2015/02/02 - 2015/02/06
189位(同エリア313件中)
明石DSさん
いざ出発!
?我が家を6時半スタートしてすでに40分経過
国道2号線は渋滞でまだ塩屋まで至らず
気持ち焦るがどうしようもない
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1日目:2月2日(月):晴れ
出発・関空から高雄、そして恒春へ
2015/平成27年2月2日(月)
■いざ出発!
我が人生32回目の海外旅行、5回目の台湾、初の高雄・屏東(へいとう)・恒春(こうしゅん)への旅の始まり。昨年9月16日〜22日の反日中国・満洲の旅と違って台湾への旅行は初めての場所なので不安は若干あるが緊張感が違う。それに高雄の気温は「23℃〜15℃」と明石市の4月〜5月に掛けての陽気。天気予報も旅たち前の週間予報では快晴ではないが晴れが続いていた。
高雄へは「関空⇔高雄」直行便がある格安ピーチ航空で行く。
http://www.flypeach.com/jp/ja-jp/khh.aspx
昨年の12月6日早々に予約を取った。往復¥26,640。ちなみに「西明石⇔東京」の新幹線なら往復¥30,440円也。陸の上を距離的には遥かに近い東京に行くより空を飛んで遠くの海外旅行の方が安いのは?
そうか飛行機は空港があれば点と点で結べる。空を飛ぶ飛行機は便利だ。自由自在にどこでも飛んで行ける。レールも要らず、軌道の土地確保も不要。それでも地に足を付けて移動したいのは本音だけど、だいぶ飛行機にも慣れた。離発着時のドキドキ感は今と昔隔絶の感あり。何でも慣れる・・・か。
11:00離陸2時間前、午前9時に関空第二ターミナルへということで逆算して5時半に起床。準備を整え朝晩恒例、仏壇の前に座って般若心経を二度唱和、旅の無事を願う。7.2kgのリュックを担いで家内に写真を撮ってもらい自宅出発は6時半。今回はポートアイランドから“ベイ・シャトル”で関空に行くので車で出発。
http://www.kobe-access.jp/time
「“ベイ・シャトル”」は、大体1時間に一本なので乗り損ねたら大変だ。予定の8時まで1時間半、やはり月曜日の朝と言うことで国道2号線は渋滞があった。途中ハラハラしたが何とか10分前に駐車場に到着。広い駐車場には、やっぱり車が一杯だった。
「何処に空きが?」と不安がよぎったが誘導員に支持されたのはやはり一番奥の方、燈火の消し忘れはないか?振り返りながら乗り場まで少し走った。待合室には大勢の人が待っていた。
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?8時出航、9分前に無事着いた。すでに皆は乗る準備
朝早くから乗客で一杯だった
みんな何処行くねん?
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■“ベイ・シャトル”にて関空へ
往復¥3,000円。すぐに乗船が始まった。駐車場は何日停めても船を利用すれば無料。“ベイ・シャトル”で関空へ行くのは4年前のグアム旅行以来となる。
http://4travel.jp/travelogue/10544639
窓側座席に腰を下ろしホッと一息。その後、すぐに船内にある「駐車券処理機」に駐車券を通し財布にしまった。定刻8:00出航大阪湾を横切って一路関空へ。この“ベイ・シャトル”も昔一度破綻して運行がなかったがその後復活し現在に至る。便は少ないけどアクセスは多いほど良い。
8時半過ぎに関空に接岸し空港ターミナルまでバスで行く。この乗換えが邪魔臭いが百年前を思えば超快速だ。バスは四台並んでいた。そこでせっかちの私はバスの表示を見ないで一番前のバスに乗り込んだ。
このバスは第一ターミナル止まりで結局後から来るバスに乗り換える羽目になった。「慌てる乞食はもらいが少ない」「急がば回れ」「急いてはことを仕損じる」・・・格言通りをまたも痛感する。 -
「ポートアイランド⇔関空」の海上アクセスは
「K-CAT」として1994年9月から就航されたが
2002年2月で廃止となった
2006年7月13日に「神戸-関空ベイシャトル」として就航再開
2012年2月、債務超過で民事再生法の適用を申請
神戸市100%出資の会社に再編によって運営の継続 -
潰れずに何とか頑張ってくれ!
