2015/05/23 - 2015/06/04
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schneewittchenさん
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ルイス島
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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5月28日、朝の虹。
実は前の晩は、「こんなに寒くて荒涼とした、陰鬱なところに来るんじゃなかった、今年は大失敗だわ。明日どうしようか。ちょっと具合が悪いとかいって、1日中ベッドでうだうだしていようか」とまで思っていました。
朝起きると、お日様が現れ、さっとにわか雨があり、すぐに虹が。この虹が、この日が旅行中最高の1日(のうち1つ)になることを予告していました。 -
朝のストーノウェイ港。
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今日は打って変ったいいお天気。バスはルイス島の西海岸を進みます。ここはArnolという場所で、ブラックハウスがあります。ここは本当に驚きました。。
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ブラックハウスのチケット売り場。
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イチオシ
このブラックハウスは130年ほど前に建てられたもので、壁は頑丈な石積み、屋根はわらぶきのようなもので、強風に飛ばされないように石で抑えられています。ブラックハウスという名は、このあたりでとれるピート(泥炭)を中で燃やして暖をとり、煮炊きをしていたため、家の中が真っ黒になったためつけられた名です。この中に人と牛が一緒に住んでいました。
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真ん中にピートを燃やす囲炉裏のようなものがあります。ピートの燃える香は割合心地よい香り。食器棚はアンティークないい感じではありますが。。
奥のほうに見えるカーテンはベッドです。ノルウェーのベルゲンでもこのような、押入れみたいに見えるベッドを見ました。寒いからこうなっているのかもしれません。石造りの家は底冷えしますし、粗末な木の扉からは、強風が容赦なく入り込んできます。 -
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同行の誰かの運動靴も一緒に写ってしまった(笑)
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本当にびっくりするのは、なんとこの家に、1960年代までがんばっていた人々がいたということです。その後、家の人たちは隣の普通の家に移り、ブラックハウスは保存され公開されるようになりました。隣の普通の家はまったく普通の平凡な家でした。
この説明の上のほうにある文章は、ゲール語です。ゲール語はここでは生きた言葉です。ほとんどすべての表示がゲール語、英語併記で、ストーノウェイのB&BのAliさんは、「ゲール語が第一言語。自分はゲール語で考え、頭の中で英語に訳してお客さんに話すんだ」と言っていました。 -
イチオシ
ブラックハウス周囲には、目を見張るような青い海と美しい風景が広がります。写真ではうららかな春の日のように見えますが、実際には寒風が吹きすさび、とても外で立っていられないほど寒い。ここでの暮らしは私には想像できないほど、厳しいものではないかしら。特にブラックハウスでの暮らしは、想像を絶しています。
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ここ、アウターヘブリディーズはハリスツイードのふるさと。次にハリスツィードの作り方を見学しました。この男性が観光客に、機械の使い方や模様の降り方を説明してくれました。大変に手間のかかる作業のようです。こういうところにはお店が併設され、説明を受けたあとお客さんが買っていくというシステムになっていそうですが、そういったことはありませんでした。値段がついている品物が多少、すみっこにおいてあるだけでした。
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次に訪ねたのはCarloway Broch。ここも驚くべきところ。Brochは紀元前100年ごろに建てられた要塞兼住居です。
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Broch内部の説明図。堅固な石造りで、1階が家畜、2階が住居、3階が見張り台、というようになっています。このあたり、ヴァイキングの激しい攻撃にさらされた場所なので、「ヴァイキングに壊されたの?」と聞いたら、「そうではなくて、時が経ったからよ」とオードリー。もちろんここにも容赦ない風が吹き付けています。
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次に見学したカラニッシュスタンディングストーンでお昼休みになりました。ルイス島にはレストランなどの観光施設はほとんどなく、このあたりにはレストラン兼お土産物屋さんはここしかないので、全員がここでお食事。
私はブロスというスープ+パンをいただきました。いろいろな野菜を煮込んだスープで、とてもおいしかった。旅行中、ほかにもスープ+パンを2種類くらいいただきましたが、どれもとてもおいしいものでした。 -
英国にはあちこちにスタンディングストーンがあるようです。ここは別に円形になっているわけではなく、一部は一列に並んでいます。どういう人たちがどういう目的で建てたのか、こんな大きな重い石をどうやって運んできたのか、まったく謎です。宗教的なものなのでしょうけど。
Lonely Planetによればこのスタンディングストーンが作られたのは約3800年〜5000年前で、エジプトのピラミッドとほぼ同じくらいということです。 -
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ハイランドの牛
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ルイス島はほぼ平坦ですが、このような場所もあります。
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ここはUig(ゲール語で「湾」の意味)です。エメラルドグリーンの海が一面に広がります。なんてきれいな浜辺なんでしょう!そして風の強いこと!
