2015/06/25 - 2015/07/05
1位(同エリア14件中)
マリアンヌさん
- マリアンヌさんTOP
- 旅行記280冊
- クチコミ25件
- Q&A回答1件
- 245,262アクセス
- フォロワー131人
イタリアロマネスク、エトルリアのロマンを訪ねトスカーナ地方のティレニア海沿いに出かけた。
6/26 トッリ村、サンガルガーノ、マッサ・マリッティマ
6/27 マッサ・マリッティマ
6/28 スヴェレート
6/29 エルバ島①
6/30 エルバ島②
7/1 エルバ島③
7/2 ポプローニア、ボルゲリ、ヴィコピサーノ、ピサ
7/3 ピサ
7/4 フィレンツェ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
羽田発22:55パリを経由してフィレンツェ着9:05
今回どうしても訪れたかったキオストロ、私にとって贅沢ながらハイヤーを予約した。
日本人ハイヤー宮本さん
http://www.happytoscana.com/price.html -
トッリ村にある回廊(L’Abbazia di Torri)事前に調べたところでは、開館時間は、月曜日と金曜日9:00〜12:00。とっても小さな村に着くと…
-
ありました。開いてるよね?ドキドキ。
-
開いてて良かった!(どこかで聞いたフレーズ)
-
サンティッシマ・トリニタ・エ・サンタ・ムスティオラ・マルティーレ教会。開館時間は日曜日のみ 9:45〜ミサ終了時間まで。今日は金曜なので残念ながら入れません。
-
ガーゴイル?
-
で人間?
-
ジャーン!思っていた以上に美しい。
-
ベネディクト派の修道士らが住みつき、自給自足の生活が行われた。
彼らによって修道院、そしてそれに付属したロマネスク様式の彫刻が施されている回廊が築かれた。 -
柱頭、副柱頭も美しい。
-
馬でしょうか?
-
この動物は何でしょう?上側が正方形模様の淵飾り。
-
鳥。
-
ひとつひとつ個性的な模様。
-
何してるの?動きがある絵って珍しい。
-
これはアダムとイヴでしょうか。
-
縄模様も美しい。
-
角の柱模様も面白い。
-
また違う模様。あまり知られてないので観光客も少ない。因みに案内して下さった宮本さんも初めて来たと言う。
-
回廊は12世紀後半に完成、3階建式正方形スタイルのこの建物は一辺が約11メートル。1階部分が12世紀後半、つづいて14世紀、15世紀と小アーチを上へ積み重ねる形で建築された。
1階は、この周辺で採石された白黒の大理石、2階はテラコッタ。 -
そして3階は重さを避けるために木材が使用された。
-
木だと日本っぽいね。
-
イチオシ
この美しきロマネスクの回廊は、シエナの「小さな宝石」と呼ばれているそう。
-
フィレンツェに到着早々、こんな穏やかな朝の光に包まれていいんだろうか…
-
何とも幸せな気分に浸る。
-
現在、この回廊はプライベートの所有で1階部分のみ、所有者の厚意で見学可能となっている。
-
見落としてしまいそうな柱頭の横側も面白い。
-
キリスト的な?
-
ロマネスクっぽい。
-
鳥がくわえてるのは葡萄?