めったに使わないがなくなれば不便
駐車場が何日置いても無料なのでそれが助かる
俺が目の黒いうちは就航を続けてくれ!
http://www.kobe-access.jp/parking -
関空に到着、空港ターミナルまでバスで行く
焦って先頭車の第一ターミナル止まりに乗り
第一ターミナルで乗り換えて第二ターミナルへ -
関空第二ターミナルから高雄へ向かう
?プレハブ鉄骨作りの第二ターミナルは華やかさはない
昔、昔、少年時代「高嶺の花」だった海外旅行
鉄骨プレハブターミナルは
隣町へ行く路線バスに乗るに変わらず
料金下がってテンションも下がる
テンション下がってもこっちを選ぶ
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■関空第二ターミナルから高雄へ向かう
第二ターミナルは国際空港として華やかな第一と違って離れにポツンとプレハブ作り、やっぱり裏寂しい。そこには最早見慣れたピンク色の搭乗券自動発券機が並んでいた。 出発2時間前の9時に発券開始。
9時3分頃に発券し、座席は幸運にも「15A」の窓側だけどやっぱり翼の上。手荷物検査→出国検査を経て国際線出発ゲート「98」搭乗口前の広〜い待合室に入ったら誰一人いなく私が栄光の?一番乗りだった。時に9時8分。
搭乗開始までの時間は苦にならない。「台湾出兵資料」の手作り冊子を読みながら過ごす。そして機内で食べるために「ふっくら仕上げ・梅¥133」「ふっくら仕上げ・おかか¥133」のオニギリ2個と「柿の葉寿司¥390」3個入り、爽健美茶¥151、計807円を買う。
この品物の値段をイチイチ記すのは100年後に見れば面白いから。物の価格は貴重な歴史資料だハハハ。
10時40分頃搭乗開始、搭乗口から建屋を出て歩いて飛行機に・・・。タラップを登って機内に入る。これは少年時羨望だった『兼高かおる世界の旅』を何故か思い起こして気分は最高!飛行機はエアバス、通路を挟み両側に三座席づつ。見渡せばほぼ満席に近かった。定刻11時に機は動き出し離陸態勢に入ったあと轟音を響かせ一気に加速。
『旅客機が通常運行で掛っているG(重力加速度)はせいぜい1.5G程度(ジェットコースターなどでは最大2〜3G程度)』を感じながら機体は急上昇、落ちることなく安定飛行に入った。機内無料サービスはなく注文して飲み食いする者も周囲にいなかった。
やっぱり少し値段が上がっても飲み食いの同時サービスが有った方が気分転換と時間が潰せて良い。オニギリ・寿司をこそっと食べる。隣席の二人は何も食せず。
到着30分ほど前に隣席の日本人女性が旅のガイドブックを読んでいたので声を掛けた。名古屋から二度目の高雄へ一人旅の40代の女性だった。今朝新幹線で大阪、そして関空に来たそうだ。聞けば四泊五日高雄の旅。ということは帰路も同じ便ではという話になったが、双方無事に帰路も乗り合わせた。 -
搭乗口前の待合室にトップで入場
午前9時8分、誰一人乗客の姿なく
離陸予定の11時まであと2時間弱
待ち時間は旅資料を見るので苦にならない -
持ち込み機内食を買う
「ふっくら仕上げ・梅¥133」
「ふっくら仕上げ・おかか¥133」
「柿の葉寿司¥390」3個入り
爽健美茶¥151、計807円を買う。
コンビニおにぎりはどれも美味い -
歩いて飛行機へ向かう
そしてタラップを上る
これぞ飛行機、空の旅
昔、映画でよく見た光景だ
それが今は庶民の私が実現している -
機内はほぼ満席に近かったと思う
何の定めか運命を共にする赤の他人たち
この日、この時、この飛行機、なんでやねん? -
関空を眼下に見る
重力に逆らい飛び上がった
地上とはカサブタのようなものだ -
高雄機場着陸間近
初めての高雄、良き旅であることを願う
冬の明石から春の高雄へ、飛行機は季節を変える -
高雄機場に到着
機内から外に出た瞬間に生ぬるい空気を感じた
それは私にとって心地良い暖かさだった
冬から一気に春、気温は恒春・高雄滞在中
