2015/03/11 - 2015/03/11
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akikoさん
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お世話になった方の退官記念パーティーがあり、京都を訪れた際見かけた今春の『東山花灯路』のライトアップ。
何回か見たことがあった『花灯路』、何度見てもやっぱりきれい(*^^*) この日は夜遅かったため、八坂神社から円山公園あたりまでだけちらっと見ただけでした。やっぱりもっと見たい、ということで翌日出直すことに。
翌日の午後遅く、阪急河原町からまず清水寺に行き、その後、京都の趣を感じられる坂道をくだり、露地行灯などでライトアップされた散策路をゆっくり楽しみながら八坂神社まで辿りました。
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東大路通から東に上がり「八坂の塔」が見える道を進みます。
着物姿のカップルが素敵だったので、塔をバックに写真を一枚。
今春は着物姿の観光客が多いのにびっくりです!今までも着物姿の方たちがチラホラいましたが、今年は特に若い女の子中心に外国からの方も含め、非常に多くの人たちが和装姿で観光しているのを見かけました。 -
清水寺に着きました。
丹塗りの美しい「仁王門」です。 -
ライトアップイベント《花灯路》まで清水寺を拝観することに。
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石段わきに紅梅が・・・
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奥に清水寺のシンボルとも言える「三重塔」が見えてきました。
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三重塔の手前の「西門」横にも梅が咲いていました。
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ぐるりと回ると、仁王門の後ろに京都の街が見えました。
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これは、「西門(さいもん)」で、ここから見る西山の日没は素晴らしく、極楽浄土に往生する入り口の門として考えられていたそうです。
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桃山様式の美しい彫刻が見られる「鐘楼」
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「三重塔」は1632年の再建で、次第に色が褪せてきたため、2013年秋から塗り直しの工事が行われてきたそうです。2月末に塗り替え工事が終わり、ピカピカの朱色です!
この三重塔の中には、大日如来坐像が祀られているそう。内部は豪華絢爛な極彩色で彩られているのだとか・・・中もぜひ見てみたいものです! -
隅をアップすると極彩色文様が施されていることがわかります。
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屋根の四隅に鬼瓦があるのですが、東南の角だけは龍の鬼瓦なのだそう。
清水寺のホームページによると、"もともと京都は火伏せの神が鎮座する愛宕山が西北を守っており、反対側の東南が弱点になるため、水の神である龍神を置いたといわれています"という説明が載っていました。 -
お堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てた、"胎内めぐり"が体感できることで有名な「随求堂」。
真っ暗の中を、壁に巡らされた数珠を頼りに進み、この菩薩を象徴する梵字が刻まれた随求石を廻して祈り、お堂の上に戻ってくるというものです。心の生まれ変わりを体験できるということで、以前体験しましたが、本当に真っ暗で怖い思いをしたことだけ覚えています。 -
随求堂の近くにある、右の石灯篭は「景清の爪形観音」。
火袋をくりぬいた火穴の中に平景清が手の爪で彫刻したと伝えられる小観音像が祀られていて、天気が良い時には一部見えるのだそうです。爪で彫刻?? 穴を覗いてみたものの・・・でした。 -
北総門の少し先に、様々な石仏が並んでいます。
調べてみると、一部は、かつて京都の各町内にお祀りされていた「お地蔵さん」だったようで、明治の廃仏毀釈の際に、捨てるに忍びないと京都市民から寺に運び込まれたものなのだそうです。 -
真新しい前垂れが、今でもお祀りする人がいることを物語っています。
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午後5時半で、拝観が終わりました。
夜の特別拝観は6時から始まります。6時近くになると仁王門下は、特別拝観を待つ人でいっぱいになってきました。西の空を見ると・・・
ちょうど、太陽が沈む寸前で赤く染まっていました。 -
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6時になり、夜の特別拝観が始まりました。
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出たばかりの境内西門の横を通り、奥に進んでいきます。
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本堂まで来ました。
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本堂前には有名な「清水の舞台」があり・・・
