2015/06/23 - 2015/06/25
51位(同エリア115件中)
ビリー・ザ・グッドさん
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天売最高!
・漁船で島を一周
・天売高校
・ウトウ帰巣ツアー
・野鳥の森
etc...
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
夢のような時間を過ごした焼尻島が遠のいていきます。
-
12:40
天売港に到着 -
「海洋探勝船おろろん」が故障で休業中なのは事前に調べておいたのですが
代わりに地元漁師の方が奮起して漁船で運航しているそうなので
(たぶん全然儲けにならないと思う。島全体のことを考えてのこと)
電話で聞いてみました。
ここで予測はしていましたが
こういった観光船は最低限の経費、採算確保のため、ある程度人数がそろわないと出航しません(確か海底探勝船オロロンは5名以上)。
そして、おっさんは一人旅です。
そして今回、高速船さんらいなぁで天売島に降り立った観光客の中で、周遊船への乗船希望者は、おっさん一人。
詰みましたwwwww(涙)
一応、栄丸(5名以上で就航))、第18明進丸(3名以上で就航)、双方の受付に
次のフェリー「おろろん2」が到着した際に、周遊船乗船希望者がおっさんも含めて出航可能定員に達した場合には連絡お願いします、と告げ、
とりあえずは荷物を置きに宿(長谷川民宿旅館)に向かいます。
車で迎えに来てくれのを断って道中のトレッキングを楽しむことに。天売島 自然・景勝地
-
シバザクラかな
-
ポピー!(←※ひなげしでした)
そういや関東じゃあんまり見かけたことないかも。
耐寒性抜群らしいので北の国ならではですね。
(※後で調べたら埼玉でもけっこう見ることができました)
こういう予想外の出会いは嬉しいものです。 -
13:25
厳島神社
ここで第18明進丸の受付から電話があり、定員そろいましたので港までお越しくださいー(はあと)、と連絡が来ました。
「おっさん疲れてもう歩けないよー。びえーん(><)」と駄々こねたら
船長さんが神社前まで車で迎えに来てくれました。
自分は人間のクズだと思いました(猛省)。
車の中で
おっさん「今日はいい天気でとってもラッキーですぅー(笑)」
船長さん「今日は利尻富士や焼尻島が(実際より)近く見えるので明日は時化(シケ)るかもしれないです・・・」
おっさん「えー、こんなに晴れてるのにー?まっさっかー、うっそーん(笑)」
船長さん「」
そして翌日・・・の話はまた後ほど -
イチオシ
第18明進丸
(定員12名。3名から運航)
料金3000円のところ先着500名までキャンペーンで2000円。
しま通貨で支払い。
他に2名、壮年の男性客が乗船。
おっさんと計3名。 -
14:00
出航! -
うおおおおおお
写真じゃ伝わらんがすごい爽快感です。 -
さてここでこちらをご覧ください。
羽幌港で撮った写真。
ごく普通の港の水の色です。 -
天売港の水
焼尻港もほぼ同じ感じです.
とても透き通っててとても綺麗です。 -
そしてこれが天売北側の海の色・・・
うわああああああああああああ
これは、綺麗すぎる、水色すぎる。
しばらく魅入ってました。
黒くぽつぽつ見えるのはみんなウニ(^?^)。 -
ええ天気やのー
海鳥たちのハーモニーが聞こえ始めます。 -
これは確か女郎子岩だったかな。
船長さん丁寧に説明してくれてたのにチクワ耳ですんません。
景色の壮大さに圧倒され続けられてました。
白黒のツブツブはみんな海鳥。 -
屏風岩
間近で見るとすごい迫力なんだけど写真だと伝わらないい(泣)
天売島に旅行に来られた方は、余程の船酔いに弱い方でなければ必ず周遊船に乗ることをお奨めします。
でないと勿体ないです(><)!
すごいんです! -
臨場感はんぱねー!
