2015/02/17 - 2015/02/26
2771位(同エリア7399件中)
Yasoさん
以前からアンコール・ワットに行きたかったのでカンボジアへ行きました。直行便がないのでベトナムから入ってみよう,ということでその二ヶ国へ。
今回は旅に行く前から壁やトラブル(ミスなどもありましたが)がいろいろ発生しました。
1.初めて外国発の航空券を購入しましたが,日本語訳のない英語のHPのところもあり,辞書をひいたりしてエラく時間かかりました。
2.冬場に暑い所へ行くので,空港に上着をあずけるつもりでしたが,往復の航空券を「行き=羽田から」「帰り=成田へ」で買ってしまいました(便数が少なくてなかなか日程に合わせるのが難しかったってのもあります)。
3.ベトナムへはビザ不要だったのに,いきなり今年(2015年)から「30日で2回入国する場合」には必要に。僕はベトナムからカンボジア入りし,ベトナムに出るつもりだったので丁度当てはまってしまいました。しかもベトナムビザ,8500円と高額!
4.旅の3週間前くらいに風邪でダウン。結構長引きました。
5.カンボジアの通貨はリエルですが,米ドルでも通用するらしいので最寄りの郵便局で両替をして米ドル入手。カンボジアでは高額の紙幣は受け取ってもらえなかったり,おつりが用意されてなかったりするそうなので,少額の紙幣がたくさん欲しかったのですが,品揃えが悪かったです。
6.僕がベトナム入りする翌日(2月19日)がベトナムの旧正月=テトである事が2週間前くらいにようやくわかりました。かなりのお店が休みになるとの噂・・・。
7.旅の数日前にホテルの予約確認書を印刷しようとしたら,プリンターが古くてできない!ネットワークプリントというサービスを見つけ,コンビニで印刷してきました。
他にも不安要素もろもろの中,とにかく旅に出発です。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩 バイク
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2月17日の夜,羽田空港国際線ターミナルへ。
僕の便はその日の最終便=日本時間午前1:30発だったので,チェックイン・カウンターは全然並んでなく,すぐやってもらえました。
空港内の銀行で「50ドル札」→「1ドル札50枚」に替えてもらおうとしますが,それは出来ないそうで。「アメリカへ行ったらそこで替える形になります」とか。う〜む,少額紙幣少ないまま行くしかないか・・・。
帰りに取りに行くのを覚悟で,荷物預け所で上着を預かってもらいます。
かなりすいてるので荷物検査,出国審査,共にスムースでした。深夜便もいいかも?
そして,生まれて初めての時差です(2時間ですが)。飛行機に乗った後,時計を直しました。
写真=機内食です -
ほとんど眠れない中,ホーチミン市のタンソンニャット国際空港に到着。
入国審査です。何やら欧米人が別室に連れて行かれてたようです。ああはなりたくないな,と思いつつ僕の番。
「No visa」言われました。「ビザ必要ないよ」と。必要な物を持ってなかったらまずいけど,必要じゃない物持っててもいいじゃん?と言いたい所ですが,納得のいく説明をしなければいけないのでしょう。すかさず僕は予習してきた「Visa use second time.This entry is first time.」
ビザは2回目の入国で使うよ,今回は1回目だよ,ってな事を言ってみます。
「No visa」再び。え!ダメなの?ここで早くも万策尽きた感ありました(苦笑)。
「No visa」入国審査官は僕が渡した往復のeチケットを指さしてます。「1回分しかないやないか」と言いたいんです,たぶん。そうなんです。僕は陸路でカンボジア入りする予定だったので,しかもチケット取ってないので,証明するものがないんです!