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舞台からは見晴らしが良く、京都市街など遠くまで見えます。
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南の方には、錦雲渓を隔てた丘の上に「子安の塔」が見えています。
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本堂をあとにし進んでいくと、「音羽の滝」の方に下りていく石段が見えてきます。
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「阿弥陀堂」前あたりからの景色です。
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木々の中で浮かぶように佇む本堂。
大きな屋根は、ヒノキの皮を薄く重ねた檜皮葺き。
清水寺は、平安京が造営される前から建っていた数少ないお寺の一つで、ずっと昔から時を超え、ずっと賑わいを見せているのだそうです。 -
遠くを見ると・・・
京都タワーがすくっと立っているのが見えました。 -
「子安の塔」が大きく見える場所までやって来ました。
この塔は、明治の終わりまで仁王門の左手前に建っていたそうです。再建されたのでしょうが、もともとは、なんと奈良時代の聖武天皇の皇后が安産を祈ってお参りしたと伝えられている相当由緒のある塔なのだそうです。今は錦雲渓を隔てた丘の上に移築されています。 -
順路にしたがい進みぐるりとまわると、今度は本堂が正面に見えました。
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先ほど舞台から眼下に見えていた「音羽の滝」までやって来ました。
清水寺の寺名の由来となった滝。ここから流れ出る水は「黄金水」「延命水」と呼ばれ、清めの水として尊ばれてきたそうです。
3筋に分かれて清水が落ちているのを柄杓ですくっている姿が見えます。 -
先ほど、上から見下ろした石段。
結構長い階段で、かなりの高低差があることがわかります。 -
「清水の舞台」下を支える骨組みが美しくライトアップされています。
急な崖に、最長約12メートルの巨大な欅の柱を並べ、「懸造り」という手法で、釘を一本も使わずに組み上げられているそうで、骨組み自体がデザインとなっている木造建築です。 -
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下の参道を歩いていると、三重塔がまた見えてきました。
青い一筋の光が夜空に向かって斜めに放射されています。 -
「仁王門」前まで戻ってきました。
これで清水寺の夜の特別拝観は終わり。 -
参道の両側に、門前会のお店がずらりと並んでいます。
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その中でも、必ず足を止めるお店があります。
このお店の前では、毎回、目が釘付けになります(o^^o) -
本当は写真に撮るのはいけないのかもしれないのですが・・・
今回も撮らせていただきました。 -
このライトも素敵!
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手前のお香入れがたまらなく可愛くて・・・
これも写真を撮らせてもらいましたm(__)m -
歩いていると、清水寺塔頭の「真福寺」の大日堂がありました。
中をちらっと見ると、仏像が見えました。
そして、「東日本大震災のプロジェクト」という文字が・・・ -
中に入り、説明板を見ると、次のようなことが書かれていました。
「東日本大震災の津波で流された名勝高田松原の松、鎮魂と復興の祈りをこめ、一万人以上の方々が『ひとノミ、ひと削り』に参加 奉納・大日如来坐像」
京都伝統工芸大学校の学生の皆さんが陸前高田の流出松を仏像に再生するという「陸前高田復興プロジェクト」で作成された仏像だそう。
流失松は海水を吸った傷だらけの松の木で彫刻用に適さない木材だったにもかかわらず、陸前高田市を皮切りに、塩釜市、神戸市、大阪市などへ制作中の像を運び、参加者にノミを入れてもらいながら完成させたそうで、多くの人の復興への思いや祈りがいっぱい詰まった仏像なのだそうです。 -
「産寧坂」を下り・・・
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参道のお店に立ち寄ったりしながら進んでいきます。
この先の「二年坂」へ折れる道で、ちょっと寄り道をすることに・・・ -
寄り道先は、「八坂の塔」が見えるスポット。
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「八坂の塔」と呼ばれ、東山を代表するランドマークとなっている塔は、法観寺の五重の塔。
聖徳太子が如意輪観音の夢告により建てたとされ、その際仏舎利を三粒を収めて「法観寺」と号したと伝えられているのだそうです。 -
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また、「二年坂」あたりまで戻り、坂を下っていきます。
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すると、遠くから賑やかな声とお囃子が聞こえてきます。
地元の小学生たちが拍子木や鉦、太鼓を鳴らしながら、そしてわらべ歌を歌いながら"火の用心"で練り歩いているのだそう。見ていてとても微笑ましく思ったのと同時に、このような昔からの生活の知恵としての伝承行事を子供たちに受け継ぎ、今なお続けているのは素晴らしいと思いました。 -
「一寧坂」まで下りてきました。
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"西陣織"で作られた暖簾が和風で素敵です!