-
あ〜見れて本当に良かった。
-
ということで名残惜しみながら後にした。
-
次は、モンテシエーピ礼拝堂。
ロマネスク様式で赤(テラコッタ)と白(この地方で採石されるトラベルティーノと呼ばれる石灰華)の縞模様を特徴とし、小さなアプシス(後陣)を持つ一廊式の円形礼拝堂。 -
聖ガルガーノは、1148年キウズディーノ村の裕福な家に生まれ、隣のボルテッラの聖職者達を護衛する騎士団に入団。そして夢に大天使ミカエルが現れ、彼の母に息子さんを天国の宮廷に迎えたいと許可を願う。そして小高い丘の上に立つ小さな礼拝堂へ伴い、生涯を祈りにささげ隠者生活をするよう導く。
クーポラ、目が回りそうだけど無限の宇宙を意味するのだそう。 -
母親は当時マレンマ地方で有名だった伯爵の娘を婚約者とし、ガルガーノに迎えにいくよう命じる。
しかし大天使ミカエルが夢でなく目の前に姿を現し、キウズディーノ村にほど近い
モンテシエーピへ連れていった。 -
すでにガルガーノの心は強い意思に満ち溢れていた。もう迷うことはない!そしてついに地面にあった岩に向かい、誓いを立てるが如く騎士としてのシンボルであった刀剣を突き刺した。すると不思議なことに剣は岩を割って吸い込まれるように中に入っていった。
-
中世、剣を逆さにすることで形は十字架に変わり、つまり戦いを放棄し平和を神に誓うことを意味した。
-
キウズディーノ村が誕生したのは、ランゴバルト族によるトスカーナへの侵入(572年頃)がきっかけでるといわれている。
-
こちらにはフレスコ画が残っていた。
-
絵の内容はわからないけど
-
割と色鮮やかに残っている。(修復されているそうだが)
-
さあ、聖ガルガーノ修道院へ。
-
13世紀末、聖ガルガーノに信仰を寄せていた大勢のシトー派修道士たちのために建設された。
-
糸杉の並木道を抜けると。
-
正面の扉。シトー派らしい簡素さ。
-
少しだけど美しい装飾。
-
受付でチケットを購入して。
日本人カップルが結婚記念写真を撮っていた。 -
イチオシ
恥ずかしながら、タルコフスキー監督の映画「ノスタルジア」は、まだ見ていない。
-
ラテン中字型、三身廊式で縦72m、横24m、翼廊33m、当時あった鐘楼は36mだったという。
-
聖具室、古文書保管室、面会所、会議所、寄宿舎などがあったという。
-
大きな建物を支える柱頭も立派。
-
先程のモンテシエーピ礼拝堂が見える。
-
バラ窓の空間が廃墟の美しさを誘う。
-
コンサートではないけど何かイベントがあるそうで、椅子が並んでたのが残念。
-
修道士たちの祈りが聞こえてきそう…
「薔薇の名前」(ウンベルト・エーコ)を彷彿させる。 -
昨年見た「シャトルルーズ修道院」の映画も思い出した。
-
花が美しいお休み処で
-
パンチェッタ、美味しかった。長旅後にはちょうどいいボリュームだった。
-
そしてマッサ・マリテッィマに着いた。
centoroのガリバルディ広場に近いモンチーニ通りにあるお宿。 -
私の部屋は3階だった。
-
Residenza d'Epoca Palazzo
-
13世紀の館でダンテ・アリギエーリの「神曲」煉獄編所縁の建物だという。
-
階段をあがり
-
大きなリビング。
-
別部屋の寝室。屋根裏部屋もあった。2泊で116ユーロはお得?
-
B&Bのレセプションの方。コルティナダンペッツォ地方(北部)出身で働いてる。南は暖かいからね!とのこと。でも毎日、働いててヴァカンスは4日だけだという。結構話したのに名前聞き忘れちゃった。
-
cinghiale(猪の頭)。結構美味しい。
-
お散歩に出かけよう!これで15時過ぎ。
ガリバルディ広場へ。 -
暑いせいか人がいない。
サン・チェルボーネ大聖堂。 -
1304年完成。基本的にロマネスク様式だが、装飾にゴシック様式も混在。
かつて鉱物資源に恵まれ期限前から栄えた街、聖堂の大きさがそれを物語る。 -
エトルリア時代から集落が確認できるマッサ・マリッティマが中世都市として発展するのは、ポプロニアから司教座が移動してきた9世紀以降。
11世紀には自治都市(コムーネ)として歩み始めた。 -
この一番上の段の彫刻は、後ほど美術館で実物を見た。
-
マッサ・マリッティマの繁栄を支えていたのは、採掘される銀、銅、鉄といった鉱物資源である。中世ヨーロッパにおいて鉱山をおさえるということは、大変重要で(武器や貨幣)国王や諸侯たちが利権を所有し厳重に管理した。一方マッサのようにひとつの町が鉱山を我が物としていたことは驚きだった。