「No visa」・・・陸路でカンボジアへ,って言えば大丈夫か?でも陸路って英語で何て言うんだ?う〜分からん。こんなだったらさっきの欧米人みたいに別室に連れてってもらえば日本語分かるスタッフとかいるかも・・・。
「No visa」・・・ふと「Bus.To Cambodia.Second time」とか言ってみたら「ガシャン!(ハンコの音)」O.K.だ!危なかった・・・いきなり強制送還とかになったら・・・(ちなみにホントに「No visa」4,5回言われました。後ろの目も気になるし,いきなりトラブルでした)。
写真=機内から見たタンソンニャット国際空港です -
荷物検査の後,外へ出ます。まだ朝7時前なのに妙に蒸し暑い感じ。
座るとタクシーのおっちゃんが寄ってきて,馴れ馴れしく勧誘してきました。下調べ通りだけどウザいです(苦笑)。
逃げてバス探しますが,両替してなかった!もう一度中に入ろうとすると,ガードマン的おじさんに止められました。「Exchange」と言ってもダメ。出だしから散々な展開,先が思いやられます。「I want to exchange」と言ったら通れました。
さて両替です。空港でもちょろまかされる事があるので,金額をちゃんと数えておいた方がいいらしいですが,窓口の男性は一枚一枚数えながら渡してくれました。この辺は改善されてる?
とにかく約620万ドン,ゲット!
写真=タンソンニャット国際空港のバスターミナルです -
ベンタイン・バスターミナル行きのバスを探しますが,3台並んでます。どれ・・・?
幸い日本人男女がいたので,聞くと女性の方が「これって言ってます」と教えてくれました。一番前のに乗ります。
料金は5000ドン=約30円,安い! -
バスから初めてベトナムの街並みを見ますが,まさに異国の街並みといった感じでした。そしてバイク多いです。
ベンタイン・バスターミナルに到着。
先程の女性が「ベンタイン市場,そこだそうです」と教えてくれました。早くも日本人の世話になるとは。
驚くべき事に,大都市の中心部なのに,信号なし!横断歩道なし!でした。でもバイクはビュンビュンです(笑)。どうやって渡るの?と,地元の人は普通に渡ってます(笑)。そうするとバイクの方がよけてくれる様になってるみたいです。便利だなあ,歩行者には。とりあえず僕も人に引っ付いて渡ってみますが,最初の内はなかなかエキサイティングでした。
写真=時計台みたいなのがベンタイン市場の入口です -
ベンタイン市場脇の9月23日公園を歩くと,花がいろいろあって人込みがすごかったです。旧正月の前日(旧大晦日?)だからイベント状態なんでしょう。
さて旅行会社へ行き,明日のプノンペン行きのバスのチケットを購入。なるべく早い時間のがよかったけど,朝は9時しか残ってないそうで。仕方ない。8:45までにこの旅行会社に来ればいいそうな。
写真=ファングーラオ通りです -
おっちゃんが話しかけてきました。怪しい?と思いつつ,日本語も少し話せるようなので,少し雑談しました。
明日が旧正月なので日付が変わったらサイゴン川で大きな花火を打ち上げるとか,古いお寺で特別の祭りをやってるとか,サイゴン川のトンネルを日本の企業が作ったとか,へぇ〜。
僕の出身は千葉,というと,なんとそのおっちゃん,千葉の市原(or市川)に住んでたとか?日本人のコメントがいろいろ書いてある手帳を見せてきたので,あー!これはモロに怪しいタイプだ!と思ったのですが,実際にコメントの名の名刺と照らし合わせるので,ん,怪しくないかも?
結局,そのおっちゃんはバイクタクシーの運転手だったのですが,写真だけ撮るためにサイゴン駅に行きたかったので,乗せてもらいサイゴン駅へ。
写真=サイゴン駅構内です -
おっちゃん,改札の中までドンドン入っていきます。乗らないのにいいの?とか日本人感覚だと思ってしまいます。実際,僕一人だったら絶対ホームまで行ってなかったでしょう。
う〜む,このおっちゃんに付いてくといろいろと得かも?
写真=サイゴン駅ホームです -
イチオシ
どうせだったら,1日この街のいろんな所連れてってもらってガイドしてもらうか?と「1日,いくら?」聞きますが「あなた払う必要ない。もし,良かったとか,感動したとか,そしたら自分で値段決めて払う」というような事を。「・・・このおっちゃん,当たりかもしれん!」と思いました。
さあ,バイクタクシーで走りまくりです!