-
海鳥観察舎があんなに小さく見えます。
写真では伝わらないけど何千何万羽の海鳥が飛び交ってて
ひたすら圧倒されます。
※翌年、隠岐島前の魔天崖を見てきてそこも凄かったのですが
天売島は海鳥の存在が「大自然」をより感じさせました。海鳥観察舎 名所・史跡
-
アザラシかトドだかを撃退するために
自衛隊員が駐屯する小屋の写真はこれだったかな?
すんませんポケ?と景色眺めてて記憶が曖昧です。 -
晴天なうえに、この日は風がほとんど吹いてなくて
快適度はほぼ100%でした。 -
おっ
-
ついに来ました
赤岩!
展望台(中央左上)がとても小さく見えます。
そしてオロロン鳥(ウミガラス)の鳴き声が響き渡ります、拡声器だけど。赤岩展望台 名所・史跡
-
漁船カコイイ!
-
水飛沫を間近で感じます
この臨場感はクルーズ船ではおそらく味わえなかったことでしょう。 -
はるか北には利尻富士もくっきりと見えておっさん幸せ(^0^)
-
赤岩の前でエンジンを止め
・・・・なぜか沈黙が続きます・・・・
シーン
5分ほどして船長「あっ、いた!」
オロロン鳥!!!!!
ちっさな羽をパタパタと一生懸命揺らしながら海面スレスレを飛んでる姿を確認できました。
そのあとすぐに海面に消えてしまいましたが
事前にネットで調べていた目撃率は20?30%くらいだったので
正直最初から諦めてました。
(100万羽分の / 10数羽)だから純粋な確率だと数万分の1)
オロロン鳥を見た感想は、飛ぶペンギンといったところでしょうか。
(写真中央左) -
まさかオロロン鳥をこんな間近で見られるなんて
なんて幸運なんでしょう。感無量です。 -
15:30
天売港に戻ってきました
なんて密度の濃い一日なんだ。
しかしここからさらに濃くなっていきます -
15:35
丁度フェリーがやってきました。 -
港に長谷川民宿旅館からの迎えの車が見えたので
やっぱり疲れたので車乗っけてってーと番頭さんにしがみつきました。
今夜はおっさんの他にもう一名宿泊客がいてその人を迎えに来たとのこと。
その方はOさんという東北方面から来られた年配の方でした。
車で民宿旅館に到着。
天売高校のま隣でした。 -
宿の階からの景色。
実は長谷川民宿旅館に決めたのは
予約する際、他の旅館で断られ続けられた挙句の4件目の消去法という顛末(ムサい中年男性の一人予約は基本どこでも断られやすい。福岡でのとある島でも2件とも断られたので断念して壱岐に旅先を変更した悲劇の過去を持つおっさん)であったのだが
結果的にはこの旅館でこそおそらく最良の時を過ごせることになるとは思いもよりませんでした。。 -
16:00
さっそく周囲を散策 -
前浜漁港
旅館のど真ん前です -
散歩します。
-
-
-
た、たぶんハマナス
後で調べました。
最初は北海道では6月にサザンカが咲くんだ?と感心してました ←アホ
※pedaruさんから御助言をいただきました。
これは芍薬の花だそうです。
ハマナスはバラの仲間ですのでバラと同じ葉だそうな。
シャクヤクって八重咲きしか見たことなかったんで思いもつきませんでした。
ご指摘ありがとうございました。
ここで同じ旅館民宿に宿泊するOさんに声をかけられました。
「天売高校を見学しにいかないかい?」
「ファッ?」 -
天売高校
Oさんが教師の方と少し話し込んで
「じゃあ、行こうか」
「は、はいーwww」
いいんでしょうか、世間の垢にまみれたチンピラ同然のおっさんが聖域に足を踏み入れていいんでしょうかwww -
授業中なのでソロリソロリ
-
-
体育館
-
なんか自分の学生時代の頃を思い出す・・・
-
煙突
-
廊下には本棚が並べられあらゆる類の本が並べられてました。
-
山岳本が並びます。
