2015/03/02 - 2015/03/18
22位(同エリア742件中)
shiqueさん
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今年も1年に一回の旅行がやってきました。
今回は中部ジャワを中心にのんびり飲み食い旅行です。
ジョグジャからソロ、スラバヤ、マラン、更にバリへ。
東へ東へと出会いを求めて移動していきます。
エアアジア名古屋〜KL間の路線廃止によるチケット変更。
旅行中に予約しておいたチケットがoutstandingとのメール・・・。
トラブルは続きますが旅行は進んでいきます。
写真や文章で街の空気感や私達の好奇心が
上手く伝えられたら幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- エアアジア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
名古屋を出発して24時間、
やっと今回の出発地点であるジョグジャに到着。
宿はagodaで予約したワヤンホームステイです。
空港には宿のスタッフが無料で出迎えに来ていてくれたので
移動はとっても楽ちん、快適でした。
宿の位置はプロウィロタマンからも少し離れていて
しかも一本入った路地の奥まったところにあるので
公共交通機関だときっと迷ったと思いますが
その分、静かな下町情緒や生活感に溢れています。
周りには地元の人達で賑わうワルンや屋台が沢山あり
安くのんびり過ごしたい私達のような旅行客には
ちょうど良い環境の場所です。
偶然にも今回の旅行がここからのスタートになったのは
私たちにとっては幸運であり、大正解でした。 -
新しい街に到着したら、まずは散歩が私達のお決まりです。
宿のスタッフに地図を貰い、お勧めの店も紹介してもらい
「準備万端、いざ出撃 !」と歩き始めると
「雨降るから傘もっていって。」とスタッフ。
折りたたみ傘を親切にも二つ貸してくれました。
5分程歩いて大通りに出た頃、
案の定大粒の雨が落ちてきました。
あっという間に傘など全く役に立たないスコール。
通り沿いの軒下に出ていた屋台の横で
暫し雨宿りをしていましたが
激しい雨と跳ね返ってくる水しぶきで
体はどんどん濡れてしまいます。
そんな憂鬱な私達の目に飛び込んで来たのが
斜向かいにあったこのワルンです。
と言うことで、ジョグジャ一発目の食事は
スコールの神様に導かれ、このワルン飯となりました。 -
野菜、鶏と赤い実の炒め物、筍の煮物、
以上三品を盛り付けてもらった昼食、5000Rp也。
三品とも薄味で辛くはありません。
パンチには欠けますが食べやすいご飯です。
このワルンは宿からも近いし
夕方7時頃までやっているので
ジョグジャでの非常食キープ、て感じです。 -
王宮南広場の南にある城壁の古い門から
真っすぐ南に伸びた通りにこのワルンはあります。
この通りは大通りではありませんが
門前町的な感じで、食堂から雑貨屋、
銀行、小さなスーパーに至るまで様々な店があり
地元の人々の生活感が溢れています。
ツーリスト街から少し離れていることもあって
観光客をあまり見掛けないこの通りの地元食堂で、
黙々と食事をとる女性こそ、我が相棒です。
果たして彼女は、いや、私達は
昼下りのワルンの風景の中に
違和感無く溶け込めて居るでしょうか? -
ワルンで20分程のんびりしていると
雨は一旦上がったので散歩を再開しました。
直ぐにでも降り出しそうな雲行きですが
またその時はどこかに飛び込めば良い訳です。
何故かしら、日本と違って東南アジアでは
雨に濡れる事がそれ程苦になりません。
両替をこの通りで済ませ、
プラウィロタマンまで足を伸ばし
宿近辺の位置関係を体に刻み込みました。
ついでに旅行代理店でツアーのチェック。
初日はこの散歩だけで結構疲れてしまい、
帰り道で宿のスタッフイチ押しのレストラン
ブー・アグンでおやつタイムです。
写真は注文したペセル、9000Rp。
ピーナッツをベースにした甘辛のソースは絶品。
何と言ってもビールに相性抜群! -
ジャワ島1日目は前日の移動疲れから
宿周辺の散歩と両替、買い物で終了。
夕食は通り沿いにあるサテ屋でサテカンビン(10000Rp)と
昼間雨宿りしたワルンでブンクス一人前(5000Rp)。
宿の一階にあるテーブルに料理を並べ
明日の作戦会議がてら、ささやかな晩餐の開始です。
ジャワではなかなか酒が飲めないだろうと
日本から持ち込んだ焼酎が今夜の夕食によく合います。
時間は午後8時過ぎ。
小さな中庭から聞こえる虫の声も
再びの雨の音にかき消されてしまいました。
時間がゆっくりと静かに流れて行きます。
今年もまた旅行が始まりました。 -
3日目、ジョグジャ2日目。
“この宿の日替わり朝食は美味しい。”と
色々なサイトで評判を聞いていましたが
初日は至って普通のトーストと薄焼き卵(写真)。
やはり私達は運が悪いのか・・・・それとも・・・・。
本日は宿でバイクをレンタル(70000Rp)して
プランバナン周辺の遺跡観光がメインの予定です。
ジョグジャの道は全く知りませんが、
グーグルマップを見てみると
ソロ通りに出ればなんとかなりそうです。
「方位磁針も持っているから、何とかなるでしょう。」と
いつも通りの気楽さで出発!!