写真=ベトナム最初の汽車とか?それより周りのバイクの方が気になるかもしれませんが・・・(笑) -
ホーチミンの中華街=チョロン地区へ向かいます。
バイクタクシーって事前情報で「危険だ」とかあったりして,割と不安定なのかと思ってました。が,そんな事はなく,かなり安定してて乗り心地よかったです。しかも風を切る気持ちよさがありました。
更におっちゃんが走りつつガイドしてくれたりします(例=東京は23区でホーチミンは24区,の様な)。
写真=チョロン地区を走ってます -
おっちゃんが言ってた古い寺=天后宮へ。
1760年に建てられたそうです。中入ると人だかりが。 -
「年に一度の祭り」がひらかれている模様。旧大晦日にやる祭りって事?「あなたラッキーだよ」おっちゃんが言います。まあ,そういう意味ではラッキーかも。
またおっちゃんが容赦なくズンズン人の間を行きます。僕もそれに続いて行くしかない(苦笑)。
でも,おかげで中に入れました。たぶん1人で来てたら,祭り観ただけで帰ってました。人だかりで入口が塞がれてる感じだったので。 -
中は航海安全の守り神,ティエンハウ(天后聖母)が祀られているそうな。
ユニークな渦巻き線香が大量に天井に飾られてました。
おっちゃんが,何処からともなく線香を持ってきてくれました。
写真=この中に僕がさした線香も -
次にいきなり「友達の家」とやらに。おばちゃんがジャスミン茶だしてくれました。「How much?」聞きますが,タダとか。
そしたらお土産にジャスミン茶どう?コーヒーどう?と,そういう事か・・・。断りました,飲んだけど(笑)。
で,チャータム教会へ行きます。
別名をフランシスコ・ザビエル教会というそうです。お祈り中?で中をちょっと覗いて来ました。
写真=チャータム教会です -
次にビンタイ市場へ(ベンタイン市場と似ててややこしい・・・)。
旧大晦日で中は休みだそうですが,周りでやってる店があるので,少し見て回ります。 -
旧正月用品を売ってる店々です。う〜む,異国っぽい。
-
運河沿いを走ります。
この辺は再開発されたばかり,とかいう話。そしてこれからもドンドン再開発していく予定らしいです。古い家は壊されていく模様。
こういう話は普通にツアーで行っても聞けなかったのでは?とか思います。
写真=その内立ち退きさせられる?家々です -
この頃僕は,いくらくらい払ったらいいかなぁ,と悩んでました。結構な距離走ったし,貴重なネタ教えてもらったり・・・。ガイドブックみても,こういう場合の相場が分かりません。いくらベトナムの物価が安いと言っても,日本だったら結構するだろうしなー。
かなり満足してた感があったので,50万ドン(約3000円)くらい払おうかと思いました。
写真=日本の企業が作ったらしいトンネルです -
ひと気のない所まで来て休憩です。飲み物おごってもらい,料金の話に。おっちゃん「込み込み」とか言います。「これから,うどん食べに行く。私払う。全部私払うから,最後にあなた,私に全部払う」そういう事?「30000円」・・・げぇー!う〜む,やっぱりこのおっちゃん・・・。
更に女遊びの話も。「日本の女,高い。ベトナムの女,安い。あなた安く遊ぶ」みたいな。日本語でワイセツ語をいくつか吐いてきます(苦笑)。
ベトナム用の予算が35000円の僕に対して,ふざけんじゃねぇぞとか思いつつ(笑),その場でガイドブックで調べ「マッククア(高すぎる)!」と言いました。
「あなたいくら払う?」「3000円」「それはないよー!」おっちゃんはガイドブックのマップを指さしつつ,ここ行ってここ行って,こんだけ走って,ガイドもして,と自分がかなりのサービスをしてきた事をアピールしてきました(まあ確かにね)。
それを全部聞いて,僕は「ノーノーノーノーノー,3000円」と。
写真=ベトナム版レッドブルです(これで精力つけて女遊びだ!って事?苦笑) -
同じような問答を繰り返してる内「27000円」「22000円」と下げてきました。下げ幅が小さいんじゃないの?と思いながら「女なし」「食事なし」で「50万ドン」と言うと「ひどいよー!」「生活大変だよー」と泣き落とし戦法。ベトナムでどんだけ贅沢な暮らししてるんじゃ?おぬしは,ってな感じです。
すかさず「僕も大変です」「安月給」と。そしたらおっちゃん「安月給」と苦笑してました。なかなか憎めないタイプです。悪人になり切れないタイプ?というか悪い事してるって意識ないんでしょうね。日本人金持ち,だからたくさんもらえる,みたいな。
おっちゃん,例の手帳見せて,彼はちゃんと払った,とか応戦してくるものの,予算限られてる僕は払いようないです(笑)。「90万ドン」まで下がってきました。
結構下げたし,最近ベトナムの物価もどんどん上がってるらしいので,僕も妥協します。
写真=ホーチミン市中心部から離れた,ガイドブックにも載ってないエリアです(ここで料金交渉をしますが,契約破棄されて歩いて帰られないためでしょうね) -
結局,「食事,女なし」で中央郵便局まで送ってもらうって事で「60万ドン」で決着。
う〜む,どうなんだろこの値段。10分の1くらいまで下げたけど,やはりぼったくられてるのか?
