2007/08/06 - 2007/08/14
41位(同エリア82件中)
かずおさん
1週間の日程で来ている北海道旅行、レンタカーで日本海オロロンラインを通っていよいよ来てしまいました最北端の町稚内。今日はオロロンラインとは反対側、オホーツク海に沿って網走を目指します。途中で通る宗谷岬も寄りますが、その南側に広がる宗谷丘陵や美深にある自分で運転できるトロッコ王国にも寄りたいと思っています。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昨日に引き続き今日もレンタカーで長距離走るので出来るだけ早いうちに出たいところ。とは言ってもせっかく稚内まで来ているので市内の方も見てみましょう。稚内駅から更に北、北防波堤ドームの見える場所まで来ました。
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北防波堤ドームの裏側。綺麗な弧を描くドームがずっと奥の方まで続いています。
稚内港北防波堤ドーム 名所・史跡
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海の方に目をやれば・・・すごい大きくないですか?昆布を採っているところでした。
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よく「神殿を思わせるような」と書かれている北防波堤ドーム。もともと旧樺太との連絡船の乗り場として1936年に完成したというので今まで約70年間、北風や荒波から港を守っていることになります。時折イベントの会場などにもなっているようですが今日は何も行われていないのですっきりとした状態で見ることが出来ました。
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重厚な柱が並ぶ様子はまさに圧巻です。
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旧樺太との航路は終戦とともに廃止となりましたが、9年前から現在のコルサコフとの航路が開設されているようです。ロシアというすぐ隣りにあるのにあまり観光等の情報が入ってこないところですがいつか行ってみたいものです。
稚内港フェリーターミナル 乗り物
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最北の港に並ぶ漁船たち。
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ユースホステルに戻ったら荷物を整理して出発です。とりあえずは最北端の宗谷岬に向かいますがその前に、手前にある雄大な景色が見られる宗谷丘陵に寄って行きたいと考えています。
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強い海風にさらされているからか高い木の生えない光景を見ながら北を目指します。
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宗谷岬まであと5kmくらいの場所に宗谷丘陵への入口があります。名前の通り、丘陵地帯になるので海岸線からまずは登り坂を進みます。
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氷河時代に形成されたという周氷河地形が残る宗谷丘陵。なだらかな坂でどんどん高度を上げていきます。
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波打つような独特な光景が遠くの方まで広がっています。左奥に見えているひときわ高い山は丸山と呼ばれていて、頂上には自衛隊のレーダーサイトがあります。
宗谷丘陵 自然・景勝地
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昨日もオロロンライン沿いにたくさんの風力発電所を見かけましたが、ここにも同じように数多くのプロペラが回っています。
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草原の中になだらかな坂の一本道、なんか日本ではないようです。それにしても宗谷岬は観光地として知られているのにすぐ裏のこちらはほとんど車が通りません。なかなかの穴場です。
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現在では牧場として宗谷黒牛が放牧されているところも。これだけ広いとのびのびと暮らせそうですね。
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宗谷丘陵の中を通る道から宗谷岬の裏の高台にある駐車場に直接入れます。車を停めて目に入ってきたのはこういった観光地ではありがちな東京や友好都市への距離を表した看板。東京へは1,106km、沖縄県石垣市までは2,849km・・・日本ってこんなに広いんだと実感。
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「岬らしくない」とよく言われる宗谷岬ですがそれも仕方ないかな・・・最北端という称号がなければただのカーブを描く海岸線ですからね。とりあえずここまで来たのですから最北端の碑を見て近くのお土産屋さんにも少しだけ寄って行きましょうか。
宗谷岬 自然・景勝地
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最北端に一番近いお土産屋さんは水色の建物が目立つ流氷館。最北端の到達証明書を売っていたりと親しまれていた店で自分も入ったことはありますが、昨年の11月に全焼したと聞いたときはビックリしました・・・今では再建されて営業を再開しているようです。
宗谷岬流氷館 美術館・博物館
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高台から見る東の方角。日本最北端の宗谷岬漁港が見えています。
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先ほどの看板にもあった通りここからサハリン(旧樺太)までは宗谷海峡を隔てて43kmしかありません。そんな宗谷海峡を通る船の安全を守る宗谷岬灯台。
宗谷岬灯台 名所・史跡
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1902年に造られた旧海軍の望楼。
旧海軍望楼 名所・史跡
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1983年、サハリン上空に領空侵犯した大韓航空機が旧ソ連軍の戦闘機によって撃墜された事件の慰霊碑である祈りの塔。
祈りの塔 名所・史跡
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日本最北端の地の碑がある岬まで下りてきました。手前には蝦夷地や樺太の測量を行った間宮林蔵の像も。前回は一昨年2月に来ましたが、そのときはこの方向にサハリンの山々がはっきりと見えたのですけれどもね〜
間宮林蔵の立像 名所・史跡
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もう何度も来ているのでサクッと。日本最北端の地の碑を撮ったら次へ向けて出発しましょう。
日本最北端の地の碑 名所・史跡
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オホーツク海に沿って走るのは国道238号線。宗谷丘陵の縁を走るようになるからか、しばらくはアップダウンがあります。これで綺麗に晴れていたらもっと景色も綺麗だったのでしょうね〜
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猿払町に入って見えてきたのは1932年にこの沖で座礁し、700名以上の犠牲者を出した旧ソ連のインディギルカ号の慰霊碑。説明文も日本語とロシア語とが並んで書かれています。
インディギルカ号遭難者慰霊碑 名所・史跡
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碑のすぐ近くには日本最北の道の駅「さるふつ公園」があります。もちろん(?)ここにも温泉があるようです。
