2015/04/14 - 2015/04/14
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yazzさん
【2016年度アップデート】
2016年も「Water Festival 2016」として4月13、14、15日の3日間に渡って開催されます。本年度はバンコクだけでなくプーケットとチェンマイでも開催されます。詳細は以下の公式サイトで。
■公式サイト
http://www.waterfestivalthailand.com
■会場案内図(バンコク)
http://www.waterfestivalthailand.com/index.php/boat-access/
【2016年度アップデートここまで】
タイ正月の三箇日にあたる4月13日から15日まで「ウォーターフェスティバル2015」という新年を祝うイベントがバンコク、チャオプラヤー川沿いで開催された。
近代的なライフスタイルに染まったタイ人に昔ながらのタイ正月の祝い方や過ごし方を体験させることで、タイ人としてのアイデンティティを再発見してもらおうという主旨のイベントだが、外国人にとっても伝統的なタイ正月を体験する良い機会だ。
会場はチャオプラヤー川沿いの4つのお寺と3つのショッピングモールの7箇所に分かれており、参加者は無料のボートで各会場を巡回できる。
メインとなるアクティビティは、お寺をハシゴするスタンプラリーだ。タイではタイ正月を迎えたらお寺へお参りし、タンブンすることが伝統的な慣習となっているが、さらに1日に9つのお寺を巡るともっとご利益があるとされている。
なぜ9つかというと、数字の「9」の発音が(ご利益が)「入る」の発音と似ているため「9」はタイではラッキーナンバーだからだ。
しかし、1日に9つのお寺を巡るのは難易度が高いので、このイベントでは4つのお寺にある9つの御利益のある仏像や仏塔をお参りすれば同様の効果を得るとみなしスタンプを進呈、9つ全部揃ったら記念品が貰えるという。
一方、お寺巡りの合間に楽しんでもらおうと、3つのショッピングモールではタイ正月に行われる伝統的なアクティビティが用意されており、フルーツ・カービングや花飾りの制作などが体験できる。
ここまでが伝統的なタイ正月の祝い方となるが、固いアクティビティだけでは主なターゲットとしたい若年層にウケが悪い。そこで、夜には有名アーティストのコンサートを開催することでイベント参加を促している。
【イベント会場】
・ワット・ポー
・ワット・アルン
・ワット・カラヤー
・ワット・プラユーン
・マハラート・ピア
・ヨートピーマン・リバーウォーク
・アジアティーク
私は、水掛祭りにも参加しなければならないので、とても全部巡る時間はないため、ワット・アルンでお参りしヨートピーマン・リバーウォークで伝統アクティビティ体験というコースで行ってみることにした。
- 旅行の満足度
- 4.5
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イベントの場所は7つに分かれているが巡回するボートは15分毎と頻繁に来るため移動はラクだ。しかも無料というのだから嬉しい。
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ボートはチャオプラヤー・エクスプレスボートと同じもの。同社が協賛会社となっていてボートを提供している。
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最初の目的地ワット・アルンへ行くため無料ボートに乗って・・・
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ワット・アルンの桟橋へ到着。渡し船より少し下流にある桟橋に接岸した。通常、エクスプレスボートの船はワット・アルンには来ないので、非常に珍しい光景だ。
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残念ながら仏塔は修復工事中。先っぽを除いて足場が組まれ無残な姿になっていた。もちろん登ることはできない。だが、今日はタンブンしに来たので見栄えは関係ない。形はどうあれ御利益のある仏塔であることに変わりないのだ。
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ここがイベントの受付。ここでスタンプラリーのカードをもらう。
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こちらが表紙
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そしてこちらがスタンプを押す欄
9つ全部押すと、ポーチに入った特製数珠キットが記念品としてもらえるようだ。 -
さっそくワット・アルンでの御利益スポット「ルアンポー・ルーンアルン」のお仏像へ。
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ここでの御利益は「繁栄ある人生」とのこと。
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さっそくタンブンしてお参り。
心が安らかになるよ〜。 -
こちらスタンプ係のお兄さん。
ここでカードを見せるとスタンプを押してもらえる。 -
近くではお坊さまが、お説教。
テレビの司会者みたいにトークがウマいので聞いていて楽しい。
しきりにタンブンするように説教していたが最後には「50バーツでもいい。20バーツでもいい。ええい、0バーツでもいいんだよ〜。とにかくタンブンしようね。」ってバーゲンセールみたいな言い回しになってたのには笑えた。 -
こちらはお坊さんが祈祷をしてくれるコーナ。
タンブン(お布施)すれば外国人でもやってもらえるので如何? -
水をかけて仏像を清める。
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こちらも。
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こちらは地元バンコクヤイ地区のお寺から拝借した13体の仏像が展示されているコーナー。
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列をつくって巡回しながら水をかけて仏像を清める。
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こちらは伝統文化体験コーナー。
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花飾りを作ってる。
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タンブンに使用するコレ。
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ワット・アルンには本格的なコーヒーを出すカフェもあるのだ。
今日も暑いので、ここでちょっと休憩。 -
ワットアルン・コーヒーだって。ロゴまであるよ。
あ〜、冷たくて美味しいねえ。
一服したところで、次の目的地ヨートピーマン・リバーウォークへ行きませう。 -
ところでヨートピーマン・リバーウォークってどこだ?
