2015/05/21 - 2015/05/21
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めておら☆さん
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イタリアバロックを代表する3人の建築家(カルロ・マデルノ、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ、フランチェスコ・ボッロミーニ)がたずさわったと言うバルベリーニ宮。建物だけでも素晴らしいのですが、現在、内部は国立古典絵画館となっており、ラファエロが自身の恋人を描いたとされる”フォルナリーナ (La fornarina) ”や、バロック絵画最大の巨匠とされるカラヴァッジョの作品など、有名な美術品が多数展示されています。
美しい芸術作品に癒され、また心を揺さぶられ、感動的なひとときを過ごすことができました。
1日目 5/15 東京(成田)→ローマ→ナポリ
2日目 5/16 ナポリ→ポッツォーリ→ナポリ
3日目 5/17 ナポリ
4日目 5/18 ナポリ→フィウミチーノ空港(レンタカー借出)→チヴィタ・ディ・バニョレージョ→オルヴィエート
5日目 5/19 オルヴィエート→ピティリアーノ→ソヴァーナ→ソラーノ→トッレ・アルフィーナ→オルヴィエート
6日目 5/20 オルヴィエート→ボマルツォ→オスティア・アンティーカ→フィウミチーノ空港(レンタカー返却)→ローマ
★7日目 5/21 ローマ
8日目 5/22 ローマ
9日目 5/23 ローマ→東京(成田)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7日目 5/21(木)
6:00 起床。慣れたホテルなのでぐっすり眠れました。爽快な朝!
身支度をして7:30朝食。 -
8:00 ホテルを出ました。今日はローマ市内の美術館や教会をいろいろ回る予定です。
ホテル テティ ホテル
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朝のプリンチペ・アメデオ通り(Via Principe Amedeo)、ホテルの前の通りです。まだ人通りは少ないけど、Barから聞こえるカチャカチャという食器の音、車のクラクションの音、「ブォンジョ〜ルノォ!」の声。あぁ、イタリアの朝だなぁってしみじみ感じます。
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五百人広場(Piazza dei Cinquecento)。ここはさすがに人の往来がたくさん。旅行中って曜日感覚無くなるけど、平日ですからね〜。みんな出勤で足早に歩いてます。
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さて、まずはテルミニ駅から地下鉄A線に乗ります。ローマパスを使うので、切符は買う必要も、乗車前の刻印をすることもないので楽ちん♪
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テルミニからバッティスティーニ行に乗車、2つ目のバルベリーニ駅で降ります。地上に出るとすぐ、目の前にはバルベリーニ広場(Piazza Barberini)が。ローマ教皇を輩出したフィレンツェの貴族、バルベリーニ家に由来しています。
広場の中央にはベルニーニ作の”トリトーネの噴水(Fontana del Tritone)”。ギリシア神話の海の神で、上半身は人間、下半身は魚という姿。
よく見ると後ろのホテルらしき建物に”BERNINI”って文字看板出てます。やはりベルニーニにちなんでるんですね。バルベリーニ広場 広場・公園
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貝の上に乗ったトリトーネがくわえたほら貝から水が噴き出しています。その下で支えるのは4頭のイルカ。
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よく見ると、中央に蜂が。蜂はバルベリーニ家の紋章なんだそうです。
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反対側に回って広場を眺めるとこんな感じ。噴水の向こう、中央に見える白い建物を左に入ると、クァットロ・フォンターネ通り(Via delle Quattro Fontane)。その通りにある”バルベリーニ宮(Palazzo Barberini)”を目指します。
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ゆるやかな坂道を上って行くと、突然立派な門構えが現れます。ここがバルベリーニ宮の入口。
バルベリーニ宮(国立古典絵画館) 城・宮殿
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お、見えて来ました。
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わぁ〜、まさに”宮殿”って感じですね。バルベリーニ家出身のローマ教皇・ウルバヌス8世の命で1633年に着手され、1638年の完成までにイタリアバロックの3大建築家がたずさわったと言います。最後の装飾などを手掛けたのはベルニーニでした。
現在は国立古典絵画館となっています。 -
建物の前には噴水が。
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水は出てませんでしたが。
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中に入ると、またあった、蜂のレリーフ!バルベリーニ家の紋章です。
入場料は7ユーロなのですが、ローマパスが使えるはずなので、受付の男性にカードを提示。ところが「このカードは使えませんよ。」と断られる。あれ?事前の調べでバルベリーニ宮はローマパス使えるはずだと思ったけど・・・私の勘違いだったかな?
