2015/05/17 - 2015/05/17
192位(同エリア544件中)
まみさん
行きたいバラ園はまだまだあります。
イングリッシュローズとモダンローズが魅力の新宿御苑に、しばらく行っていない神代植物園。
自宅から自転車でアクセスできる智光山公園の都市緑化植物園のバラ園も、無料のバラ園ですが、モダンローズや、特に日本で作られた品種に見ごたえがあるのです。
でも、今年2015年の異常な夏日やこれからの週末の予定を考えると、今年2015年の春バラの撮影散策は、今回の京成バラ園詣でラストになってしまうかもしれません。
そうでなくても、いつもバラが輝く晴天に恵まれるとは限りません。
京成バラ園では、特に春は、あまりよそのバラ園では見られないイングリッシュローズやオールドローズ、そして現代品種がとりわけ魅力なのですが、そんなわけで、ローズガーデンの中央の整形式庭園に多く咲いている近代作出のモダンローズにも、なるべく注目するようにしました。
京成バラ園も、のべ13回目。
モダンローズをメインに回ってきたときもあり、そのときにお気に入りになった品種もあるのです。
ごく一部ですが、そんななつかしい品種と再会することができました。
とはいえ、やっぱり京成バラ園では、ケンティフォリアやアルバローズ、モスローズといった花の画家ルドゥーテで有名になったオールドローズや、いまや珍しいチャイナローズ、ブルガリアのローズオイルのダマスク種なども楽しみになので、そちらもなるべく回るようにしました。
個々の花ねらいは、せっかくなので60mmの単焦点のマクロレンズで撮りました。
マクロレンズだと、うんと近づいたマクロな写真を撮ろうとしがちなのですが、ピントが合う範囲の狭さを利用して、少し引いた写真でも、ねらった花がクローズアップしたように撮れるはず。
そういう写真を時々ねらったつもりですが、うーん、しばらくマクロレンズを使っていなかったので、思ったように撮れたわけではないです。
また、個々の花メインの写真は、せっかく60mmの単焦点のマクロレンズで撮りました。
ちなみに、私は今回の京成バラ園の旅行記のシリーズで、バラの花そのものをメインに撮った写真を収めた2つの旅行記の副題において、現代ローズとモダンローズを敢えて使い分けてみましたが、それは一般的ではないので、あしからず。
現代ローズとは、すなわちモダンローズ。
でも、モダンローズは、1867年に発表されたギヨー社の「ラ・フランス」以降の系譜を指します。
どんなバラが流行って新しく作出されるかは、時代と共に変遷します。
19〜20世紀のバラと21世紀のバラとでは、傾向が違っていて当然。
それで、21世紀以降の現代のバラの方を、現代ローズと仮に呼んでみたわけです。
とはいえ、2つに分けたバラの花メインの写真が中心の旅行記で、19〜20世紀のバラと、21世紀のバラをきちんとわけて旅行記を構成したわけではなく、実は単に、回った順、出会った順です@
<例年より1週間早めて出かけた、のべ13回目の京成バラ園と、市川市動物園とのはしごも4回目となった今回の旅行記のシリーズ構成>
□(1)涼しい朝のアクセス編&久しぶりのローズショップは惹かれるグッズがたくさん!
□(2)春の京成バラ園:色とりどりのドレスが舞うようなバラ園とバラのアーチ
□(3)現代ローズからイングリッシュローズまで単焦点のマクロレンズ感動のバラをとらえたい!
■(4)オールドローズから近代のモダンローズまで、いくらでも飽きないバラたちを引き続きマクロレンズでチャレンジ!