聞いたことないぞ・・・ -
着いた。フラワーマーケットにあるパックロン・タラート・ピア(N6/1)のところにあるのか・・・
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【ご参考情報】
チャオプラヤー・エクスプレスボートは、サパーンプット・ピア(N6)が改修工事のため閉鎖されたため、代わりに、このパックロン・タラート・ピア(N6/1)に停泊するようルートが変更されているので注意(停泊するのはオレンジ色と青色のボート)。 -
いつの間に、こんな凄い施設ができたんだ?
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川沿いに延々とボードウォークが続いており、全長300メートルあるらしい。なるほどリバーウォークの名のとおりだ。
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新しいコンセプトのコミュニティー型ショッピングモールという形態に属するようだが、入居している店舗は普通のショッピングモールとかわらない。
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ほっかいどうミルクだって。
現地ブランドだが原料は日本から輸入してるらしい。 -
延々と歩いて一番端までやってきた。
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そこにあったのはお隣のアッサダン・ピア。2つのピアが繋がっちゃうほど長いってことね。
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二階はレストラン街で川沿いにオープン席もある。
これは夜景が結構美しそうだ。まだ知名度がない今が穴場かも。 -
こちらイサーン料理レストランのラープ・ローイ。
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こちら日本にも支店があるタイ料理レストラン、マンゴツリー。
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マンゴツリーは専用のボートを持っており、サートーン・ピアから無料で乗船できる。
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このヨートピーマン・リバーウォーク・ピアに発着する。
エクスプレスボートでも来られるけど、時間が合えば無料なのでぜひ利用すべし。 -
2015年4月14日時点では、これ以外のレストランは工事中でこのようながらんとしたスペースが目立っていた。
まだモール全体の半分くらいしか完成してないという感じだが、スタバ(5月8日)、ケンタ(5月7日)は近日中にできるらしい。
今後に期待ですな。
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【ご参考】
■ヨートピーマン・リバーウォーク
行き方:
1. チャオプラヤー・エクスプレスボートでパックロン・タラート・ピア下船(オレンジと青の旗のボートのみ停泊)
※エクスプレスボートはサパーンプット・ピアには停泊せずにパックロン・タラート・ピアに停泊するようルート変更されたので注意。
2. サートーン・ピアから出ているマンゴー・ツリー運行ボート(無料)に乗船
3. 8番、73番の路線バスでサパーンプット・バス停下車。
公式サイト
http://www.yodpimanriverwalk.com/ -
裏手に回ると昔からある生花市場に出る。
このモールの建設で取り壊されたわけではないようだ。 -
で、このモールの名前についてる「ヨートピーマン」って裏手にある生花市場の運営会社の名前だって知ってました?てっきりこの辺一体全部パックロン・タラートだと思っていたら、それは西側半分で東側半分はヨートピーマン・フラワーマーケットという名前なんだって。今更ながら新発見。
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さて、モールに戻って伝統文化体験コーナーを探す。
受付らしい場所発見。
フラワーマーケット運営会社経営だけあってタンブン・コーナーもお花でいっぱい。 -
あ、タイ伝統文化体験コーナー見っけ。
こちらフルーツのタイ・カービングですな。 -
こんなのが・・・
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こんなふうに綺麗に彫刻されるんだよね。
じゃあ、さっそく見せてよ!
ん?今、休憩中?
あっちで他のデモンストレーションやってるから行けば?
って冷たいなあ・・・ -
というわけで、こちらに移動。
これは、お花の飾り付けですな。 -
ここでは、花飾り作りを体験できるそうだ。
でも結構時間かかりそうだったので遠慮してしまった。
ここのモールと外の市場をぶらついたりして時間とってしまったから、もうそろそろ移動しないとサイアムで水掛する時間が無くなっちゃうのだ。 -
おっ、こちらも何か作ってるぞ。
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チプ・トゥア・ノックというタイの伝統菓子ですな。
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器用な手つきで黙々と作り上げていく。
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はい、完成!おみごと!
こんな風にイベント会場各地で、いろいろな伝統文化を見学したり体験したりできるコーナーがあるとのことだが、今回は時間がないので私的ツアーはここで終了。
これから本日入場無料のサイアム美術館を見学して、それからサイアムとセントラル・ワールドプラザへ水掛祭りをしに行かなければならないのだ。
まだまだ、先は長い!
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