-
唐草模様がきれい。
-
正面扉。聖人の生涯がレリーフに。
-
聖人チェルボーネは、異端の疑いをかけられローマへ。アヒルたちもローマまでお供する。
何故アヒル? -
船上で天の声を聞き、熊(と獅子)のいる穴に投げ込まれるも無事。
この「熊穴のチェルボーネ」は、明らかに「獅子穴のダニエル」の模倣とのこと。
穴の上からのぞきこむ人の鈴なりぐあいも妙に可愛い。 -
脇の扉から親切な方がドアを押さえて下さり中へ入った。
が、撮影禁止だったのを後で知った。 -
アヒルを連れてるチェルボーネ。
-
時代を感じるステンドグラス。
-
保存状態の良い聖母子のフレスコ画もあった。
-
こちらも。
-
13世紀半ばの大きな洗礼槽(Battistero)。トラヴェルティーノ(石灰華)の丸彫りで新約聖書のほか聖チェルボーネの生涯が描かれている。(G.ダコーモ)
-
チェルボーネの石棺。
-
特にこちら側が必見とのこと。
-
聖チェルボーネがローマ行の途中、皮膚病患者を癒す場面。岩山の表現が大胆。ゴロ・ディ・グレゴリオ作 1324年。
-
ゴシックながら優雅すぎず、骨太なところがイタリア彫刻らしいという。
-
「恩寵の聖母」ドゥッチョ作
ちょっとイエスの手が可愛い。 -
柱頭もいい感じ。
-
これも複雑な模様で好き。
-
さてと…
モンチーニ通りを上がって。 -
シエナの要塞。
(1337年にシエナに征服された) -
燭台の塔。
-
塔とシエナの要塞がつながっている。
-
人が歩いてるのが見えた。明日登ってみよう。
-
高台から町を見下ろす。ティレニア海、エルバ島、カプライア島らしきものが見える。
-
サンタゴスティーノ教会。14C初め。
-
シンプルな内装。
-
ステンドグラス。
-
キオストロ。
-
教会に続く建物に無料で入れた。フレスコ画がきれい。
-
マッサ・マリッティマは、石弓競技が有名とのこと。(Balestro del Girifalco)
-
これが石弓ですね。
-
ユニホームです。
-
羊さんマークに注目!マッサの町の紋章なんですね。可愛いい♪
-
盾にも羊さん。
-
公園にも羊さん。
-
宗教美術博物館。
御地蔵様みたいな感じ。 -
ロマネスクってほっこりする。
-
キリストと天使。
-
子供の首を切ってるからヘロデ王の幼児虐殺?
-
真ん中の人、逆さに人をかかえ、刀をかかげてる。
-
ほっこり可愛い彫り。
-
聖チェルボーネ大聖堂の一番上部分にあった実物。
-
これもドゥーモの一部分か?
-
彩色された天使。
-
「マッサのマエスタ」アンブロージョ・ロレンツェッティ作。(シエナの「善政」描いた画家)
ヴァザーリ「列伝」にも記されてるそうで登場する多くの人物は、確固たる神学的計算に基いているー聖母の座る三段の玉座は、下から「信仰」「希望」「慈愛」の重なりとなっている。そして各フロアに擬人化された、象徴するイコンを手にした「信仰」高い塔を見上げる「信仰」神に捧げるべき燃える心臓を手にした「慈愛」(聖母子の足下)が描かれている。さらに奏楽の天使たち、諸聖人、十二使徒、旧約聖書の預言者、マッサの守護聖人チェルボーネもアヒルの群れとともに描かれている。この祭壇画は、展示されている旧サン・ピエトロ・アッロルト教会のために制作されたと考えられている。 -
さあ、夕ご飯。また中世の路を戻って…
-
ワンちゃん、Buonasera☆
-
これで19時半くらい。人がやっと出てきた。
-
可愛い雑貨やさん。
-
こちらも。
-
なかなかおしゃれ。
-
今晩は広場のお店で食べよう。
-
ピチという日本のうどんに似たパスタ。チーズと胡椒的な…
-
ドルチェ。美味しかったけどお腹いっぱい。
-
この子後ろ足が伸びちゃってる!
-
この青い花よく見ます。
昨日まで働いていたのを忘れるような長くて充実した一日だった。
今晩は早めにおやすみなさい。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (23)
-
- Keiさん 2017/04/25 18:47:09
- なかなかシブい
- マリアンヌさん、こんばんは
サンタ・ムスティオラ、シブいですねェ〜
オヤジもいつか行きたいと思っていましたが、なかなか叶わず。いつもマリアンヌさんの後を追っかける旅になりそうです。
教会と回廊は開いている曜日が違うという事なんでしょうか?
多分回廊の所有は Bicocchi 家だと思いますが、回廊のみの所有で教会とは関係ないという事だからでしょうかね?
