2015/05/03 - 2015/05/03
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morisukeさん
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オッサンネコです。
タイの友人から世界一の仏塔がバンコク近郊にある事を聞いていたのですが、
世界一と言っても仏塔だもんねぇ。
当初はあんまり気乗りしてなかったんですが、
世界遺産登録を目指している事を聞いて、俄然やる気がみなぎってきました。
そういえばタイの国鉄もしばらく乗ってなかったので、久しぶりに電車で出かけることに決定。
ナコーンパトムには世界一の仏塔の他にもラーマ6世に縁のある洋式の宮殿群があり、
宮殿周りの公園も含めて、満喫したプチトリップを味わうことが出来ました。
今回訪れた場所はこちら。
ワット・プラ・パトム・チェディ (世界一でっかい仏塔)
サナームチャン宮殿群
その時の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 バイク
-
旅の始まりはこちらフアランポーン駅から。
BTSとMRT(地下鉄)を乗り継いで行けるので、アクセスは非常に便利です。
さて切符。
9:20発、各駅停車でナコーンパトムまで14バーツ。安っ…。
でも8:05発の電車があったので変えてくれと聞くと、それは特急だそうで。
出し渋りをするお姐さんに、早く行きたいから特急にせんかいと啖呵を切ると、
料金341バーツ。
えっっ、、何この格差、変わりすぎじゃね(; ゚Д゚)
そこまで言ったんだから勿論買いますよね、みたいなお姐さんの視線に押されて
渋々341バーツの切符を手にしました。
うーん、1時間半の旅程だからと自分をムリヤリ納得させました。 -
フアランポーン駅のホームでござる。
ホームと言っても改札なんかないし、どことなく緩ーい空気。
何か懐かしいなぁと思ってたら、阪急梅田駅にどことなく似てるんですね。
個人の感想ですので、全然違うじゃねーかというご指摘はご容赦ください(*´з`)
8:00に恒例のタイ国家斉唱が流れて、ナコーンパトムに出発です。 -
車内こんな感じ。冷房効きまくり。
結構人で込み合ってます。
正直オッサンはこの列車に興ざめでした。
やっぱ14バーツの各停にしとけば良かったと後悔…。
風情が全くないんですよね。
窓全開のクソ暑い車内で、ローカルな人たちに混じりながら
タイの居心地の良さに包まれるのが各停の良さ。
次回また各停にチャレンジする目的が出来ました。 -
ナコーンパトム駅に到着。
9:26到着 5分遅れ。
ナコーンパトムは交通の要衝になるので、ここで列車はしばし停車していました。
降りた途端、すさまじい熱風が全身を包みます。
タイの田舎は基本バンコクより5℃高いと言われていますが、
外に立ってるだけで汗がダクダクです。 -
駅にあった標識。
北・南ってあるけど、随分アバウトですね(笑)
標識にあるスンガイコーロクはタイ国鉄南端の小さな町で、
マレーシアとの国境線にあたります。 -
さて駅舎を出ると、早速正面にドーンと見えてきました。
世界一でっかい仏塔、プラ・パトム・チェディです w(゚∀゚)wオオッ!