中央郵便局に着きます。
60万ドン払い,日本から僕がバテない様に持ってきた梅の飴を4つおっちゃんに渡します(3人子供いるとか)。話してると結構楽しいおっちゃんなので。
「仕事ガンバッテ」言ってました。いい経験だったのか,悪い経験だったのか・・・。初っ端から洗礼受けた感じです。もうバイクタクシーはいい!(苦笑)
写真=中央郵便局の前です(結構,欧米人観光客多いです) -
イチオシ
別に僕が郵便局で働いてるからここに来たわけではなく,この中央郵便局は19世紀末のフランス領だった時に建てられたものだそうで,普通に観光する価値があるからです。
ホント,いい感じの洋風建築です。
写真=中央郵便局です(アオザイ姿の女性がいいアクセントになってます) -
旧大晦日でもやってるみたいなので中入ってみます。
なかなかいい雰囲気です。ホーチミンの肖像画がなければ,もろに欧米です。
ちなみにホーチミンの肖像画,国中でたまに見かけます。今でもベトナムでは大きな存在なのでしょう。 -
そういえば機内食以後,何も食べてない?という事で,11時頃ガイドブックにも載ってる人気店へ。時間が早いからか旧大晦日だからか,結構すいてます。
「In」か「Out」で「In」を選び席に着きますが,特に誰も何も・・・(苦笑)。呼ばないと来ない様です。メニュー持ってきてもらいますが,英語メニューの記述もあり,注文しやすかったです。
店員が,みんな日本と違って愛想よくない感じでしたが,さっきまで愛想いいおっちゃんに捕まってたので(苦笑)全然不快ではなかったです。
コム・タム・スオンというご飯ものと,カリー・チャイというおかずものを注文したつもりでしたが・・・。
写真=コム・タム・スオンです(単純なチキンライスといった感じです) -
イチオシ
おかずの方にも主食(パン)が付いて,2人前状態!?
チキンは固めだし,カレースープ(カリー・チャイ)に髪の毛入ってましたが,気にせず食べるとカレースープ美味し!イモも肉もちょっと変わった感じで,また良かったです。
2人前でしたが,しばらく食べてなかったし,いろいろあったのでかなり空腹だったのか,完食しました。
ちなみにベトナムにもつま楊枝ありましたが,とがってる方が上になって入ってました。へぇ〜。
会計を頼む時の言葉「ティンティエン」と言ってみたら「O.K.」と。通じた!ベトナム語のありがとう「カムオン」(Come onではありません,念のため)と言ってみたら「Yes」と。通じた!
