2015/05/04 - 2015/05/04
6位(同エリア104件中)
れいろんさん
アビラからMDで移動し、サラマンカ駅の次のサラマンカ・アラメダ駅で下車。
事前にグーグルマップを見たところ、この駅から本日の宿のあるマジョール広場までは歩けそうだ。
アビラの駅で「サラマンカ・アラメダ駅1枚」と言ったところ、「その駅は何もない。ツーリストで降りる人はいない。」とアビラ→サラマンカの切符を渡された。
親切なの? 客の希望は無視なんだねぇ。
車内検札時に「サラマンカ・アラメダで下車したいの」と確認。「終点だからね」との回答。この切符で問題ないようだ。
アラメダ駅からマジョール広場へ至る道は、私が想定する最短ルートと、グーグルが教えてくれるルートが異なる。
自分を信じて歩いたが、途中に急な下りと、最後に若干の登りがあった。
急な道が下りだったので、結果、OKだったが、反対方向だったら難しかったな。
翌日、確認したところ、グーグルの提示はアップダウンが少なく、歩行者専用道を長く歩くルートだった。
これからは素直にグーグルを信じよう。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
それでも、駅から15分ほどで、スペインで1番美しいと言われているサラマンカのマジョール広場に到着した。
今日の宿は、ペンシオン・ロス・アンへロス。
売りは「マジョール広場を取り囲む建物」内だということ。 この写真の建物だ。 -
もちろん、マジョール広場を一望できるバルコニー付きの部屋を予約。
ネックはフロントが24時間オープンではないこと。(open from 10:00 to 14:30 and from 17:00 to 22:00.)
夜や早朝はともかく、昼休み(14時半〜17時はクローズ)があるのだ。
それから、ペンシオンのフロントは2階(日本式3階)でエレベーターがないこと。 キャリーケースの場合、荷揚げが辛い。 -
私の到着時に、2名のフランス人女性とフロントのスタッフがもめていた。
彼女たちは「マジョール広場が見える部屋」を予約したと思っているのだが、「眺望のある部屋」というカテゴリーで、 部屋から見えるのはマジョール広場と反対側の「メルカード広場」だという話らしい。
「だって、眺望のある部屋だって。このプリントアウトを見て、フランス語だけど。」
「眺望のある部屋とマジョール広場が見える部屋とは違うんですよ。」
「マジョール広場が見える部屋だと思ったから、予約したのに。なんてことなの?」
「・・・マジョール広場の見える部屋も用意できますよ。だけど追加料金が必要となりますが。」
「いくらなの?」「一人◯ユーロです。(この値段が結構高い)」「・・・」 -
このやりとりが長い!。私、チェックインを待っているのに。
20分くらい待ったかな 。
「ねえ、今のやりとりを聞いていたんだけど、私の部屋は・・・」
「きみの部屋はマジョール広場に面しているよ。そのカテゴリーの予約だから、問題ないよ。」
その部屋がこれだ! -
シングルの予約だったが、トリプルルームに通された。
「どっちのベッドを使っても良いからね〜。」と言われる。 -
マジョール広場の眺望のある部屋、シングル、バスルーム(シャワー)付き、WIFI無料、素泊まり=30ユーロ。
この宿も満足。 -
木枠の扉をあけて、広場に面したバルコニーに出る。
嬉しい!! この眺め。夜のライトアップが楽しみだ。
広場の北側の市庁舎を撮影。 -
こちらは南側。あの門を潜って、サラマンカ大学や大聖堂に向かうことになる。
しばらく、この素敵な景色を部屋から楽しもう。 -
ずっと部屋から広場を見ていたいけど、世界遺産に登録された街、サラマンカには見どころが沢山ある。
街の散策に出かけようか。 -
東側の門。門の外に見えているのはメルカード(市場)。
この門から外へは階段で少し下りることとなる。
右手にバス停があり、バスターミナルへ行くバスが止まる。 -
他の3方向は平だが、東側(メルカード側)は、広場より外側が低いということ。
こちらは広場の北側。市庁舎になっている。
修復中なのかクレーンが前面に・・・。 -
広場を囲む建物の地上階部分は、このようにアーケードになっている。
これは今日のホテルがある東側部分。 -
南側の門から出たところに、広場にまつわる銅像が。
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マジョール広場を設計したチュリゲラ家の末っ子アルベルトと、設計を依頼した市長。
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マジョール広場へ入る門。
正面に見えている南側の門は広場に対しフラット。
右に見えている南東角の門には階段が数段ある。 -
Iglesia de San Martín を見ながら、Rua Mayor に入る。
レストランが多い通りで、沢山テーブルが出ていた。 -
少し歩くと貝の家 「Casa de las Conchas」。
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壁面を飾るのは「帆立貝」。帆立貝は聖サンチャゴの象徴だ。
サンチャゴ騎士団所属の貴族の館だった。 -