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続く「ねねの道」の向こうから、また練り歩く一団がやってきました。
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「狐の嫁入り巡行」の一行でした。
古来より、狐のお面をつけたお嫁さんの姿が縁起が良いとされているそうで、人力車と提灯行列によって再現されているのだそう。 -
「春光院」前に、京都ならではの球体の竹細工の入れ物に入った生け花が・・・
若手華道家による斬新な作品が見られる"現代いけばな展"の作品の一つのようです。 -
人気スポットまで来ました♪
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石畳が続く風情ある路地として有名な「石塀小路」の入口。
両側に京町屋や和食の飲食店が建ち並ぶ独特の街並みがなんとも言えず素敵です。 -
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「石塀小路」前の高台寺公園に花灯路の「行灯ギャラリー」がありました。
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高台寺公園の階段を下りたところから、来た道を見ると・・・
「八坂の塔」が遠くに見えました。この景色も京都らしいような。 -
"ねねの道"にある「圓徳院」あたりに人だかりが。
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圓徳院前では、(プチ)プロジェクションマッピングが行われていました。
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規模は小さいけれど、圓徳院は私の好きなお寺です。
今回も清水寺以外でここだけは拝観することに・・・ -
長屋門の正門が見え・・・
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門をくぐると南庭が見えてきます。
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ここ圓徳院は、豊臣秀吉に先立たれた正室・ねねは、夫との思い出のいっぱい詰った伏見城の化粧御殿と前庭をここに移し、自らの住まいとしたのだそうです。
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こちらが思い出の南庭。
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庭の左に咲く小ぶりの梅の花がちょうど見頃でした。白砂に木の枝が影をおとし、ちょっと素敵なスポット。
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石庭の北庭が鑑賞できる北庭に来ました。
先客の方たちがライトアップされたお庭をじっくり眺めておられるようでした。
北庭は、もともと伏見城の化粧御殿の前庭だったところを移したという。 -
お庭は枯山水で、多数の石組みが見られます。
このように大きな岩や石をふんだんに置かれている庭は珍しく、これが桃山時代の豪華さをあらわしているのだそうです。 -
こちら側は、手水鉢があり茶室に続くお庭のようです。
私もこのお部屋で夜の静かなお庭を見せてもらいながら少し休憩しました。 -
圓徳院をあとにし、すぐのところに、新選組だった人達が『御陵衛士(ごりょうえじ)』という組織を名乗り屯所とした場所だったとされる「月真院」のお庭が開放されていました。
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ねねの道の突き当りに大雲閣の「祇園閣」が見えてきました。
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そう言えば、去年の9月に夏の特別拝観で「祇園閣」に上りました。楼上からは、大文字焼きの「大」「妙法」「舟型」など、八坂の塔、京都タワー、東本願寺、平安神宮の鳥居、知恩院の三門など京都市内を広く見渡せたことを覚えています。
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「祇園閣」前にも素敵な生け花がありました。
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大谷祖廟に続く道にも灯りの道がありました。
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その反対側の参道に"大学のまち「京都・伝統の灯り展」"が催されていました。
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京都の大学生たちが自由な発想で伝統の灯りを創作したのだそうです。
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今年から「長楽館」で万華鏡・光と音のファンタジーが行われています。
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円山公園の池が水鏡のようになっています。
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ここにも早咲きの桜でしょうか、桜をアレンジした素敵な生け花が飾られていました。
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円山公園は、現代生け花展の会場にもなっていました。
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青森のねぶた祭の原型とされる「粟田大灯呂」が円山公園に並んでいました。
「粟田大灯呂」は京都東山に位置する粟田神社で毎年10月に行われる粟田祭で巡航しているのだとか。 -
八坂神社まで戻ってきました。
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西楼門から出て『東山花灯路』を見終えました。
何度訪れても飽きることはなく
早春の京都東山の街並みは素敵でした♪
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この旅行記へのコメント (4)
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- こあひるさん 2015/03/17 14:25:45
- 灯りだけでなく・・・
- akikoさん、こんにちは〜!