雨降らず15℃~23℃くらいだった
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■高雄機場に到着
高雄空港には定刻通り台湾時間午後1時半に到着。機内から出た瞬間に心地良い空気の暖かさを感じた。冬と夏なら夏が好きの私、冬の寒さでも手が温かくなるようにと創意工夫しているが難しい。天寿(125歳)を全うするために体温を一度上げたい私です。
入国手続きをし、まず両替をした。台湾元を持っているので両替は日本円3万円也。手数料¥30元を差し引いて¥7,782台湾元となった。2013:平成25年2月11日(月)~2月15日(金) の「台北・金門島の旅」では、日本円6万円也を換金(18,750台湾元:1元=3円)だった。3万円¥9,375元、¥1,593元:日本円¥6,372円の円安目減り「ふーん、1元が約4円か、致し方なし」 http://4travel.jp/travelogue/10762922
次いで今日不安だった恒春行きのバス。
来る前のネット情報では一旦、捷運(ジエユン、MRT:地下鉄)に乗って左営(高雄の新幹線の駅)に行き、そこから「墾丁快速」に乗って恒春へと勧めている。 http://www.wendytour.com/blog/taiwan/2011/06/%E5%A2%BE%E4%B8%81%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%A1%8C%E3%81%8D%E6%96%B9%E3%80%9C%E6%96%B0%E5%B9%B9%E7%B7%9A%E7%B7%A8%E3%80%9C/
http://www.ptbus.com.tw/03/0304.htm
でも高雄飛行場(⑳小港機場)からも恒春行きのバスは出ているので取りあえず聞くだけ聞こうと空港内の案内所で「バスで恒春に行きたい」と尋ねた。
http://www.ksbus.com.tw/schedule/Roadmap/9117.htm
返事は「この建物から左に出た所の三つ目の端にある停留所に墾丁行きが来る。一時間に一本」と教えられた。そうかラッキーと思って建屋を出てその方向に向かったら停留所はすぐに分った。
そして時刻表を見れば、やはり1時間に一本、そして2時発があった。私が停留所に行ったのがデジカメ時間2時1分。そうか念の為にとトイレに行かなければ乗れたかも?と思ったが後の祭り。それでも左営(さえい)に戻って出直すより良いと“ゆっくり”待った。
案内所での説明では高雄機場(飛行場)から恒春まで料金は「¥293元、お釣は出ない」と言われたのでお茶を買って小銭を作っておいた。そいてブラブラしながら時間を潰しバスを待った。
停留所の時刻表は「9117A」と「9117」に二つがあり、「9117A」は「高雄→枋寮」だった。なので「9117A」は枋寮までなのかと思っていたがそうではなかった。
http://www.ksbus.com.tw/schedule/part2-9117.htm -
このピーチ航空機で高雄に到着
直行便はありがたい
離着陸は少なければ少ない方が良い -
高雄機場一階ロビー
案内所で墾丁行きのバス乗り場を聞いた
応対の態度も彼の国と違ってホッとする
親切丁寧に教えてくれた -
空港ターミナルビルの東側(ビルを背に左側)に出れば
墾丁行きのバス停がある
一番東の端が恒春行きバス停:小港機場 -
高雄国際空港
恒春・枋寮・高雄の旅はここから始まる
乞うご期待 -
小港機場(高雄空港)から恒春まで各駅バスの旅
?時刻表がバス停に貼ってあったが、もしかしたらと
早い目にバス停前で待機していて良かった
3時(発)ではなく2時40分の便?だった
ガラガラだったので最前席に座れた
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■小港機場(高雄空港)から恒春まで各駅バスの旅