ガイドブックによると観光インフォメーションが入っているというが、「図書館ですよ。観光インフォメーションはマジョール広場にあります。中を見学することはできますよ。」
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貝の家から少し歩くと・・・
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サラマンカ大学の旧校舎、入口の扉。
サラマンカ大学はスペイン最古の大学。1218年の創設だ。 -
装飾の多いプラテレスコ様式。いろいろな浮彫で飾られている。
骸骨の上に乗った蛙の彫像を見つけようとする人たちで賑わっている。 -
こちらは大聖堂の正面扉、「降臨の門」。
左側が、観光客用の新旧大聖堂の入り口となっている。 -
でも、私は入場しない。
大聖堂に沿って回り込む。そこはアヤナ広場。 -
こちらは新カテドラルの南門。
左のすっきりした壁が旧カテドラル。 -
大聖堂の外周をほぼ一周して、イエロ二ムス(ieronimus)の入口。
ここから、大聖堂の屋根と塔に登る。入場料は確か3.75ユーロ。
エレベーターなどはないので、自分の足でどんどん登る。 -
登る途中(Sala del Alcaide)で、旧大聖堂を上から眺めることができる。
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ピンボケになってしまたっが、旧カテドラルの主祭壇。
53枚の絵画の衝立とドーム部分は最後の審判。
イタリア人画家、ニコラス・フロレンティーノの作品。 -
テラスのような場所に出た。
(Terraza de la Torre Mocha) -
高い塔は新カテドラルのドーム。
その手前の三角が旧聖堂の塔だ。 -
Plaza Juan XXIII を見下ろす。
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旧カテドラルの塔、通称「雄鶏の塔」。
そばまで行くことが可能。通路が整備されている。 -
戻る途中で見上げる新カテドラルの鐘楼。
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青空が見えてきて好天に向かっていると思ったが、とにかく風が強い日だった。
強風で聖堂の中に入る扉のガラスが割れていた。
「足元に気をつけて通ってね。」 -
こちらは新カテドラル。
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天井が美しい。
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あれが観光客用の入場ゲートだな。
機械化されているようだ。 -
薔薇窓と天井部分。
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新カテドラルの側廊。
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新カテドラルの主祭壇。
真紅のベルベットの布が敷かれた所に、大理石と碧玉で作られた聖母マリアの像が飾られているらしいが、この距離ではなんとも判らない。 -
新カテドラルを見学した後は、このような螺旋階段をクルクル回って。
-
再び建物の外に出た(Terraza Norte)。旧市街の景色が一望。
左の塔は、貝の家の向かいにあるポンティフィシア・デ・サラマンカ大学と付属神学校「La Clerec?・a」。 -
アヤナ広場を挟んでIglesia de San Sebastiánとアヤナ宮殿。
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装飾の多い尖塔の影が壁に映っている。
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旧大聖堂の雄鶏の塔。先ほど歩いた通路も見える。
左奥のドームは新聖堂の主祭壇のドーム。 -
狭い塔の通貨は片側通行。工事中のように信号があった。
このシステム良い! スペイン人ってきめ細かいな。(比較対象:イタリア) -
昨年末。フィレンツェのジョットの鐘楼とドオゥーモのドーム(上部)で、すれ違いが凄く大変だったけれど、これならストレスがない。
-
信号が変わった。
最後の登りをこなして、一番高い所に到着。(Sala d Campanas) -
カテドラルで一番高い塔(鐘楼)から、四方の眺めが楽しめる。
「下が見えるよ〜。」と女の子。 -
大聖堂を堪能した後は、南側にどんどん降りてきた。
私のお目当て・・・ -
トルメス川に架かるローマ橋。
橋のたもとにベラッコ(ベロコ)が立っていた。 -
ローマ橋は1世紀に建設されたもの。
スペイン各地に今でも多く残っている。
ローマの建築技術も凄いが、それを今まで利用しながら保持しているスペインも素晴らしい。 -
奥にはエンリケ・エステバン橋が見える。
車なら通行はあちら。 -
ローマ橋の中ほどから、大聖堂を望む。
あの左側の塔に登ったんだな。 -
ズームすると旧大聖堂の雄鶏の塔も判った。
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レクトール・エスぺラべ通りに現れた遺跡??