しかし出発した途端、雨がパラついて来ました。
今日一日本当に大丈夫なのか?
神様、スコールだけは勘弁してください! -
ジョグジャの街は広かった。
更に、この街のバイクの数は半端ではありません。
交通法規も日本と微妙に違っているので
バイク運転以外にも緊張の連続です。
渋滞や信号待ちで思ったより時間は掛かりましたが
「北東に進み、線路を越えた大通りがソロ通りだ」
と言う記憶だけで何とかなりました。
ソロ通りに出てからはひたすら東へ。
タイ程ではありませんが、まあ走りやすい道です。
途中でガソリン入れたり道を訪ねたりしながら
宿から1時間程でプランバナン周辺に着きました。
いつの間にか空一面を覆っていた雨雲は
細かな雲の塊に引き裂かれ、空の片隅に流れ去り
私達の真上には太陽が眩く輝いています。 -
今日最初の目的地、プラオサン寺院。
プランパナン史跡公園を脇目に見ながら北上し
分岐点で屯していたベチャのおじさん達に道を尋ね
田んぼの中の一本道を疾走し、ここに辿り付きました。
遺跡の入口の前には小さなワルンが一軒あり
そこがこの遺跡の駐車場になっています。
入口で入場料3000Rpを支払い敷地内に入ると
いきなり目に飛び込んでくるのが2基の大きな祠堂と
それを取り囲むたくさんの小さな祠堂。
さらにその周りには無造作に積み上げられた無数の石材。
荒涼感が漂う遺跡然とした遺跡で、私は好きです。 -
入口からまっすぐ伸びる道を進み
2基目の祠堂を超えた所で右折し
山積み石材の間を進むと遺跡の裏側に出ます。
太陽を遮るものが何一つ無い遺跡と思われがちですが
裏手には大きな木が秘密の日陰を作っています。
日陰と言うだけで辺りの雰囲気は一転します。
雨の多いこの季節、木陰の石材は緑に覆われています。
ここが遺跡になる前、寺院として機能していた頃は
こんな生命感がいたる所で垣間見れたことでしょう。 -
この遺跡の周りには豊かな田んぼが広がっています。
遺跡は何かを拒むように柵で囲まれています。
柵周辺はこの土地本来の植生が見られ
ここも眩しい鮮烈な緑が生き生きと繁茂しています。
昨夜の雨のせいでまだ修復が進んでいない部分は
ご覧の通り見事に水没しています。
人間が手を掛けないと、瞬間に緑に覆われてしまう
そんな運命にあるこの遺跡の石材たちは
いつになったら本来の姿を現すのでしょうか。 -
裏側に建てられたされた小さな祠堂の間から
大祠堂が姿を現した瞬間、時間は止まります。
私の頭の中ではアジア最果ての地
トルコの「Ceddin Deden」のフレーズが
理由もなく無限にリピートされ続けます。
時間と空間の狭間で旋律がスコールの様に降り注ぐ時
この眩い風景は私の中の何かを高揚させるのです。
私達はこの幻のゲートから聖地へと
足を踏み入れることにしました。 -
大きな師堂の壁面にはレリーフが施され
大部分がかなり奇麗に残っています。
中でもこの写真の仏様はとても美しい。
鼻筋が通った顔立ち、細くくびれた腰は
東南アジアのものとは少し違った
乾いた西方の匂いがします。
この石仏が纏ったオーラのせいか
辺は湿気を帯び、涼しい風が吹いています。
私達は暫しこの凛とした空間で
目を閉じ静かに涼を取らせて頂きました。 -
「秘密の扉を開いて魔法のダンジョンに
私達はいつの間にか迷い込んでしまったのか?」
この祠堂の前に立つとそんな錯覚を覚えます。
壁に刻まれた兵士たちがそこから抜け出し
剣を振り上げ私達の行く手を阻む。
