チェコ・スペイン・フランス3ヵ国周遊 7泊9日　～パリでiPhone6が！特別編～　

2015/04/04 - 2015/04/13

オペラ座付近で3人組の女ジプシーにiPhone6をスラれる。。。

エリア パリ(フランス)

ランチ後、オペラ座まで歩き、せっかくだからとオペラ座を写真におさめ、歩き出した直後。前から3人組のジプシーらしき女が、そこら辺でひろったチラシをヒラヒラさせながら私たちの方に歩いてきた。

私はジプシーだな〜と呑気に思いながら避けて通ったあと、急に後ろで声がして振り向くと、Ｙさんの肩をおもいっきり引っぱる女。Ｙさんがふりきると、そそくさとその場を去る3人組。

Yさん「iPhoneがない！」

水を飲む為に一瞬だけiPhoneをお尻のポケットに入れてしまったところを狙われたよう。

知らん顔で逃げるジプシー。追いかけるYさん。一瞬の出来事に何がなんだかわからずオロオロする私。Ｙさんがジプシーに詰め寄ると3人中の1人が下半身を脱ぐ。そして「産まれる」と意味不明な発言。3人中2人は単なるデブなんだと思っていたけど妊婦なんだとか。最終的には妊婦2人が下半身を出すという非常事態に。

細い女「病院に連絡したいから電話かしてくれ」
Ｙさん「はぁ？警察に電話するから」
細い女「はぁ？お前はクレイジーか！」
Yさん「お前こそクレイジーだろ！iPhone返せ！」

的なやりとりをしていたそうです。その間、私は下半身をあらわにしている妊婦をただただ見つめながら、なんでパリでコイツの下半身を見なくてはならないんだ？と頭がパニックでした。

Ｙさんはジプシーに詰め寄りながら保険・保障のことを考えたらしく追うのを諦めました。追いかけて細い路地に入り、他の仲間に囲まれたら、お金やパスポートを盗られるだけでは済まない可能性もあります。

とりあえず一旦、落ち着こうと目的地の1つでもあったパン屋さんで、今後の手続きを考えます。気が動転して先に手続きをしなくてはいけなかったのに、とりあえず半日放置してしまった為に後に500万円の請求が来たらしいので、盗られたら即止めましょう。

この後紹介する手続きを踏んだので、その請求はとりさげられましたが、何もせずに日本に帰ったら…もっと手続きがややこしくなっていたかもしれないし、最悪500万円支払わされる可能性もありましたよね。

それではいきましょう。

※ソフトバンクのみの方法です。他も大差ないと思うけど。

何はともあれ回線停止手続きをとる！ここが一番重要。これさえ止められれば500万円の請求がくることもなかったのかも。

ソフトバンクモバイル国際コールセンター
[phone]

Ｙさんの場合は24時間/無休のはずなのに、何度かけても出ない。折り返しもないという謎な事態に。なので、下記の方法をとりました。

誰かのスマホ、もしくはホテルのPCなどからMy SoftBankにアクセスして回線停止・解除を行って下さい。詳細は下記URLから。
http://www.softbank.jp/mobile/support/lost/

そして、警察にも届出をだします。Ｙさんはホテルの方に手伝ってもらって完成させたようです。書類は下記URLをホテルにプリントアウトしてもらって下さい。
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp/anzen/pdf/tonaniraisho.pdf

パリの警察署でこの書類を提出し、承認印を押してもらえばOKです。パリの警察署に入るのにも勇気がいりますけどね。だいたい、入口の前に銃を持ったお兄さんたちがいるので、何しに来たかを英語で説明せねばならんのです。

私たちの時は、門番のお兄さんが良い人で書類提出の受けつけでお姉さんと話してくれてスムーズに済みましたが、ホテルの方に聞いた話だと1時間以上またされる事もあるようです。

上記手続きは盗られたら即！行って下さい。日本で疲弊する手間が省けるかもしれません。

パリというかヨーロッパではiPhoneの最新機種は高値で売れるそうなので、スリも狙っているようです。オペラ座でiPhone6を確認したジプシー女たちは最初から狙っていたんでしょうね。

色々書きましたが、盗られないのが一番です(笑)

次回はまた観光に戻ります。