おかしいなぁと思いながらも、時間も勿体ないので7ユーロ払って入場。これがこの後起こる騒動の引き金でした・・・
ちなみに、荷物は1ユーロ入れてコインロッカーに預けます。お金は帰りに戻って来ます。 -
さて、早速見学開始です。フロアは3階に分かれていますが、この時は3階(イタリアでは2階に当たる)は閉鎖となっていました。
まずは1階からスタート。このフロアは聖画像や十字架のモチーフが多く展示されています。
写真はバルトロ・ディ・フレディ(Bartolo di Fredi)の聖母子(Madonna con Bambino) -
キリスト受難の物語(Storie della passione di Cristo)
ジョヴァンニ・バロンツィオ(Giovanni Baronzio) -
磔刑(Crocifissione)
作者不明ですが13世紀半ばのルッカの画家による作品。 -
受胎告知と2人の寄進者(Annunciazione e due donatori)
フィリッポ・リッピ(Filippo Lippi)
右手に座っている2人の男性が寄進者(金銭や物品を寄付する人)で、この絵の注文主のようです。この時代には絵の注文主や画家自身などが絵の中に描き込まれることが多かったようです。 -
いかにもリッピ!という、優雅でちょっと憂いを帯びた聖母の表情。キリストの受胎を告げられ、ちょっと驚いた表情のマリアもたくさん描かれてますが、このマリアは落ち着いて、堂々としている感じです。
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ユリの花を手渡す大天使ガブリエル。羽の細かい描写やカールした髪1本1本の質感がよく伝わります。彼の繊細なタッチにはいつも感動します。
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タルクィーニアの聖母(Madonna di Tarquinia)
フィリッポ・リッピ(Filippo Lippi)
大理石の玉座に座り、優しく幼子キリストを抱きしめる聖母。その眼差しと、包んだ手の柔らかさが、聖母の愛情を表現しているなぁと感じます。 -
悔悛の聖ジローラモ(San Girolamo penitente)
ペルジーノ(Perugino)
聖ジローラモの両親は敬虔なキリスト教徒でしたが、自身は信仰に興味がなく学問や研究に明け暮れていたと言います。しかし、シリアで重病にかかったのがきっかけで、神学の研究に生涯を捧げることを誓います。これはそのシーンですね。
左後方に幼児が2人いますが、一人はキリスト、もう一人は洗礼者ヨハネの幼少期です。 -
聖母子と聖人たち(Madonna con Bambino e i santi)
ニッコロ・アルンノ(Niccolo' Alunno)
聖母子を囲む聖人は左からアッシジの聖フランチェスコ、洗礼者ヨハネ、聖ジローラモ、アッシジの聖キアラ。 -
聖フィリッポ・ベニッツィ(San Filippo Benizzi)
ペルジーノ(Perugino)
フィレンツェ出身の13世紀の修道士。彼の温和な人柄がよく表現され、丸みを帯びた顔がよく特徴を捉えた作品だと言われているようです。 -
聖母子(Madonna con Bambino)
ニッコロ・ロンディネッリ(Niccolo' Rondinelli)
作者の生い立ちについての情報はかなり少ないようですが、15世紀半ばから16世紀初頭の画家だったようです。ビロードのような質感の衣装のブルーがとても美しい。 -
若い男の肖像(Ritratto di giovane)
ロレンツォ・ロット(Lorenzo Lotto)
絵の端にサインが入っているのは良く目にしますが、これは額縁にロットの名前が入っています。ルネッサンス期を代表する画家で宗教画の他、肖像画を得意としたようです。しかしこの若者、肌キレイですね〜! -
至福のアマデオ・メネツ・デ・シルヴァの幻視(La visione del beato Amedeo Menez de Sylva)
ペドロ・フェルナンデス・ダ・ムルチャ(Pedro Fernandez da Murcia)
スペインの画家で、16世紀にローマやナポリなどで活動していました。天空の聖堂をイメージした作品。下界から天空に梯子がかかってるのが面白い。 -
