2015/05/21 - 2015/05/21
965位(同エリア6770件中)
めておら☆さん
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- 旅行記171冊
- クチコミ100件
- Q&A回答1件
- 429,294アクセス
- フォロワー111人
イタリア旅行のスケジュールを考えるとき、一番ネックになるのがシエスタ(お昼の休息時間)。教会はほぼ閉まり、夕方まで開きません。でも、貴重な時間を何もせず待つのも勿体ない・・・というわけで、その間に遺跡や博物館を巡ることにしました。
共和政ローマ時代の4つの神殿跡が残るトッレ・アルジェンティーナ広場から、古代ローマ、中世、ルネッサンスそして現代と、時代を追って人々の生活や発掘品、地下遺構などが見られるクリプタ・バルビ、2世紀のはじめにトラヤヌス帝が造った「世界最古のショッピングセンター」といわれるトラヤヌスの市場と、ローマの歴史に触れる有意義な時間を過ごすことができました。
1日目 5/15 東京(成田)→ローマ→ナポリ
2日目 5/16 ナポリ→ポッツォーリ→ナポリ
3日目 5/17 ナポリ
4日目 5/18 ナポリ→フィウミチーノ空港(レンタカー借出)→チヴィタ・ディ・バニョレージョ→オルヴィエート
5日目 5/19 オルヴィエート→ピティリアーノ→ソヴァーナ→ソラーノ→トッレ・アルフィーナ→オルヴィエート
6日目 5/20 オルヴィエート→ボマルツォ→オスティア・アンティーカ→フィウミチーノ空港(レンタカー返却)→ローマ
★7日目 5/21 ローマ
8日目 5/22 ローマ
9日目 5/23 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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7日目 5/21(木)
サンタゴスティーノ聖堂/サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会編の続き
→http://4travel.jp/travelogue/11016450
サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会を出て次の目的地に向かう前に、近くの”サンテウスタキオ(Sant'Eustachio)”で一休み。パンテオンから徒歩2分ほどのところにあるこのカフェ、1938年創業の老舗で、その美味しさはローマ一と謳われています。
ここにやって来たのはもう10年以上前になりますが、当時と変わらずたくさんの観光客で賑わってます。サンテウスタキオ イル カフェ カフェ
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中にある什器類は創業当時のものをそのまま使用しているとか。黄色を貴重とした店内は、居るだけで明るい気分になっちゃいます。
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コーヒー豆はもちろん、チョコレートなど手頃なお土産も揃ってます。中でもローストしたコーヒー豆をまるごとチョコでコーティングしたものが美味しいんです。お土産に喜ばれます。
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さて、ローマ一のコーヒーをいただくとします♪
なんといっても定番は”グラン・カフェ(Gran Caffe')”。シンプルなエスプレッソです。2.60ユーロという値段は、通常のエスプレッソから考えると高めですが、それには秘密が。 -
コーヒーの上に浮かぶ”クレマ(イタリア語ではクレーマ(crema)”と呼ばれる泡。すっっごくキメの細かいクリーミーな泡なんです。最後まで消えて無くならないので、みんな泡をスプーンですくって食べてます。コーヒー自体の味もほどよく酸味が効いていて、苦味はクレマと相まって、まろやかになってます。ちょっと他では味わえないエスプレッソです。
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美味しいコーヒーで休憩したら、次の目的地へ向かいます。おっ、消防署の車輌ですね。かっこい〜、おしゃれ〜♪
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パンテオンの裏を通ります。そういえば裏側ってじっくり見たことなかったなぁ。こんなだったんだ。ま、修復はされてるだろうけど、今から2000年も前に造られた建物とは思えないくらい、しっかりしてます。
パンテオン 建造物
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12:00 トッレアルジェンティーナ広場にやって来ました。ここには共和政ローマ時代の4つの神殿跡が残り、中にはユリスウス・カエサルが暗殺された場所である、ポンペイウス劇場の一部もあります。
