面は全く教会に見えます。中は現在博物館になっていました。
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その後、伝道所としての機能が放棄され、19世紀には軍事要塞として使用されるようになりました。写真は横から見た所ですが、堅固な要塞の感じがします。
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写真は中庭で、頑強な壁で囲まれています。
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写真は当時の大砲です。
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映画「アラモ」の名場面を動画にて紹介しましょう。
主演は、ジョン・ウエインです。
https://www.youtube.com/watch?v=j8neBVJ6aDI -
映画に出てくる「アラモ砦」です。
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アラモの砦を囲むメキシコ兵です。
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アラモの砦に立てこもり応戦する義勇兵です。
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メキシコ兵の総攻撃の開始です。
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応戦する義勇軍のジョン・ウエインです。
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圧倒的多数のメキシコ軍。
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アラモ砦の守備隊は、全滅しました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- PHOPHOCHANGさん 2015/07/26 02:43:47
- 映画は見た事無いのですが
- 曲は聞いた事が有ります。
自分が行ったのは30年近く前なので、評判として聞かされていた『見てガッカリする観光地(高知のはりまや橋とか)』とは思えなかった記憶だけ残っています。
サン・アントニオの街はいかがでしたか?
続きを楽しみにしております。
- 元カニ族さん からの返信 2015/07/26 11:00:48
- RE: 映画は見た事無いのですが
PHOPHOCHANGさん
この映画は、学生時代に名画座で見ました。びっしりと砦を囲んだメキシコ軍を相手に、最後の一兵まで戦う映画は、西部劇というより、日本軍の「玉砕の島」の物語を見るような気になりました。
また、心に残る「主題歌」はいつまでも心に残っていました。
そして、アメリカから帰ってからDVDを借りてきて、見直しました。
テキサス州は、アメリカの中にあって、特異な歴史をたどってきたように思います。(アメリカ大陸横断をして初めて言えることですが)メキシコから独立を勝ち取り、後にアメリカ合衆国に入りました(自発的にかどうかはわかりませんが)。泥を固めたようなサンタフェの住宅も、アメリカ的ではありませんでした。
映画「ジャイアンツ」もテキサスの豊富な石油資源を題材にした映画です。
前の旅行記に映画の一部を追加しました。
正直「アラモ砦」は、映画を見て予想していたものよりは、小規模でしたが、テキサス州の歴史が凝縮していると思います。歴史が浅く、史跡の少ないアメリカでは貴重な史跡だと思います。
現役時代、東南アジアを相手にしてきた私は、アメリカ大陸を横断して、ようやくアメリカを身近に感じることが出来るようになりました。
大きな成果を得ることが出来たと思っています。
元カニ族
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