聖セバスティアーノと死刑執行人とアレッサンドリアの聖カテリーナ(San Sebastiano, un carnefice e santa Caterina d'Alessandria)
フランチェスコ・パガーノ(Francesco Pagano) -
貴族の肖像(Ritratto di gentiluomo)
パウルス・モレールス(Paulus Moreelse)
モレールスはオランダ出身の建築家で画家。襟のレースの細かい模様や、光沢のある黒の生地をリアルに表現してます。 -
若い男の顔(Testa di giovane)
ラッファエッロ・サンツィオ(Raffaello Sanzio)
え〜、これラファエロなの??ってちょっと意外な作品でしたが・・・ -
祈る二天使(Angeli Oranti)
ルーカ・ディ・パオロ(Luca di Paolo) -
1階の奥にはこんな一画もありました。円柱の並ぶ廊下がずっと続くと思いきや・・・
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だまし絵でした!面白〜い♪
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しーんと静まり返った空間にポツンと噴水が。一瞬どこかにタイムスリップしたような、ちょっと神秘的な雰囲気でした。
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壁にも恐らく円柱の向こうに遠近法で風景が描かれていたんだろうと思います。あまり残っていないのが残念!
1階はこれで終了です。 -
さて、2階へ行くには一旦外に出ます。右手にこんな入口があるので入って行くと・・・
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ベルニーニが手掛けた階段。そう思って歩くと感慨深いです。
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わぁ〜、優雅な階段!ここを煌びやかな衣装をまとった貴族がゆったりと上っていたんでしょうねぇ。すみません、ジーンズ&サンダル履きで(^^;)
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階段にって、けっこうありますよね、ライオンの彫像とかレリーフ。カゼルタの大階段のライオン像とか。魔除けみたいな意味でもあるのかな?
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2階に足を踏み入れると、まずは天井画が美しいこんな居室がお出迎え。
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鮮やかな天井画。躍動感もあります。
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びっくりするのが、レリーフかと思いきや、これも精巧なだまし絵!離れて見るとホントに漆喰装飾かと思います。影がとんでもなくリアルですもんね〜、スゴイとしか言いようがない。
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東方三博士の礼拝(Adorazione dei Magi)
ガローファロ(Garofalo)
ベツレヘムの星に導かれ、誕生したばかりのキリストの礼拝に訪れた東方の三博士。クリスマスの時期になると、プレゼーピオでも再現されるシーンです。 -
ヴィーナスとアドーニス(Venere e Adone)
ティツィアーノ(Tiziano)
ギリシア神話に登場する美少年アドーニスに恋をしたヴィーナスが、危険な狩りに出ようとするアドーニスを制止している場面。ヴィーナスの必死な感じが伝わります。だって、この後アドーニスは猪に化けた軍神アレースに殺されてしまうんですから・・・ -
アレッサンドリアの聖カテリーナの神秘な結婚(Matrimonio mistico di santa Caterina d'Alessandria)
ロレンツォ・ロット(Lorenzo Lotto) -