写真=カリー・チャイです(割と甘目のカレースープでした) -
中央郵便局のすぐ右前にあるサイゴン大教会へ。
中には入れませんでした。 -
ドンコイ通りを歩きます。
すぐバイクタクシーの若者が寄って来ました。「No no no」断ると「何でこんな暑い中を歩く!?」「俺には理解できん!」みたいな捨てゼリフを吐いて行きました。英語ですが,こういうのだけしっかりと理解出来た自分が恨めしい(苦笑)。
今度から「I like walk! You don't know!」って言おうか?などと戦略を練ります。
しかし,確かに暑くなってきました・・・。
写真=ドンコイ通りにある市民劇場です -
バイクタクシーのドライバーが寄ってこない様に,欧米人ツアーの団体に紛れる,という作戦も使ったりしてました。大変やなぁ,我ながら(笑)。
写真=ホーチミン市人民委員会です -
超高層ビルの展望台が好きな僕は,サイゴン・スカイデッキを目指します。サイゴン・スカイデッキはホーチミン市で一番高いビル「ビテクスコ・フィナンシャル・タワー」の49階にある展望台です。
写真=ビテクスコ・フィナンシャル・タワー,ユニークなデザインです -
ビテクスコ・フィナンシャル・タワーに到着。
中に入るといきなりチケット売場です。「Where are you from?」「Japan?」聞かれ「Yes,yes japan」言うと,日本語パンフレットくれました。
49階のサイゴン・スカイデッキへ。
案内の女性が日本語で説明してくれました。双眼鏡がタダで使え,水1本もらえるサービスがあるとか。
さて,景色を見まくるぞ!
写真=サイゴン・スカイデッキです -
イチオシ
やはりいい眺めです。街の全体像がなんとなく見えてくるからいいですね,展望台は。
ベンタイン市場や9月23日公園など,自分が行ってきた場所が見えます。 -
こうやって見るとやはりホーチミン市は,超高層ビルが乱立してるわけではないけれど,大都市という感じがします。一方でバラック小屋みたいなのも並んでたりします。実際ビテクスコ・フィナンシャル・タワーに行くまでの道沿いの建物と比較すると,このタワーと合わないギャップを感じました。
更に再開発工事中のエリアもあり,街の姿がだんだんと変わっていくのでしょう。 -
あれ?道が川の所で途切れてるぞ?と思いきや,先程バイクタクシーで通った例のトンネルか!いやぁ上から見ると分かりにくいですねー。
ここは眺めがいいのと,バイクタクシーの誘いがないのが落ち着けて良かったです。 -
花で飾られた道を歩きます。すごい花の数です。
いきなりガードマン(か警官)に注意されました。どうやら右側通行を守っていなかったからみたいです。でも,守ってない人多かったけど・・・,見せしめか?
ベトナム戦争終結の場所でもある統一会堂に行ってみますが,建物の中どころか,敷地にも入れませんでした。残念。
写真=ハムギー通りで花盛られてます! -
再び9月23日公園に行きます。
飛行機でほとんど寝られなかったのと,いきなり冬から夏になったのが主な原因か,休みたくてしょうがなくなってきました。
動けば動くで何かの勧誘されたり,バイクタクシーのおっちゃんに声かけられたりだし(断ったら日本語で「なんでやねん」ってのは笑えましたけど)。
15時も過ぎるとそこそこ涼しげな風も吹いてます。公園内で旧正月を迎えるイベントでも始まるかの雰囲気に?
さて夕食です。食事処を探し,ウロウロと歩き回って,ようやくフォーの店に入ります。
本場で食べておきたかったフォーですが,さっぱりし過ぎていて,一緒に頼んだサラダの方がおいしかったかも。フォーは朝食の方がいい?
