チェ・ゲバラの霊廟があるサンタ・クララへ（その一）

2015/06/04 - 2015/06/04

キューバの首都から２８０?西に離れたサンタ・クララにタクシーをチャーターして日帰り旅行をしました。サンタ・クララの街は、この地でゲバラが率いる革命軍が政府軍を攻撃し、ここでの政府軍に対する勝利で当時の政府が動揺、その直後の大統領亡命に至り、キューバ革命の決定打となった街です。
そしてボリビアで政府軍に捕まり処刑されたゲバラの遺体を持ち帰り、この地に霊廟を造り仲間たちと祀られている場所でもあります。
現地ガイドさんにタクシーでチャーターしたらいくらですかと尋ねると、電話で確認してくれて「２人」で３３０兌換ペソ（４万円）との返答で行くことを決定。日本国内のＪＴＢのパンフレットには１人５万円と書かれていましたから大喜びです。でも・・・いろいろ事件が起きました。

エリア サンタクララ(キューバ)

• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

さっそくタクシーに乗りサンタクララに向かいます。今日のガイドさんは昨日までの方でなくアントニオさん。お金の支払いは特にいわれなかったので後払いらしい。これが最後に事件へと・・・
因みにタクシーは韓国車ＫＩＡ

高速道路に乗り込みます

ハバナから東に延びる高速道路を１２０?くらいでがんがんとばしていきます

ほぼまっすぐの高速道路で快適ですが、韓国車ということと、高速道路のところどころに急ブレーキの跡が数多くあり、一抹の不安が・・・

２時間ほど走り、ドライブイン風の休憩所へ

トイレ

所々花が飾られています

キューバ国内で圧倒的なシェアを握る中国製バス。エンコしている車両は見かけませんでしたので、そこそこ走るようです。

ドライブインで休んでいたら、おじさんが手招きするので行みる。マンゴーの木らしい。その後営業されたがさらりとかわす。

再び走り出します。ここには中央分離帯はありません。ここは軍用機が離発着できるようにしているとか。逆に北にある巨大な軍事大国の空挺部隊が着陸しそうでけど・・・

着陸を妨害するための施設が道脇にあります

このような区間が所々にあります

行き来する車両は少ないです。

休憩を入れて３時間ほどでサンタクララに到着。さっそく霊廟へ

チェ ゲバラ霊廟 モニュメント・記念碑

霊廟前の広場

チェ・ゲバラの霊廟です

階段

銅像はかなり大きい

サンタクララの街が記されています

キューバではチェ・ゲバラの人気は絶大。アルゼンチン人なのにキューバの革命を手伝ってくれた英雄として

ゲバラがカストロに宛てた別れの手紙

有名な一文が書かれている（らしい・・・）。

最後にＣＨＥのサイン

宛名はフェデル（カストロ）

広場の反対側にはＣｈｅと彼の名がある大きな看板、霊廟内は撮影禁止。彼と仲間の戦士の遺骨が弔われていました。

車で１０分くらいの場所に移動して昼食

シャリじゃないかと盛ったらドカ盛りになってしまいました。が無事平らげました。

連れが飲んだビール。私は太陽が出ている間はアルコールを飲みません。

レストランの周囲にはとても小さな動物園があり、ちょっとぶらぶらと。色鮮やかなインコ？

こちらにも

綺麗ですね

ワニ

カメ

サル

食後の軽い散歩を終え車に戻ります

サンタクララ市街の中心地にあるレオンシオ・ビタル公園

緑のホテル、キューバ革命当時に政府軍が立てこもったところらしく

銃弾の跡がくっきり

火炎樹という日本では桜のような木

車に戻りドライブ再開、ちょっと急発進だったようで（後部座席にいた私の後ろに車が来ていた気がします・・・）

運転手が警察に捕まります

交通切符を切る警官は淡々と

運転手は抗議しますが、全然相手にしてくれません

ちょっとの間、車を降り周囲を撮影

行きかう人々

脇を見ると市場か

市場の商店

活き活きとした人通り

商店のショーケース
結局１５分くらいかかりましたが、キップを切られてしまいました。運転手は助手席に座るガイドに不満をぶちまけけつづけている

目の前に走るのはさっきのパトカー

運転手にとって目障りでしょう。でもそのさらに前に現金輸送車が街中で集金中。

自動小銃を持っています。あちこちの商店で停まって集金です

細い道なので、まだ前にパトカーがいます。