ローマ時代のものなのだろうか? -
Convento de San Esteban。
チュリゲラ様式のはじまりと言われる、装飾過剰の主祭壇衝立で有名。(マジョール広場を設計したチュリゲラ・アルベルトの長兄ホセの作品)
正面の扉は装飾の多いプラテレスコ様式。
見応えのある内部らしいが、疲れているので見学は省略。 -
道の上に見えるのは、ポンティフィシア・デ・サラマンカ大学と付属神学校「La Clerec?・a」。
こんな位置関係だったのか。 -
東側に妙な外観の塔が見えた。
帰国後調べた。クロベラの塔という名前だそうだ。 -
マジョール広場に戻って来た。
先ほどは曇り空の下だったが、やはり青空の下の方が美しい。 -
北側の市庁舎。
クレーン車がいなくなっているので、すっきり見える。 -
今日の宿がある東側の建物。
さて、そろそろ、部屋に戻ろうか。 -
部屋から暮れゆくマジョール広場をぼーっと眺めていた。
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あっ、人に囲まれていて、近づけなかった世界遺産のプレートだ。
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素晴らしい眺めがこのバルコニーから楽しめる。
この宿を選んで良かった。 -
1泊30ユーロの安宿だけど、歴史のある場所に身を置けることが嬉しい。
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暮れゆく広場。
まだライトアップははじまっていないが、トワイライト・タイムも美しい。 -
広場の電灯が明るく輝く。
また、見とれてしまう。時間がゆっくり過ぎてゆく。 -
マジョール広場を囲む建物のライトアップが始まった。
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この旅行記へのコメント (5)
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- ムロろ~んさん 2015/06/16 18:49:36
- 30ユーロ\(◎o◎)/!?
- れいろんさん
こんばんは、ムロろ〜んです。
スペイン、サラマンカに行かれた旅行記を拝見しました。
ペンシオン・ロス・アンへロスさんでの宿、広場沿いに窓の景色も広場が眺められるとあってすごくいいなぁと思いました。
ベランダから飲み物を飲みながら眺めるってとても贅沢な時間って思いました。
そうそう、フロントでもめていた旅人さんのことも気になったのですが、それ以上に泊まられたお部屋の宿泊料が30ユーロですか?
たまたま空いていたお部屋がトリプルルームだったからかもしれませんが、広場も見られてすっごく良いお宿と思いました。
値段の差っていくらなんだろう?20ユーロがもともとなら10ユーロプラスなら私なら払っちゃうと思います。でもそれ以上なのかなぁと…。
ムロろ〜ん(-人-;)
- れいろんさん からの返信 2015/06/17 22:37:34
- RE: 30ユーロ\(◎o◎)/!?
- ムロろ〜んさん、こんばんは!
うふふ〜。安宿にコメントくれるのは、やっぱりムロたん。
嬉しいです。ありがとうね。
ポルトでは20ユーロ (◎o◎)!の宿が出てきますよ。もちろんドミトリーじゃありません。
サラマンカの宿のフランス人女性。おそらく40ユーロ(2人)程度で予約していて、追加20ユーロと言われたんじゃないかなぁ?
結局、一人あたりにすれば、私と同じ金額を請求されたんだと思う。
あるいは、当初の予約が35ユーロだったかも。
・・この宿、共同バスルームの部屋もあるんですよ。
多分、日本人なら全員払っちゃうんじゃないのかな?