仏塔までの道には様々な商店が立ち並び、中々いい雰囲気なのです。 -
南国フルーツ、ランブータンが出回っています。
このランブータンはライチみたいな味がしてめちゃくちゃ美味しいのです。
タイでは6月くらいから雨期に入りますが、雨期になると数多くのフルーツが出てきます。
お値段は1?で40バーツ。バンコクより少し安いです。 -
プラ・パトム・チェディが近くに見えるようになってきました。
プラ・パトム・チェディの建立は諸説あるようで、
インドのサーンチーの仏塔(世界遺産)に似た特徴を持つことから、
古くは3世紀にインドのアショーカ王の命により建てられたという説もあります。
いずれにしてもここ、ナコーンパトムはタイ仏教の聖地でもあり、
インドシナ半島で初めて仏教が伝来されたと言われる街でもあるのです。 -
参拝前に手絞りのオレンジジュースで水分を補給。
20バーツ也。
手絞りのジュースはタイではどこでも見かけるのですが、味は結構当たり外れが多いのです。
今回のは… うーん、水っぽいな(;・∀・) -
プラ・パトム・チェディの全容です。
高さは120.45m。
天を突き刺すような見事なデフォルメですが、金ぴかではない…。
オレンジ色のタイル調なので、想像と少し違っていました。
こういうのを見ると毎回思うのですが、よく作ったなと感心してしまいます。
タイでは最も重要な寺院の一つとして見られており、王室の保護を受けています。
また2005年に世界遺産登録の申請を行っています。頑張れ!! -
ワット・プラパトム・チェディの本尊です。
境内は多くのタイ人巡礼者で賑わっていました。
オッサンも金箔と花を持って早速徳を積みに行きます。
良いことありますように… 不純ですかね? -
仏塔の周りは回廊になっていて、ここでお経を唱えながら歩いている方を見かけました。
この回廊の裏には僧侶の学校となる僧坊があり、
たくさんの若い僧侶がここで勉強をしている姿を見ることも出来ます。 -
仏塔を真下から仰ぎ見る。
巨大な黄金のスライムにしか見えない… -
イチオシ
回廊にあるナーガの街灯です。
非常に精巧に作られており、背景の雲がちょうどいい感じで流れています。
その美しさに思わずパシャリ。
見るべきところはこの仏塔くらいのもんなので、
一巡回ったら次のサナームチャン宮殿群に向かうとします。 -
プラ・パトム・チェディから宮殿までは2Kmくらいの距離ですが、
あまりの暑さのため、バイクタクシーで楽をしちゃいました。
宮殿までは木漏れ日の林の中をてくてく歩いて行きます。
この時期は赤い火炎樹が本当にきれいです。
タイの暑期の終わりに花を咲かせ、これが散るとタイではいよいよ雨期に入ります。
日本は四季ですが、タイにも三季折々の世界があるのです。 -
宮殿一帯は公園になっており、入場料50バーツをゲートでお支払いします。
サナームチャンとは「月の広場」の意味。
ラーマ6世がプラ・パトム・チェディを巡礼する際に滞在する用の場所として
色々な別荘(宮殿)を建てたのが始まりです。
公園内はいくつかの宮殿と別荘を見ることができます。
写真の家もチーク材をベースにした、タイ様式と欧州様式の調和が何とも美しい家屋なのです。 -
タイの鶏でしょうか。公園内にたくさん放し飼いにされています。
小さいひなが一緒に行動していますね。 -
公園内の林にジャックフルーツの木を見つけました。
世界最大のフルーツですね。
前の旅行記で幹生果について紹介したのですが、これは典型的な南国の幹生果です。
でかい実がむかごのように幹の周りに生っているのが、少々不気味な光景…。 -
サナームチャン宮殿群のメインになるのがこちら。
チャーリーモンコンアート宮殿です。
何てメルヘン…。このタイに場違いな様相…。ちょっと引いてしまします(笑)
主にラーマ6世はこの宮殿で生活をしていたみたいで
内部には応接室や寝室などが備えられています。
残念ながら宮殿内は写真撮影禁止とのこと。外観で楽しみます。 -
イチオシ
正面から。
ラーマ6世時代のタイは欧風建築の影響を強く受けている気がします。
現地パンフによると、この宮殿は仏ルネッサンス様式とイギリス様式をベースに、
南国の気候に合わせたタイ独自の洋式を合わせたものになります。
確かに宮殿内は外と比べて冷んやりしています。
風通しや部屋周りの回廊、日差しを遮る庇など暑さ対策が良く考えられているのです。 -