私が乗ったのは結局午後2時40分の「9117A」で、これも墾丁行きだった。バスは「國光客運」料金は¥285元、290元渡したらお釣もちゃんとくれた。早い目にバス停で待っていて良かった。バスは空いており乗り込んで右の最前席に座る。
停留所番号「20番:小港機場(高雄空港)」から「103番:恒春轉運站フォンチュン・ジュアンユン・ジャン」まで各駅停車のバスの旅が始まった。
初めての高雄、初めての恒春。過ぎ行く車窓の景色を飽きずに眺めながら、車内放送の「下一站:屏客東港站」「シャーイージャン(次の駅):ピンカードンガンジャン」という発音を何度も口ずさみカタカナで書いていた。バスは降りる人、待つ人なければ停車しないが七割くらいは停まっていた。
途中、恒春からの帰路、日本人の田中綱常(つなつね)海軍少将が主祭神として祀られている東龍宮に立ち寄るために降りる枋寮站にもバスは停まった。明後日はここで降りるのか・・・と、思いながら。
「103−20=83」、83駅もの各駅停車バスに乗るのは人生初めて。このバス路線は「1番:自立站から124番:福華飯店」まである。 -
とりあえず恒春行きのバスに乗れて一安心
初めての場所は宿に着くまで気が落ち着かない
各駅停車のバスの旅は如何に・・・ -
小港機場停出発より47分経過で東港鎮に来た
「東昇餐廳」
http://emmm.tw/L3_content.php?L3_id=62174
屏東縣東港鎮光復路二段66號
https://www.google.co.jp/maps/place/No.+66,+Section+2,+Guangfu+Rd,+Donggang+Township,+Pingtung+County,+%E5%8F%B0%E6%B9%BE+928/@22.467672,120.453335,3a,52.5y,218.93h,91.01t/data=!3m4!1e1!3m2!1saecTVbNGxw3oc-lucI_gEQ!2e0!4m2!3m1!1s0x3471e190caab296f:0x2f7367b778e5f0a5!6m1!1e1?hl=ja
まだ先は長いが各駅停車も面白い
車窓の風景を見飽ることもなく乗っていた -
枋寮(ぼうりょう)に到着
帰路ここで降りて東龍宮へ行く予定 -
R26号線を巴士は快調に走る
右手に台湾海峡が見えている
16:17撮影、恒春まで40分のところ
小港機場駅から83個目が恒春
バス停に人がいず、降りる乗客なければ素通り
一体何ヶ所のバス停で止まったのやら?
長距離バス移動の経験多々ありだが
各駅長距離バス移動は初体験、苦にならず -
恒春到着
到着は午後4時55分、2時間15分のバスの旅は楽しかった
バスを降りたら恒春の一歩は
暖かさもあってか「ええとこやなァ〜」だった
こじんまりした町の雰囲気と活気を感じた
気に入るとはこんな感じを言うのだろう
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■恒春到着
そして「恒春轉運站」到着は午後4時55分、2時間15分のバスの旅は楽しく終了。バスから降りたら空には青空が広がり明石の寒さと違って暖かく目の前には“Google・ストリートビュー”で何度も見ていた懐かしの風景?があった。第一印象はこじんまりして尚且つ活気と、観光地の雰囲気もあり「なかなか、これはええとこやなァ〜」と心ときめいた。恒春っていいなあ・・・だった。
そして心配性の私は早速帰路のバス時刻確認の為に目の前の「恒春転運站:バスターミナル」に行った。明後日四日「墾丁快速」は午前8時(発)最初の便だった。「これで枋寮に行こう」と確認し、それから今日の宿「隆?・旅客之家」「住所:屏東縣恆春鎮 中正路143號」「電話(886国番号)-(08)8892701」へ向かう。