マッサ・マリッティマもイイですね。もっと極端な田舎だと思っていましたが実に味わい深い感じでここもいずれ訪問したいと思いました。
Kei
- マリアンヌさん からの返信 2017/04/26 21:43:55
- RE: なかなかシブい
- Keiさん、こんばんは☆
>
> サンタ・ムスティオラ、シブいですねェ〜
> オヤジもいつか行きたいと思っていましたが、なかなか叶わず。いつもマリアンヌさんの後を追っかける旅になりそうです。
→やっぱり狙ってましたか!私もいつかと思いつつ、辺鄙な場所だし、開いてる時間は短いしということでやっと叶いました。
> 教会と回廊は開いている曜日が違うという事なんでしょうか?
> 多分回廊の所有は Bicocchi 家だと思いますが、回廊のみの所有で教会とは関係ないという事だからでしょうかね?
→Bicocchi家というんですね。回廊だけ所有してるんでしょうね。2階へは行けなくなってましたから、1階だけちょこっと私物を厚意で解放なんですかね?
でも人はほとんど来ないし、素晴らしい回廊でした。是非いらして下さい。
一方、教会は村の教会として普通に生活に密着して存在してるんでしょうね。
> マッサ・マリッティマもイイですね。もっと極端な田舎だと思っていましたが実に味わい深い感じでここもいずれ訪問したいと思いました。
→マッサは、あまり情報がなかったのですが、チェルボーネの聖堂が特に素晴らしくて
魔女の壁画も珍しくて面白かったです。
実はGW、イタリアに行きます。ひとつの教会、Keiさんを追いかけて訪ねます。
では、また。
マリアンヌ
- Keiさん からの返信 2017/04/27 08:00:18
- 楽しんできてください
- マリアンヌさん、おはようございます
コメントありがとうございました。
GWに行かれるとの事、存分に楽しんできてくださいね。
どこの教会なのか、今から旅行記が楽しみです。
良いご旅行を
Kei
-
- ももであさん 2016/01/13 20:02:34
- 新聖剣伝説!?
- まりさま。先日はありがとうございました。
気紛れなちょっぴり復帰の書込み第一号は、厳正なる
抽選の結果!? まりさまに決定です♪
なぜって? 世界のあちこちを旅しても所詮はイタリアが
一番好きだと思うので。
何というか…
フランスなんかと違って洗練され過ぎていない、まりさまの
写真のような雰囲気がとっても好きです。人もしかり。
海外で何気に話しが合って仲良くなる人って、気が付くと
イタリア人であることが多いのです。
それで…。ぼくが知ってる聖剣伝説はこうです。登場人物
1)みっちゃん(別名ミカエルさん)
2)がーくん(別名ガルガーノくん)
み「こらてめ〜、贅沢せず物欲を捨てんかい!」
が「あ〜、やなこった。ぜーったいムリ」
が「このカッチカチの岩に剣を刺すくらいムリ!」
み「ほー。ほな試しにやってみ?」
スーっ(←バターのごとく刺さる剣)
が「しょえ〜っ!!」「オラを弟子にして下さい」
み「ほれみー。じゃぁ、ここに礼拝堂を建てな」
が「くっそぉ…(←聞こえないように)」
せめて「み」の目をくらまそうと、目が回りそうなクーポラに
したかどうかは定かではありません。
- マリアンヌさん からの返信 2016/01/14 00:14:25
- RE: 新聖剣伝説!?
- ももであさん、こんばんわ☆
気紛れなちょっぴり復帰の書込み第一号だなんて光栄です♪
(;;うれし涙)
私、結構くじ運強いんです。
イタリア好きですもんね。南イタリアは、独特な雰囲気がありますよね。
古代ギリシャ、ローマ&フェデリコ2世の神秘etc.心惹かれる地です。
それから田舎の美しき村。フランスのようにきれいに整えてなく自然体なのがいい雰囲気です。ちょっと引っ込み思案な私でもイタリア人は明るくて人懐こいので少しはコミュニュケーションとれるのが嬉しいです。
「新聖剣伝説」最高〜☆☆☆ あはは
がーくんの言葉しみるぅ
み「こらてめ〜、贅沢せず物欲を捨てんかい!」
が「あ〜、やなこった。ぜーったいムリ」 → 共感。装飾品とかアン ティークカップとか枚挙に暇なし。
でも み「ほー。ほな試しにやってみ?」
スーっ(←バターのごとく刺さる剣)
が「しょえ〜っ!!」「オラを弟子にして下さい」 → 私も改心して修道女になるかも?
