2013/09/20 - 2013/09/22
117位(同エリア198件中)
未明花さん
**2013年の中之条ビエンナーレの旅行記です**
温泉あり、古き街並あり、自然あり、アートあり…の中之条ビエンナーレ。金曜に夏休み分の有休をいただき、初めて訪れることができました。
町として力を入れて2年に1回行われてきたこの催しももう4回め。旅人もほどよくたくさん来ていましたが、地元の方もボランティアで参加していたり、家族総出で興味深く見てまわったりしていて、すっかり定着しているようでした。
初めて会う街の方々にもとても親切に接してもらえたり。様々な背景の人が中之条が好きで集まってきていたり(話を聞くとリピーターもけっこう多い様子)。若い人もお年寄りも。男性も女性も動物も(ペット?)。
人恋しくなってきた時分に会えないはずだった友人に会えたり、ひょんな繋がりで新たに知り合ったり、便乗して宿まで送ってもらえたり(感謝)。
温泉あり、古き街並あり、自然あり、アートあり…そして(特別なことではないかもしれないけど)なにより人がある、人があり生き様があるこその、そんな中之条での素敵な時間でした。
【1日め】六合(旧太子駅・日影・赤岩集落)→四万温泉→積善館本館・泊
【2日め】《日帰りツアーバス》中之条伊勢町→伊参→(つむじ)お月見ライブ→沢渡温泉まるほん旅館・泊
【3日め】沢渡(蛇野・丸伊製材)→つむじ PM帰路へ
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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早朝に家を出て、新宿→赤羽→高崎→(渋川→)長野原草津口へ。予定通りの時刻に着。
新幹線や特急は使わなかったけど、赤羽からの高崎線はプチ贅沢でグリーン車にしちゃった。
駅を出て1日4往復のバスに乗って六合エリアへ。行きは自分一人のみの乗車で、バスの人は二人(運転手とその交代要員かな?)乗っていた…ってことは客のほうが少ないね〜。 -
「太子(おおし)」のバス停で降りて、旧太子駅→日影→赤岩集落とひととおり巡ります。約2時間ちょっとの制限時間付。まぁなんとかなるだろう
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「旧太子駅」
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太子線は戦争中に鉄山から鉄鉱石を運ぶために作られた路線。しかし終戦直前の1945年1月に開通したため、むしろ戦後の復興に貢献したとのことです。
1971年に廃線となり、跡地が公園のようになっています。 -
いたるところに子どもたちが。小さいけど1週間前の台風でも大丈夫だったって。
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白砂川。思ったより暑くて汗だくだったけどせせらぎに癒される
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神社には大きな杉の木がそびえ立つ。その下にはちょっとコミカルな像が。
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「日影」
ガソリンスタンド跡、ガラスハウス、2つの古い蔵の中が展示会場です。
受付の人に公共バスと徒歩でまわっていると言ったら皆けっこう驚いてた^^; この地域は移動は車というのが常識で、一家2台所有は当たり前、4台持っているうちもあるらしい。免許すら持っていない私… -
大きい蔵の中。
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素材は紙だと思うけど、繭のようにも見える。
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紀文、が気になったんですけど。
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小さい蔵。
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蔵の中の古い民具はそのままに、作品が紛れ込んでいるかんじ。
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日常の中に入り込んだ非日常というか。不思議に神々しい。
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蔵の2階もおもしろいことになってました。
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赤岩集落へ。のどかな里山の風景。
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「お蚕さんの里」
何かの事情でビエンナーレの作品展示はなく、 -
本来の展示物を見学。
赤岩集落は江戸時代からの養蚕農家の街並が残っていて、重要伝統的建造物群保存地区に選定されているとのこと。 -
長英の隠れ家「湯本家」
ここはすごい。なんともいえない“力”が建物から漂っている。幕末の蘭学者、高野長英をかくまっていたこともあるんだって。湯本家 名所・史跡
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こちらにも“小さな人”が!
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湯本家に伝わる“現存”する1830年代の植物標本とのコラボ…
湯本家 名所・史跡
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標本も芸術作品!
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墨絵のように…
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古い建物になじんでいます。
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しれっと蜂の巣(使用後)があって、ひえ〜〜
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養蚕農家の独特の造り?の広い屋根裏(桑置き場)
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ここの作品は(どの作品もだけど)この場で感じないと意味わかんないと思う。
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作家がこの地に来て、歴史や人に触れて、暮らして感じたこと。
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庭先に咲く花にもほっとする。
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「赤岩の窓」
ゆめくりは続く… -
集落の街並をみてまわるだけでもおもしろい。
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諏訪神社跡は石垣が残っていてお城の遺跡のようです。
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近くでネムノキ発見♪
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「修験道の家」
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稚蚕飼育所跡、の展示。
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赤岩公民館での作品展示。
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「かいこの家」
展示の機織り器具にかわいらしい動物たちが!
担当のボランティアさんがこれまたえらく明るく楽しい方で、大盛り上がり。旅先での予期せぬ人との触れ合い、おもしろい。
しかしバスの時間はシビアに守らないと戻れなくなるので要注意^^; -
帰りのバス停は「南大橋」
無事間に合った! -
光の帯がもうちょっと下ならぴったりだったのに。
少し時間があったので、待ち合い室で駅弁の昼食。のどかです。 -
中之条駅着。長野原草津口からは30分くらいか。思ったより離れている印象を持ちました。
途中、ダムができたら消えゆく運命の川原湯温泉の駅など通過しました(八ッ場ダム…って結局どうなったんだ?)。 -
中之条駅からはバスで四万温泉方面へ。こちらは1時間に1本程度あって、やけに多く感じる(笑)
実はお金を下ろしてくるのを忘れていて。。吾妻線内でSuicaが使えなかったこともあり、所持現金がヒヤヒヤになりつつあったこの頃。 -
バスはのぼっていく。街を抜けると山の風景
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四万温泉の温泉街に郵便局があってお金下ろせてホッ(じゃなかったら宿で皿洗いですヨ)
商店街の建物に作品が点在。かつて民宿だった建物「中屋」はインフォメーションセンター&ショップに。
窓からは四万川、せせらぎが聞こえてきます。四万川 自然・景勝地
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棚に作品がきれいに入り込んだり飛び出したり。
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昭和初期に建てられた「まるたか商店」
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柳屋遊戯場。気になるけどちょっと入れなかったなぁ。おばちゃんの指導?を受けながら、カップルがスマートボールで遊んでました。
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積善館。「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったといわれていますね。アーチ窓のところが国の登録文化財にもなっている有名な浴室「元禄の湯」です。
土日は満室、というか一人客は受入れないかんじ。金曜だったからか滑り込めて幸運でした。四万温泉 積善館 宿・ホテル
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いろんな建物がつながっていて、迷路のようです(それがまた楽しい)
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積善館の古い建物の中にも展示がいくつかありました。
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自分も影で参加^^;
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食事は湯治仕様のお弁当方式。ヘルシー志向のようです。若い男性はちょっと物足りないかもね…
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夜のお散歩。「日向見」の足湯まで行ったら往復で1時間くらいかかってしまった。暗くて、迷子にならなくてよかった。
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「四万あかり」
四万川沿いは夜 こんなかんじにライトアップされていてきれい〜。四万川 自然・景勝地
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四万温泉に泊まらないと観られない(夜のみの)作品。写真では光り過ぎちゃって見えてないけど、大きなお月様が窓にライトアップ!
お空にはほぼ満月(19日が中秋の名月)の本物のお月様も出ていて、おもしろかったです。
(【2】につづく)
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