城際は青白い炎い包み込まれ
最上階の扉からドラゴンが飛び出してくる。
私達は魔法の呪文を唱え結界を張り
おなかを空かして大きく口を広げたカーラの体中へ
明日の希望を手に入れるため突入するのです。
観光客もほとんど居ないこの遺跡では
好き勝手な想像をしながらのんびり見学できます。 -
時間は11時半。
切れ切れになった雲は勢い良く流れ去り
南国の太陽は真上から容赦無く照りつけ
私達の体力を意図も簡単に奪っていきます。
私達は入口に近い方の祠堂の回廊で見つけた
僅かな日陰で再び涼を取りながら
向かいに見える祠堂をぼんやり眺めています。
遺跡の向こうにはムラピ山が見えます。
写真からは奇麗に整備された遺跡に見えますが
周りに無造作に積上げられた無数の石材を見ると
本当の姿は想像の世界に任せるしかありません。
しかし、メラピの雄姿と田畑の緑、そしてこの俯瞰は
数百年前の僧侶が見、感じたものときっと同じものでしょう。
回廊の日陰にはほんの少し風が吹いています。
“ I feel breeze ! ” -
2006年のジャワ中部地震から9年。
当時相当な被害を受けたこの地域の映像を
テレビの画面で見た記憶がまだ残っています。
近隣で被災した人々がこの遺跡の周辺で
仮設テント暮しをしている映像が流れました。
目まぐるしい変化と発展を遂げるこの国では
10年前の地震と言うあの悲惨な出来事は
既に遠い過去の事になっているのでしょうか?
遺跡をひと周りすると1時間が過ぎていました。
そろそろ次へ移動しようと入口に向かう途中
遺跡に来たばかりの女子高生グループに出会いました。
「一緒に回りませんか?」
「ごめんね、もう次に行くんだ。」
「分かりました、残念です。」
「暑いね、今日は。」
「はい。」
私に突然英語で話しかけてきたその娘の目は
とても真剣で真っすぐ私を見つめていました。
好奇心に溢れた純粋な瞳を持った
この娘達が作る数十年後のインドネシアを
この目でしっかりと見てみたいと
その時私は強く思ったのです。
「サンパイ ジュンパ ラギ。」 -
プラオサン寺院の前の道を
真直ぐに南下する途中でバッソ屋を発見。
時刻は正午を少し回ったところ、昼食にしましょう。
最近出来た店らしく非常に綺麗で
若い夫婦が頑張って働いている、感じの良い店です。
地元の客も引切り無しにどんどんやって来ます。
私はバッソを相棒はミーアヤム(写真)を注文。
ここの麺はコシのある太めのストレート麺で
今まで食べたミーアヤムの中で一番美味しかった。
ちょっと得した感じの昼ご飯、一人6000Rp也。 -
2つ目の目的地、サジワン寺院。
持って来たガイドブックの地図はかなり大雑把。
プランバナンの南、ソロ通りと鉄道を超え
一本道をボコの丘方面へ南下した所としか解らない。
民家が密集している地域で一本道なんて有り得ない。
見当を付け近辺まで移動し、聴き込むしか無さそうです。
案の定発見できず、地元の人に聞く作戦開始。
通りかかった下校途中の中学生に尋ねる。
「ディマナ チャンディ サジワン?」
「#$%キリ #$%マナ #$%。」
多分左に曲がって、次に右に曲がるらしい。
私達が感謝を述べて走り出すと
心配だったのか途中までついて来てくれました。
と言っても私達はバイクで彼らは徒歩。
交差点の度に止まって振り返り後方の彼らに
「ここ右折?」的ジェスチャーを送ると
「違う違う、もっと前だよ!」と手振り。
こんな事を三度繰り返しやっと右折成功。
少年たちよ本当にありがとう!