95000ドンだったのですが,会計の時「Ninety five」と言ってました。「0みっつは略す」様です。
写真=左下が鶏のフォー,フォー・ガーです(左上は頼んでもいないハーブ&もやし?ですが,新年を迎える前に処分しておきたかったのでしょうか?生のままだったので,ほとんど残してしまいましたが) -
更に結構歩き回り,デタム通りのホテルへ。
「Do you have vacancies?(空き部屋ありますか?)」では通じず「I want to stay(泊まりたいんですが)」で通じました。ドンでも米ドルでも払えるそうです。さすが外国人旅行客が多いエリアです。
フロントの若い女性が,実際に部屋を見せて選ばせてくれました。なかなか気が利いてます(わざわざ8Fまで行きましたが)。
「2つのベッドの部屋」は22ドル,「1つのデカいベッドの部屋」32ドルだそうで,僕は迷わず「2つのベッドの部屋」を選びます(部屋見なくても良かった・笑)。
しかし,言葉がよく分からないので何回か聞き返してると,彼女だんだんイライラしてきたみたいで。お金払う時お札探してたら,フロントから身を乗り出して僕の財布から抜き取るし。すごいなこの女・・・(苦笑)。
ちなみにパスポートは預ける事に。 -
しかも後で気付いたら,おつりの事でやりとりしてる内に,いくらか(少額ですが)ぼったくられてたみたいで・・・。やっぱりすごいなあの女・・・。
いやー・・・,今回の旅は初日から,肉体的にも精神的にも最も疲れた旅かもしれません。しかも,やっとぐっすり眠れると思ったら・・・。
写真=ベトナムの紙幣です(流通していない様な少額の紙幣を除くと,20000ドン札があれば全種類です) -
ふと,明日の予習をしておこうと,バスのチケットを見たら・・・「18 FEB 2015」今日の日付になってるー!!最悪・・・。
なんでその場で確認しなかったんだ?と自分を責めましたが,たぶん空港の両替でちゃんと数えながら渡してくれたから,油断してたんです。
明日,朝一で旅行会社に行き(5:00〜になってました)「19日」に変えてもらうしかない・・・。
初日,最後までトラブル・・・。
眠くてしょうがないので20時頃寝ましたが,21時頃に祭りみたいなのが始まった!「カウントダウンイベント」?音楽とか流れてる・・・。
そして0時頃,ホントに花火が!これ日本でやったら超ヒンシュクだろうなぁ・・・。大都市の一番賑やかなエリア辺りだから,しょうがないのでしょうか。
でも普通にベッドだったので(乗り物内じゃなく)良く眠れました。
写真=ホテルのトイレですが,違和感を感じませんか?そうです,シャワーで水を流すんです!かなり水面に近づけてブシューッとやらないと,水がはねたりします -
2月19日
5:15頃チェックアウト。フロントの人寝てるし(笑)。
外出ると,すごい賑やか。テトになったから?でも1つの店で盛り上がってるだけの様です。
旅行会社行きますが,やってません!しばらく待っても開く気配なし!旧正月だから休み!?マジですか・・・。ワザと昨日の売ったのかよ・・・などと疑ってしまいます。今日プノンペンに行っとかないと予定が・・・。
しょうがなく頭を切り替えて,別の旅行会社を探す事に。
幸いすぐ,やってる所が見つかりました!カンボジアの会社で,どうやら旧正月は関係ないみたい?
私服の若者が「なんだよ,こんな朝っぱらから客かよ・・・」的な雰囲気ですごく眠そうに手際悪く対応(苦笑)。「6:45のは満員」と言っておいて,チケットに「6:45」のハンコ押しちゃってるし・・・。しかも直接,その上から「8:00」のハンコ押してます・・・。見にくくてしょうがない。でもとにかく8:00のバスのチケット買えました。その安堵感で,不快さはなかったです(僕もいい感じでマヒしてきた様です・笑)。
15分前に来ればいいとの事。これで一安心。
写真=夜明け前のデタム通りです -
朝食を食べたら,すぐトイレに行きたくなる僕の習性を見計らって,予めトイレを探します。
9月23日公園に確かトイレあったよな,と見つけますがシャッター閉まってるぅ!トイレって24時間営業じゃないんだ!?
他のトイレ探してたら,おばちゃんがトイレのシャッター開けてるのを目撃,よし!
コンビニがあったから,そこで朝食買ってすまそう。と行きますが,弁当,おにぎりはおろか,パンとか朝食になりそうなものがない!?
仕方なくお菓子系で間に合わせます。
レジの若い女性に何か聞かれますが,分からない(苦笑)。彼女,僕が商品を取ってきた棚に行きました。?? 戻ってきて普通に売ってくれましたが,どうやら値段をチェックしに行った模様・・・。自己申告制なの?
9月23日公園で朝食食べます(お菓子ですが)。
写真=預けたパスポート,部屋番号貼られたまま戻ってきました(苦笑)
-
トイレ行くと,掃除のおばちゃんが番してる!?思わず「トイレ?OK?」と確認。
シャワーの勢いが弱く,流れないじゃないか!