私もいつかももであさんが行ったプーリアのガルガーノ山のモンテサンタンジェロ行きたいよぉ〜
マリアンヌ
- ももであさん からの返信 2016/01/14 18:54:04
- ガルガーノ
- ガルガーノ山とガルガーノくんは、何か関連あるのですかね。
ミカエルさんもどっぷり関わっているし…
モンテサンタンジェロへはぜひぜひ。
地下で神秘的なミサがあります。
モンサンミシェルより、ずっといいです。
って行ったことありませんが。
って行くつもりもありませんが(lol)
- マリアンヌさん からの返信 2016/01/17 20:12:47
- RE: ガルガーノ
- 風邪でダウンしてました。
ニャンコは、ちゃんとコタツに入ってるかな。
私もガルガーノ山とガルガーノくんおまけにミカエルさん?と思ったけど
ちょこっとネットやイタリア語検索してもよくわからかったです。
ガルガーノ半島のモンテサンタンジェロのほうが歴史古いし、490年を皮切りンに4回もミカエルくん出現したようだからその余波でしょうかね。
がーくんのところにも現れちゃったんでしょうね。
モンテサンタンジェロ、いつか絶対行く〜!
地下の神秘的なミサ見てみたい。
モンサンミシェルより、ずっといいはず。
ミーハーなので20年前くらいに行ったことあるけど。
教会はロマネスクでいい感じなんだけど何せ観光地、江の島みたいでした。
ふと部屋を見回すと天使がいっぱい。アンティークカード・アロマディフューザー・バーン・ジョーンズ受胎告知の絵
薔薇のランプを持ったハンサムな天使には、ミッシェルと名付けてた(笑)
マリアンヌ
-
- akikoさん 2015/07/13 22:40:00
- マッサ・マリッティマの街
- マリアンヌさん
行ってこられたイタリアの旅行記にお邪魔させてもらいました。
トスカーナ地方の海沿いを訪ねられたのですね。
フィレンツェからハイヤーで行ける範囲にこんな素敵な街があったなんて知りませんでした。
表紙の写真を見て、トッリ村にある回廊はアーチ部分の石の組み方がコルドバのメスキータに似ていると思いました。(イスラム教とは全く関係ないのですよね)
ベネディクト派の修道士らによって築かれたのですね?修道院では、中庭に薬草などの植物を植え、取り囲むように美しい回廊が築かれている造りが多いですが、ここの修道院の中庭にあたるところは石畳のようですね。それから柱模様も彫り込まれているのは初めて見ました。1階のアーチ部分だけでも3回異なる時代に付け加えられたという回廊は、本当に美しいです♪
そして円形礼拝堂の「モンテシエーピ礼拝堂」、聖ガルガーノの話はとても興味深く、特に地面にあった岩に向かい剣を突き刺した場面で「剣を逆さにすることで形は十字架に変わり、つまり戦いを放棄し平和を神に誓うことを意味した」という箇所は"なるほど〜!"と思いました。
「サン・チェルボーネ大聖堂」と「宗教美術博物館」のレリーフもとっても興味を引きました。特にロマネスクの彫刻は、「ほっこりする」と書かれていますが、私も大好きです。
その他も見どころがたくさんあり、知らなかった素敵な街を紹介してもらった気がします。
また続編みせてもらいますね〜
akiko
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/14 00:51:17
- RE: マッサ・マリッティマの街
- akikoさん、こんばんわ。
旅行記とても丁寧に見ていただき、ありがとうございました。
トッリ村の回廊は、数年前に知ったのですが、開いてる時間が限られているので実際に見れて感動しました。
まだそれ程知られていないと思います。ハイヤーの宮本さんももうひとりの個人案内いただいたレオナルドさんも初めて知ったとおっしゃっていたので。
聖ガルガーノ伝説ってアーサー王伝説などに似てロマンチックですよね。
金髪イケメンとなると萌えです。
ロマネスクの彫刻、やはりお好きですか?
後のゴシックやバロックなども見事ですが、素朴であったかいですよね。
よろしかったらまた遊びにいらして下さい。
マリアンヌ
-
- コクリコさん 2015/07/12 15:18:41
- 魅力的な回廊、教会
- こんにちは!
