激安トルコツアー⑥　カッパドキア～首都アンカラ

2015/03/27 - 2015/04/03

２月のとある日、友人から旅行のお誘いメールが届きました。

★関空発着 ターキッシュエアラインズ直行便で行く★世界遺産トルコ大周遊8日間　全日程4ッ星ホテルに宿泊！日本語ガイド同行≪食事１７回付きの充実観光プラン！≫
旅行代金、まさかの29,800円！！！燃油(30,000円)や空港使用料を入れても全部で65,000円ほど。関空までの往復代をプラスしてもめちゃくちゃ安い。

ずっと憧れていたトルコ。パムッカレにカッパドキア、イスタンブールと行ってみたい場所は全て入っている。オフシーズンとは言え、こんなお値段で行けるなんて今後絶対にありえない！！お誘いメールの２日後、予約が完了していたのでした。

早起きして参加したオプショナルツアーの気球は綺麗な景色を堪能することができて本当に楽しかったです。帰りはちょっと大変でしたけど(^0^)
とってもいい気分で本日のツアースタート♪カイマクル地下都市など４ヶ所の観光とすーっかり忘れていたショッピング２ヶ所。今回も無事終了することが出来るでしょうか？

≪旅行日程≫　☆ … この旅行記
　 1日目：名古屋→関空、空路 イスタンブールへ
　 2日目：フェリーでダーダネルス海峡、トロイ遺跡→アイワルク(泊)
　 3日目：アイワルク→革製品ショッピング・エフェス遺跡→パムッカレ(泊)
　 4日目：パッムッカレ観光→コンヤ観光→カッパドキア(泊)
☆5日目：カッパドキア観光、絨毯・トルコ石ショッピング→アンカラ(泊)
　 6日目：アンカラ→イスタンブール観光(トプカプ宮殿・グランドバザール)
　 7日目：半日フリータイム→イスタンブール観光(ブルーモスク・ボスポラス海峡クルーズ)
　 8日目：空路、関空へ

エリア カッパドキア(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス タクシー
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

オプショナルツアーからホテルに戻り、超特急で荷物のパッキング＆朝食を済ませ今日のツアーがスタートです。

まずは、今も洞窟に住んでいらっしゃる方のお家訪問。
↑こちらのお家です。３階建てですよ〜

日本同様 玄関で靴を脱いで、お邪魔しまーす。
入ってすぐはキッチン。

食器棚はビルトインです。
お母さん手作りの"オヤ"の付いたスカーフやレースの小物が売られてました。

絨毯が敷きつめられているリビング。ソファーに座ってチャイをご馳走になりました。
速水もこみちさんも来たことがあるそうで、写真を見せてもらいました。

９歳の息子さんは、将来も洞窟住居に住むと言っているらしいですが、大学生と高校生の娘さんは嫌だと言っているそうです。
やはり洞窟住居に住むのは大変な面もあるのでしょうね。お邪魔しました。

｢今は逆光なので後から行きますね〜｣と観光名所を素通りし、着いたところは『ＧＯＬＤＥＮ　ＹＡＲＮ　ＣＡＲＰＥＴ』 。
いい気分ですーっかり忘れていたトルコ絨毯のショッピングターイムです。

ここは職業訓練所も兼ねているそうです。何処の国でも伝統工芸の継承は大変ですね。
お店では卒業生の作品を直売しているそうで、トルコ国内でも一番お値打ちに買える場所だそうです。神戸に営業所があるとかでアフターフォローもばっちり。

デモンストレーションしてくれるお姉さん。
図面を見て作業されてますが、どこを織っているかよく分かるなぁ〜と感心。
縦糸を二重に結ぶダブルノットと呼ばれる方法ので編んでいるのでとても丈夫だそうです。

ある程度織ると、大きな櫛のような道具で上からガンガン押さえて隙間を詰め、左隅に写っている道具(クワの小型版みたいの)で余分な糸を綺麗にカットしてました。

繭からシルク糸を引き出す作業も見学させてもらえました。

説明をしてくれる方がすっごく面白くて楽しくお話を聞かせてもらいました。

ずららららっーと並べられた絨毯。買えないからそんなに広げないで〜
チャイを頂いたのですが、お高い絨毯の上にこぼさないように緊張(汗)しました〜

ハンドメイドのシルクの絨毯は見る向きによって色の濃淡が変わったり、表裏を夏・冬で使い分けれたりと、お高いけれどきっとその価値はあるのでしょう。
誰かお買い上げしてくれると良かったのですが、たった６人(うち１人は子供)のツアー客では難しかったです､､､お店の方々、すみませーん(>_<)。