カエサルゆかりの場所なので一度訪れたいと思っていましたが、いつもバスの窓から眺めるばかり。やっと念願が叶いました。トッレ アルジェンティーナ広場 広場・公園
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北側から見たトッレ・アルジェンティーナ広場。列柱がわずかに神殿であった名残を伝えています。
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東側に回ってきました。階段なども見えて、神殿らしい様相が見て取れます。
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当時どのような配置と形状で建っていたかが説明板に示されています。どれも、ほぼ土台やわずかな円柱を残すだけになっているんですね。
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4つの神殿は北(写真右)から順番にA・B・C・Dと名前が付けられ、Aは紀元前3世紀のもの、Bは紀元前2世紀終わりのもの、Cは紀元前4世紀から3世紀のもの、Dは紀元前2世紀のものとされています。また、西側中央(写真上)にはポンペイウス劇場の一部が残っています。
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一番北側Aの神殿。ガイウス・ルタティウス・カトゥルスが紀元前241年にカルタゴに勝利したことを記念して建てたもので、”ユートゥルナの神殿”と言われています。後に教会に転用されており、現在残っているのはその教会の後陣だそうです。
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広場の中央で一番目立つBの神殿。円形の建物で、周囲を囲んでいた柱のうちの6本が残っています。紀元前101年、クィントゥス・ルタティウス・カトゥルスがキンブリ人(共和制ローマを脅かしたゲルマン系民族)に勝利したことを記念して建てられたもの。”今日の幸運”という名のついたこの神殿は、運命をつかさどる女神フォルトゥーナを祭っていました。ここで発掘されたフォルトゥーナ像は、カピトリーノ美術館に収められています。
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そして、この円柱の向こうがポンペイウス劇場、古代ローマの英雄ユリウス・カエサルが暗殺された場所です。この広場には一部が残るだけですが、尊敬すべきリーダー、カエサルが息を引き取った場所だと思うと胸がぎゅっとなります。カエサルが殺害されずに生きて皇帝になっていたら、ローマもまた違ったものになっていたんでしょうね・・・
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Cの神殿。これが最も古く、紀元前4世紀から紀元前3世紀のものとされています。豊穣の女神フェローニアの神殿ではないかと言われています。
それにしてもこの遺跡、現在の地上より3〜4メートルも下にあります。テヴェレ川の氾濫によって土砂が堆積しては、上に新しい建物が築かれたらしいのですが、そのお陰で現在もローマの地下には未調査の遺跡がたくさん眠っていると言います。
さて、次はその地下の遺跡を見に行きます。お昼の時間で、教会もほとんど閉まってるので、その間に遺跡ツアーです! -
やって来たのは4つのローマ国立博物館の1つ、”クリプタ・バルビ(Crypta Balbi)”。トッレ・アルジェンティーナ広場の南側、ボッテゲ・オスクーレ通り(Via delle Botteghe Oscure)にあります。
クリプタ バルビ 博物館・美術館・ギャラリー
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12:15 ワクワクしながら中に入ります。
さて、ここは何かというと、現代からルネッサンス、中世、古代ローマと時代を遡って遺跡や人々の生活の様子を垣間見ることができる、大変貴重な博物館なんです。
この辺り一体はカンポ・マルツォ(Campo Marzo)というローマの歴史的な中心地区だったのですが、13世紀その一画にルーチョ・コルネリオ・バルボ(Lucio Cornelio Balbo)という執政官が建てた劇場がありました。その劇場に付随していた柱廊がバルボの名前をとって”クリプタ・バルビ”と呼ばれており、まさにこの博物館がある場所。柱廊に囲まれた内側には、当時は神殿らしき建物があったとされています。8世紀にはその上にサンタ・マリア・ドミネ・ローゼ教会(Chiesadi Santa Maria domine Rose)が建てられ、それから20世紀の間、田園、商人達の住居、そしてルネッサンス時代には女子寄宿学校と変遷してきた場所を 1981年に国が買い取り、2001年に博物館としたそうです。 -
時代とともに建物がどう積み重なっていったかがわかる図です。
ローマでは古代ローマの遺跡の上に後世の人々が建物をどんどん重ねて建てていきました。その為、現在の建物の下から何層もの時代の異なる遺跡が発掘されるケースがたくさんあります。その理由は?