右折してからもかなり距離があったので心配になり
今度は下校途中の女子生徒に訪ねてみました。
彼女たちはとてもはにかみながらも
進行方向を指差してくれました。
そしてやっと、この鳥籠が私達を迎えてくれたのです。 -
サジワン寺院。
入場料はお布施方式。
綺麗に整備された公園の真ん中に祠堂が1基。
周りには修復できないなかったのか
小さな仏塔の石材が積み上げられています。
歴史的には重要な遺跡なのでしょうが
プラオサン寺院の後では迫力に欠けます。 -
観光客は居ません。
地元の子供たちが数人
芝生で遊んでいるだけです。
祠堂からの眺めは長閑で
遠くにメラピ山が望めます。
公園は緑豊か、綺麗に整備されていて
この寺院が大事にされていることを感じます。 -
次の目的地はボコの丘。
ボコの丘は世界遺産になっており、入場料は高額です。
それでも見る価値は有るとは思いますが、今回は敬遠。
“途中まで登った位置からでも眺望は充分堪能できる”
と言う情報をネットで手に入れていたので
今回は同じ丘にあるホテルまでバイクを走らせ
その前から街並を一望してみました。
ロロ・ジョングラン寺院がはっきりと見えます。
手前に見えるのは先ほど訪れたサジワン寺院ですね。
その右には大きなモスクとミナレットも見えます。
何よりも雲を頂いたメラピ山が雄大です。
ここまで来た甲斐はやはり有りました。 -
4つ目の目的地、サリ寺院、入場無料。
住居地区に祠堂が一基だけ建っている遺跡です。
私たち以外に他に観光客は居ません。
何の気兼ねも無く、相棒はいつものポーズ。 -
祠堂の各壁面には仏神のレリーフがあり
これらはとてもインパクトがあります。
特に目を引くのが女神のレリーフです。
女性らしい美しい曲線で描かれ、
今にも動き出しそうな躍動感と
女性らしい曲線の官能美を感じます。
魅力的な女神に暫し呼び止められ
艶かしい出迎えに戸惑いながらも
嬉しい時間が過ぎてゆきます。 -
時間は午後2時近く。
空は益々晴れ渡り、気温は急上昇。
帽子を忘れ、日焼止めも怠った私は
見るからに痛々しい真赤な腕と鼻。
まだ見学していない遺跡は全てパスして
一目散にジョグジャに戻ることにしました。
話はこの遺跡に戻りますが
サリ寺院の四方に彫られた仏様は
生きているかの様な存在感があります。
魔法使いが生きたまま兵士を
呪文で石にしたおとぎの国の城のようです。 -
ジョグジャに戻って暫し休憩。
その後近場のスーパーや他の宿をバイクで探険。
そして、たどり着いたのが Pak Min Klaten。
この店はJl. Mataram にあるソプ・アヤムの店です。
マリオボロの一本東の通りを北上すると
右手にこの派手な緑色の垂れ幕があるのですぐ分かります。
サイトで評判を聞いていたので、これは期待大です。
時間は4時半、遅めのオヤツですね。 -
ソプアヤム、6000Rp也。
メニューには細かく料金設定が有りますが
よく分からないので、一番安い物を注文しました(写真)。
鶏のスープにご飯、春雨、鶏肉、薬味が入ってます。
それ自体でも美味しいですが、薄味です。
テーブルにあるサンバル、ライム、醤油で
味付けすると絶妙な味わいに変化します。
基本優しい味なので、オヤツにぴったりです。
店のスタッフは明るい人ばかりです。
包丁を渡され、“鶏肉を切ってみろ”と笑顔。
流石にそのパフォーマンスは遠慮しましたが
面白楽しいひと時は過ごせました。 -
オヤツの後はマリオボロ。
やはり観光客はマリオボロに引き寄せられる様です。
一方通行のこの通の交通量はさほど多くはないですが
道路沿いに駐車されたバイクの数は本当に凄まじい。
一人が二台は乗っているのではないかと思ってしまう程の数です。
また、この通りには他の街の繁華街とは
少し違った奇妙な雰囲気があります。
のんびりしていると言うよりも
全てがスローモーションで動いている感じです。
何故そのように感じてしまうのでしょうか? -
一方通行の道路
その横にアンドン(馬車)用の道路
道路の両脇には広い歩道
更にその横には建物から伸びた庇
庇の下にはどこまでも続く露天
その向こう側に背の低い建物