https://maps.google.co.jp/maps?ll=22.00472,120.744063&spn=0.000002,0.001206&t=m&z=20&brcurrent=3,0x0:0x0,1&layer=c&cbll=22.00472,120.744063&panoid=SJWd4IfNuqaxe4EtK1jHEw&cbp=12,215.69,,0,-7.81
当たり前だが“ストリートビュー”の通り「隆?・旅客之家:ロング ホリデイ イン (Long Holiday Inn)」はバス停からすぐ近くにあった。“agoda”で予約:二泊朝食付き¥11,038円。ホテル着は午後5時10分、日本時間午後6時10分か。
フロントには一人の女性スタッフ。“agoda”の予約確認書を見せ、パスポートを出した。部屋は2階の階段登ってすぐ右側の210号室、エレベーターはなし。部屋に行く前にこの女性に明日のタクシー包車を頼んだ。「明日はタクシーを包車して五ヶ所行きたいところがある。良い運転手を知っていれば紹介して下さい。」と。彼女は「良い人が入るから今から連絡する」と言ってくれた。
そして部屋に行き荷物を降ろし小休止後、夕食と恒春散策のために下に降りた。すでに運転手に連絡してくれたようで「4時間¥2,000元、8時間¥3,000元」と書いたメモを見せて私に選ぶように言われた。この恒春は観光地として整備されているようで包車料金もネットで表記されている。
http://uukt.com.tw/_tw/other/traffic_06.php
その価格とほぼ同じだったので8時間¥3,000元を安心して頼めた。これで明日午前8時散策出発が決まりホッとした。 -
“Google”地図で見ていた通りに「恒春転運站」があり
早速二日後の朝に乗る枋寮行きのバスを確認しに入った
https://www.google.co.jp/maps/@22.002402,120.745229,3a,75y,78.68h,86.95t/data=!3m4!1e1!3m2!1sXyouuJbwaJiHECSt4KKmOg!2e0 -
そして今日の宿に向かう
「隆?旅客之家」はすぐそこにあるはず
アスファルトの補修工事が滞在中続いていた -
2011〜2012版「台湾:地球の歩き方」に紹介されている
その紹介文は以下
『アクセスの良い経済的ホテル。部屋は清潔
恒春のメインストリートの中正路にありとても便利』
その通りのお勧めホテル、再度訪れる機会あれば泊まる -
ホテルフロントから中正路を写す
フロントの女性にタクシー包車を頼む
すぐに手配をしてくれ料金も妥当だった
「4時間¥2,000元、8時間¥3,000元」
8時間を頼む -
部屋は階段を上がって二階の右手210号室
「ふ〜ん、こんな感じか」・・・と -
一人なのでどんな部屋でも広さに文句なく
窓がないに等しいが眺望に期待するわけではないので -
シンプルで清潔感はある
お湯も十分出たので良かった -
恒春散策
?晩飯を食べようと「阿伯 緑豆饌」に行ってみたが
「えっ、こんな小さな店」と思いつつ入る
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■恒春散策
フロントの女性にこの近くの「お勧めの店を教えて」と頼んだら地図に二ヶ所記しを付けて渡してくれた。一つは 「阿伯 緑豆饌」。
http://dreamycat0421.pixnet.net/blog/post/325065269-%E3%80%90%E5%B1%8F%E6%9D%B1%E3%80%82%E6%81%86%E6%98%A5%E3%80%9140%E5%B9%B4%E8%80%81%E6%94%A4%E9%98%BF%E4%BC%AF%E7%B6%A0%E8%B1%86%E9%A5%8C
もう一つは「夥計鴨肉冬粉」。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%A4%A5%E8%A8%88%E9%B4%A8%E8%82%89%E5%86%AC%E7%B2%89/@22.0022964,120.7445102,21z/data=!4m2!3m1!1s0x0000000000000000:0xe3d9030e8f5d8d77?hl=ja