古代ローマ時代にはすでに建設にコンクリートを用いる技術が存在しました。”ローマン・コンクリート”と呼ばれるもので、彼らは建物をより頑丈にする為、表面上はレンガが見えていても、その内部をコンクリートで固めていたのです。しかし、ローマ帝国の滅亡とともにそのコンクリート技術も衰退し、中世の人々はもう彼らほどのコンクリート技術を持たなくなってしまいました。遺跡を見るとわかるのですが、中世の建築物の層はレンガのみで形成されています。
そこで、中世の人々は頑丈な古代ローマ遺跡を土台としてその上に建物を建て、また次のルネッサンス時代の人々も、その上に建築していく、という風に、町は上へ上へと発展していきました。石造りの建築物は取り壊すのも大変ですし、その方が合理的だったというのもあるのでしょうね。
このクリプタ・バルビは、時代を追うごとにいかに建物が重なっていったかがわかる施設なのです。 -
ボッデゲ・オスクーレ通りを断面で見た図。この図からも、現在の通りの下に時代ごとに地層が形成されている様子がわかります。一番下の紀元 1世紀の地層から始まり、5世紀、6世紀、8〜9世紀、11世紀、12〜14世紀、19世紀、そしてバスが走る現代と描かれています。
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入口を入ると、すでに目の前にかつての古い壁が。彫刻のようなものも展示されています。この奥に入場券を買うカウンターがあります。通常10ユーロ(3日間有効で、マッシモ宮、アルテンプス宮、ディオクレティアヌスの浴場跡と共通券)ですが、私はローマパスを使ったのでここでの支払いは無し。
地下遺跡の見学はガイド付の為、時間が決まっています。この時は13:00からのツアーになるので、時間になったらカウンター前に集合するよう言われました。ガイドは英語とイタリア語、私はイタリア語にしました。 -
ツアーの時間まで40分ほどあるので、それまで地上階の展示フロアを見て回ります。
展示は遺跡からの出土品の他、古代から20世紀に至るまでのこの地域の変革の様子がパネルや映像によって説明されています。また、生活の様子を絵で再現したものもあり、小麦の配給や9世紀以来この地区に存在した作りの職人、中世の織物や綱の製造業者、17世紀の女子寄宿学校での未婚女性たちの生活など、興味深い内容になっています。 -
これは柱廊のアーチを再現したもの。まわりの壁が時代によって異なる層になっているのがわかります。
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コリント式の柱頭のようです。
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これも柱や壁の装飾の一部でしょうか。
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この図は現在の境界線の中に時代ごとに存在した建物や敷地が記載されています。この博物館の入口が面しているボッテゲ・オスクーレ通りは図の上(北側)になります。Bは元は神殿があり、8世紀にその上にサンタ・マリア・ドミネ・ローゼ教会が建てられた場所。それを取り囲むAの柱廊がクルプタ・バルビです。
Cは中世、Dはルネッサンス期、Eは18世紀、そしてFは現代と、時代の異なる建物が隣接しているのがわかります。 -
この模型が上の図を立体的に表したもの。
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左端にルネッサンス期のサンタ・カテリーナ教会があります。その右側に並ぶのが中世の家々。
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この写真の左手が古代ローマ時代の一画。他の建物よりかなり低い位置に建物がたっているのがわかります。
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このフロアはサンタ・マリア・ドミネ・ローゼ教会の発掘品が展示されていました。
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美しい皿や壺などの陶器も。
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展示フロアから下を覗くと、後で行く地下遺跡が覗いていて、楽しみも一段と募ってきます。
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ここからは陶器、ガラス製品、道具類、貨幣、宝石、銘文、大理石の調度品や教会にあった壁のフレスコ画などが多数展示してありました。
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このうたた寝してる天使がめちゃめちゃ可愛くて、ニンマリしながら眺めてました。
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アンフォラ(ワインやオリーブオイルなどを入れていた壺)かな。
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それにしても様々な形の壺がありますね。
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これは石棺の一部かなぁ・・・
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このフロアにはフレスコ画の一部が多数展示されていました。
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ポンペイの壁画を彷彿とさせるフレスコ画。
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聖母子が描かれています。とても古そうですが、保存状態がいいですね。
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聖人たちとおぼしき人物が描かれてます。
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キリストの鞭打ち(Flagellazione)かな?
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青銅の食器や細工品。
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これらは絵でもわかるように人間や馬具に使われた装飾品のようです。腕輪や首飾り、ベルトのバックルのようなものが並んでいます。
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っこには工具のようなものや、天秤の部品などが展示されていました。後ろの絵にはその工具をどのように使用していたかが描かれているようで、興味深いものでした。
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インスラ(insula)の模型もありました。インスラとは古代ローマの多層型共同住宅。下層階級や中流階級が住んでいた、今でいうアパートです。通常1階は食堂や店舗になっており、2階以上が住居になっていました。これも現代と似通ってますね。意外にも、住民は上層階の小窓から排出物を外に捨てていたといいます。想像するとコワイ。自分がその下を歩いていたら・・・ひぇ〜(汗)
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さて、13:00の地下遺跡見学ツアーの時間になりました。1階のカウンター前に行くと、参加するのは私とイタリア人男性2人の3名だけのようです。女性のガイドさんに連れられて、早速中に入りました。
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この方がガイドさん。指さしているのは水路の遺構です。そう、地下にあったのは古代ローマの水路や貯水槽などの遺跡だったんです。
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遺跡には通路が渡してあり(写真中央)、見学は通路の上を歩きながら行います。
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水路の跡
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時代ごとに異なる層を持つ壁。上部にパイプのようなものが見えますが、これは古代ローマ時代の水道管。ローマ人のインフラ整備の技術にはいつも感心させられますが、当時すでにこんな水道管を使って各住居に水を送っていたと思うとただただ驚くばかりです。
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様々な時代の遺構が複雑に組み合わさっているような印象を受けます。
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第11代皇帝ドミティアヌスの時代(紀元 81〜96年)に造られた貯水槽の説明図
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貯水槽の跡
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貯水槽の跡
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この辺り下から水の音が聞こえてた気がします。ガイドの方も未だに水が流れていると言っていました。
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この住居跡にも縦に水道管が通っています。
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水道管のアップ。素晴らしいとしか言いようがない!