やはりフランス人の主張は凄いというか(褒めている)そういう話。
ここの眺望は素晴らしかったですよ〜〜。
安宿嫌いな人たちも、サロンのように使えば良いのにって思いました。
マジョール広場を囲む建物は、歴史的建造物なので、大きな改装はできないそうです。
れいろん
-
- ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん 2015/06/09 22:13:34
- 旅行記読みましたよ〜
- れいろんさん
こんばんは。旅行記、読みましたよ。
いつも素敵な写真に、ガイドブック並の情報量なので感心します。
よくNHKの「ふれあい街歩き」を見るけど、れいろんさんの旅行記が、
とてもよく似てて楽しいですよ♪
マジョール広場もですけど、ヨーロッパの街作りて、広場作りから
始まるのかなぁ。
同じような広場が人々のシンボルや憩いの場になり、そうした広場を中心に
役場や議事堂が出来て、
国民と共に国造りが出来たような感じが、この旅行記を読んでて感じました。
それにしても、フロントに昼休みが有るのは驚きです。でも、それもアリですよね。
交代で休めばイイんだし・・・でも、もし片方が休憩してる間に、フランス人みたいに
モメると何だか大変そう。あの後、フランス人はどうなったんでしょうね。
貝の家も立派ですけど、大聖堂の正面は立派な造形ですよね。手前に人が写ってたから、
その大きさがよく伝わりました。
内部の写真も撮ってますが、ファインダーに入り切れてない所をみると、
かなり苦労したのかなぁ。この大きさは肉眼じゃないと分かりませんね。
一方通行の信号に、興味津々だし・・・。
よくNHKで「ふれあい街歩き」を見るんですが、れいろんさんの旅行記は、
ほんと街歩きしてるみたいで、楽しいですよ♪
最後のライトアップ・・・ちょっとグッと来ました。
ジョージ・ジョン・ポール
追伸、今回、食事&お酒の写真が無かったですけど・・・また聞かせて下さいね^^
- れいろんさん からの返信 2015/06/11 23:03:06
- RE: 旅行記読みましたよ〜
- ジョージ・ジョン・ポールさん、こんばんは!
なんか過剰に褒めていただいて・・・・。
恐縮しちゃうというか、本当に思っているの?って勘ぐったりして。
でも、嬉しいです。ありがとうございます。
宿のフロントの中休み。結構、支障があるんですよ。
「交代で休む」とかではなく、フロントがしまっちゃうんです。
それで、外に面した扉も閉まり、宿の中のロビーなどで待つこともできない・・。
閉め出されるって言葉は適当ではないのかもしれませんが、そんな感じ。
(次の町=シュダ−ド・ロドリーゴでは、宿の昼休みに到着してしまい、中に入れなかったんです。)
サラマンカは大きな建物が多く、写真に入りきらない〜〜というケースが何度もありました。
でも、大きな灰色や茶色の建物に飽きてきたのもこの日。
ほかの方の旅行記を見ると、大聖堂や大学の扉の彫刻一つ一つを丁寧に撮影していますね。
どうも、私はそういうものに、余り興味がないみたいです。
街の雰囲気を感じながら、ぶらぶら歩くのが好きかなぁ。
サラマンカでは、食事はBARで済ませてしまい、人の多いBARだったので写真も撮らず・・・。
市場で買った果物の写真くらいしかないです。(旅行ブロガー失格ですね。)
れいろん
- ジョ-ジ・ジョン・ポ-ルさん からの返信 2015/06/14 15:46:00
- RE: RE: 旅行記読みましたよ〜
- れいろんさん
こんにちは。
今日は、梅雨の中休み・・・朝から洗濯&掃除に追われてて、やっと落ち着きました。
さてと・・・少し空いた時間で、旅行記でも書こ〜っと!!
なかなか文章で表現するのは難しくて、変な思いをさせたかも・・・ごめんなさい。
でも、読んだ感想をそのままで書いてるだけなので、そこだけは信じて欲しいです。
ホントに今後とも、宜しくお願いします。
フロントの話は、そう言うことだったんですね。せめて、ロビーで待たせてくれたって、
大勢に影響がないと思うんだけど・・・無理なんですね。
「忘れ物したら、取りに行けないじゃん!!」て思いました。
ウチは、写真が苦手で持ってるカメラも普通のコンデジ。
なかなかファインダ−に収まらず悪戦苦闘する時もチラホラ・・・。
ただ、流行りのデジ1が欲しいと思ったことは無いんですよ。
収まらない物=頭に焼き付ける・・・いつも間にか、そんな考えになりました。
収まって後日画像で見ても、肉眼で見た時の感動が伝わらなくて・・・
ウユニ塩湖で、そう感じるようになりました。
ジョージ・ジョン・ポール
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