取りあえずホテルに近い方の「阿伯 緑豆饌」に行って見た。
「緑豆饌とは何ぞや?」と思いながら店を探したらすぐに見つかった。小さな店でメニューはいたってシンプル。熱or冷:緑豆饌(リィュドウジュアン)しかなかった。どちらも¥35元。熱いのを頼む。緑豆と葛湯(くずゆ)のデザートだった。
説明では『?・豆饌は、皮をむいた緑豆を、黒砂糖と竜眼の甘いスープでとけるまでゆっくりと煮て作ります。』とある。冷たいのはカキ氷が掛かっていた。まずくはないが、そんなに美味しいとは思わず。
知らなかったので夕飯の前に食後のデザートを食べてしまったハハハ。次に「夥計鴨肉冬粉」の店に行った。ここは一応ビルで見た目も立派。午後5時半というのにシャッターが閉じていたので今日は休みの日なのか?と思ったらシャッターに「本日の開店は午後6時」との掲示があり、6時までここで待つのか店の前で客のような二人が立っていた。「へェ〜、一体どんな店なのか?」と後から来るつもりで周囲の散歩に行った。
果物屋でメロンを切って袋に詰めたのを買って食べながら近くにある恒春古城の南門に向かって歩いた。そもそもこの恒春古城は新生日本初の外征となった「台湾征伐」後に清朝が慌てて恒春県を設置し1875/明治8年から築城を始め完成は1880年、明治12年。2015年の今年は完成後135年、台湾では最も新しい城跡となる。
なるほどそれで南北東西とも城門は綺麗に残り、城壁も結構な長さで修復されていた。古城都市として、何となく雰囲気があるのは今もこの古城の内側にそのまま街がすっぽり収まっているからだろう。
この南門は日本統治時代には軌道を敷設し「恒春⇔南湾港」に貨物列車が通っていた。今は南門はロータリーとなっている。このロータリーを横切る時、門で見通し悪く単車が急に出て来てヒヤッとした。
http://wikitravel.org/ja/%E6%81%92%E6%98%A5%E9%8E%AE -
メニューはいたってシンプル
緑豆饌しかない。「熱」「冷」の二種類
食べている人がいたが、見ても分らず
とりあえず熱いを頼んだ -
緑豆と葛湯(くずゆ)のデザートだった
初めて食べたが、甘みがあってまずくはないが
もう一杯という気持ちにはならず
毎日食べれはやみつきになる代物なのか?
アチコチにこの店があった。35元:140円 -
「夥計鴨肉冬粉」
5時34分、店は閉まっていたが張り紙に「今日は6時開店」とあった
二人ほどシャッターの前にいたが、6時過ぎに来ようと立ち去る -
さすが高雄の果物屋は種類も豊富だし
色も綺麗で美味そうだ -
カットメロンの袋詰め(¥50元)を買って食べる
去年9月、満洲本渓湖の道端で売っていた
一切れ2元の切り売りメロンの方が安かった -
恒春古城「南門」を北から写す
1874/明治7年日本の「台湾征伐」翌年
1875年から作り始め完成は1880/明治13年
2015年の今年は完成後135年
台湾では最も新しい城跡
https://www.google.com/maps/@22.000543,120.74466,3a,75y,5.68h,103.2t/data=!3m4!1e1!3m2!1sfLda6DcJop-MVFmzotItpw!2e0?hl=ja-JP -
「南門」を南側から写す
135年の時の経過で恒春はこんなに変わった
我が人生64年、生まれた時と
今とは何もかも随分変わっている
思えば科学技術は着実に進化するが
人間は退化劣化はするが進化はしない -
南門そばの掲示板
不動産関係の広告が大部分で
求人広告も少し
落書き掲示板を求む
きっと面白いだろう -
恒春の選挙カーと夥計鴨肉冬粉
鐘の響きと銅鑼の音?えっ一体何や?
と思っていると選挙カーのお通りだった
何台もが連なって通る、車列の長さが力の誇示?