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横から見ると住居部分の下に、また別の層があるのがわかります。
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ここで地下見学ツアーは終了。所要時間約30分ほどでしたが、ローマの歴史をまた違った視点から見ることができて、とても有意義な時間でした。観光客にはまだまだマイナーな施設のようですが、ローマの歴史に興味があれば足を運んでみる価値はあると思います。
残念だったのは、ここには2世紀のミトラ教の礼拝堂もあるのですが、日曜のみ見学可能とのことで見られなかったこと。日曜はもう日本だもん(T_T)
13:30 ちょっぴり後ろ髪引かれる思いでクリプタ・バルビを後にしました。 -
次の目的地へ向かう途中、ヴィットリアーノ(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂)にご挨拶。
ヴィットーリオ エマヌエーレ2世記念堂(ヴィットリアーノ) 建造物
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ここはバスに乗っていると必ず1度や2度は通過する場所ですが、残念ながらいつも外観を眺めるだけで、中に入ったことはありません。話によると、ガラス張のエレベーターに乗って屋上に行くと、360°の大パノラマが見られるというのですが・・・。今回も外観だけ、また今度!って、”また今度”が多いローマ。
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ヴィットリアーノに向かって左手を走るフォリ・インペリアーリ通り(Via dei Fuori Imperiali)。この通りを横切ると・・・
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目に付くのがトラヤヌスの記念柱(Colonna Traiana)。113年に建設された高さ約40mの記念柱で、トラヤヌス帝がダキア(現在のルーマニア)との戦争い勝利したことを記念して建てられたそうです。表面にはローマとダキアの戦いの様子が彫られています。内部は空洞になっており、185段の螺旋階段が。それを上ると展望台に出られるようです。
後ろにある教会はサンティッシモ・ノーメ・ディ・マリア教会(Chiesa del Santissimo Nome di Maria)。トラヤヌスの記念柱 史跡・遺跡
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別の角度から。
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トラヤヌスの記念柱の南東には遺跡が広がっています。手前の円柱は”バジリカ・ウルピア”という古代ローマ時代の公会堂のもの。第13代皇帝トラヤヌスのフルネーム、マルクス・ウルピウス・トラヤヌスに因んで名付けられているそうです。
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この一帯はトラヤヌスのフォロ(写真手前)、アウグストゥスのフォロ(写真中央奥)やカエサルのフォロなど皇帝の名がついたフォロが連なり、総称して”フォリ・インペリアーリ(皇帝たちのフォロ)”と呼びます。フォロとは古代ローマ時代の公共広場のことです。
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ここはアウグストゥスのフォロ。言わずと知れたローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスに因んだ広場です。写真右端に階段が見えますが、ここには軍神マルスを祭った神殿が置かれていたそうです。
アウグストゥスのフォロ 史跡・遺跡
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そしてフォリ・インペリアーリの中でも最も目を引くのが、写真の”トラヤヌスの市場(Mercati di Traiano)”。紀元2世紀初頭にトラヤヌス帝によって建設された古代ローマの巨大マーケットで、ローマ市民に食糧や生活雑貨を供給する為の施設でした。
今回の旅行の計画では、ここを訪れる予定ではなかったのですが、ローマパスを使って入ろうと思っていたバルベリーニ宮が、手違いで現金払いになってしまった為、代わりにここでローマパスを使おうと急きょやって来ました。
トラヤヌスの市場は博物館と併設になっているので、博物館の入口を探しますが、急きょ見学することにしたため、博物館の入口がどこにあるのか調べていませんでした。その為、入口を探してウロウロする羽目に。近くで3人ほどに博物館の入口を尋ねたのですが、わからないと言う人、テケトーな事を教えてくれる人。お陰でぐる〜っと回されました(--;)。ま、よくある事ですが、イタリアでは。
結局4人目に道を尋ねた人が正確な場所を知っていて、30分ほど彷徨ってようやく辿り着くことができました。トラヤヌスのマーケット 史跡・遺跡
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”フォリ・インペリアーリ博物館(Museo dei Fori Imperiali)”です。トラヤヌスの市場の北に位置する11月4日通り(Via IV Novembre)にありました。
通常14ユーロですが、ローマパスを使って入ります。ローマパスは利用開始から3日間有効で36ユーロ。最初の2つの施設が無料で、3つ目からは割引が受けられる他、市内の地下鉄やバスが無料になるサービスです。オスティア遺跡、クリプタ・バルビに次いで3つ目となるこの博物館では無料ではなく割引だと思いきや・・・無料でした。え、いいの?!って感じで(笑)多分受付の人が間違ったんだと思うけど。
というわけで、オスティア遺跡10ユーロ、クリプタ・バルビ10ユーロ、トラヤヌス帝の市場+博物館14ユーロ、合計34ユーロ。この他に地下鉄やバスにも何度も乗ったので、ローマパスの購入金額より得しちゃったことになります。わ〜い♪ -
さて、トラヤヌスの市場の構造ですが、写真で見ると5、6階重なっているように見えますが、元々の市場は大きく分けると2階層になります。半円を描く一番下の階とその上の小さなアーチが並ぶ階の上が展望テラスになっており、そのテラスには中世にさらに住居が建てられたそうです。
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11月4日通りから博物館に入り、建物をまっすぐ通過すると2階の展望テラスに出ます。
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こんな感じで湾曲した市場の造りを間近で見ることができます。素晴らしいデザインですよね。現代のショッピングモールも負けるくらい斬新!