写真=9月23日公園でセパタクローみたいなのやってました -
最後に,嫌な思い出の多かったホーチミン市(苦笑)の歩き納めをしておきました。
写真=ブイビエン通りです -
旅行会社のオフィスへ行きます。
しばらく待ってたら地元系の客が動いたので,言葉の分からない僕は付いていきます(笑)。
そしたらバスが来てました。早速乗り込みますが,ウザそうだった彼,窓側取ってくれてたんだ!(笑)
男性がチケット・チェックに来ました。しかし15分前切っても,誰も乗らない・・・。
バスに乗ったら,何故か安心感があったのですが,たぶんここにいればバイクタクシーの連中が声かけてこないからです。
水&お手拭きが配られました。飛行機とホテルでも水を入手してたので,どんどんたまります(笑)。
普通に(何の謝罪もなく)8:12頃出発。日本じゃあり得ない所ですが,まあいいです。郷に入っては郷に従え,ですから。 -
パスポート預ける事に。「ビザ取ってる?」聞かれます。僕はカンボジアのビザは3900円で入手したのですが,他の客との会話を聞いてると,どうやら35ドルで取れる模様。
たいして変わらないので,日本で取っといて良かった感じです。
写真=プノンペン行きバスからで,車が結構写ってますが,日本車をかなり頻繁に見ました(同じ日本の会社の車が3台並んでってのもありました) -
通路挟んで隣りに座っていた,欧米系の若者が「Excuse me,sir」と英語で質問してきました(生まれて初めて「サー」と呼ばれた!笑)。
どうやら「もう,ビザ取りました?」「どうやって?インターネットで?」などと聞いてる様です。一応,片言英語で「大使館,日本で」とか答えます(大使館行ったとき「embassy」って言葉覚えておいて良かったです。まさか役にたつとは)。
「いくら?」聞かれて僕は何を思ったのか(いきなり質問されて焦った?)「39」と答えてました。「3900yen」と言えばいいものを。そしたら彼,スマホを見せてきました。「39円」と表示されてたので,僕は「00」を入力。
「ありがとございます」と日本語で礼を言ってくれました(日本じゃないのに。今の世界の若者って,日本語のあいさつを普通に出来るんですかね)。
恐らく彼は,35ドルが妥当な料金かどうか,ぼったくりでないか確認したのでしょう。安心してた様です。
写真=通勤時間でしょうか,バイクの列です(2人,3人乗りは当たり前の様で,家族全員?5人乗りも目撃しました・苦笑) -
バスの運転手が,やたらクラクション鳴らします。何なんでしょうか?
写真=田畑が広がってますが,こういうの見ると異国感なくなりますね -
2時間ほど乗った頃,英語で説明が。「もうすぐ国境だから・・・。それぞれ自分で・・・。」だけ聞き取れました、。
国境の町,モックバイに到着!
バス降りて,両替しないかと来るおばちゃんを振り切って,建物の中へ。
荷物検査はやらずにスルーです。陸路はユルいから?
出国審査の所に来ますが,パスポート返してもらってません。どうするのかな,としばらく他の乗客と待ちます。
ちなみに,ベトナム人とカンボジア人以外は,先程の僕に質問してきた若者の欧米系5人グループと僕だけです。更に待ってたら次のバスが来たようで,欧米人団体が続々。日本人いない・・・。
う〜む,レアな事やってる日本人なのかなぁ自分。とか思ってしまいます。
どうやら旅行会社の人がいろいろやってくれてたみたいです。入国カード書いたり?旅行会社の人に名前呼ばれ,パスポート受け取り,出国審査。あっさり通過です。
写真=モックバイの出国審査所です(後で撮影禁止だった事に気付きますが,右の軍服の人,ガン見してます・・・でも別に何も言われませんでした) -
外に出ると,バス1台止まってますが,僕が乗ってきたのではない様で。まだ来てないんだ,とその辺ブラブラします。
が,欧米系5人グループがそのバス乗ってます。あれ?確かうちらのバス「168」だったのにこれ「28」だよ?後ろには「28」の表示,前に回ると・・・「168」!・・・郷に入っては郷に従えです。乗ります。
写真=モックバイの出国審査の建物です -
イチオシ
写真は国境ゲートです。すぐ向こうがカンボジアになります。ひとまずベトナムを後にします。
さあ,いよいよアンコール・ワットのあるカンボジアだ!
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