離島に住む方々にとっては高山とかアルプスってのは魅力的に映るのでしょうか。 -
あの有名な海士町と提携されてるとは知りませんでした。
隠岐もいつか行ってみたい島です。(※→翌年行きました) -
天売高校の先生方、貴重な施設を観覧する機会を与えてくださってありがとうございます。
とても貴重な時間と体験でした。 -
17:00
旅館に戻りひと休み
一人で8畳の部屋広すぎwwwww -
17:20
夕食。
海鮮尽くし。
どれもとても美味しかったです。
右下のウニは取れたてで何度も皿から脱走を企てました。
ウニ漁が解禁(例年6月後半)直後だったのはラッキーでした。 -
19:10
いよいよ
ウトウの帰巣ツアー(一人につき1000円)に出発。
ほぼ夏至だけあってこの時間でもまだけっこう明るい。
本日は2台稼働で30人以上はいたかな。
なかなか盛況でした。 -
赤岩灯台
向こうに焼尻島がのっぺりと見えます。 -
ウトウの巣穴
ガイドさんの説明では
こういう草むらから露出している位置にある巣穴のウトウは
帰巣時にウミネコに襲撃されやすいとのこと。
(ウミネコはその身体能力から草むらに入っていくには不適応)
他にもガイドさんはウトウの生態から潜水能力やらたくさんの説明をしてくれて面白くてためになりました。 -
有名な赤岩のアングル
安物のデジカメだとウミネコさんも紐になってしまいます。 -
19:30
利尻富士が美し過ぎる・・・
風がほぼ無く
一年通してもとても恵まれた観光日和の一日だったのでしょう。
(天売島の旅行記やらYoutubeまで調べると風がビュービューの日が多かった)赤岩展望台 名所・史跡
-
ガイドさんからの注意で
できるだけフラッシュは控えくださいとのことで
(当たり前だが海鳥の生活に著しく害悪だから)
旧式の携帯でフラッシュ無しで一枚だけ撮った写真。
何万羽(80万羽)ものウトウの帰巣するさまはそれはもう圧巻で
夕暮れの仄かな暗さの中で幻想的でもありましたが
言葉じゃ表現し尽せません。是非、体験してみてください。
20:00過ぎたあたりで寒くなってきたのでゾロゾロ引き揚げ始めます。
それぞれの宿にお客さん方を下していくんだけど
うっかりで長谷川民宿旅館をスルーしてしまい
アタクシとOさんが下車したのは他のお客さんたちを見送った最後になっちゃいましたw
でもそのおかげでガイド(兼運転手)さんといろいろお話しできて貴重な話も聞けて楽しかったです。旅行の醍醐味ですね。
風呂に入って就寝したのは22:00くらいかな。 -
こちらをご覧ください。
前浜漁港から撮った焼尻島。
6/24 黄昏の頃です。シルエットが美しい。 -
これは6/24 昼下がり
うーん、メチャクチャキレイ! -
そして翌朝 4:20
!?
思いっきり時化てます。
昨日の予報では単なる曇りだったのに・・・
第18明進丸の船長さんの昨日の予想が的中しました。疑ってすんませんでしたm(__)m。
朝、3:30ほどに目が覚めて、4:30小雨が降る中散歩を開始します。 -
菜の花が咲いてます。
関東じゃ5月で殆んど咲き終えます。 -
天売小中学校
島に一か所だけの信号機。 -
4:50
小雨の中、裏山の野鳥の森に入っていきます。 -
ズンズン
-
油断して傘をもって来なかったら
すごい勢いで雨が降ってきました。 -
5:10
雨宿りのため
休憩舎ノゴマ館に駆け込みます。 -
当然ながら朝5時では他の利用者は誰もいない模様。
散歩中はついに只の一人とも出会いませんでした、サビシィ
20分ほど休憩。 -
-
実は天売島は乱伐や山火事で一時ははげ山状態になってたそうで
森が回復したのはつい最近のことだとか(ウィキ情報)
焼尻島の原生林はなんで無事だったんだろ?