このテラス、かつてはビベラティカという通りの一部で、酒場や食料品店が並んでいたといいます。きっと賑わっていたことでしょうね。 -
余談ですが、遺跡の中にニョキニョキ生えてる白い物体。なんだろう・・・と思ったら、ウルグアイ出身の彫刻家Pablo Atchugarry(←読めない)さんの特別展らしいです。古代の遺跡と現代アートの融合ですかぁ・・・私的にはちょっと微妙。古代にどっぷりハマりたい。
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そしてテラスから眺めるとこの光景。目の前にトラヤヌスのフォロが広がり、その向こうにはヴィットリアーノ、左端にチョロっと見えているクーポラの辺りはフォロ・ロマーノです。とても見晴らしがよく、ローマの歴史を独り占めしてる感じで贅沢。さらに、いつも外側からしか見たことがなかったこの市場の中に居ると思うと、感激もひとしおです♪
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テラスの南端になにやら気になる建物が見えたので行ってみました。なんだろ、赤い旗が立ってる。後で調べたらマルタ騎士団の建物でした。
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マルタ騎士団の建物にも繋がっているのかと思ったら、分かれてました。う〜、向こうにも入ってみたい!
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面白かったのは、トラヤヌスの市場とマルタ騎士団の建物の間に細長い建物があり、それがまた別の建物に突き刺さってたこと。でもツタなんか絡まっちゃって、しっかり同化しちゃってます。こんな複雑な建築構造が見られるのは、各時代の建物が残る国ならではなんでしょうね。
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反対側にも来てみました。なにやら塔のようなものが建っています。行ってみましょう。
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テラスにはこのように当時の石畳が残っています。ビベラティカ通りの名残ですね。
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わっ、ここもまた複雑な構造してますね!塔と建物の間に、また別の黄色い建物が無理矢理挟まってる。よく建てたわなぁ・・・感心。
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塔の奥には一瞬別世界に入り込んだかと思うような穏やかな光景が。
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穏やかな場所には穏やかなウミネコさんが。シャッター押そうとすると動く→追う→動く→追う。嫌なら飛んで行けばいいのに、なかなかツンデレなウミネコさん。
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市場で最も高い層にやって来ました。古代ローマの歴史的に重要な地区が一望できます。今はわずかにその片鱗が残るだけですが、今から約1900年も前に、これだけ広範囲に石造りの建築がなされ町を形成していたという事実だけで感動ものです。西ローマ帝国滅亡後は土砂に埋もれ、その存在は忘れ去られていたといいますが、発掘されてホントによかった(T_T)
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さて、市場の内部についてですが、11月4日通りに面した博物館の入口を入ってくると2階層になった吹き抜けのスペースが広がっています。天井はローマン・コンクリートで作られたヴォールト。このホールの一室一室にフォリ・インペリアーリからの発掘品などが収められている他、半円形の市場の建物内にも多数展示されています。けっこうな量なので、展示品だけでもかなり楽しめます。
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多いのは彫像の一部です。
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円柱や壁の装飾の断片も。
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この壁のレリーフは、カエサルのフォロに建っていた”ウェヌス・ゲネトリクス神殿”(ウェヌスとはヴィーナスのこと)のものだったようです。
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これもカエサルのフォロのものです。
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これは人物は特定できていないようですが、ローマ皇帝の彫像。着衣などから皇帝と推測できるのでしょうが、胴体だけでも放つ威厳が皇帝してるなぁと思います。
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記憶が定かじゃないのですが、これはアウグストゥスのフォロの復元図だったと思います。
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で、これが模型。もしアウグストゥスのフォロだったとすると、中央の神殿は軍神マルスを祀ったもの、ということになります。