□(5)市川市動物園:4ヵ月ぶりの市川っ子レッサーパンダたち11頭&赤ちゃんミーアキャットやだれだれカワウソ・フェネックなど
京成バラ園のローズガーデンの公式サイト
http://www.keiseirose.co.jp/garden/rosegarden/index.html
<タイムメモ>
05:00頃 家を出る
05:40 北朝霞駅発 JR武蔵野線 東京行きに乗車
06:44 西船橋駅発 東葉高速鉄道 東葉勝田台行きに乗車
06:57 八千代緑が丘駅に到着
07:35頃 京成バラ園に到着
07:40頃 京成バラ園に入園
(切符売り場が少々混雑)
07:40-09:25 広角ズームレンズで園内ざっくり回る
09:25-09:55 一旦バラ園を出てソフトアイス休憩&買い物
09:55-10:55 マクロレンズでイングリッシュローズの丘を中心に
10:55-11:30 暑くて東屋で休憩
11:30-12:45 オールドローズ、そしてちょっとだけモダンローズ
12:45 京成バラ園を出る
13:05 徒歩で八千代緑が丘駅に到着
13:11 八千代緑が丘駅発 東葉高速鉄道快速 東京行きに乗車
13:36 西船橋駅発JR武蔵野線 府中本町行きに乗換え
13:42 市川大野駅に到着
13:52 動植物園行きの京成バスに乗車
14:00 動植物園の停留所に到着
14:05 市川市動物園に年パスで入園
14:15-14:45 レッサーパンダ(優花・梨花・ナミ)
14:45-15:15 その他の動物たち
15:20-16:25 ミニ鉄広場のレッサーパンダ
(ライチ・ルル・ソラ・ハオ・明太・フラン・イチ丸・カリン)
(間にちょっとだけオランウータンやクロギツネ)
16:30 市川市動物園を出る
16:45 京成バスに乗車
16:55 市川大野駅に到着
17:05 市川大野駅発 JR武蔵野線 府中本町行きに乗車
(16:56発でも間に合ったが満員だったので見送った)
18:40頃 帰宅
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
モダンローズ第一号の「ラ・フランス」とその系譜の茂み
-
イチオシ
この方に出会えるとなったら、外してはならない!
モダンローズ第一号の「ラ・フランス」です。
1867年
ギヨー社作出
こういうバラらしいバラの歴史のはじまりのバラと認識しています。
150年以上たっても、そのモダンな美しさに対する感嘆はやみません! -
紅色も出現したラ・フランス・シリーズ
その名も「レッド・ラ・フランス」
1888年
Paul作出 -
シメツメグサに語りかける「ラ・フランス」
-
クオーター咲きのラ・フランス・シリーズの「ラ・フランス’89」
1889年
Moreau-Robert作出 -
春の喜びに道々たオールドルーズの園
ここはチャイナローズやポートランド・ローズなどのオールドローズが咲いていました。
よく見たら、ケンティフォリアやモス・ローズも@ -
オールドローズらしい、くしゃっとした花と小ぶりさがいい「パナシェ・ド・リヨン」
1895年
Dubreil作出
こちらはポートランド・ローズ系。
ポートランド・ローズは、ダマスク系、ガリカ系にチャイナローズのコウシンバラが交配されてできた品種で、ハイブリッド・パーペチュアルの親品種。 -
色違いだけどモッコウバラを連想させた、素朴なかんじのある「アマンダ・パテノット」
オールドローズ系は、なかなか名前になじみがないのが多いです。 -
この数の多さも魅力@
-
中世や近代のヨーロッパのお城の庭を飾ったのは、むしろこういうバラたち
チャイナローズの「ロサ・キネンシス・エルモーサ」
1840年作出
四季咲き性
コウシンバラとの交配で生まれたチャイナーズは、それまでのヨーロッパのバラになかった四季咲きの性質を与えました。 -
イチオシ
ミニバラに通じる精巧さ@
-
小さな貴婦人がたくさん!
「ロサ・シネンシス」
品種名にひねりがないですが、花はすばらしいです。 -
どの子も青春まっただ中!〜その中でも、婚活パーティーの中であたふたしている女の子を見っけ@
-
ちょっと赤味が増したこの子たちは、「ロサ・キネンシス・センパフローレンス」
その名のとおり、この子たちもチャイナローズです。 -
花芯のめしべがちらっと見えて、恥じらう風
このタイプの子たちは、このくらいでも咲きすぎって気がしません。 -
オールローズの園がまだ続く幸福
オールドローズはモダンローズに比べて香りが強く、やさしい風情の花が多いと思います。 -
モダンローズもいいけれど、いつまでも愛されるオールドローズの系譜の「フランイス」
ラ・フランスよりも後の1909年作出。 -
数の多さで迫るところは、いまどきのアイドルグループの人気に通じる!?
-
作出された当時の感嘆が分かるような、ガリカ・ローズのウイエフラマン(Oeuillet Flamand)
1845年
フランスのVibert作出 -
レディのドレスにたくさん飾ってあげたくなるようなガリカ・ローズのスプレンデス
-
16世紀以前からあったこのストライプ模様のバラ!