ところどころ植樹してるスペースが散見されました。
そういやあプロジェクトXだかでえりも岬を舞台にそういうドキュメントやってたような。
森進一が「何もない〜♪」って歌ってたやつ。 -
アヤメ科のなんか。
-
ふむふむ
なるほど
わからん
だがそれがいい。 -
雨中の森林浴もオツでいいもんですね。
-
6:15
ようやく宿に戻ることができました。
海竜寺 -
7:00
朝食をいただきます
さっぱりした物中心で助かりました。 -
長谷川旅館民宿。良かったです。
・前浜漁港が真ん前
・天売高校が真隣り
・地産の土産(主に昆布くらいだけど)を買うための、川口商店、三浦商店が歩いてすぐ近く
・野鳥の森がすぐ近く
・位置的に町外れなので騒々しくない
まとめると、より島の素朴な一面に触れることができた、といったところでしょうか。
特に今回は同宿でベテランのOさんと出会い
Oさんの後ろをついて回っていろいろ教授してもらって
色々なメリットを享受した(※ここダジャレ)のは自分にとっては天祐でした。 -
食後のひと時
以前埼玉から旅行に来られた方が送ってくださった野鳥の写真集を
女将さんが見せてくれました。
天売島はバードウオッチングの隠れた名所でもあるんですね。 -
8:10
三浦商店でお土産を物色。
長谷川民宿旅館から歩いてすぐ。 -
根昆布からふのりまで十種類くらい並べられてます。
お土産用と自宅用にいくつか購入。
事前にキャッチしていた情報の通り、値段がかなり安かったです。
モノは違うけど札幌や新千歳空港あたりの土産物屋で利尻昆布などを同じグラムで購入しようとすると、だいたい2~4倍の価格差がありました。
海苔や昆布は軽くて持ち運びが楽だけど
かさ張ってリュックがパンパンになってしまったので5袋だけ購入。 -
シャクナゲって紫色あったっけ?
キキョウかな? -
9:00
天売港まで番頭さんに車で送ってもらいます。
今朝の新聞は羽幌港からの初めの便が到着する9:00にやってきます。 -
ちょうど、天売高校の修学旅行での船出でした。
-
9;40
天売港 →焼尻島 →羽幌港 2880円(通常料金4100円) -
ありがとう
さようなら、また来ます。
羽幌町編に続く -
おまけ
赤岩展望台より眺める日暮れ
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この旅行記へのコメント (2)
-
- pedaruさん 2015/12/16 05:45:03
- 天売島
- ビリー・ザ・マッドさん お早うございます。はじめまして
うーん 中身の濃い旅行記でした。まるで外国の秘境を旅しているような・・・
(秘境と言っては地元の方は怒るでしょうが・・)
普段経験することのない旅ですね。ウトウの帰巣・・凄いですね、皆さんマナー良くフラッシュ無しで観察したのですね。・・感心、感心・・・昔大人からこんな言い方で褒められたことを思い出しましたので・・・
「た、たぶんハマナス
後で調べました。
最初は北海道では6月にサザンカが咲くんだ〜と感心してました ←アホ」
余計なお世話ですが、これはどう見ても芍薬の花ですね♪葉を見れば分かりますが、
ハマナスはバラの仲間ですのでバラと同じ葉をしてます。
小生の旅行記の宣伝のつもりはありませんが「潮かをる 北の浜辺の・・・」のなかにハマナスの花があります、その気があったらご参考に・・・
では、この辺で・・・
pedaru
- ビリー・ザ・グッドさん からの返信 2017/02/01 05:07:41
- RE: 天売島
- ご指摘ありがとうございます。
旅行記のほうで訂正させていただきました。
システムをよくわかってなくて
返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
「潮かをる 北の浜辺の砂山の かの浜薔薇よ今年も咲けるや」
拝見させていただきました。ハマナスの画像も確認しましたがたしかに全然違いますねw
私も黒澤映画好きですが
とっさに殿山泰司の名前が出てくるところはさすがw
今後も至らぬ点がございましたらご指南いただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いします。
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旅行記グループ 焼尻・天売 2016
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