2007/08/06 - 2007/08/14
68位(同エリア149件中)
かずおさん
新千歳空港から借りたレンタカーで1日目は富良野へ、2日目は留萌からオロロンラインをひたすら走って稚内へ、そして3日目の昨日はオホーツク海を左手に見ながら網走まで南下してきました。今日は海から離れて西へ走り旭川まで戻ってレンタカーを返却する予定をしています。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
泊まっていたあばしり原生花園ユースホステルは濤沸湖のすぐ近く、冬は白鳥が大挙してやってきますが今の時期は至って静かなもの。それでは今日は朝から見てみたいものがあるので出発しましょう。
濤沸湖 (白鳥公園) 自然・景勝地
-
濤沸湖を右手に見ながら走って向かう先は車で10分ほどの浜小清水駅。
-
道の駅にもなっている浜小清水駅、駐車場に車を止めたら程なくしてやってきました。JR北海道が数年前から開発を進めている、線路も道路も走れるというDual Mode Vehicle(DMV)です。派手な色ですが形だけ見れば普通のマイクロバスにちょこんとボンネットが付いているような感じ。
浜小清水駅 駅
-
今年の4月からはいよいよ「試験的営業運行」として実際にお客さんを乗せて走っています。浜小清水駅から藻琴駅までは線路の上を、そして今度は道路を走って濤沸湖などを観光して浜小清水で終了というルートだそうでちょうどその時間に合わせて来たのでした。ボンネットさえ見なければ本当にただのマイクロバスです。
-
普通の鉄道車両よりも安く製造できて、また道路も走れることからルートの設定も広がるということでローカル線への投入が検討されているというDMV。道路と線路の切り替えは専用の設備が必要だそうで、その設備がここ浜小清水駅に設置されています。この鉄板の上で切り替え作業を行うのでしょうか。
-
DMV運行の案内、乗車には事前の申込みが必要だそうで・・・一度乗ってみたいと思いつつも結局今回の旅行のコースを決めたのが直前だったので組み込めず仕舞いでしたが、いつか機会があれば乗ってみたいもの。
※翌年再び同じルートで試験的営業運行が行われたので乗ってきました
http://4travel.jp/travelogue/10858495 -
別の掲示板にもDMVの案内が。バスで線路の上を走ると乗り心地はどんなものなのでしょうかね。
-
出発を見送っても良かったのですが、DMVの出発時間まで少しあるので先回りすることにします。
-
浜小清水の隣の駅、原生花園駅まで来ました。駅名の通り小清水原生花園が駅のすぐ横に広がっているのでDMVの通過までそちらの方を見てみましょうか・・・と思ったものの原生花園の花のピークは7月頃だそうですでに終わりかけのようです。
網走国定公園 小清水原生花園 自然・景勝地
-
紫の花はヒロハクサフジかな?
-
「鳴り砂浜」と書いてありますが歩いてみても普通の砂浜のような・・・よく見たら「ここから西へ4km」と書いてありました。。。
-
ハマナスの花も咲いています。
-
それではそろそろDMVのやって来る時間なので線路がよく見える場所へ。なんか、さっきはいなかったギャラリーがいますね〜
原生花園駅 駅
-
やがて踏切の警報機が鳴り出し、さっきも見た派手な黄色の車体がこちらへ向けて走ってきます。駅には止まらないのですが、結構なスピードが出るのですね〜もっともゆっくりしか走れないのなら意味ないのでしょうが。
-
う〜ん、なんともシュールな光景。これが将来当たり前のようになる時代は来るのでしょうか。今回の営業運行は9月まで、その次がいつになるかはわかりませんがいつか乗ってみたいものです。
-
それではぼちぼち旭川に向けて走り始めることにしましょう。次に向かう先は女満別、女満別といえば空港がありますがその滑走路近くに広大なひまわり畑があるようなのでそこを目指したいと思います。この辺りは美瑛の丘にも似た景色だと聞いたことがありますがなるほど、確かにそんな感じがしますね〜
-
-
丘の上に建つ朝日ヶ丘展望台に着きました。ちょっとだけ入ってみましょうか。
朝日ヶ丘公園 公園・植物園
-
なだらかな丘の向こうに網走湖、美瑛とはまた違った良さがありますが電線がちょっと邪魔かな・・・まだ観光客は少ないですがここもこれから知名度も上がっていくのでしょうかね。
-
朝日ヶ丘展望台から空港はもうすぐ近く、そして一面のひまわり畑の場所はすぐにわかりました。
女満別空港 空港
-
なんか、ちょっと花に元気が無い?それでも大地を一面黄色に染めている様は見事なもの。
-
-
滑走路のすぐ近くにあるということは飛行機と絡めて写真を撮れるということ、事前の調べではもう少しで2便着陸するようなのでそれまで待ちましょう。
-
-
携帯で発着案内を確認しながら再びひまわり畑へ、そして程なくしてやってきました。ANKの737がひまわり畑の上を飛んでいます!