キリストと姦淫の女(Cristo e l'adultera)
ティントレット(Tintoretto)
人間より先に、たくさんの列柱、アーチ、その向こうに広がる暗雲・・・この舞台設定の巧みな表現に目がいってしまいます。 -
姦淫の罪で捕らえられた女を罰せよと、周囲がキリストに進言します。しかしキリストは「まず罪のないものから彼女に石を投げなさい」と話す。すると誰一人石を投げる事無く、その場を去ったと言います。罪の無い者など誰一人としていない、という事を示唆しています。
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貴族の肖像(Ritratto di gentiluomo)
バルトロメオ・ヴェネト(Bartolomeo Veneto) -
ステファノ4世コロンナ中将の肖像(Ritratto di Stefano IV Colonna)
ブロンズィーノ(Bronzino)
光沢を抑えた甲冑の質感や、後部のシルクのようなカーテンの皺やドレープの表現が素晴らしい!絵だけでなく、額も立派ですね〜。 -
ホロフェルネスの首を持つユディット(Giuditta con la testa di Oloferne)
ヤン・マセイス(Jan Metsys)
アッシリア王の命を受け、町を攻撃する為に訪れたホロフェルネス将軍を、酒で酔わせて首をはね故郷を救った、古代ユダヤの美しき未亡人ユディット。斬り落とした首を持ち、不敵な笑みを浮かべているところが恐ろしい・・・ -
バテシバの水浴(Betsabea al bagno)
ヤコポ・ズッキ(Jacopo Zucchi)
バテシバはヒッタイト人ウリヤの妻でしたが、後にダヴィデの妻となります。というのも、ダヴィデがこのバテシバの美しい水浴姿を見て一目惚れしたとかで。 -
キリストの洗礼(Battesimo di Cristo)
エル・グレコ(El Greco) -
途中、またまた美しい天井画。
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アルカディアの羊飼いたち(Pastori in Arcadia)
グエルチーノ(Guercino)
写真ではわかりにくいのですが、骸骨が乗っているのは墓碑で、ラテン語で「アルカディア(のどかな理想郷)にも我あり」と刻まれています。”我”というのは死の象徴である骸骨。つまり「死を忘れるな」というメメント・モリ(memento mori)の暗示になっています。 -
瞑想する聖フランチェスコ(San Francesco in meditazione)
カラヴァッジョ(Caravaggio)
大本命の登場です!バルベリーニ宮に来た一番の目的、それはカラヴァッジョの3部作を見る為でした。まず、これが1つ目。暗い背景に浮かび上がるドラマ、それは見る者の目を引き付けて放さないほど真に迫り、怖いくらいです。周囲にいかにたくさんの絵画があっても、他が全て霞んでしまう存在感。ここでもそれを放っていました。 -
2つ目〜・・・と言いたいところでしたが、10月4日まで他の展示にレンタルされているようで、無〜い!ウソでしょお、楽しみにして来たのにぃ(T_T)
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仕方ないので、帰りに買ったハガキを撮影したのがこれ。
ホロフェルネスの首を斬るユディット(Giuditta e Oloferne)
先ほどヤン・マセイスのホロフェルネスの首を持つユディットを紹介しましたが、ストーリーは同じ。首を斬った後か、最中かの違いです。 -
この、眉間に皺を寄せた心底嫌そうな顔がすごくリアル。
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もはや断末魔の声を上げる力も残っていない瀕死のホロフェルネス。焦点の合っていない目が終焉を物語ってます。怖い〜(汗)
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3つ目〜・・・と言いたいところでしたが、これも6月2日までレンタル中で無し(泣)
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これもハガキを撮影したものを代用。