夕方5時過ぎという時間のせいか
アンドンの運転手ものんびりしています。
そして彼の視点の先に広がっているのが、空。
なるほど、そうか、空か。
空が高く広がっているからか。
私達も一緒に空を眺め、時間を共有してみる事にしましょう。 -
薄雲がなびくマリオボロの空にも
夕闇はもうそこまで迫っている。
手をつなぎ 笑顔は縦糸 紡ぐ幸せ。
行き交う人の 歩みは静かな 砂時計。
マリオボロの空は、淡く広く緩やかだ。 -
午後5時半の大きな空のキャンバスに
次から次へと通り過ぎて行く登場人物。
買い物をするでも無く
露天を冷やかすでも無く
ただ通りに出て空と街を眺める
それだけの事ですが、この遊び結構楽しい。
途中で醒めてしまった夢の続きを
また見ているようなワクワク感です。 -
今度の登場者はアンドンの馬。
誰もが知っている動物ですが
都会の生活では滅多に見かける事は無い生き物です。
実際に傍に寄ると大きくて美しい。
しかし慣れていないので、とても怖いです。
私はナルニア国ではやって行けそうもありません。 -
最後の登場人物は、相棒。
帳に向けて全てがゆっくりと動く中
颯爽と駆け抜ける一陣の風。
髪を振り乱し進撃するのは我が相棒。
でもまぁ、ギリギリ風景には溶け込んでいるので
合格という事にしましょう。 -
旅行の前半はどうしても飛ばし過ぎてしまいます。
本日はバイクの運転もかなり疲れましたし
腕や顔の日焼けも結構痛々しい状況です。
そんな私達を天が労わって下さったのか
夜には雨が本格的に降り出してきました。
スコールの中バイクで外出する気にもなれず
宿でコーヒーを飲み、のんびり過ごす事に。
雨が小降りになったのは午後9時頃。
歩いて通りの屋台に買い出しです。
流石に9時を過ぎるとこの界隈の店は
大部分が閉まってしまいます。
パダンの店もやっていなかったので
その近くにあった屋台(写真)で夕食を調達することにしました。 -
お父さんが鍋を振りお母さんが手伝う、
そんな家族二人で切り盛りする屋台です。
屋台の横には庇で雨が凌げるテーブルが3つ有り
既に注文を待つ地元の先客が数名居ます。
私達もお父さんに注文し席で待つことにしました。
「どこから来たんだい?」
「日本です。」
「何を注文した?」
「ナシゴレンとミーゴレン。」
「それは良い、ここのは美味いから。」
待っている間、他の客とこんな会話を交わし
待つ事15分程でブンクス2品ゲット。
それぞれ12000Rp、ちょっと高いかな。
ナシゴレンはいたって普通、ミーゴレンはソースが美味い。 -
三月に入っているのに毎日雨が降って
季節はまだ雨季真っ最中って感じです。
明日からの移動や旅行は問題ないのでしょうか?
流石にこれだけ雨が降ると不安にもなります。
しかし、まぁ天気だけは祈るしかありませんし
ツマミもあることですから今夜を楽しみましょう。
この宿ではビール(30000Rp)も販売しているし
日本から紙パックの焼酎持ってきていますから
今夜もこっそり飲むぞ〜!
(ムスリムの国なので弁えてこっそりやります)
いつもの事ながら、旅先の宿で傾ける盃は最高です。
さて、明日(次回)はローカルバスで
プラントゥリティスの海岸に行ったりします。
役立つような情報の少ない旅行記ですが
宜しければ次回もお付き合い下さいませ。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- pedaruさん 2015/05/25 06:09:02
- 旅行記
- shiqueさん お早うございます。
初めての書き込みだと思いますが、思わず書かずにはいられない気分です、と言うのは、shiqueさんの旅行記の文章が大変お上手ですので、いつの間にか引き込まれてしまいました。
これなら写真なしでも充分魅力ある旅行記と言えるでしょう♪
写真もお上手です、下から見上げたカメラアングル、他の誰もやってない技だと思いました。私も、真似してみます。 有難うございました。
pedaru
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