台湾南部は民進党の支持者が多いとのこと
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■恒春の選挙カーと夥計鴨肉冬粉
ボチボチ時間も6時になり「夥計鴨肉冬粉」に向かう時、銅鑼や太鼓ではないが賑やかな音楽と共に車列が近づいて来た。一体何やねん?と思って近づくのを見たら選挙カーとそれに連なった車列の一団だった。選挙演説などは一切なし、名前の連呼もない。この2月7日が投票日のようで民進党候補「荘瑞雄」の選挙カーだった。
7日の結果は荘瑞雄氏が国民党候補に大差で圧勝したようだ。それでよし。でも台湾の選挙運動って???車列の長さが力のようだ・・・。
そして「夥計鴨肉冬粉」の前に行ったら人だかり。「えっ?何やこれ」と思って覗くと確かに鴨肉なのか?焼き鶏肉が店頭に並び、店内でも沢山の人が食べていた。でも並んで待っても注文の仕方も分らず、残念だがすぐに諦めた。そして向かいの飯屋で“おかず”を選んで食べた。スープは無料で飲み放題。まあまあ美味しかった。
その後、ファミマで紅茶と水を買って午後6時半ごろホテルに戻った。日本時間なら午後7時半、今朝明石の自宅を出たのは午前6時半。たった13時間で日本から台湾・高雄、そして高雄から恒春へと長距離移動をし、到着後市内散策も出来た。凄い!の一言しかない。二百年前なら海外への渡航は命懸けの移動だったろうに。
ならば東海道五十三次を歩いて行くのは一体どんな風だったのか?
「東海道への誘い」
http://www.ktr.mlit.go.jp/yokohama/tokaido/02_tokaido/04_qa/index4/answer2.htm
『一般的に、徒歩で13日から15日前後かかっていたようです。 江戸日本橋から京都三条大橋までの距離は約492km。15日とすると、1日平均約33kmも歩く計算になります。 元禄年間に日本に滞在したドイツ人医師ケンペルは、2回江戸に来ていますが、一度目は3月2日に京都を出発し、途中駕籠や馬に乗るものの、3月13日に江戸に到着、12日の旅でした。また幕末に日本を訪れたオランダのお抱え医師シーボルトは、3月25日に京を出て4月10日に江戸に到着していますから、17日の旅です。 』
ちなみに『飛脚はわずか3〜4日で走ったのです』・・・か。そんな時代から150年足らず。この先150年後果たして『ワープ・・・長距離を最短の時間で移動する事。』『テレポート=瞬間移動・・・距離に関係なく一瞬で移動すること。』は実現しているのか?その時期は分らずとも人間の想像可能なことは全て実現可能だと確信するハハハ。
さあ明日はこの旅のメーンテーマでもある「潮音寺参詣」「台湾出兵の戦跡」へ行く。楽しみだ。部屋にバスタブなく温水シャワーを浴び、睡眠導入剤を飲んで寝る。 -
夥計鴨肉冬粉
6時前に行ってみたらすでに人だかり
何があって何をどう注文するのかも分らず
こりゃあ無理だと諦める -
今になって並んでも食べておけばと思う
地元の人たちが並んでも食べるという味はどんな味なのか?
私の地元明石で行列が出来る「明石焼き」の店は
私も一、二度食べたが地元の者には人気がない
並んでいるのはよそ者ばかりだと思う
近所で人気のないのは偽物だ -
恒春最初の夕飯は(↑)これ
「夥計鴨肉冬粉」の向かいの「恒春老街飯包」
https://www.google.com/maps/@22.002438,120.744539,3a,75.2y,126.23h,95.85t/data=!3m4!1e1!3m2!1soYQYCE8S_KLBgbbcA2u-tg!2e0?hl=ja-JP
この店はお持ち帰りが主のようだが
店内でもゆったり食べれる
料理も美味しかった -
2月2日(月)午後6時15分 恒春の町も暗くなった
朝6時半に我が家を出て、その日の夜は恒春で夕飯
ホンマかいな何でやねん・・・と、いつも思う。 -
ファミマで紅茶と水を買って
午後6時半ごろホテルに戻った
さあ明日のためにここに来た
気合を入れて明日に備えよう
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