イタリアからお帰りなさいませ〜
私の知らないばかりでとても興味深いです。
トッリ村の回廊素晴らしいですね。
私は回廊が大好き!
柱頭彫刻に副柱頭彫刻があるのも初めてみましたが、白っぽく見えるのは大理石でできているのですか?
ひとつひとつがとても面白くて、やはりロマネスクは魅力的ですね。
マリアンヌさんが
「ロマネスクっぽい。」
と書かれていた写真はメリュジーヌではありませんか!
フランスの伝説の・・・あの尾が二つあるのはスターバックスのロゴマークになっていますよ〜(最近知ったのですけど^^;)
聖ガルガーノ教会の廃墟は『ノスタルジア』が撮影それた所なのですね。
かなーり前に『ノスタルジア』見ました!
廃墟の場面は覚えているのですが、内容は忘れてしまいました〜
今、観る方が良いのかも(^^;)
『獅子の穴のダニエル』を真似た熊の穴は面白ーい。
そっくりですよね♪
チェルボーネとアヒルのコンビも何のいわれがあるのかな。
マッサの町の羊が旗もってる紋章どこかで見たなぁ〜と思ったらフランスのルーアンの町の紋章でした! 絵ハガキ買ったのよ〜
神の子をあらわす羊が紋章になっている町ってヨーロッパにたくさんあるのかもしれませんね。
町の高台から海が見渡せて、エルバ島も見えるのですね。
海の見える町はそれが古い町でも開放感があるので好きです。
エルバ島にこれから渡るのですよね。
良いですね〜
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/14 00:06:17
- RE: 魅力的な回廊、教会
- こんばんわ、コクリコさん☆
コメント、イイねをありがとうございました。
トッリ村の回廊、お気に召していただき嬉しいです。
私も回廊大好きです。
南仏の3姉妹まだ未踏破ですし…
英語、仏語ができないのでつい後回しになってしまってます。
副柱頭彫刻って珍しいのですか。
そしてメリュジーヌっていうんですね。
スターバックスのロゴマークそれだったんですね!
見識深いコクリコさんに教えていただき楽しいです♪
後でチェックしておきます。
『ノスタルジア』見てらっしゃるんですね。さすが!
せっかくなので必ず見ます。
『獅子の穴のダニエル』を真似た熊の穴、うけていただけましたか?
なんか楽しいですよね!
チェルボーネとアヒルのいわれですが、「イタリア古寺巡礼」によるとチェルボーネが異端の疑いをかけられ、教皇に召集されたとき、途中で会ったアヒルたちがローマまでお供してくれたそうなんです。
マッサの町の羊が旗もってる紋章どこかで見たなぁ〜と思ったらフランスのルーアンの町の紋章でした! 絵ハガキ買ったのよ〜
神の子をあらわす羊が紋章になっている町ってヨーロッパにたくさんあるのかもしれませんね。
→そうなんですね!確かに神の羊さん、よく見ますよね。デザイン限られちゃうしね。
鷲の巣村って海賊やその他の敵からの防御だったかもしれなせんが、眺め最高ですよね!初めて感動したのは、エズやサンポールドバンスなど南仏の村々でした。
どうぞエルバも遊びにいらして下さいね。
マリアンヌ
-
- yume-chanさん 2015/07/11 12:21:04
- おかえりなさ〜い!
- イタリアに行かれてたんですね〜
気温42度!!!私ならカラカラになって死んでしまいます。
いや、それにしても素敵! こういう場所、私も大好きです。
年取ったせいか、もうごちゃごちゃした観光地よりこういう所がいいですね〜
あまり馴染みのない所を紹介してもらって、解説まで・・・
ありがとうございます。
私もいつか行ってみたいです。
yume-
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/11 14:01:59
- RE: おかえりなさ〜い!
- yumeさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます♪
なんかエルバ島あたりから顔が痛かったんですよね〜
何回もイタリアへ(もっと南、プーリアやシチリア)来てるけど初めての経験です。面の皮は厚いんだけどなぁ?
yumeさんこそ、なかなk行けない場所に案内して下さって感謝しています☆
よかったら続きも遊びにいらして下さいね。
マリアンヌ
-
- spumamiさん 2015/07/10 19:17:44
- ワクワク☆
- 始まりましたね〜今回のイタリア旅行記!!