ギリシア神話に登場する美少年、ナルキッソス(Narciso)。泉の水を飲もうと水面を見ると、中に美しい少年が。もちろんそれはナルキッソス本人なのですが、彼は水の中の少年にひと目で恋に落ちてしまいます。そしてその叶わぬ恋に苦悩し、果ては衰弱死してしまうという。水面に写った自分にキスをしようとして、そのまま落ちて水死したという説もあります。”ナルシスト”という言葉はここから来ているんですね。
それにしても、レンタル中だった2作品、生で見られなかったのはホントに悔やまれます。絶対リベンジしてやる〜! -
キャンドルライト・マスター(The Cacdlelight Master)と銘打たれたこの絵、作者はわかりませんが、”ヴァニタス”という静物画のジャンルの1つで、フランドルなどヨーロッパ北部で多く描かれていたようです。
ヴァニタスとは「人生の空しさの寓意」を表し、豊かさなどを意味する様々な静物の中に、人間の死すべき定めの隠喩である頭蓋骨を置き、観る者に対して虚栄のはかなさを喚起する意図をもっていたと言います。”メメント・モリ(死を忘れるな)”同様、バロック期の思想の1つだったそうです。 -
ゴリアテの首を持つダヴィデ(David con la testa di Golia)
トンマーゾ・ドニーニ(Tommaso Donini)
カラヴァッジーノ(小さいカラヴァッジョ)と呼ばれたカラヴァッジョ派の画家のようです。 -
眠る幼子(Putto dormiente)
グイド・レーニ(Guido Reni)
生首だの骸骨だのと、ちょっとおどろおどろしい物を見た後に、一気に癒された作品です。可愛過ぎて、眺めてるだけで顔がほころんじゃいます。 -
子供が寝てれば、大人も寝てます。しかも骸骨を手にしたまま。これもヴァニタスと関係あるんでしょうね。タイトルと作者を控えてこなかったのですが、これも面白い作品でした。
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ここから2作品は目の保養で、キレイなオネェちゃんを眺めましょう・・・って、やっぱり骸骨手にしてるのね。
-
生の美しさと死の虚無感。それはマイナスのイメージだけでなく、死があるからこそ生を謳歌できるというプラスの意味も持ち合わせてるんでしょうね。
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魚屋(Pescheria)
バルトロメオ・パッセロッティ(Bartolomeo Passerotti)
こういう庶民の生活を描いたのって興味深いです。当時の生活の様子がわかって。
でもこの絵、どうやら奥さんは旦那に小言いってるようですが、旦那はスルーしてカメラ目線(笑) -
ラ・フォルナリーナ(La Fornarina)
ラッファエッロ・サンツィオ(Raffaello Sanzio)
最後はこの絵画館の顔とも言える作品。フォルナリーナとは日本語で”パン屋の娘”の意味。ラファエロの恋人とされる女性です。ラファエロは結構浮名を流していたようなので、特定はされていませんが。 -
左胸に右手を添えたポーズは、美術史家や研究者のなかで愛情を表す象徴と言われていますが、フォルナリーナが乳がんに侵されており、胸部に腫瘍があることを表現しているのだという説もあるそうです。
それにしても美しい!ここまで美しく描き上げることができる相手とは、やはりラファエロの恋人だったのではないかと思えてしまいます。
これでバルベリーニ宮の絵画を一通り見終えました。所要時間約1時間15分ほど。カラヴァッジョの絵が2枚欠けていたのは残念ですが、でも十分楽しめました。 -
1階に降り、受付の男性の顔を見てローマパスが使えなかったことを思い出す。念のためローマパスの利用ガイド(写真右)を確認してみると、やはり利用可能施設のリストにはバルベリーニ宮も入ってた!きっと受付の男性が間違ったに違いない。鼻息荒く近づいて、
「ここにバルベリーニ宮も使えるって書いてるよ!お金返してよっ!」
男性も若干声を荒げて、
「あなたが出したのはバーコードの付いてないただのカードだよ!一度処理したらシステム上変更はきかないから、返金もできません!」