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なぜか足元の波打ち際では、泡が残っています。どういう現象なんでしょう?
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イチオシ
周囲に点在する家々はほとんどが、壁が白く、屋根が黒く、風景に溶け込んで絵のような美しさです。昨日の陰鬱な印象はどこかへ吹き飛んでしまいました。
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イチオシ
次に下車したのはBhaltosの浜。ここはさらにさらに風が強く、立っていられないほどでした。だからこそ、でしょうか。信じられないほど美しいコバルトブルーの海が太陽に輝いています。
今日1日、B&Bでうだうだ、なんてことしないで、ほんとうによかった! -
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この旅行記へのコメント (4)
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- ももんがあまんさん 2016/02/03 11:00:19
- ラブリーディ
- 初めまして、schneewittchenさん
久々に、スコットランドの旅行記を見れて、嬉しくなりました。
ルイス島にハリス島にスカイ島、オマケに、Eilean Donan Castleまで・・・2011年に、旅をした土地ですけど・・・とても、懐かしく思い出しました。
スコットランド人は、優しい人が多いですね・・・少し、ぶっきらぼうなところも有るけど・・・イギリス人は、南も北も、大陸方面よりは、基本域に親切で、ユーモアが有りますね・・・インナー・ヘブリディーズの「アイラ島」に行ったとき、あいにくの大雨で、濡れ鼠になって到着したワタクシに、ユースのマダムが、「こんな日の事をスコットランドでは『ラブリーディ』って言うのよ」って、教えてくれたのを思い出しました・・・まだ、オープンの前だったのに、部屋に、入れてくれたし・・・
schneewittchenさんは、ノルウェーの「ロフォーテン諸島」にもいかれたことが有るんですね・・・写真家のメッカとか・・・いつか行きたいと思ってるなですけど、今のところ、フランスに捕まっていて、なかなか行けません・・・来年か、再来年あたりは、行けるかな・・・?
by ももんがあまん
- schneewittchenさん からの返信 2016/02/03 22:14:06
- RE: ラブリーディ
- ももんがあまんさん
こんばんは。書き込みありがとうございます。
ももんがあまんさんはずいぶんいろいろなところへ
いらっしゃっているんですね。すごいですね。
アウターヘブリディーズの旅行記を拝見したら、
なんと、私が「絶対アウターヘブリディーズに行く!」と
決心するきっかけとなった旅行記ではありませんか。
「イギリスの地方やアイルランドを旅していると、
人の温かさがしみじみ感じられる」という言葉。
私は、以前からなぜかアウターヘブリディーズが気になってたのですが、
ももんがさんのこの言葉で「もう絶対行くっ♪」ことにしたのです。
おっしゃるようにほんとうに、人なつこさのようなものが
感じられるところでした。コーンウォールもそうですね。
ロフォーテンはいいですよ。よく「アルプスが海からそのまま
屹立している」と言われますが、その通りです。
特に私の行った6月末は、山には少し雪も残っているし
野原は花が咲き乱れていました。
こういう、荒々しくそして美しい北の国の風景がとても好きです。
また旅行記楽しみにしております。
schneewittchen
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- take_it_easyさん 2015/08/08 20:26:01
- 凄〜い !!
- ルイス島、ハリス島。
年一回の夏休みではなかなか手がでない。
正直、ちょっと度胸が必要な土地です。
3回目のスコットランドなら上陸するかも?
実は、ユイスト島のフラットな感じ興味津々です。
ロフォーテン諸島のRost島も憬れの島です。
ブログとてもイイ雰囲気です。
schneewittchenさんのブログを見ていて、
とても行きたくなりました。
楽しい旅を続けてください。
- schneewittchenさん からの返信 2015/08/08 22:24:18
- RE: 凄〜い !!
- take_it_easyさん、はじめまして。
書き込みありがとうございます(^o^)
旅行記拝見しました。
あちらでドライブされるんですね、うらやましい。
ロフォーテンもずいぶんいろいろなところへ
行かれてるんですね。私もオーまで行きたい。
スカイ島までいらしたなら、Uigからフェリーで
ハリス島はすぐですよ!
もちろん、アラプール→ストーノウェイ→ルイス島でも。
私は、断然、ハリス島が好きです。
また旅行記楽しみにしています。
schneewittchen
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