東山花灯路、素敵なイベントですね〜。
清水寺の境内の様子も色々わかって面白く拝見させていただきました。色とりどりの前垂れをかけたたくさんの石仏が圧巻ですね〜。
灯りにもさまざまなデザインがあり、昔ながらの形からモダンなものまで・・・そして、灯りだけでなく、お花や庭園のライトアップなど、町中で協力して、すてきなイベントとなっているのですねぇ・・・。
こあひる
- akikoさん からの返信 2015/03/17 23:57:57
- RE: 灯りだけでなく・・・
- こあひるさん
コメントありがとう〜〜♪
> 東山花灯路、素敵なイベントですね〜。
春は東山で、秋(ほとんど冬)は嵐山で催される『花灯路』素敵なんです〜 京都は昼間も魅力があるんですが、夜ライトアップされるとスポットが浮き上がりどこも昼間以上に素敵に見えます。
> 清水寺の境内の様子も色々わかって面白く拝見させていただきました。色とりどりの前垂れをかけたたくさんの石仏が圧巻ですね〜。
たくさんの石仏は"千体石仏群"と呼ばれるそうです。私は今まで清水寺に何度も訪れていますが、千体石仏群を見たのは今回が初めてでした。みなさんが持ち寄ったそうなんです。もしよかったら、清水寺の境内図のURLを載せるのでチェックしてみてください。左上に池があり「成就院」があり、その前あたりに石仏が多くありそうなところをクリックすると「千体石仏群」の説明が別ウインドウで現れます。
http://www.kiyomizudera.or.jp/info/index02.html>
> 灯りにもさまざまなデザインがあり、昔ながらの形からモダンなものまで・・・そして、灯りだけでなく、お花や庭園のライトアップなど、町中で協力して、すてきなイベントとなっているのですねぇ・・・。
京都には伝統技能が多くあり、毎年新しい露地行灯などの灯りが作り出されているみたい。このような美しい灯りを見るだけでも(*^^*)になれます。
毎年京都市内の寺社や企業、大学などが協賛し、そして地域の人たちも参加して花灯路を盛り上げているようで、この時期になるとメディアにも紹介され、見に行きたくなってしまいます。狐の嫁入りや子供たちの火の用心の練り歩きも良かったな♪
akiko
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- 旅するうさぎさん 2015/03/14 22:04:57
- 東山花灯路
- akikoさん、こんにちは。
東山花灯路のライトアアップ、素敵ですね。
八坂の塔、石塀小路、圓徳院のお庭・・・
京都らしい情緒があって、美しいです。
そぞろ歩きが楽しそうです。
現代生け花展も開催されているのですか。
暗い中、ライトアップされたお花の造形は
昼間見るのとまた一味違って、幻想的で美しいですね。
旅するうさぎ
- akikoさん からの返信 2015/03/15 10:31:30
- RE: 東山花灯路
- 旅するうさぎさん、こんにちは♪
見ていただいてありがとうございます(*^^*)
> 東山花灯路のライトアアップ、素敵ですね。
> 八坂の塔、石塀小路、圓徳院のお庭・・・
> 京都らしい情緒があって、美しいです。
> そぞろ歩きが楽しそうです。
京都らしい景色、風景って惹かれますよね。
四季それぞれのお花が綺麗であったり、四季それぞれのイベントが京都市内で毎日のように行われていて、何度訪れても毎回感動があり、奥が深く飽きることがありません。
> 現代生け花展も開催されているのですか。
> 暗い中、ライトアップされたお花の造形は
> 昼間見るのとまた一味違って、幻想的で美しいですね。
花灯路では、毎回"現代生け花展"が円山公園を中心に開催されます。
メインイベントの一つのようです。やはりきれいなお花があると華やかになります♪
旅するうさぎさんはフラワーアレンジメントをされているんですよね。実際見られたら、もっと美しさがわかってもらえると思います。機会があれば、ぜひ、夜に浮かび上がる幻想的な生け花を見に行ってみてくださいね(^_−)−☆
akiko
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