2015/05/03 - 2015/05/03
38位(同エリア429件中)
はんけんさん
アルルからマルセイユ。
この旅行最後の宿泊地マルセイユでは、ホテル「ル・コルビュジエ」に宿泊しました。
20世紀最大の建築家とも言われるル・コルビュジエが1952年に建てた理想の集合住宅「ユニテ・ダビタシオン」もしくは「シテ・ラディユーズ」。その部屋をホテルとして観光客も利用することができるのです。とっても個性的な空間を楽しみました。
この日は、20041歩
□ 4/26 成田→フランクフルト→ニース ニース泊
□ 4/27 ニース観光 ニース泊
□ 4/28 エズ、モナコ観光 エクサンプロヴァンス泊
□ 4/29 エクサンプロヴァンス、アヴィニョン アルル泊
□ 4/30 ユゼス、ポンデュガール、オランジュ アルル泊
□ 5/ 1 サントマリードラメール、エグモルト アルル泊
□ 5/ 2 サンレミドプロヴァンス、アルル観光 アルル泊
■ 5/ 3 アルル観光、マルセイユ マルセイユ泊
□ 5/ 4 マルセイユ→フランクフルト→(機中泊) 機中泊
□ 5/ 5 北京→羽田
■:当ページの旅行記で記述している部分です。
この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/travelogue/11007037
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アルルからマルセイユへ
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マルセイユの港に近づきます。豪華客船が見えます。
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そして丘の上に、マルセイユのシンボル「ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂」が見えます。映画『フレンチ・コネクション』の冒頭のシーンもこの教会ですね。
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トンネルをくぐって、
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曲がるところを間違えて、旧港の脇に出てしまいました。
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一般道を南へ進み、本日の宿「ホテル ル・コルビュジエ」を目指します
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ル・コルビュジエが見えるガソリンスタンドで給油
日曜なので開いているスタンドを見つけるのにやや苦労しました。
リッターあたり1.225ユーロ、燃費は19.79km/lとかなり好燃費でした。 -
ホテル ル・コルビュジエのある集合住宅に到着
周囲は一般に開放されており、駐車場も無料で停められます -
イチオシ
20世紀最大の建築家とも言われるル・コルビュジエ。彼が理想の集合住宅を具現化したのがシテ・ラディユーズ。ヨーロッパにいくつかある中で、このマルセイユのものが最も完成度が高いと言われています。
外観もカラフルで個性的な雰囲気 -
中に入ります。
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入居者の表示も個性的
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ホテル「ル・コルビュジエ」は、この3階のバーの隣にチェックインカウンターがあります。
ホテルはあまり商売っ気が無いようです。日曜なので近くに開いているお店が無いかどうか聞いてみると「日曜だから基本閉まっているよ」と素っ気ない。またWiFiが無いのもややネックかな。 -
エレベータで8階にあがりました
ホテルの部分(数部屋)へは、キーを持っている人しかアクセスできません。 -
私たちの部屋は836
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集合住宅のうち21室がホテルとして一般客が利用可能
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イチオシ
部屋も家具も個性的
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ル・コルビュジエ設計の長椅子
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キッチンと居間が一体化した空間は、当時は画期的だったのでしょう
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シャワー、トイレは清潔感あり
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机
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このベッドは、
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ソファに変身
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幾つかのタイプの部屋がある中で、この部屋は154ユーロでした。
今回の旅行を企画している中で、嫁はんから「マルセイユに宿泊するなら、絶対ここに泊まりたい!」との強い希望がありました。予約したのは四か月ほど前なので、その時点では、かなり空きがありました。 -
外の眺めも良さそうです
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ベランダもあります
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シービュールームなので、南に海、東に山と眺め良し
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この建物は、ル・コルビュジエの亜流版?
車で来る時に、一瞬この建物が目指すものと思ってしまいました。 -
イチオシ
屋上へ行きます。エレベータホールも個性的
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屋上へ
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危険なのか、階段で上へは上がれない様になっています。残念
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屋上からの眺め、北側
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近代美術館の様です
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イチオシ
とっても個性的
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屋上からの眺め、東側
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ホテルの売店。興味深いモノがいっぱいありましたが、日曜なので残念ながら閉店
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この近代的な集合住宅が、1952年に建てられたというのが、本当に驚きです。
1952年といえば日本では昭和27年、終戦から7年しか経っていません。 -
建築家ル・コルビュジエは、1945年に「モデュロール」理論を完成させました。
この3階の廊下は、モデュロール二層分吹き抜けになっています。 -
イチオシ
モデュロール理論とは、人が建って片手をあげたときの指先までの高さが226cm、おへその高さ113cmを基本単位として、人間が快適に暮らせる空間を決定したもの。
この集合住宅もその理論が適用されて設計された居住空間の集合体なのです。
部屋の鍵のホルダーにも、モデュロール理論を象徴したデザインがあります。 -
モデュロールの階層が分かります
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何もかもが個性的
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長さ137m、幅24m、高さ56m。この中に大小23タイプのアパートが337軒あり、1600人もの人々が暮らしています。
住居の他に、ホテル、幼稚園、スポーツクラブ、商店街など住民のための共用施設が備わっています。 -
建物を支えるのは、30本のピロティ
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ピロティの中は、下水やダストシュートの配管などがあります
個性的なデザインの中に、実用的な案が採用されているのが分かります。 -
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ル・コルビュジエというバス停があります。
この番号のバスで戻って来られることを確認 -
市街観光をしようとメトロの駅を目指します。
メトロの駅へは1km弱、ブラブラと歩くことにしました。
車で行くとビールを飲めないので、、、、。 -
ル・コルビュジエ
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イチオシ
新装なったサッカー場、スタッド・ヴェロドローム
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ポール・マッカートニーのライブがあるようです
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これは以前のスタッド・ヴェロドローム(撮影2004年)
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ワールドカップの会場にもなったため、France98のロゴが誇らしげだったのですが、新装されてこのロゴも残っていないのかな?(撮影2004年)
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メトロの駅へ。
ん、様子がおかしい -
何とストライキ(?)で閉鎖
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仕方なく歩きます
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Castellaneまで歩いてきました。
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Castellaneから市街方面は市電占有道路になっていて、一般車は侵入できないようです。この時点で1時間以上歩いているので、旧港などの観光よりも、とにかくビールを飲みたい気持ちがかなり高まっています。
しかし、日曜日なので、なかなか開いているお店が無い。 -
ここでようやくカルフールシティを発見
ビールを購入し、観光は断念して引き返すことにしました。
ビールを飲みながらホテル「ル・コルビュジエ」を堪能します。 -
てなわけで、旧港辺りの観光を断念したので、昔の写真を幾つか紹介します。
旧港の美しい眺め(撮影2005年) -
イフ島から眺めるマルセイユ(撮影2005年)
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イチオシ
旧港のミシュラン星付きの名レストラン「ミラマール」のブイヤベース。確かコースで50ユーロだったと記憶(撮影2005年)
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帰りはバスで
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ル・コルビュジェに戻りました
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ようやくありつけたビール
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イチオシ
夜景もキレイです
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楽しかった旅行ももうすぐ終了、明日は帰国日です。
2015GW 南フランス20:マルセイユ→フランクフルト→北京→羽田帰国
http://4travel.jp/travelogue/11034989
に続く
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