「ロサ・ガリカ・ベルシカラー」
ベルシカラーはVersicolor、すなわち、いろんな色、という意味です。 -
モダンローズよりざんばらな感じが味わい深い@
-
この素朴な咲き方もほっとする
-
バラの画家ルドゥーテで知ったケンティフォリアの系譜
1845年作出の「サレット」。
花弁の多さから百の花弁=ケンティフォリアの名がついた系譜です。
名札にはMとあったので、特にその中のモス・ローズ。 -
花弁の多さの将来を思わせる咲き始め
つぼみをみると、モス・ローズだとよくわかります。
モス=苔のような、毛深いガク片が特徴なのです。
モス・ローズはケンティフォリアの突然変異らしいです。 -
ちょっとしわっぽい花びらが、かえって可愛いこの子は……
モス・ローズの「ユーゲニィ・ギノクスシロウ(Eugenie Guinoiseau)」。
1864年作出 -
つつましいカップ咲きのモス・ローズの「ジャン・ボタン(Jean Bodin)」
1847年
Vibert作出 -
モス・ローズらしい苔が生えたようなガクが面白い!
-
なつかしのブルガリアのシンボルのダマスクローズの「カザンリク」
バラのオイルの生産地として有名なカザンラック(カザンリク)の地名そのもののバラです。 -
こんな風にカザンラックがバラの季節にぜひ行きたかった!
でも、あいにく、今でもバラの季節にはとてもまとまった休暇はとれそうになく、私が訪れたのは一面ひまわりとラベンダーの季節でしたが、その景色もすばらしかったです。
それにヨーロッパの夏は、緑多い日本の夏と違って日本の春なみに花にあふれていますから。
関連の旅行記
「2008年ブルガリア旅行第5日目(5):トラキア平原プロヴディフ郊外からバラのないバラの谷へ」
http://4travel.jp/travelogue/10284590
「2008年ブルガリア・ハイライトその8:夢にまで見たひまわり畑」
http://4travel.jp/travelogue/10262843
「2008年ブルガリア・ハイライトその9:花と実り豊かな夏のブルガリア・その1」
http://4travel.jp/travelogue/10264144
「2008年ブルガリア・ハイライトその10:花と実り豊かな夏のブルガリア・その2」
http://4travel.jp/travelogue/10264147
それでもブルガリア旅行中の随所で、バラを見ることができました。
7月は、ヨーロッパではまだまだバラの季節だったので。
関連の旅行記
「2008年ブルガリア・ハイライトその6:ブルガリアのバラ」
http://4travel.jp/travelogue/10262840 -
ここではきっと、ローズオイルにならずに生涯を終えるダマスク・ローズのカザンリクっ娘たち
なにしろ純粋なローズオイルを1g採るのに、バラが約4kgもいるとの話ですから。 -
くっついて咲く仲良しっ子
-
ダマスク・ローズのこの無造作な茂みも魅力の1つ@
こちらはカザンリクではなく、「ローズ・ドゥ・メ」、すなわち「5月のバラ」の意味のバラです。 -
可憐な花に合う小ぶりな葉っぱも初々しい
-
ダマスク・ローズとロサ・カニナの交配種のアルバ・ローズの「アメリア」
1823年作出 -
半八重であけっぴろげなかんじが可愛い「ロサ・マネッティ」
-
イチオシ
太陽の日〜を小さな体にたくさん集めて
オールドローズはここまで。 -
交配種のワイルドローズ!
-
バラに見えないけれど、これもバラ!