-
1回撮れば大体のイメージはつかめるもの、続けてJALのA300が来るので今度はボカして撮ってみました。これで空が真っ青だったらさらに良かったのですけれどもね〜
-
ひまわりと飛行機、満開の花たちの上を下りてきました。
-
とりあえずは思った通りの写真が撮れて満足。それでは更に西へ向かって走りましょう。
-
遠軽の瞰望岩にまだ上ったことがないのでせっかくこちらへ来たのだからと寄ってみることに。遠軽といえばコスモス畑も有名なところですがまだこちらは・・・
太陽の丘えんがる公園「虹のひろば」 公園・植物園
-
列車の中からは何度も見ていますが、初めてその上に立ちました!高さ78mある遠軽のシンボル瞰望岩です。アイヌ語で見晴らしの良いところという意味の「インカルシ」と呼ばれ、遠軽の地名の由来になっているそうです。
太陽の丘展望台 名所・史跡
-
盆地になっている遠軽の町、遠くに見える山にはスキー場もあるのですね。のんびりとした空気の漂う静かな町です。
-
町の中を線路が通っていて、オホーツク号でも来ないかなぁ〜と時刻表を見てみるもまだ大分先のようで・・・と思っていたら遠くから線路を刻む音が。よく見れば網走の方から貨物列車(?)が来ました。もちろん時刻表にも載っていないのでちょっと嬉しいかも。
-
瞰望岩の下をゆっくりと通り過ぎて・・・
-
遠軽駅に到着。こうして見るとまるで鉄道模型のようです。
遠軽駅 駅
-
しばらく景色を眺めてから下へ降りてみます。町のすぐ横にこんな大きな岩があるのはなかなか珍しいのではないでしょうか。
-
近寄ってみるとなかなか迫力があります。
-
昔の除雪車が置かれていました。真っ黒い色でこれが走ってきたら迫力ありそう。
-
瞰望岩と列車の写真でも撮れないかな〜と駅に聞いてみたら先ほどの貨物列車が折り返しでまもなく発車するとのこと。岩の上から目星をつけていた湧別川の橋の上から遠軽らしい一枚を撮ってみました。
-
時刻は14時半過ぎ、レンタカーの返却期限までまだ余裕はありますが出来れば明るいうちに着きたいところ。一部開通している旭川紋別自動車道を使いながらひたすら西を目指します。
道の駅 しらたき 道の駅
-
午前中には女満別空港を見ましたが今度は旭川空港へ、滑走路と飛行機が見えてきたらまもなくレンタカーを返却する営業所に到着です。
旭川空港 空港
-
無事無事故無違反でレンタカーを返却したらバスで美瑛駅へ、そしてそのまま宿の送迎の車に乗って本日の宿泊地「遊岳荘」に到着です。4日間での走行距離は1200km近く、北海道では大した距離ではなかったかも知れませんが久々に道北の方をぐるっと周れて十分に楽しめました。それでは明日から美瑛と富良野を観光するのでそれにそなえてゆっくり休むことにしましょう・・・
美瑛駅 駅
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
かずおさんの関連旅行記
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
41