道の駅 さるふつ公園 道の駅
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温泉に入る時間はないのでそのまま車を走らせて南下を続けます。途中でいかにも北海道と言った感じのホルスタインとサイロのある牧場が見えてきたので一枚。
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浜頓別町と枝幸町の境界にある小さな岬は神威岬。積丹半島に同名の岬があり、札幌からも近いこともあって有名な観光地となっていますがこちらは国道の旧道を通らないと行けないからかひっそりと。断崖の中に小振りながらも白黒の灯台が建っています。
北見神威岬 自然・景勝地
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神威岬からさらに進めば千畳岩と呼ばれる場所まで来ました。
ウスタイベ千畳岩 自然・景勝地
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これは溶岩が冷えて固まった状態でしょうか。ゴツゴツとした岩場の向こうにオホーツク海が広がる独特の景色が見られます。
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現在カーナビにセットしてある行き先は美深町の仁宇布(にうぷ)、国鉄美幸線の廃線跡を自分の運転で走ることの出来る「トロッコ王国」に前から一度行ってみたかったのでこれからそこへ向かいます。仁宇布があるのは海から離れた場所、昨日の留萌から稚内を通ってここまでずっと海沿いを走ってきましたが、途中で右折して山の中へと分け入っていきます。
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トロッコ王国は片道5kmの廃線跡を自分で運転できるトロッコで往復するコース、グループ単位で車両を用意してくれて、何組かまとまって出発するものの単線なので一度出発してしまうと全員が帰ってくるまで次の組は出発できません。出発地となる仁宇布駅に到着するとちょうど数組が受付を終えてまもなく出発しようとしているところでした。自分もギリギリこの組に間に合うようなので写真を撮る余裕もなく説明を受けたら早速出発。どうやら4組ほどがすでに出発していて最後で追いかける格好となるようです。
トロッコ王国美深 美術館・博物館
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ここはもともと美深と先ほど通ってきた枝幸を結ぶ予定で仁宇布まで開通していた国鉄美幸線の線路跡、人跡稀なこのあたりでは利用者も少なく「日本一の赤字路線」であったようです。1985年に廃線になった後、1998年からこうしてトロッコで走れるように再び整備されました。
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線路の上を車輪が通る音は鉄道そのもの、もちろん自分の運転で、それも元本物の線路の上を走るのは初めてなのでテンション上がります。
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森の中を線路は続きます。それにしても8月だというのに湿度が低いからかそれほど暑くは感じず気候は快適そのもの。風が心地良いですね〜
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前の人に追い付き過ぎず、のんびり過ぎずのペースで走って折り返し地点に到着。ここで方向転換してまた仁宇布駅へと戻りますが、今度は自分が先頭になるわけで・・・あまり写真を撮るために止まってばかりいる場合じゃないかな。。。
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自分が乗ってきたのはこの3人乗りのカートみたいな車、この手作り感が良いですね。前の写真に写っていましたが大人数で乗れそうな2階建ての車や風防の付いた車などどれも個性的な形をした車ばかりで、次来るときがあれば違ったものに乗るのも面白そうかも。
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係の人の指示で早速出発、間隔を開けて次のトロッコも出発するようですが・・・写真を撮るために停まっているうちに後ろから早くも迫り来るエンジン音が(笑)
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森の中を流れる川を鉄橋で越えて・・・
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白樺の木が北海道らしいかな。まもなく仁宇布に到着です。
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そんなわけで往復30分ちょっとで仁宇布駅まで戻ってきましたが、これは面白い!風を受けて走る気持ち良さ、レールの上を自分で走らせる珍しい体験と合わせてこれは人にも勧めたくなるほど楽しめました。
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駅には色々な物が置かれて(放置?)います。こちらは寝台列車の廃車体ですね・・・中はまだベッドがあるのかな?綺麗に整備して宿泊施設として活用されれば一度泊まってみたいもの。
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手作り感たっぷりのトロッコたちがスタンバイしています。
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トロッコ王国の駅舎、「王国」なので「入国受付所」になっていますね(笑)正直周辺には何もない山の中ですがここだけは家族連れを中心に賑わっています。もっとこういった自然と触れ合える施設が増えるといいですね。
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美幸線は結局仁宇布まで開通したものの、その先は日の目を見ることなく全線廃止となってしまいました・・・
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では再び車に乗り込んで網走を目指します。おっと、キタキツネがこっちへ向かって走ってくるじゃないですか〜思わず撫でたくなるかわいさですが、でも絶対に触ってはいけませんね。。。
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再びオホーツク海側に戻って国道238号線を南下します。仁宇布から2時間弱でようやく紋別までやって来ました。朝から運転してきていますが、まだ網走まで100kmあるので一人で運転するのは結構ハードです。そして紋別といえば見ておきたいのがオレンジの船体が目立つ流氷砕氷船ガリンコ号。
流氷砕氷船ガリンコ号Ⅱ 乗り物
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現在流氷の時期に就航している船はガリンコ号?で、初代のガリンコ号はこうして紋別港に上げて今でも展示されています。網走のおーろら号は乗ったことがありますがこちらは無い(というか紋別自体今回が初めて)のでいつか流氷の時期に来てみたいものです。
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何と言ってもこのドリル、これで厚い流氷を砕きながら進むシーンを見てみたいものですね〜
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今日はこの後網走まで走って網走原生花園ユースホステルに泊まるので、あとひと頑張りです。昨日に引き続き車で走りっぱなしの行程になりましたが、それでも雄大な景色を見られたり自分でトロッコを運転したりと楽しめました。今度はまた時間をかけてこの辺りだけ周るのも良さそうかも知れませんね。
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