なかなか訪れにくい場所行かれたようで、知らない景色がいっぱい♪
特に聖ガルガーノ修道院の扉、古さがとっても素敵〜☆
続き、楽しみしてますね〜。
spumami
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/10 22:51:44
- RE: ワクワク☆
- spumamiさん、こんばんわ。
ご訪問ありがとうございます♪
年に1回の旅行ですが、あまり皆が行かないところなので
次回の参考になさって下さいね!
よろしくお願いしま〜す。
顔のカピカピを補修しながら頑張ります!(^^)!
マリアンヌ
-
- ukigumoさん 2015/07/10 12:44:20
- お帰りなさい〜♪
- こんにちは。
マリアンヌさん、お帰りなさい〜♪
旅から戻られて早速更新されましたね!!
楽しみにしていました。
トスカーナの方に行かれたのですね。
トッリ村、マッサ・マリッティマ、初めて聞く名前ばかりですが素敵なところですね。
マリアンヌさんらしい旅先でとても楽しく拝見させて頂きました。
シエナの「小さな宝石」と言われている回廊は見とれるくらい素敵ですね。
綺麗なお花に囲まれて、この時期に訪れるのが良い場所のようですね。
モンテシエーピ礼拝堂のクーボラ。じっと見つめるとぐるぐるに目が回りそうでした。
無限の宇宙を意味するんですね。
糸杉の並木の先に現れる聖ガルガーノ修道院も何ともいえない存在感ですね。
サン・チェルボーネ大聖堂のアヒルも何だかかわいらしいですね。
わんちゃん達も暑そうですね。
伸びちゃっていたのもかわいかったです。
ピチも美味しそう。トスカーナやっぱりいいですね〜。
また続きも楽しみにしています(o^^o)
ukigumo
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/10 22:46:56
- RE: お帰りなさい〜♪
- ukigumoさん、こんばんわ☆
今週は仕事と旅疲れでヘロヘロですが、友達にマグロ(止まると死んじゃう回遊魚)と言われています(笑)
キオストロ、とっておきの秘密の場所です。
小さいけどマッサ・マリッティマいい感じの街ですよ。
もう1日滞在したので続きも見てね。
モンテシエーピ礼拝堂に金髪イケメンのガルガーノのフレスコでもあればもっと萌えなんですが…
聖ガルガーノ修道院、写真では見てたのですが実際見ると感慨深いです。少し晴れ過ぎでしたが。(何といっても私晴れ女なんです)
チェルボーネに何故かアヒルがお伴は、面白いですよね。
ピチってホントうどんみたい。でも美味しい。
頑張って作成しま〜す!
マリアンヌ
-
- miracleさん 2015/07/09 23:55:40
- イタリアロマネスク、エトルリアのロマン♪
- マリアンヌさん
こんばんは!
トスカーナに行ってらしたのですね。エルバ島も!
イタリアロマネスク♪ 素敵ですね。
エトルリアの歴史ロマンや神秘性にも興味津々です。
私も、ハイヤーの宮本さんに、数ヶ月前お問い合わせしていました(笑)。結局、まだお世話になっていないのですが・・。
糸杉の並木道、素敵ですね。もちろん、教会も。
お写真に写っている「雲」が不思議な形をしているものが多く、惹きつけられました。。
また遊びに伺いますね。
ありがとうございました。
miracle
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/10 22:35:05
- RE: イタリアロマネスク、エトルリアのロマン♪
- miracleさん、こんばんわ!
コメントありがとうございます♪
ひっそりとした村々、良かったですよ。
ピサとフィレンツェ以外は、東洋人に一人も会いませんでした。
交通の便が悪い反面、いろいろな人とコミュニュケーションがとれて(イタリア語の勉強になって)楽しかったです。
miracleさんも、ハイヤーの宮本さんにお問い合わせしてらしたのですか?
奇遇ですね。
クイックレスポンスで助かりました。桑田真澄も案内したそうですよ。
裏トスカーナ、あまり人が行かない地域ですので、次回の参考になさって下さいね。
マリアンヌ
-
- お黙り!さん 2015/07/09 14:01:42
- 素敵だわ!
- マリアンヌさん
こんにちは。凄いな〜〜〜〜?!
イタリアロマネスク、エトルリアのロマンを訪ねトスカーナ地方のティレニア海沿いに出かけた。
のっけから、チンプンカンプンですわ(笑)
しかし、なんでもよくご存じですね。マリアンヌさんの旅行は「普通の人々」には解らない旅行です。でも、本当に素敵!