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古代の展示品の合間合間に、またこんな現代アートみたいなのが展示してあります。
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お願い、古代にどっぷり浸からせて・・・(-_-;)
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フォロに面した半円形の市場の内部。最下層の1つ上だったと思います。半円の廊下に沿っていくつもの部屋に分かれています。上層階は事務所として使われていたというので、恐らくここがそうだったんでしょう。
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そして最後にフォロに面した最下層に降りてきました。またへんてこりんなオブジェが展示してあります(汗)
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最下層もこのように一つ一つ部屋に分かれています。この階にはオリーブオイル、ワイン、魚介類、食料雑貨、野菜、果実などの商店が並んでいたといいます。さぞ活気があったことでしょうね。
いや〜、ホントになんだろ、このオブジェ(大汗) -
も〜オブジェはいいよぉ〜(-_-#)
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いよいよ市場の見学も終わりです。ここから外に出てみます。
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フォロ・トライアーノです。この地に直に立ってるなんて感激(T_T)
ここで1900年前の人々が集い、ワイン片手に楽しげに話し合っていたりしたんでしょうかね。それはまさに現代のイタリア人にも通ずる姿だなぁと思います。町のそこかしこに広場があり、そこに集って何をするでもないけど、ただ楽しそうに会話してる。人との繋がりが薄れてきている日本社会も見習うべき姿なのかなぁと思いました。
15:20 トラヤヌスの市場を後にします。まだまだ今日のローマ散策は続きます。次の目的地へ出発!
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この旅行記へのコメント (6)
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- spumamiさん 2015/07/05 18:53:08
- 地層
- 上へ上へ〜模型はとっても分かり易いですね〜。
地下を掘ったら遺跡が出てきたって場所をみると
現代人ってかなり底上げされた所に住んでるの??なんて思ってました。
でもパンテオンやコロッセオは今と同じ地上に存在しているし・・・。
って考えれば考える程「???」ってなるので私は遺跡が苦手なのかも(言い訳)
今、塩野七生さんの「ローマから日本がみえる」を読み返しているところです。
ローマ人に惚れた七生さんだから、贔屓目には書かれているけど
彼達から学びたい事って本当に沢山あると思う。
「小さな村の物語 イタリア」の冒頭のナレーションで
「私達が忘れてしまった人生の全てがそこにある。」っていうでしょ〜。
「そう!そう!」っていつもうなずいて聞いてます。
このナレーションを聞く前からイタリアに嵌った理由を聞かれると
「日本が捨てた物がイタリアにはあるのよ。」って答えてました。
不便でさ、機能してないイタリアにイタリア人は嘆いて(諦めて?)いるけど
貴方達は本当に素晴らしいのよ〜っと伝えたい。
でも、イタリアに住みたくないけどねっ(^^;
spumami
- めておら☆さん からの返信 2015/07/05 19:37:13
- RE: 地層
- spumamiさん、こんばんは〜★
今回もなるほどなコメントありがとうございます!
> 現代人ってかなり底上げされた所に住んでるの??
> でもパンテオンやコロッセオは今と同じ地上に存在してる
あ、そういえばそうだね!なるほどだぁ〜。地域による海抜
の高低差も関係してるのかなぁ。
> って考えれば考える程「???」ってなるので私は遺跡が
> 苦手なのかも(言い訳)
ははは、好きな物なんて人によって全然違うし、それぞれが
違った視点でイタリアを見て想いを寄せるのもごく自然な事
だと思います。私もどうして遺跡好きなのかって聞かれたら
ちゃんとした答えはできないもん。「前世が古代ローマの
道端に生えてた草だから」としか言いようない(笑)
> ローマ人に惚れた七生さんだから、贔屓目には書かれて
> いるけど、彼達から学びたい事って本当に沢山あると思う。
ほんとそうですよね。美化されて描かれてるローマ人が多い
けど、残虐な行為や力づくの略奪だって、ほんとはやってき
てるんだもん。でも、便利さばっかり追っかけてる現代で
彼らのように泥臭く生きることとか、政治的な面でも皇帝
たちのリーダーとしての才とか、学ぶべき事は多いですね。
> 「小さな村の物語 イタリア」の冒頭のナレーションで
> 「私達が忘れてしまった人生の全てがそこにある。」
そう!私もあのセリフ大好き!あの一言にイタリアが好きな
理由が凝縮されてるよねぇ。行くと、「なんでトイレに便座
ついてないのよ(怒)」とか、「インフォまで昼休みキッチリ
休むなよぉ!」とか、「スーパーは客よりレジ打ちの方が
偉いのか?!」とかイロイロ思うけど、そんな中でもタフに
大らかに生きてる彼らがステキだと思うよね。
> でも、イタリアに住みたくないけどねっ(^^;
ははは、最後のオチ、しっかりつけてくれたねぇ!