え?私バーコード付きの方(写真左上)出さなかったの??・・・あ!間違ってアプリをダウンロードした際に入力するコードが記載された、ただの紙きれ(写真左下)を出したんだ!うっかりしてた(汗)
でも、ひるんではいられません。自己主張してなんぼのイタリア、もう一度臨戦態勢を立て直し、
「確かに私が間違ったけど、だったらカード出した時に違うって教えてくれたっていいでしょ?!お金返してよぉ(怒)」
「残念だけど、無理だよ!」
周囲の人も目を点にしてこちらを見てます。
「返して!」
「無理!」
「返して!」
「無理!」
・・・このやり取りを何度か繰り返した後、もうこんな事に時間を費やしていられないと思い諦めました。悔しいけど(-_-#)
日本なら、カードを出した時点で「そのカードではなく、バーコードの付いたものをお持ちじゃないでしょうか?」って教えてくれるはず。でも、めんどくさい事が嫌いなイタリア人に、そんなの期待する方が無理でした。常に自分がしっかりして、自分の身は自分で守らないと。改めて肝に命じました。
美しいものを見た後で、ちょっと後味悪かったけど、まだまだ楽しいことは待ってます!10:00前に、気を取り直してバルベリーニ宮を後にするのでした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- spumamiさん 2015/06/28 06:28:20
- 若い男の顔
- おはようございます。
「若い男の顔」は、ラファエッロの作品??って本当に思いますね〜。
「若い男の肖像」(ロレンツォ・ロット作)では、笑わしてもらいました。
写真じゃなく絵なんだから、肌なんて好きに描けるでしょ!と突っ込みました(笑)
カラヴァッジョは残念でしたね〜リベンジ!リベンジ!!
私ね〜カラヴァッジョの参考図書は図書館から借りてたから
今となっては彼の作品が何処に飾れているのか分からなくなりました。
ユディットも絶対に見たい作品だけど「ナルキソッス」は大好きな作品なの。
そうかぁ〜ここにあったのねぇ〜って教えてもらえて本当に助かりました。
訪れた時はちゃんとバーコード付のカードを出すようにしますね(^m^)
まぁバトルも良い思い出・・・私もダメ元でバトルを楽しんじゃうとこあるなぁ。
spumami
- めておら☆さん からの返信 2015/06/28 09:50:36
- RE: 若い男の顔
- spumamiさーん、おはようございます!
早起きさんですね!朝っぱらから私の読みにくい文章にお付合い
いただいて、ありがとうございましたm(_ _)m
> 「若い男の肖像」(ロレンツォ・ロット作)
> 写真じゃなく絵なんだから、肌なんて好きに描けるでしょ!
あっ、そっか、そういえばえだね、ハハハ(汗)
ホントは「”ほもおだほもお”を彷彿とさせる・・・」って書き
たかったんだけど、古くて知らないかなぁと思って(^^;)
> カラヴァッジョは残念でしたね〜リベンジ!リベンジ!!
そう!あの2作品見ないと、死んでも死にきれん!生の迫力って
ホントすごいですからね、彼の作品。絶対生で見なきゃ。
> ユディットも絶対に見たい作品だけど「ナルキソッス」は大好き
> な作品なの。
あれ、写真かと思えるほど水面に移る姿がリアルに表現されてて、
実際にみたら素晴らしいだろうなぁと思って楽しみにしてたの。
それに、ちょっと他のカラヴァッジョ作品とは雰囲気が違います
よね。やっぱりこれも必見だね!
> 訪れた時はちゃんとバーコード付のカードを出すようにします
> ね(^m^)
もうね、多分こんなアホなことするの、私ぐらいなもんだとは思う
んですけどね(汗) でもね、少しでもお得に旅したいと思って
ローマパス買ってるのに、それが意味なさないとなるとかなり
ショックだもん。
> まぁバトルも良い思い出・・・私もダメ元でバトルを楽しんじゃう
> とこあるなぁ。
ハハハ、spumamiさんもかなりの強者だね(笑)
でも、ほんとイタリアに居たら言ったもん勝ち、やったもん勝ち。
黙ってたって損するだけですもんね。ダメ元でどんどん主張
していかなきゃね!
さて、眠いですが、がんばってまた旅行記書いてこうと思います。
また良かったら覗いてみてください。
ではでは〜
めておら☆
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