ジャーン!思っていた以上に美しい。
いやいや素敵な回廊ですね、「ロマネスク様式の彫刻が施されている回廊」
へえ〜〜そうなんだ。お勉強、お勉強。
タルコフスキー監督の映画「ノスタルジア」
もちろん、私も見ていませんので調べてみました。そして映画見てみたくなりましたね。でも、きっと途中で寝てしまうのでしょう(笑)でも、この廃墟化した教会のシーンを見てみたい。そして、本物も見てみたい。
昨年見た「シャトルルーズ修道院」の映画も思い出した
いやいや、すごすぎて、「私も映画好きです」と言った自分が恥ずかしい。
トホホホ・・・・・・
しかし、とっても素敵な村へ行かれたのね。次も楽しみにしております。
マリー
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/09 23:54:43
- RE: 素敵だわ!
- マリーさん、こんばんわ。お久しぶりで〜す!
フィレンツェは42度、毎日すごく暑かったせいか顔の皮膚がカピカピになっちゃってゾウみたいです!この年でどうしよう?状態です(笑)
> しかし、なんでもよくご存じですね。マリアンヌさんの旅行は「普通の人々」には解らない旅行です。でも、本当に素敵!
→単に変わり者(マニアともいう)なだけ。
タルコフスキー監督の映画「ノスタルジア」
きっと私好みな匂いがする…見てみないとね。
「シャトルルーズ修道院」の映画3時間以上の自然音のみの映画、鼾かいて寝てる人もいましたよ。
いい意味で眠くなる感じ。
私、スターウォーズも見たことないし、普通の映画は案外見てないのです。
映画好きじゃないですね。芸術系とかヘンな映画専門。
でもあまり日本人が行かない地方に行ったので、良かったら続きも遊びにいらして下さいね。
私も週末になればペースが戻ると思うので、マリーさんのギリシャの続きなど伺いますね!
マリアンヌ
-
- wiz さん 2015/07/09 09:24:04
- Nostalghia
- マリアンヌさん、
ご旅行に行かれてたんですね〜!
お帰りなさいませ〜おつかれさまでした♪
映画ノスタルジア見たことあります。
あのとっても印象的な廃墟は、聖ガルガーノ修道院だったんですね!
映画を見た後調べた気がするけど忘れたので再度調べちゃいました。
http://www.imdb.com/title/tt0086022/locations?ref_=tt_dt_dt
映画の中のノスタルジックな色彩と違うけれど青空のお写真も素敵でした。
サンティッシマ・トリニタ・エ・サンタ・ムスティオラ・マルティーレ教会の回廊も素敵ですね〜。
獅子の穴のダニエルの模倣の熊の穴に投げ込まれる・・
っていう彫刻おもしろかったです。
まさに獅子の穴の・・とそっくりなんだもん! ^ ^;
wiz
- マリアンヌさん からの返信 2015/07/09 23:34:38
- RE: Nostalghia
- wizさん、こんばんわ。
どうにか無事帰りました。
が仕事もたまっててヘロヘロです(笑)
> 映画ノスタルジア見たことあります。
> あのとっても印象的な廃墟は、聖ガルガーノ修道院だったんですね!
> 映画を見た後調べた気がするけど忘れたので再度調べちゃいました。
> http://www.imdb.com/title/tt0086022/locations?ref_=tt_dt_dt
> 映画の中のノスタルジックな色彩と違うけれど青空のお写真も素敵でした。
→さすがです!絶対何とかして見ます。トスカーナが舞台になってバーニョビニョーニも行ったことあるので。
でも廃墟は雨が蕭々と降っている感じのほうが素敵なんでしょうが…
>
> 獅子の穴のダニエルの模倣の熊の穴に投げ込まれる・・
> っていう彫刻おもしろかったです。
> まさに獅子の穴の・・とそっくりなんだもん! ^ ^;
→博識なwizさん、やっぱそうですか。
でもほっこりする可愛い彫刻ですよね。
ぼちぼちアップしますのでまた遊びにいらして下さいね♪
まずは明日まで仕事のりきらないと…」
マリアンヌ
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ シエナ近郊&マッサ・マリッティマ、スヴェレート、エルバ島、ピサ、フィレンツェを巡る
23
128