でもわかる。生活するにはやっぱり日本だね。便座ちゃんと
付いてるし(←そこか?!)、何においてもジャパンクオリ
ティーは素晴らしい。
なので、お互いがんばって日本で稼いで、またイタリアに
行きましょ〜う♪
めておら☆
-
- YUMEさん 2015/07/04 21:15:04
- 久しぶりにゆっくり拝見^^しました。
- めておらさん
2週続けてセミナーで土日がつぶれ拝見する時間がやっとできました。
ローマの遺跡を見ているとまたまた足がうずきます。
ブログは途中で停まってしまっているので早く書かないと記憶が薄れてしまいますよね。
水道管はレンガできているんですかね?
古代ローマ時代は本当に土木,建築の技術が素晴らしく進んでいる。
また、建築物を建てるにも前の遺跡の上に巧く建物を建てている。
市役所など典型ですよね。
地層まではっきりしているから学者も調べやすいし
楽しいでしょうね。
春に訪れた時は二泊したのにそれでも時間が全然なく次回持ち越し
地下の下水、都市は是非見たいポイントの一つでもあります。
イタリアに行けない代わりに栃木の大谷石採掘場の跡を探検してきました。
雨が降っていても関係ないので涼しくていいですよ。
口コミだけしておきました。
夢
- めておら☆さん からの返信 2015/07/04 22:22:03
- RE: 久しぶりにゆっくり拝見^^しました。
- YUMEさん、こんばんは〜!
お忙しそうですねぇ。そんな中、私の旅行記にお付合いいただき
ありがとうございましたm(_ _)m
> ローマの遺跡を見ているとまたまた足がうずきます。
わかります、その気持ち!遺跡って多分私にとってパワースポット
なんじゃないかと思います。見てるだけで気分が高揚するんです。
石っちゃぁ石なんですけどねぇ。
> ブログは途中で停まってしまっているので早く書かないと記憶が
> 薄れてしまいますよね。
それもほんとにわかります!私、今まさにソレ。旅行からすでに
1ヶ月半経っちゃって、薄れゆく記憶と旅行記仕上げるのと、追っ
かけっこになってますぅ〜(汗)
> 水道管はレンガできているんですかね?
水道管の材質について説明は無かったと思うのですが、私も見た
感じ陶器かなにかかなぁと。
> 古代ローマ時代は本当に土木,建築の技術が素晴らしく進んでいる。
> また、建築物を建てるにも前の遺跡の上に巧く建物を建てている。
ほんとそうなんですよね。「よくこんなとこに建て増ししたなぁ!」
っていうのとか、「こんなとこにどうやって建てたの?!」って
いうのがあちこちに。決して広くない国土を利用するのに、とって
も合理的な民族なんですね、昔から。
> 春に訪れた時は二泊したのにそれでも時間が全然なく次回持ち越し
> 地下の下水、都市は是非見たいポイントの一つでもあります。
ローマって見るところがあり過ぎて、毎回「次回持越し、次回持越
し」ってのが増えていきます。一生かかっても見つくせないかもし
れないけど、できる限り網羅したいですよね。
> イタリアに行けない代わりに栃木の大谷石採掘場の跡を探検して
> きました。
早速拝見しました!日本にもあるんじゃないですかぁ、こんな素晴
らしい遺跡!カラーのライトアップされてるのがとてもキレイです
ね。こういう演出は日本の方が上かな?
いつもいいね&コメント、ほんとにありがとうございます。
ローマ編、まだもう少し続きますので、お時間あるときにまた覗い
てみてくださいね。
めておら☆
- YUMEさん からの返信 2015/07/04 22:54:43
- こんばんは
- めておらさん
> お忙しそうですねぇ。そんな中、私の旅行記にお付合いいただき
> ありがとうございましたm(_ _)m
忙しいのも多少あるのですが、普段は職場が千代田区になり通勤で疲れているうえに
FBの返事で手一杯になり読む時間が余りないんです。
FB広がりすぎたかなとやや後悔で、フェードアウトしようかなという感じですが
メールもらうと返事出さないと悪いかなとも思ってしまいます。
今年から家では完全に仕事を入れないように頑張っています。
> > ローマの遺跡を見ているとまたまた足がうずきます。
> わかります、その気持ち!遺跡って多分私にとってパワースポット
> なんじゃないかと思います。見てるだけで気分が高揚するんです。
> 石っちゃぁ石なんですけどねぇ。
石なんですけど、そこには長ーい歴史と文化が刻まれているので
同じく高揚してしまいます。
エジプト大学にインターンシップ申し込みをしようか悩んだことがあります。
吉村先生の本を読みあさった時期もある変人です。
> > ブログは途中で停まってしまっているので早く書かないと記憶が
> > 薄れてしまいますよね。
> それもほんとにわかります!私、今まさにソレ。旅行からすでに
> 1ヶ月半経っちゃって、薄れゆく記憶と旅行記仕上げるのと、追っ
> かけっこになってますぅ〜(汗)
>
> > 水道管はレンガできているんですかね?