その名も「ロサ・ムルティフローラ」。
たくさんの花のバラという意味です。 -
あふれくる滝のように咲いた「ロサ・ムルティフローラ」
-
これはきっと現代バラ!〜「アイコニック・レモネード」
アメリカのSproul社作出。
実はバビロン・シリーズかと思いました。
見分けのつかない女です。 -
この黄色がほんのりハチミツにたとえられた「アイコニック・ハニー・レモネード」
-
麗しき三つ子の「アイコニック・ピンク・レモネード」
-
この子はきっと「アイコニック・ピンク・レモネード」
ピンク色のレモネードってなさそうですけどネ。 -
咲きかけは神秘的な雰囲気をたたえて
-
高貴さと気さくさが1つの花に同居したような「パルフェ・タムール」
2009年
ワーナー社作出
スペルアウトするとParfait Amour、その意味は「完璧な愛」です。 -
若い世代が次々と花開いて命をつなぐ
-
ポリアンサ系の「メベリュー・ナタリー・ニベルズ」
1919年
オランダのNypls作出
ポリアンサ系はオールドローズの系譜で、小輪房前の四季咲き性とのことです。 -
可愛い少女たちが集まって
-
イチオシ
木もれ日を浴びた乙女
-
ポリアンサ系の「ミルローズ」
1965年
フランスのPelbard-Chabert作出
百万のバラ、という意味でしょう。
ポリアンサ系は後に他のバラと交配して中輪系も作出されたそうです。 -
ちょっとワイルドなお嬢さん風
-
イチオシ
ポリアンサ系の「アストリット・スペード・ストライプ」のざんばらな感じがステキ@
1933年
ドイツのL. C. Spath作出 -
花弁のふちがほんのりピンクの「シュペールバルク」
1999年
コルデス社作出
ここからは、最近スルーしがちだった整形式庭園のバラを回りました。 -
咲きかけの若い「シュペールバルク」はまた少し違う顔を見せる
-
可愛いつぼみに囲まれてご機嫌な女王さまの「カリエンテ」
2006年
Bernardella社作出 -
イチオシ
可愛いとい意味の「カリエンテ」のおしゃまなレディぶり
-
この子たちも京成バラ園で初めて出会ってすっかり気に入った「ヒストリー」
2003年
タンタウ社作出 -
やさしくて可愛らしい形とこの色がお気に入り
これもモダンローズの剣弁高芯咲きです。 -
イチオシ
青バラを生み出そうとした敬意で生まれたパープルのバラの「ブルーリバー」
1984年
コルデス社
バラに色素がない青のバラの作出は長年のローズ・ブリーダーの夢だったようですが、20世紀は紫色のバラまでしか作出できず、それでも「ブルー」なんとかと名付けていました。
でも、ブルーでなくても、紫のバラはとってもきれいだと思います!!
無理矢理ブルーを作らなくても、と思うくらい。 -
「ブルーリバー」もいまは美しい盛りの仲間がいっぱいの見頃
-
ぷっくら花芯が可愛らしい@
-
イチオシ
ため息が出るような美しいバラが次々と……
1990年
J&P社作出の「グレイスランド」 -
宝物が入った包みを大切に開くように
-
ミニチュア・ローズで花だくさん花弁だくさんの「プラム・ダンディ」
1991年
アメリカのWilliam A. Warriner作出 -
ベルベットのような赤い「チョコレート・サンデー」
2009年
メイアン社作出 -
繊細なりんごの皮のような質感を思わせる「アクロポリス・ロマンティカ」
2005年
メイアン社 -
こちらも私のお気に入りのバラで再会できて嬉しい@
私が知る限り、あるいは日帰りで行ける範囲では、京成バラ園くらしか、咲いているところを知りません。 -
美しいクオーター咲きで気高い赤の「ルージュ・ピエール・ドゥ・ロンサール」
-
1つの花の中に2つの花が包まれたよう@
-
つつじみたいにたぁぁくさん咲く「金蓮歩」
2007年
京成バラ園芸・武内俊介作出 -
太陽の光を集めて輝く「金蓮歩」
はじめこのバラを撮っていたときに曇ってしまいましたが、そのすぐあとに再び日が出て来たので撮り直しました。
やはり晴れているときの方が、色がきれいに撮れましたから。 -
ストロベリーアイスみたいな、とびっきり甘そうなバラ「ハンス・ゲーネバイン」
2009年
タンタウ社作出 -
やっぱりクオーター咲きってイイナ!
-
そしてこんな姿も見せる「ハンス・ゲーネバイン」
というわけで、まだまだ魅了されるバラがたくさんで、出会っていないバラ、再会したバラもたくさんたくさんありましたが、きりがないのと、動物園とはしごするにはタイムリミットということで、ここで京成バラ園を出ました。
というわけで、「初夏のまぶしさと暑さの中の京成バラ園とレッサーパンダ詣(5)市川市動物園:4ヵ月ぶりの市川っ子レッサーパンダたち11頭&赤ちゃんミーアキャットやだれだれカワウソ・フェネックなど」へとつづく。
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