宮殿内は撮影禁止ですが、窓から外なら構わんだろうと風景を撮らせて頂きました。
この宮殿のもう一つの特徴は、池の上の長い空中回廊。
奥の別の宮殿と空中の回廊でつながっており、この景観は見るものを圧倒します。
すんげー。 -
イチオシ
空中回廊を対岸からパシャリ。
宮殿は欧州様式に対して、回廊は古典タイ様式。
この調和が周囲の風景と相まって、最高の眺めになっています。
最高ッス(;・∀・) -
マーリーラーチャラッタバンラン宮殿。
先ほどの空中回廊がこちらの宮殿につながっております。 -
プルメリア。
近づくと微かに甘い芳香がします。
大好きな花の一つです。 -
アデニウム。別名デザートローズ(砂漠のバラ)。
タイ名ではチュアン・チョムと言います。
タイでは観葉植物として公共の場所では良く見かける花です。 -
ピマーンパトム宮殿。
煉瓦とセメントで建築された、白壁が美しい宮殿。
ラーマ6世が迎賓や仕事をする場所として建築されたものです。 -
ピマーンパトム宮殿。
実はラーマ6世は非常に浪費家だったと言われています。
趣味の演劇や劇作などを集中するために宮殿を建てたりと、
君の浪費によって国家財政が傾いたというのだから、相当なもんだったんだと思います。 -
ガネーシャの像です。敷地内の中央に祀られています。
元々はヒンドゥー教の神様ですが、ここ上座部仏教のタイでも圧倒的な人気を誇る神様です。
ガネーシャは商売繁盛をもたらしてくれる神様だとされており、
他にも智慧や技巧を授ける、あらゆる病から解放する、障害を取り除き成功へと導く、
万象に対して何でも出来ちゃうスーパーマン(象だけど…)の様な存在です。
分かりやすく言えば、神様界の出木杉君なのです。 -
多くの人がここでご焼香をしていきます。
ちなみに熱心にお参りしているタイ人が何を祈っているか、ご存知ですか?
大半の人は、宝くじ当たりますように、だそうです。
宝くじを当てるためにお参りしているんです。
こんなタイの緩さが大好きです。フォフォフォ。 -
さて宮殿を後にして駅まで戻り、近くのバス停からバンコクへ戻ります。
料金は50バーツ。
今回の行程は世界一の仏塔と、タイらしくない洋式建築を見れて大変満足です。
ローカルな旅には様々なハプニングが付き物なので、
それを楽しみながら新たな発見をしていくのも旅情があって良いかなと思いました。
それではまた。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- dangdutさん 2015/05/11 02:42:59
- 暑いですか?
- はじめまして。
私はバスで行きました。
帰りのバスで「どこで降りるの?」て
聴かれたようなので
一つ覚えに「クルーンテプ」と言ったら、
終点のバス車庫まで行ってしまいました。
たぶん「バンコクのどこで降りるの」
と聞いたのだと思います。
>プラ・パトム・チェディから宮殿までは2Kmくらいの距離ですが、
>あまりの暑さのため、バイクタクシーで楽をしちゃいました。
宮殿はケチって行きませんでしたが、
良さそうな所ですね。
私は明後日タイに行きます。
やはり熱いですか!
旅行記への訪問、ありがとうございます。
Dangdut
- morisukeさん からの返信 2015/05/11 12:17:27
- RE: 暑いですか?
- Dangdut さん
こんにちは。
書き込みありがとうございます。
バスは降りるところが分からないという不安がありますね。
最終的には必ず何とかなるのがタイですが。
私個人は乗る前にBTSの〜まで行きたいと確認しています。
アヌサワリー(戦勝記念塔)と言えば大体通じますが、
直行ではなく乗り換えるケースも多いので最初はよく戸惑いました。
バンコクは日中すごく暑いですが、日が沈むと一気に気温が下がります。
季節的にまだ雨季には入っていないのですが、道路が冠水するくらいのスコールも降ったりと、
タイでも異常気象と報じられるような天気の不安定さが最近ちらほら見られます。
午前中はけっこう晴れていても、午後を回ると陰ってくるので、
行動するなら早いうちからの方がいいかと思います。
明後日からの訪タイ、是非楽しんできてください。
旅行記を拝見できるのを楽しみにしております。
Mori Neko
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