> 水道管の材質について説明は無かったと思うのですが、私も見た
> 感じ陶器かなにかかなぁと。
>
> > 古代ローマ時代は本当に土木,建築の技術が素晴らしく進んでいる。
> > また、建築物を建てるにも前の遺跡の上に巧く建物を建てている。
> ほんとそうなんですよね。「よくこんなとこに建て増ししたなぁ!」
> っていうのとか、「こんなとこにどうやって建てたの?!」って
> いうのがあちこちに。決して広くない国土を利用するのに、とって
> も合理的な民族なんですね、昔から。
>
> > 春に訪れた時は二泊したのにそれでも時間が全然なく次回持ち越し
> > 地下の下水、都市は是非見たいポイントの一つでもあります。
> ローマって見るところがあり過ぎて、毎回「次回持越し、次回持越
> し」ってのが増えていきます。一生かかっても見つくせないかもし
> れないけど、できる限り網羅したいですよね。
遺跡の解説がたまにありますが、英語の解説が余りなくイタリア語、ラテン語だったり、
おまけに致命的なことは、宗教、歴史の知識がなさ過ぎで理解不足が歪めません。
その点、めておらさん、語学堪能で羨ましいです。
気軽にイタリアのこと教えてくれる社会人大学ありませんかね?
> > イタリアに行けない代わりに栃木の大谷石採掘場の跡を探検して
> > きました。
> 早速拝見しました!日本にもあるんじゃないですかぁ、こんな素晴
> らしい遺跡!カラーのライトアップされてるのがとてもキレイです
> ね。こういう演出は日本の方が上かな?
米国と日本はこの分野は本当に得意ですね。
外国は多すぎて無しでも様になります。
> いつもいいね&コメント、ほんとにありがとうございます。
> ローマ編、まだもう少し続きますので、お時間あるときにまた覗い
> てみてくださいね。
MACPCが写真でいっぱいになりHDに落としたりして
作業をしてますので、写真整理に手間取っていることもあります。
ガイドブックにもない風景、写真で非常に新鮮で楽しく拝見しています。
夢
- めておら☆さん からの返信 2015/07/05 09:59:02
- RE: こんばんは
- YUMEさん、またまたお返事ありがとうございます。
お忙しいでしょうから、どうぞお気になさらないでくださいね。
でも、いつも感謝しております(^^)
> FBの返事で手一杯になり読む時間が余りないんです。
FBの返信、大変でしょう?友達は増えてく一方ですしね。私は
すでに脱落して、今は人様のを拝見するだけになってます(^^;)
> エジプト大学にインターンシップ申し込みをしようか悩んだ
> ことがあります。
> 吉村先生の本を読みあさった時期もある変人です。
え〜インターンシップ?!すごい!歴史お好きなんですね。
吉村先生の本をたくさんお読みなったって、全然変人じゃない
ですよぉ!私みたいにいいとこだけかじってる人と違います
もん。これから古代ローマのことなどで疑問があったら、YUME
さんに質問させてください!あ、もちろん返信はいつでもOK
ですので。
> 遺跡の解説がたまにありますが、英語の解説が余りなく
> イタリア語、ラテン語だったり、おまけに致命的なことは、
> 宗教、歴史の知識がなさ過ぎで理解不足が歪めません。
YUMEさんは英語堪能でいらっしゃるんですね。私はイタリア語
決して堪能なわけではありません。説明聞いてても勝手に
解釈してるとこ多々ですし。英語はからきし苦手なので、
逆にYUMEさんがうらやましいです。世界どこに行っても困りま
せんもんね。
現地で説明とか聞いてて私も感じるのは、やはり歴史や宗教の
ベースとなる知識がないので、言われてる内容、用語が理解
できないことが多い。勉強すればいいのでしょうが、なかなか
・・・ね。
ほんと、気軽に学べる社会人大学、どっかにないかぁ〜い??
では、よい日曜日をお過ごしくださいね!
めておら☆
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