カイマクル地下都市にやってきました。
世界遺産の一部です。

地下都市はこんな感じで広がっています。
地下８階までありますが、公開されているのは途中の４階部分まで。

食糧庫。

ワイナリー。
右側の部屋にブドウを集め、搾ったブドウジュースが左手前の穴に貯まるそうです。

敵が来ると丸い岩を転がし蓋をして侵入を防ぐことが出来るそうです。
もちろん、反対側からは開けられません。

通気口。
入口で説明を受けた図によると、地上から地下水部分までつながっているようです。

通路は狭く低いので、腰をかがめて通ります。
背の高い人は大変そう。

青の矢印は出入口に戻ることを示しています。進むは赤の矢印。
これがなきゃ、１００％迷子です！！

中央にある穴の開いた石で香辛料を潰していたと考えられるそう。

それにしても、こんな地下都市よく造りましたよね〜
しかも、ここ以外にも何か所かあるらしく驚きです！！

ウチヒサール。
『尖った砦』という意味の巨大な一枚岩の城塞が中心。

城塞の内部は登ることが出来るらしいですが、もちろん時間は与えられず写真を撮るのみ。
拡大してみると、頂上の旗の横に小さな人影が見えます。

ギョレメの谷。
魔除けのお守り ナザール・ボンジュと。

ナザール・ボンジュはこれまでも万博のトルコ館などで目にしていましたが、正直、欲しいとは一度も思いませんでした。
ところがトルコに来て連日あちこちに飾ってあるのを見ていると、なんだか愛着が湧いて可愛く思えてきました。不思議です。
今、我が家のリビングにはナザール・ボンジュがしっかり飾られています(笑)。

写真を撮り忘れましたが、ここでのびーーるアイス"ドンドルマ"を頂きました。
ピスタチオ味、美味しかったです♪でも、一番伸びがいいのはバニラ味。

きのこ岩が見られるパシャバー。

自然にできたとは思えない不思議な形ですよね〜

散策できるように遊歩道があります。

真ん中の細いきのこ、ポキッと折れちゃいそう。
自然の造形美、すごい！！

周りにはお土産屋さんがたくさんありました。
ガイドさんオススメのストール屋さんに飾ってあったベリーダンス衣装。
ハンドメイドのお皿と奇岩のミニチュアが可愛かったです。

これでカッパドキア観光はお終い。
オプショナルで気球に乗ったから奇岩の風景を堪能できましたが、そうでなければウチヒサール・ギョレメの谷・パシャバーに各１０〜２０分ほど立ち寄って写真を撮るのみでした。気球に乗ることが出来て本当に良かった♪

ランチのレストランで売っていた奇岩ワイン。
お値段も手ごろでカッパドキアっぽいお土産なんで買うか迷っちゃいました。

ランチのレストラン周辺の風景。

このあと、最後のショッピング トルコ石屋さん。今日は関所続きです。
トルコ石の見分け方のレクチャーを受けた後ショッピングタイムスタート。
１８金にトルコ石＆キュービックの指輪がとーっても可愛くて目がハート。
ターコイズ好きなんですよね〜。
免税価格で９万円弱ぐらい。お値打ちなのかはよく分からないけど、心が揺れて､､､

買っちゃいました〜♪　５リラ（≒２５０円）のリング。

｢あの指輪可愛かったなぁ｣と思いながら立ち寄ったトイレ休憩のドライブイン。
ふと見るとさっきの指輪にすっごくデザインが似てる(本物は一連)のが売ってるではないですか！！お値段も可愛くて即買いしちゃいました。
友達とお揃い☆ 結構気に入っていて帰国後も愛用中です。

このドライブインの後、ガイドさんがすっごく怒っていることに気づきました。
トルコ語なので最初は｢携帯で誰かと話してるのかなぁ｣ぐらいに思っていたのですが、運転手さんに向かってずーーと何か文句を言っている様子。それを寡黙な運転手さんが困ったように｢まぁまぁ｣となだめている感じ。どうも誰も何も買わなかったのがお気に召さなかったみたいです。ちょっぴり怖かった〜

１８時頃、アンカラ中心部に向かう道路は渋滞中。
首都アンカラは今までの都市に比べるとやはり都会です。

今晩のお宿『ツーリストホテル』に到着でーす。

お部屋にはバスタブがなく狭いけど、可愛いかったでＯＫ！
寝るだけですし、問題ありません。

夕食を食べた後、ツアーで一緒のママと娘さんと４人でタクシーに乗って市場に向かいました。写真はチャンクル通りとヒサルパルク通りの交差点にあるアタチュルク像。

料金はメーターではなく、ホテルマンがタクシーの運転手さんに行き先を伝えてくれ「１０リラだけど、いい？」と聞かれました。

地図で目測２キロ程と聞いたので「１０リラはちょっと高いかなぁ」と思ってましたが、途中から坂道をどんどん上がって行って、結構時間もかかったので適正価格だったのかな。
※アンカラのタクシーの全てがメーター制でないかどうかは分かりません。

帰りは歩いて帰るつもりでしたが、到着した場所が想像より遠かったので３０分後に同じ場所に迎えに来てくれるようにお願いして下車。高台でアンカラ市内が一望です。

時間が遅かったので閉店しているお店も多かったのですが、ステキな雰囲気の街並みです。
ちょうどお祈りの時間らしく、モスクからアザーンが聞こえてきました。

夕暮れのアンカラ市内。とっても綺麗でした〜。

ちゃんと時間通りに迎えに来てくれたタクシーに乗ってホテルへ。
私と友達の二人はスーパーへ寄るために途中下車。
適当な場所でおりたのですが、すぐ目の前のショッピングモール(？)の地下がスーパーでした。友達の嗅覚恐るべし。

帰国後、地図を見ると、ツーリストホテル・アタチュルク像・スーパーＫｉｌｅｒが載ってました(赤印)。便利な場所にあるホテルでした。

行った市場(多分、コユンバザール)は右端の楕円の辺りだと思います。
アンカラ城の上の方だったんですねぇ。短い時間でしたが、アンカラ楽しめました♪